バーメッカ殺人事件の正田昭

121 ：名無しさん＠お腹いっぱい。：2011/01/31(月) 17:00:10 ID:???.net

メッカ殺人事件は正確にはグループによる犯行であり、正田昭はその主犯であった。
当時24歳で慶応大学経済学部を卒業していた。 結構な美男子だったこともあり
指名手配されていた時分に世間の一部で、ちょっとした芸能人のような扱いをうけている。
事件発生後、刑事たちは水商売関係の女性を中心に手配写真を見せ聞き込みをはじめた。
すると、女たちは口ぐちに正田の美貌を誉めそやし、逆にその写真を刑事にねだる有様。
手配写真を渡すと女たちの多くはあたかも恋人の写真であるかのように大事にしまい込
んだという。
「あたい、こんな男がいたら、それこそ血道をあげっちゃまうな。コロシなんか何よ。
あたい、かくまってやるわ」などとのたまう女もいたらしい。

正田昭の手配書は全国の警察署に配布されたが肖像写真に眼鏡をかけたり頭を坊主
にしたりという簡単なモンタージュがつけ加えられた。
これは日本におけるモンタージュ写真手配の第一号になる。

正田は近視であり、日ごろは度の強い眼鏡をかけていたが逮捕された時は眼鏡を
かけていない。不思議に思った警察官が眼鏡のことを尋ねると、正田は「コンタク
トレンズをつけている」と言った。
しかし、当時その場に居合わせた捜査官たちの誰一人、コンタクトレンズの存在
を知らなかった。