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松任谷由実インタビュー・新アルバム空前200万枚へ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 22:10:40 ID:9IAFT5Q/.net
売れれば売れるほど自由になれるんです − ユーミン

 ユーミンこと松任谷由実の新作アルバム「ラヴ・ウォーズ」(東芝EMI)が、
驚異的な売れゆきを見せている。十一月末の発売ですでに百八十万枚。
早くも昨年のアルバム「ディライト・スライト・ライト・キス」の通算百七十八万枚を超えた。
来年の初めには二百万枚突破が確実視されている。
日本のポップス史上、最高の記録になることは間違いない。


作品にテーマ、組織的にPR 「繁栄の時代と同調」

 一昨年あたりからユーミンの作品は宣伝が組織化され、
売り方にも加速度がついてきた。テレビの歌番組にはほとんど出ない。
会社員向けの雑誌のインタビューも受けない。そのかわり、
ファン層が読むメディアの取材には最大限応じる。
今回は新聞雑誌のインタビューが約五十本、ラジオ出演が三十回。
インタビューなしの記事も百数十の雑誌に掲載された。
このほか、レコードには珍しく広告も多数。
東芝の担当者は「車やビールの広告よりもはるかに認知度は高いはず」と胸を張る。

 ユーミン本人は「売れ行きに関してプレッシャーなんて感じません」と淡々としている。
「自分がその作品に入魂できてれば、数字なんて関係ないです。
いくら宣伝しても作品が悪ければ売れないし、自分があまりに一般化して価値が下がるとも思いません。
『あそこもテレビ買ったんだって、やあねえ』ってテレビ買うのを止める人はいないでしょ。
それと同じです。三十万を五十万にする時の方がエネルギーが必要でしたね。
今後二百万から五百万なんてあっという間かも知れない」

「売れるものならば出来るだけ売りたいんです。売れれば売れるほど自由になれるんですよ。
私生活を放っておいてもらえるし、作品でも実験が出来るようになるし」

 最近のユーミンは作品に統一テーマを設定し、ブームの引き金を作る。
前作のテーマは「純愛」だった。今回は「恋の任侠」だ。愛を信じて突き進むラブソングが集めてある。
ユーミン自身の実体験や私生活をのぞかせず、魅力的な虚構を描いて見せるところが、
他の多くの歌手とは一味違う点だ。
 来年六月まで全国で開催中のコンサートの豪華さも話題。コンピューター・システムを駆使して演奏、
映像、照明をシンクロ(同調)させたステージは、通常のコンサートのレベルを超えている。

「派手さで目を奪うんじゃなくて、終わったときに音楽やあたしの人間性が強く印象に残っているように、
全てを底に収れんさせたステージ。そういうものを作ろうとするとお金はかかる。コンサートは赤字です。
でもただお金をかければだれにもできるってものじゃない。ある印象、ある想念を伝えるためには、
どんなステージを作ればいいかというノウハウがあるんです」

 東芝EMIでは、ユーミンの潜在的ファン層を十五歳から三十五歳の女性、一千万人と想定して、
「将来的には四百万枚までいける」と計算している。

「あたしは時代とシンクロしちゃいましたからね、幸運にも。六十歳くらいまでこのままでやれると思う。
もしもあたしが売れなくなるとしたら、日本の社会が何か変わる時だと思う。
ひばりさんが日本の復興の象徴だとしたら、あたしは繁栄の象徴なんです」




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