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ワンダーエッグ・プライオリティ ★25個目

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2023/10/30(月) 06:47:24.77 ID:CVN0sQYn0.net
上記のような構造はEp11のフリルに関しても同様に当てはめることができます。
フリルはアカと裏アカの考える「少女らしさ」によって創造された「14歳の少女」です。
(アカ裏アカのセリフに偏見があったとしても、それはそういう偏見が世の中に存在するということを示していたり、キャラクターの考えであるだけで、作品がそれを肯定しようとしているわけではないと思います。フリルのような存在が作られる経緯に必要なものになっています。作家の価値観だと言って腹を立てるのは筋違いです。)
フリルは「14歳の少女」として創造されたため、肉体的にも精神的にも14歳の少女から成長することができません。愛を求める立場の「子供」として創造されたため、誰かに愛を与える側、つまり「大人」にもなれないのでしょう。
フリルはそんな「創作物の少女」です。
アカ裏アカとフリルの関係性は、クリエイターや視聴者と創作物のキャラクターの関係性を重ねることもできるのではないでしょうか。

フリルのEp11での状況は大戸アイの状況と類似しています。
Ep11をそれまでのエピソードの構造で捉えれば、フリルが対比になって大戸アイの心理が示唆されていると捉えることができると思います。それによって大戸アイは母親や小糸に嫉妬心を抱いていた事が推察できます(これに関する伏線はEp6の演出にも感じられます)。
そんな大戸アイがEp12で「小糸に感謝したい」「母親を応援したい」と言えるまでに至ったことにより、大戸アイがEp11のフリルのような「かまってちゃん」から精神的に成長していることを観ることができるのです。

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