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【家庭】家族とは一体何ぞや【崩壊】

1 :RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/20(水) 01:45:11 ID:6F0EwDhP.net ?##
親殺し子殺し等の親族の殺害事件が頻繁に起きている昨今
家族とは一体なんなのかもう一度考えなおす必要があるのでは無いかとよく考える。
私たちは何故、家庭を築こうとするのだろうか?

一般に家庭崩壊が社会現象となると離婚率が上がると言われるがそうではない。
誰でも結婚に失敗する可能性はあるが実家の家庭が崩壊していなければ
さっさと心の拠り所となる愛情を与えてくれる両親の元に帰れば良い。
しかし、家庭が崩壊しているとそうはいかない。
帰る場所を失い現在所属している家族という関係へ追い込まれる。
愛のない家族と言う閉鎖的環境で生きる事を強いられるために悲劇は起こるのでは無いだろうか?

1799年までの大名百家、旗本百家での女性の離婚率は約11%。再婚率も59%である。
現在、日本では離婚が増えたと言われているが、離婚率は平成14年でも約2.3%である。
これはいかに江戸時代、離婚、再婚に抵抗がなかったかを示している。
江戸時代の庶民の結婚の常識では、恋愛と結婚は別のものだった。
私たちの時代では、唯一無二の男女として恋をし、その結果結婚するのがいちばん幸せだ、と思っている。
しかし江戸時代では恋愛結婚のことを「浮気な結婚」と言った。
そして浮気な結婚は、してはならないわけではないが、いいかげんな結婚だと思われていた。
とは言っても結婚とは関係なく配偶者とは、別の人と恋愛する事は別に問題なかく
夫とは別の種から子供が生まれる事も往々にしてありうる事だったし農村部では祭りの後に乱交をする地域もあった。
元服を過ぎたくらいの男子の筆おろしは、だいたい近所の後家さんや奥さんがしていた。
現代の家族観は日露戦後の重工業化と都市化により、生まれた場所にいた者たちと死ぬまで一緒にいるが如き
ムラ的共同体が消滅し、都市部の住民に周囲が知らぬ者ばかりという環境が生まれ社会が混乱した事と
明治以降の民法や教育勅語によって造られた幻想である。

果たして自然な意味での家庭とは何なのだろうか?

61 :もぐりカウンセラー:2005/08/14(日) 17:26:28 ID:vK07GPDQ.net ?#
心理学の教授は、よくこう言いますね。
家庭にもし問題がなかったら、
心理学の教科書は映画のパンフみたいに薄っぺらになるだろうな、って。
家庭は、人間を保護するようでありながら、一番問題も抱えている。

自然な意味での家族、というものは、
社会規範と照らし合わせたものが家族なので、
存在しないとさえいえる。

はっきり言ってしまえば、
被災地なんかで、見知らぬオバさんとオジさんと、
それに身寄りのない子供が出会ったとすれば、
彼らが運命共同体として行動を共にすることはありうる。
これは家族と言ってもおかしくないようなものなのでは。

逆に、「これが家族なんだ」ということを押し付けられて、
窮屈になったせいで反動的に崩壊していっているのが現代なのでは。
まあ、個人主義が曖昧な現代の日本では、
まだ家族の存在もあやふやなわけですね。

心理学者の河合隼雄がこう書いています。

戦前の父親はコワかった。
しかし、父親が人として厳格だったからそう見えたかと言ったら、
個人としては怪しかっただろう、制度が父親をコワくしていたんだ、と。

戦後個人主義的な家族のあり方が日本に入ってきたわけですが、
家族とは何かが未だに定義づけされておらず、
昔の家父長制などをノスタルジーやロマンとして追い求めてみたり、
アメリカのマネをしようとしてみたり、で状況は混沌としています。
アメリカ的な家庭も、家父長制的な家庭も混在しているのです。

まあ、どちらにしろ、「心のエネルギーを使わなければどちらも破綻する」
と河合隼雄は述べています。
ゴタゴタを避けていてはダメで、本気でぶつかって、
喧嘩するくらいの意気込みがないと、家族なんてすぐに崩壊するよ、
ということですね。
確かに、家庭は様式と言うよりは内部の人間がどれだけ、
地を出しているかで決まってくるような気もするのです。

なんにせよ、河合隼雄の本はいいですよ。

横レスすみませんでした。

62 :スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/08/15(月) 01:21:14 ID:4ZZQxj0B.net ?#
お盆ですね。お墓参りには行かれました?

少子化が進むと、お墓の扱いはどうなってしまうんでしょうね。
昔みたいに多産で男中心だったら増える一方だったでしょうけど
一人娘とかのお家の場合、最終的には無縁仏になってしまうような。

63 :スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/08/19(金) 12:25:22 ID:QyMXWdh4.net ?#

コレ誤爆だったことに今頃気づきました・・・すみません
こっちに書くつもりだったス

卍葬儀について†〜死と愛と救いそして金〜
http://qa.2ch.net/test/read.cgi/argue/1109782928/

64 :ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/08/21(日) 12:30:57 ID:E6Ga7Wgt.net ?#
>>63
いや、誤爆だとしても、そこそこテーマに沿ってるようなw

65 :& ◆7W..rCCW7k :2005/09/26(月) 04:10:37 ID:590jbxyr.net ?#
>>59
いや、それほど冷めた家庭ばかりになれば、脱家庭運動でも起こるかなと

66 :運動か:2005/10/05(水) 22:06:09 ID:SvFiy5vS.net ?
家族が果たしてきた役割という観点から、考えてみたらどうかと思ったんですけど、
私の考える、家族の役割とは、

A.家族でなければ、味わうことの出来ない愛情関係、人間関係によって、
各家族の成員が精神的な心の充足を得る、そういう場であること。

B.0歳から3歳または、8歳くらいまでは、人間の子供が健全に育つ上で、
絶対に欠かすことの出来ない愛情を受ける場として、また、モラル、道徳、哲学、文化を
伝達し養成する等、次世代教育、育成の場であること。

C.社会の基本単位として存在すると同時に、個人にとっては、向き合っていかな
ければならない社会・国家とを隔てながら、緩衝帯として、守ってくれるという役割。

C.については、まだ十分に、まとまっていない感じがして、どう思われるかアレですが、
これらの役割を、果たせなくなった家庭が、崩壊へ向かっていると考えられるように
思います。

あと、離婚を取り上げていましたが、欧米は離婚率よりも、婚外子率のほうが、はるかに
問題です。つまり、結婚せずに子供を生み育てる率が、米国で30%くらい、ヨーロッパ
はもっと多くて40%から50%にも昇るのです。(ヨーロッパは事実婚も多いが)
これに対して、日本は2%とか3%というレベルです。
欧米では、最初から両親がそろっていない子供が、日本の10倍20倍というレベルです。

※ヨーロッパの事実婚は、離婚を前提にしているようなものですから、−もちろん事実婚の
人たちの離婚は、統計に乗ってきません。(もともと結婚していない…)


67 :rick:2005/10/06(木) 20:18:31 ID:ZMvvcnij.net ?##
>>66
1を読んでいたらあり得ない書き込みのような・・・

>欧米は離婚率よりも、婚外子率のほうが、はるかに問題です。
問題にならないように環境や法の整備がわりとできている。
貧富の差によりその恩恵を受ける事ができない人がいるのが欧米の問題。

>ヨーロッパの事実婚は、離婚を前提にしているようなものですから
家庭崩壊を未然に防ぐために離婚するカップルが多いのでこれも根拠がない。
子供の親離れが済んでから結婚するパターンが多いらしい。

68 :ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/10/10(月) 00:03:39 ID:jWCUMWOE.net ?#
斎藤学(さいとう さとる)の本(上でも上がってるが)は禿げしく参考になる。

69 :小六:2006/01/23(月) 20:09:23 ID:D8NMAXtO.net ?
利害団体

70 :ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/06/11(日) 07:17:36 ID:jENCrI/W.net ?
>>55
しかし1980年に167人、1990年に82 人、2000年に33人と段々減少しているよ。
核家族は今の方が多い気ガスるけど。
ttp://kangaeru.s59.xrea.com/G-baby.htm

それと>>54は元のスレで根拠が無い、論理的におかしい、
2000年の統計では日本はアメリカの半分だとの指摘もある。

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