ガールズ＆パンツァー GIRLS und PANZER 1952輌目

名無しさん＠お腹いっぱい。

アンチョビを誘い出すため、アンツィオ高校に忍び込み、ペパロニとカルパッチョを攫う

さらにアンチョビに対して「2人をあずかった、〇〇に一人で来い、来ないと2人殺す」と書置きを残す

2人を監禁した倉庫にチョビが来るまでの間、まずペパロニが拷問を受ける
舌噛切防止の猿ぐつわをつけられ、腕・脚を縛られたペパロニ
右腕に肉斬りナイフを突き付けられる
「おまえ、体に刃物刺さったこと、あるか・・・？味わわせてやるぜえ」
痛みへの恐怖と死の恐怖のあまり、震えが止まらないペパロニ
倉庫内の数メートル先では、同じように緊縛されたカルパッチョが涙を流しながら何かを訴えている
テープで口を閉ざされているため何を言っているかは聞き取れない、無視していいだろう
「では・・・刺すか！」
思い切り加速をつけ、ペパロニの腕に向かいナイフを走らせる！
凄まじい苦痛を覚悟するペパロニ、展開されるであろう凄惨な光景に目をぎゅっとつぶるカルパッチョ！
しかしナイフは刺さらなかった・・・なぜ・・・？
「フヒヒ、一発で刺しちゃあ、恐怖ってモンが味わえないだろう？安心しろ、いずれ刺してやるからよ。いつかは分かんねえけどなあ！！」

極限の緊張から解き放たれたペパロニとカルパッチョ。
解き放たれたはずなのに・・・なぜか・・・さっきより・・・震えが・・・恐怖が・・・！
「ペパロニぃ、おまえこう思っただろ？今刺されていた方が楽になれたのに、ってなあ・・・」
そんなことはない、ペパロニはそう思った。だが、どうして、どうして・・・体の震えはますます・・・
「じゃあ、次行くぞ、また右腕にブスッ・・・だ」
次！？もう！？ペパロニはそんな表情を浮かべる
「おいおい、そりゃソッコーで次行くに決まってんだろ！日が暮れちまうぜーえーへへ」
その言葉が放たれてすぐ、先ほど以上に加速したナイフがペパロニに迫る！！
ペパロニもカルパッチョも、恐怖に震える間もなかった！！

しかしナイフはまたも、ペパロニの右腕の手前で止まった・・・
「・・・んん？今回は、先と同じほどには、震えておらんなー？お前らもしかして、このまま助かる、傷がつかない、苦痛なしで済む、とでも思ってないだろうなあ・・・？」
そう言うと、ペパロニの右腕にほんのわずか、剣先が突き立てられる
ペパロニには確かな鋭い痛みが走り、腕からは血の筋が流れ出る・・・
そして再び、激しく、震えだす、ペパロニの身体・・・！！
その震えは先ほどの比ではなく、ついにペパロニは小便を漏らし、涙と鼻水をだらしなく垂らし、地面に胃の内容物を吐き出した
ペパロニの醜態を見て、カルパッチョも恐怖を一層強くする。凍えるほど寒い、助けて、彼女は思った。

「ふん、ようやくお前らの運命が死だと理解したようだな。だがな、これからお前らは惨たらしく、限界の苦痛を味わうんだ・・・。お前らのその豊かな髪が、ボサボサの総白髪にばること、約束してやるぜ」

（続く）