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ガンダムSEED DESTINYと経済(@w荒

1 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:11:49 ID:XC4M7mAU.net ?##
あーあ、結局捕獲した2機のガンダムにイザークとディアッカが
乗るんだろうなと思いつつ、ヲレが考えたのはガンダムSEED DESTINYと
経済及び歴史の関係だった(@w荒

デュランダル議長が述べたように
戦争の根本的原因はビジネスであり、経済である。
戦争は歴史をつくる(@w荒

そのために
バンダイの静岡工場もフル稼働生産してるわけだ(@wぷ

キーワード:
 相転移 ヘーゲル 現象学 存在論 ハイデガー カオス 
 自己言及性 自己相似性

2 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:14:33 ID:XC4M7mAU.net ?##
存在概念を放擲し、判断停止(エポケー)の態度を旨とする
現象学と、存在の根本「ある」を対象範囲とする存在論は、
一見敵対する関係にあるように見える。
ハイデガーの「存在と時間」を見てフッサールがヴチキレたのは
有名だ。
だが、「有」概念はシステムの構成要素である
エージェントの相互作用の程度や頻度が高度化し、
新しい存在の「秩序」が相転移して現れるときに
そもそも生成されるもので、
ハイデガーが後期の研究でヘラクレイトスを好んで
研究したことからもわかるように、
有と無は「相転移」概念によって結び付けられているものであり、
「閉じつつ開き、開きつつ閉じる」というあの有名な
ハイデガーの言葉通り反対概念の対立と調整、
つまりヘーゲル的に言えば止揚(das Aufheben)が重要な
キーポイントになってくることがわかるはずだ(@w荒




3 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:15:03 ID:XC4M7mAU.net ?##
正反合というヘーゲルの有名な三つ組みは、
中世の神学の父-子-精霊という三つ組みを
思想的ゲノムとしている(@w荒

おそらくこの3つ組みの思考型式は古代から伝わるもので、
日本の神話の3柱や、インドの3神に見られるような
人間のプリミティブな思考や概念形成の基本構成要素形式に
対応している(@w荒

つまり、認識や思考における
人間のニューラルネットワークの
基本的仕組みを現している可能性がある(@w荒





4 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:15:41 ID:XC4M7mAU.net ?##
人間の歴史とは人間の脳による認識の世界への写像(マッピング)で
あるならば、この三つ組みが歴史を解釈する上で
基本的な道具概念たり得る可能性はある(@wぷ



5 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:16:03 ID:XC4M7mAU.net ?##
単純なパターンが組み合わさって
うまい具合に複雑な構造を編んでいく、
という人間の遺伝子が司る生成の在り様は、
より高度なレベルでも該当する可能性がある。

既存の近代経済学がいつまで経っても
数学モデル作り以上は何ら成果を挙げることができない
猿の反復ヲナニー状態になっているのは、
存在にモデルを当てはめることに熱中し、
極めてプリミティブな事実を看過しているからだ(@wぷ




6 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:16:24 ID:XC4M7mAU.net ?##
そのプリミティブな事実とは、
人間が生物であり、
試行錯誤的で自己言及的な存在形態及び行動形態を
採用していることである(@w荒

近代経済学が多用している線形的な曲線の方程式は、
生物としての人間の営みの自己言及性と自己相似性を
反映しておらず、最善でも出来の悪い近似程度の
成果しか挙げることはできず、
ましてや予想などできるはずもない(@wぷ




7 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:16:51 ID:XC4M7mAU.net ?##
ヘーゲルを継いだと自称するマルクスの用いた螺旋のイメージは、
カオスアトラクタにその概念的近接性を認めることができる(@wぷ

ただ、マルクスの問題点については既に

http://qa.2ch.net/test/read.cgi/argue/1105887229/
で述べた。
纏まったものは↓にある(@wぷ
http://ch.kitaguni.tv/u/310/0000174115.html





8 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:17:38 ID:XC4M7mAU.net ?##
ヘーゲルが歴史論で述べた「自由の自己展開」という
概念は、「環境適応のための自由な試行錯誤」と
解釈すれば実りがある。
同じように彼が述べる歴史の根本にある「理性」は、
そのままでは実りある解釈を産出するとは思えない。

生物である人間の歴史は、試行錯誤によるエルゴード性を
希求しつつも、
いわば複合的なカオス系の「正反合」によって形成されている
性質を色濃く見せているからだ。




9 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:18:13 ID:XC4M7mAU.net ?##
ガンダムSEED DESTINYにおける
核エネルギーシステムについて考えてみよう。
フリーダムに搭載されているこのシステムは、
地球連合軍によりユニウス7を核攻撃された
ザフトがニュークリア・ジャマーを地球に打ち込んで
不可能となった核エネルギーの利用を
ニュートロン・ジャマー・キャンセラーによって
再び利用可能としたものである。
だが、インパルスやザクにはこのシステムは採用されていない。
補給が不要なある意味で無限のエネルギーシステムで
あるにも関わらず、ザフトはインパルスやザクには
あくまでも補給を前提とした
システムを採用したわけだ(@wぷ




10 :東京kitty ◆a1GNWHiwwM :2005/04/16(土) 21:18:33 ID:XC4M7mAU.net ?##
同じような例を、
現実の世界の原子力システムに関しても見ることができる。
開発当時、最も安全なシステムと考えられていたのは
高温ガスによる冷却システムだったが、
これは採用されなかった。

アメリカがソ連との技術開発の過程で
ともかく素早く開発できるシステムを採用したからである。
そのため現在でもヲレたちはいつ事故が起きるか
わからないシステムの中で生きているわけだが、
これも技術的には最上とは限らないが、
ある時点での一見偶発的な(だが量子論からすれば
無関係ともいえないわけだ(@wぷ
というか別系のカオス系との接触・調整の結果
採用された技術がロック・イン(錠入)されてしまった。

少なくとも、技術的に見れば
ここには歴史の「理性」は垣間見れない。




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