【1992年】市川一家4人惨殺事件【少年犯罪】 part.2

名無しさん＠お腹いっぱい。

ちなみにこれは淡路島5人殺害事件・平野達彦の判決文だけど、こっちでは「被害者5人全員への殺害行為についていずれも死刑を選択」となってる。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/683/086683_hanrei.pdf
何が違うの？と俺も疑問に思ったが、第1・第2の殺人がほぼ同一機会である上、
侵入当初は空き巣目的に過ぎなかった関と違い、平野は最初から明確な殺意の下に行動していることが違いを分けたのだと思う。
ここでも「正当な理由なくサバイバルナイフ１本を携帯した」…銃刀法違反について「懲役刑選択」となってはいるが、
前述の5人に対する殺人罪で「死刑選択」となっている以上そちらが優先されるため、そのナイフの「没収」以外の刑は科されていない。

ところで、死刑執行直後にこの事件のマスコミの報道姿勢についてネット民（特にいわゆるネトウヨ）がガヤガヤ騒いでたな。
まぁ確かに「長女から事情聴取」みたいな書き方は「長女が事件に関与しているという予断」を与えかねないものではあるけど、
流石にどこの新聞も「長女が共犯」とまで明確に断言したような報道まではしていないんだよな。
それも理解せずに外野のネット民が「やれマスゴミガーパヨクガー」と騒がしい上に
朝日新聞・毎日新聞叩きのダシに使ってて、そっちの方が流石に見てて不愉快だった。
マスコミ批判にこの事件を利用してた奴らこそ、ネット上に流れてた横江直人氏の顔写真（偽顔写真）をロクに調べもせずに拡散してたしな。
「四半世紀前の少年犯罪でそんな鮮明な（しかもカラーの）顔写真が出回ってるかよ」とか、誰も変だと思わなかったのか？
それこそ「本物の」顔写真なんざ、事件当時の新聞報道を探せば「事件直後の週刊誌に載った」という情報が出てくるし、
それを手掛かりに国会図書館のパソコンいじれば『週刊新潮』1992年3月19日号の「本物の顔写真」掲載記事を捜し出すこと自体、別にそう難しくないと思うが。

しかもそいつらに限って朝日・毎日の（死刑執行で）「国家に人命を奪われた」「更生可能性が絶たれた」という表現に対してもわざわざ噛み付いてて、
「お前らそんな真似しかできねえのかよ、そんな暇があるなら図書館でも行って事件について真面目に調べて来いよ」と思ったもんだ。
「国家に人命を奪われた」という表現は読売も、「更生可能性が絶たれた」という表現なんて産経でさえ使ってるのに、そっちについてはガン無視してたのがあいつららしいよな。
俺はバリバリの死刑存置論者でこいつの死刑執行自体は至極当然だとは思うが、
別に「国家に人命が奪われた」こと自体は事実なんだし、むしろその事実の報道自体を封殺しようという方が恐ろしいよ。