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強姦レイプのゆうたさん不起訴

1 :バカは氏んでも名乗らない:2016/09/09(金) 22:25:22.00 ID:oMDgS/TB.net
前橋地検は9日、先月23日に前橋市内の宿泊先ホテルで
40代の女性従業員に乱暴するなどして群馬県警前橋署に
強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太
を不起訴処分にした。

426 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:29:11.12 ID:???.net
したがって僕は地元出身の3人に案内されるがままに車を運転し、人柱があるとされているトンネル、自殺者が後を絶たない滝など、心霊スポットを何カ所か回りました。
5人とも霊感とかそういったものは持ち合わせていなかったこともあり、特に変わったこともなく、僕としては少し期待はずれのような気がしていました。
程なく、中野が「次は、○○にある廃墟に行ってみない?」と言いだしました。
すると今井が突然焦ったように、「ち、ちょっと待ってくれ。俺、あそこだけは絶対に行きたくない。頼むから勘弁してくれ。」と言い始めたのです。
今井は、さきほど行った心霊スポットで、ヤバイとされている滝にふざけて立ちションをしたりするほど怖い物知らずな奴でしたので、不思議に思った僕達は理由を聞いてみました。
今井が言うには、「あの廃墟は本物だ。本当にヤバイらしい。ずっと昔に火事があって一家4人全員が焼死した家で、その後何度も取り壊そうとしたが、そのたびに事故などのトラブルが起きて、結局取り壊せないままになっている。
数年前に暴走族の数人がふざけてその家に火をつけたが、そこにいた全員が事故死している。」
と、ここまでは僕もよくあるネタ話だなーと思って聞いていたのですが、今井はこう続けました。
「浪人時代に俺の友達がそこに行ったんだ。そいつはそこで大変な目に遭った。そいつが俺に忠告した。『あそこだけは行かない方がいい』って。」
「大変な目」がどんなことは、いくら聞いても今井は教えてくれませんでした。
(続く)

427 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:29:59.61 ID:???.net
地元出身の中野と水谷も、「○○の廃墟」についての噂は聞いたことがあったらしく、「うん、あそこはヤバイらしいよね。やめとこうか。」などと言い出しました。
ところが、他の二人、つまり地元出身じゃない僕と竹田は、そんな話を聞いて俄然ワクワクしてきました。今までの心霊スポットが期待はずれだったこともあり、どうしてもそこに行ってみたくなったのです。
行きたい派の僕と竹田、行きたくない派の今井・中野・水谷でしばらくの間議論して、たどり着いた結論はこうでした。「その場所まで行くことは行くが、行きたくない派3人は車から降りない。どうしても家の中に行きたいなら僕と竹田だけで行く。」
僕たちはその廃墟に向かいました。
その廃墟は人里から少し離れたところ、うっそうと茂った草むらの奥の方に建っていました。
道端に車を止めると、背丈以上もある草むら(木々かも?)の向こうの暗闇に、その廃墟の2階部分がうっすらとようやく見えるほどでした。
つまり、その廃墟に近づくには、生い茂った草むらの隙間にわずかに残っている小径の名残?のようなものを10メートルほど奥にかき分けていかなければならなかったのです。
僕と竹田は車の中でもう一度3人を誘ってみましたが、3人は行かない、の一点張りでした。
仕方なく僕と竹田は二人で車を降り、「あいつら意外と臆病だよね。」「おー、ここはホントにけっこういい感じだぞー。マジで出そう。ワクワクするー。」などと言いながらその小径へと足を踏み入れました。
(続く)

428 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:30:57.76 ID:???.net
小径に一歩足を踏み入れたその瞬間、なぜか僕は言いようのない恐怖に駆られました。
小径を覆い尽くすかのように両脇から生い茂っている草、その奥の暗闇の中にうっすらと見える廃屋・・・
今まで感じたことのない、あまりの気味の悪さに僕は思わず足を止めてしまいました。
竹田も同じように感じたらしく、僕と竹田は小径の入り口で立ち止まったまま顔を見合わせ、話しました。
「ち、ちょっと・・・ヤバイな。」
「う、うん。ヤバイ。」
「どうする?やめる?」
「でも行きたいよな。」
「うん。行きたい。」
「やっぱ、二人だから怖いんだよ。あいつら連れてこようよ。」
そうして僕らはもう一度車に戻り、再度3人を説得にかかりました。
3人はやはり行きたくないの一点張りで、車中の説得は相変わらず平行線のままでした。
僕たち二人が車に戻ってから10分ほど経った頃でしょうか、僕はふと、あることに気が付きました。
室内灯がついてる・・・
僕は当然のように、半ドアを疑いました。
当時の僕のクルマはホンダのシビックで、ご存じの方もいると思いますが、当時(現在もかな?)のホンダ車には、運転席のメーターパネルの中に各ドア&トランクの開閉状態が図で表示されていたのです。
そこで、僕はそれを見てみると、助手席のドアが開いている表示が出ていました。
僕は助手席に座っていた今井に、「そこのドア半ドアになってるから、ちゃんと閉めて。」と言い、今井も、「あ、そう。」と言いながら、一度カチャッとドアを開けて、バタンと閉めました。室内灯も消えました。
しかし、そのときはまだ誰も気づいていませんでした。
その場所で車を降りたのは運転席に座っていた僕と、後部座席左側に座っていた竹田だけだったこと、一番怖がっている助手席の今井がドアを開けるわけがないことを・・・
(続く)

429 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:32:23.91 ID:???.net
ドアのことなどあっという間に忘れ、僕たちは再び車の中で行こう、行かないの議論(説得)を繰り返していました。
そしてさらに数分たった頃、僕はまた気づきました。
また室内灯がついてる・・・
表示を見ると、また助手席。
終わりの見えない議論に少しイライラしていたこともあり、僕は今井に少し強めの口調で言いました。「おい、さっきちゃんと閉めてって言っただろ。」
「え?ドア?お前何言ってんの?俺さっきちゃんと閉めたよ。」
「だってそこ、まだ開いてるぞ。」
今井はおそるおそるドアノブを引くと、明らかに半ドアの「カチャッ」という軽い音とともに、ドアは開きました。
今井は急いでドアを閉め、「ちょっと待ってくれよ、おれさっき閉めたよね?カチャッて開けて、バタンってちゃんと閉めたよね?みんな聞いてただろ?」
一同、「うん・・・。聞いてた。」
考えてみると、僕は室内灯が消えたのも確認していたのでした。
全員が今起こったことを反芻するために黙りこくった、その時でした。
それは聞こえてきました。静かに、しかしはっきりと力強い声で。
全員が今起こったことを反芻するために黙りこくった、その時でした。
それは聞こえてきました。静かに、しかしはっきりと力強い声で。
「・・・てよ・・・き・・てよ・・」
明らかにこの世の物とは思えない、おそらくは中年の女性と思われる声で、それは私たちに呼びかけていました。
「聞こえた!?」「今の聞こえたよね!?」「今の何!?」「逃げよう!」
僕はもうパニックになり、とにかく一刻も早くそこを離れなければと思い、ハンドルを握り、ギアを入れ車を発進させようとしました。
そこで、気づいたのです。また、室内灯がついていることに。
しかし、今度は半ドアではありませんでした。
横を見ると、なんと、今井がドアを開けて車を降りようとしているのです。
「おい!今井!何やってんだ!早く乗れ!行くぞ!」僕は叫びました。
(続く)

430 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:33:19.21 ID:???.net
「おい!今井!何やってんだ!早く乗れ!行くぞ!」僕は叫びました。
すると今井は、意外なことに驚くほど冷静な顔でゆっくりとこちらを振り返りました。
それは本当に何事もなかったような顔でした。
目がうつろとか、薄笑いを浮かべているとか、そのようなことは全くなく、普通の、無表情な今井の顔でした。
しかし、僕にはそれが逆に不気味に感じられました。
「俺、行かなきゃ。」今井は言いました。
「はぁ!?」
「俺ちょっと行かなきゃ。先帰ってて。」
「バカお前何言ってんだ!帰るぞ!早く乗れって!」
ところが今井はそのまま何も言わずドアを閉めてその廃墟の方へ歩き出してしまいました。
僕らはもう完全にこれはヤバイと思い、全員車を降りて今井を止めに行きました。
僕たちに取り押さえられた今井は、意外なことにそれほど抵抗もせず、きょとんとしたまま車へと引きずり戻されました。
僕はすぐに車を発進させ、帰途につきました。
車中で誰かが「今井、大丈夫か?」と問いかけると、今井は普通に「うん。」と答えていました。すこしボケーっとした様子でした。
何となく、誰もが先ほどの出来事にはもう触れたくないような雰囲気になり、僕らは口数少なく、コンビニに寄って、僕の家に帰りました。
まだすこしボケーッとしたままの今井のことは心配でしたが、誰かの冗談に微笑む様子も見られたので、そのまま5人で雑魚寝しました。
次の朝には、今井はすっかり元通りの今井に戻っていました。
(続く)

431 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:33:55.73 ID:???.net
少し経ってから、今井以外の4人で、あのことについて今井に話すのはよそう、という暗黙の了解みたいなものができました。
その後、僕たち5人に特に変わったことは起こりませんでした。
そして、今井が居ようと居まいと、僕たちの間では誰もその話題に触れることは無くなりました。

僕の話はここまでです。
今思い出しても嘘のような話ですが、これは本当に僕たち5人が実際に体験した実話なのです。
あのときドアを開けて今井を呼んでいた存在とは・・・
そしてもしあのとき僕たちが廃墟に入っていたら、もし今井を連れ戻すことができなかったら、などと想像すると本当に鳥肌が立ってきます。
みなさんも、興味本位で心霊スポット巡りをするときは、気をつけてください・・・
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
もしよかったら、感想などをお聞かせ下さい。

432 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 09:35:34.13 ID:???.net
俺の昔の話しです。
当時まだ若かった俺は夜遊びが好きで毎日のように1時2時まで外で友人と遊んでいました

その日もいつも遊ぶ場所で友人のTと夜更けまで遊んでいました
いつもなら2時には家に帰るのですがその日は1時30くらいから近くにコンビニにいったため3時まえでもまだ遊んでいました。
場所はゲーセンの近く、12時にはゲーセンが閉まりその後いつも2時くらいまで遊ぶのが日課。
その日はコンビニにいったため3時前、
「そろそろ帰るか」
「そうやなー」
といっても別に帰っても寝るだけ・・・
なぜか夜更けになればなるほど話しに華が咲き、時計をみると2時58分
「あ〜マジに帰るわ」
そういって友人はそそくさと車に乗り帰りました。
僕は車に乗る前にタバコを吸いながらぼ〜としてました。
横には電灯が光り虫がブンブン・・・・・
その時、3時を回ってすこし・・・・5分くらいたったのかな?
電灯が消えました、
俺の周りではこの時間に電灯が消えるのはめずらしいことではないので別におどろきはしなかったけど恐怖はその時に俺に襲い掛かりました。

消えてすこし青くなってる電灯の下に髪の長い女のひとらしき影があるのです!
電灯までは2mくらいしかなく、ずっと俺一人しかいなかったはずなおに電灯が消えるとともにその影は現れたのです。

俺はさすがに「な!!う・・ううう・・うわ・・・」
と声をあげいそいで車に乗り込みその場を離れました

ライトでてらした電灯の下には一瞬だけ女の影がうつりすぐ消えました、
アレはなんだってのでしょう?
俺と友人をずっと見てたのでしょうか?
俺が一人になってから来たのでしょうか?
そのことがあってからあの場所には行ってません。
何人かにこのことを話したのですが関係ありそうな話は結局一つもきけませんでした、

ただ今も電気を消す瞬間は・・・・・恐怖・・・ですね、

433 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 10:13:09.11 ID:???.net
これは私の文化祭でおこったとても不思議で恐ろしいお話です。。。
私たちの学校では文化祭には各学年対抗で劇を披露することになっていました。 文化祭前になると、体育館や、運動場は各クラスの練習などが目立ち、どのクラスがどういうふうなものをするかわかるのです。
しかし、三年三組はずっと練習をしているようなのですが、私たちにはわからない所でやっているようで、まったく検討がつきませんでした。
文化祭の前日はリハーサルがあるんですが、その時も三年三組は舞台にはでてこないで、別のところでやっているようです。
みんな「なにをするんだろう。 変だなあ。」と不思議がっていました。
そしたら、私の友達が小さな声で、
「知ってるよ。」といいました。
私は「え?」とききかえしました。すると友達は、
「四谷怪談よー。 それもほら、1年前にB校舎から飛び降り自殺したあの子の話を脚色して。。」 「ええー? そんなことしていいの?」
「何でも、自殺をしたあの子の生活を拝啓に、教育的なものもふまえてやるそうよ。」
聞く所によると、クラスの先生までもが大反対しているのにやるそうです。 どうやら、三組の緒方くんという不良でけっこう信頼が高い子が主催したそうです。
そして、文化祭の当日。 いよいよ劇の時間がやってきました。

434 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 10:13:26.69 ID:???.net
第一幕は三年一組、二幕は二組、そしてとうとう三組の「学校四谷怪談」がはじまりました。
緒方君は自殺した女の子をふって浮気する役、女の子役はこれまた不良のTさん。
話も半ばになり、とうとうその女の子がカッターナイフで自殺を試みるシーンになりました。
女の子が、
「みんなさようなら。。」
といって手首を切って倒れた後、突然観客がどよめきだしたのです。 Tさんが起きてこない。
緒方くんも心配そうに様子を見に行きます。
そして緒方君がTさんを起こしたあと、みんなはTさんの手首が本当に切られ、血しぶきを上げているのを見たのでした。
「ほ、ほんとうのナイフを使うなんてばか野郎!! 救急車だ!! すぐ救急車をよべ!」
三組の担任の先生がどなります。 すると突然。。 体育館の照明がぶつんっときれてしまったのです。
それからです私の身に不気味な事が起ったのは。。 真っ暗闇でみんなの悲鳴が響くなか、私は異様な緊張感に襲われました。 そしてしばらくすると、
息が。。 息ができないんです。。 そしたらいきなり誰かがばんっと私の後ろを押しました。
そしたら私の金縛りもとけたんですが、 後ろを振り返ると。。
青白い顔をした女の子が私をじーっとみているではないですか。。。

2ー3秒ぐらいだったでしょうか。 明かりがつきだしました。
体育館の水銀灯は一度消えると暫くもとの明るさまで戻るのに時間がかかります。
まだ、どよめきが聞こえます。 そしてふと薄明かりに照らしだされた舞台をみると、Tさんを抱きかかえる緒方くんの後ろに。。 またあの女の子がいる。。。

435 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 10:31:03.79 ID:???.net
そしてふっと消えてしまいました。 初めはこれも余興の一つかとおもいましたが、どうやらそうではなさそうです。それに
彼女のけがは本当のようです。 すぐに救急車がかけつけました。
Tさんは一命をとりとめました。 そして後から聞いた話なんですが、
不思議な体験と、不気味な女の子をみたのは私だけではなかったようです。
先生までもが、だれかに後ろから押されたとか、人魂のようなものがまっていたとか。。。
それに、Tさんは本物のナイフなんてもった覚えはないそうです。。
学校中のみんなが体験した恐怖の劇のお話です。。

436 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 11:05:45.20 ID:???.net
そしてふっと消えてしまいました。 初めはこれも余興の一つかとおもいましたが、どうやらそうではなさそうです。それに
彼女のけがは本当のようです。 すぐに救急車がかけつけました。
Tさんは一命をとりとめました。 そして後から聞いた話なんですが、
不思議な体験と、不気味な女の子をみたのは私だけではなかったようです。
先生までもが、だれかに後ろから押されたとか、人魂のようなものがまっていたとか。。。
それに、Tさんは本物のナイフなんてもった覚えはないそうです。。
学校中のみんなが体験した恐怖の劇のお話です。。

437 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 11:06:43.45 ID:???.net
添乗員時代の話である。

夏。修学旅行の添乗で広島市内のホテルに泊まった時のこと。
真夜中、たまらない喉の乾きに目を覚まし、寝ている同僚の脇を通り抜け洗面所へと向かった。
洗面所の蛇口を勢いよく開き、水を飲む。
しかし、一向に喉の乾きはいえず、ますます喉の乾きはひどくなってゆく。
「へんだな…。これじゃ、水っ腹になっちまう。」
私は、これ以上水を飲むのをやめ、布団へと戻ることにした。
部屋の空調の調子でこういった事はたまにある。
案の定、エアコンからは勢い良く風が吹き出している。
『明日にでもホテルの担当者に忠告でもしよう。』
布団に潜り込んだ私は、身震いし大きなくしゃみをひとつした…。
『いや、ちがう…。この部屋はエアコンのせいで寒いくらいだ。暑さで喉が乾くはずはない…。』
突然、窓の外が明るく光り出した。光は次第に強くなり部屋の中を照らし出した。
私は、あまりのまぶしさに思わず目を閉じた。
数秒後、私が再び目を開けたときは、部屋は再び闇につつまれていた。
ここは、ホテルの8階。 いったい、何の光がこの部屋を照らしたのだろう…。


ふと見た、腕時計の日付は8月6日になっていた。

438 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 11:07:45.32 ID:???.net
JR京葉線・新日本橋駅に部下『N』のと二人でいた時の話である。
私たちは一番後ろの車両に乗りたいと、下り線ホームの東京駅に一番近い側に立っていた。
その壁際のところに、奇妙な人の形をした染みがあるのに私は気がついていた。
「気味が悪いなあ。まるで女性が手招きしてるみたいじゃないか。」
なあ、と同意を求めて振り返ると、後ろで部下がうずくまってしまっている。
「どうした。」
「課長…助けてください。」
この部下は、ものすごい霊感の持ち主だった。そういう場所、そういうものにあうとすぐわかる。
「どうしたっていうんだ。」
「ひっぱられるんです、助けて。」
うずくまり、上体は後ろに反らしているというのに、彼の足はズズ、ズズ、とホームの方へずれて行くのである。
真っ青になった私は、とにかく彼を壁の方に引いて、ホーム中央に移動した。
彼が引きずられた距離はたかだか15、20センチだが、あのままではいずれ転落だったはずだ。
「何があったんだ。」
「課長、あの染み、見ました?。」
「ああ、人の姿みたいで気味悪いやつな。」
「…あの染み、女の人なんですよ。」
「え?。」
「あー、いるなー、と見てたら、目があっちゃったんです。
そしたら壁が一面無数の手になって伸びてきて、ぼくのことひっぱったんです。
…あれはすごく悪いものです。普通の人も近寄らない方いいですよ。」
部下は震えていた。


その後、新日本橋駅は改装されて、問題の染みも上から塗り直されたのだが、最近私はまた見てしまった。
塗り直した上に、人の姿の染みが再び浮きだしているのを…。

439 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 11:09:12.82 ID:???.net
このお話は私が高校の時にある友人から聞いたお話です
以下の文章はその体験談をもとに記されています。

ある、学校の朝の出来事です・・
その学校にはO君という人がいました。
O君は眠い目をこすりながら一時間目の授業を終え
いつもなら後ろの席にいる友人のH君と
おしゃべりをしているのですが
今日に限って友人のH君は遅刻なのか休みなのか
どちみち学校に来ていませんでした。
休み時間中なのでO君が机でうたた寝をしようとすると・・
「タッタッタッタッタッ」
と廊下を走る音が聞えてきました。
「ガラッ!」
H君が遅刻して現われました。
O>「どうしたの?今日は遅いじゃん」
とO君がいいました。
それに対してHは
H>「ちょっと今日、見て欲しいものがあるんだけど!」
「授業終わったらうち来ない?」
と何やらHは興奮しているような口調で言いました。
O>「あぁ、いいけど、終わったらな。」
そういって、その日の授業が終わりました。
O君は帰りにHの家に寄りました。
O>「なんだよ、さっき言ってた見て欲しいものって?」
H>「そうそう、ちょっと変なビデオなんだけど・・」
O>「ビデオ?」
H>「あぁ・・なんかこれ・・ちょっと怖いんだよな・・」
そう言いながらHは自分の部屋にあるビデオデッキに何やら怪しげなビデオテープを差し込みました。
が、突然停止を押してこう言うのです。
H>「あ、そうそう、見る前に言っておきたいんだけど」
「このビデオに出てくる女の首から上を良く見て覚えて欲しいんだ」
と、なんか妙な事を言い出したのです。
O>「あ・・あぁ、いいけど・・なんで?」
Hはその言葉をかき消すかの様にいいます。
H>「あのな、このビデオテープなんだけど、俺が文化祭の時に撮った奴なんだ」
「だけど、全く別のものが映ってるんだ・・・」
「それでビデオに変な女しか映ってないんだよ・・まぁ、いいから見て!」
そう言ってHはリモコンでビデオの「再生ボタン」を押しました。
・・・・・・・・・・

440 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 11:16:48.58 ID:???.net
・・・・・・・・・・
暫く音も画像も何もない画面が流れました。
・・・・・・・・・・
また暫く見ていると・・
パッと画面が現われて仏壇らしき物の前に一人の女性がこちらに背を向けて正座しているのです。O君が恐る恐るHに聞きます。
O>「な、何これ・・」そう言ってる間に正座してる女の画面が消えてしまいました。
H>「な、何か変だろ、これで終わりなんだよ。」「この後にも俺が撮ったはずの文化祭の映像も何故か入ってないんだ。」
彼らのいるHの部屋に妙な空気が漂い、暫く沈黙が続きます。そんな沈黙を打ち破るかのようにHが突然言いました。
H>「で、どうだった?首から上・・」またHが妙な事を言い出します。
O>「え・・?首から上?」「いや、あれだろ、女が後ろ向いて座ってるだけだろ?」
そう言ったとたん、Hの顔がみるみる青ざめていきました。
そしてHが叫ぶようにO君に言いました。
H>「嘘だろ!少し横向いてなかったか!?」
「なぁ!ちゃんと首から上見てたのか?」O君が戸惑いながら返します。
O>「い、いや、ちゃんと見てたって。」「しっかり向こう向いてたじゃないか」と、
妙な話ですが
同じ時間に同じ場所で見てたビデオなのにO君とHとでは見え方が違っていた様なのです。
Hに言わせると「座っている女の首が若干右に向いている」
のだそうです・・・
しかしO君から言わせると「しっかりと首から上も向こうを向いていた・・・」
私はちょっと気味が悪くなって、Hの家を出ました。
次の日、学校は2連休の休みに入りました。
ある時O君が自分の部屋で寛いでいるとO君の携帯電話が鳴りました。
その電話はHからでした・・・
O>「ハイ、もしもし」
H>「あ、O?ちょ、ちょっとあのビデオの事なんだけど」「あのビデオやっぱりなんか変だよ!」「俺どうしよう・・」
とHは何やら脅えてるようでした。
O>「え?どうしたの?また何かあったの?」
そうO君が聞き返すと・・Hが・・
H>「あの女の首・・・だんだんこっち向いて来てる・・」
O君はそれを聞いて流石にゾッとしました。
O>「本当かよ・・も、もうそのビデオ見ないほうがいいんじゃないか?じゃ、またな。」
そう言ってO君は電話を切ってしまいました。

441 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 11:17:39.29 ID:???.net
休みも明けて学校が始まった次の週・・・
O君が教室に行くとO君より先にHが教室で座っていました。
O君はこの前言っていた「ビデオ」の件をHに聞きました。
すると、あのビデオは
「最初は後ろを向いて座っている女が一日見る度に首から上だけ徐々にこちらを向いてくる」のだそうです。



翌週Hが死にました。
家の階段から落ちて首の骨を折ったそうです。
「首の骨・・・・」
「首・・・・?」
Hの死とあのビデオとOは何か関係があるのかと追求を試みましたがどういう訳か、Hの部屋からは
「仏壇の前に座ってる女のビデオテープ」
などどこにもなかったのです。
家族にビデオを探してもらったそうなのですが、やはり駄目でした・・
今もそのビデオテープは何処かにあるのでしょうか・・
貴方もお持ちのビデオテープに突然変なものが映ったらお気を付け下さい・・
次の犠牲者は貴方かもしれません・・

442 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:21:50.48 ID:???.net
俺の住んでる町は、路面電車が通っているような田舎で、
某温泉とみかんと某正岡というひとで有名なところです。

今から6〜7年くらい前、当時ピザ配達のバイトをしていました。
そのバイト先のピザ屋は、路面電車の踏み切りと駅の直ぐそばにあるのですが、
俺がちょうどピザの配達に出ようとした時、
踏み切りの方から遮断機の警告音が聴こえてきました。

俺が何の気なしに踏み切りを見ると、遮断機の降りようとしている踏み切り内に
腰が曲がり杖をついたおばあさんが入って行きました。
「うわ、ばあちゃんあぶねぇ!」と思った時には既に遅く、
おばあさんは電車にはねられ、車輪にまき込まれてしまいました。

俺は暫く硬直してしまっていたのですが、はっと我に返り踏み切りの方へ行ってみました。
その時には駅に居た人達や、近くを歩いていた人達も集まってきていました。
俺がおばあさんはどうなったのだろうと思い辺りを見回していると、
少し離れたところにポツンと何かあることに気が付きました。
目をこらしてよく見ると、それは先ほどのおばあさんの生首でした。

俺は驚きのあまり目を離すことができず、じっと見入ってしまいました。
映画などでよくある様な大量の血も流れておらず、
目は開いていましたが、どこ見てるのか解らない様な感じでした。(当たり前)
何かマネキンの首だけそこに置いたって感じでした。

当然その日は気分悪くなってバイト途中で帰りましたけど
暫く夢に見てしまいましたね。

長文乱文失礼しました。

443 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:22:57.05 ID:???.net
あれは、昨年の11月・・・。
夕方小腹がすいたので吉*家へ。
客は学生2人と浮浪者。
私は気にせず席についた。
そして、並と卵を注文して食べていた。
前の席の学生が、辛そうな顔をして浮浪者を見ている。
私は浮浪者の事が嫌なだけと思っていた。
浮浪者も並と玉子を食べていた。
白身が口からダラリ出ている。・・・何度も、白身を口から出してはごはんに掛けて・・・。
と思っていたが・・・いや、待て、玉子の器が無いではないか!!
しかも、浮浪者からは時折、「カーッ」と聞こえる・・・。
そう、あれは紛れも無く、"痰(たん)"をメシに掛けながら食べていたのだった。
それを見て以来、吉*家には行けなくなった。

444 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:23:58.58 ID:???.net
あれは、昨年の11月・・・。
夕方暑かったので31(サーティーワン)へ。
客は学生2人と浮浪者。
私は気にせずオーダーした。
そして、チョコレートを注文して食べていた。
前の席の学生が、辛そうな顔をして浮浪者を見ている。
私は浮浪者の事が嫌なだけと思っていた。
浮浪者もチョコレートを食べていた。
チョコレートがケツの穴からダラリ出ている。・・・何度も、ケツの穴からチョコレートを取っては手に乗せて・・・。
と思っていたが・・・いや、待て、チョコレートのコーンが無いではないか!!
しかも、浮浪者からは時折、「ビチッ、プリッ」と聞こえる・・・。
そう、あれは紛れも無く、"ウンコ"を手に乗せながら食べていたのだった。
それを見て以来、31には行けなくなった。

445 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:26:02.32 ID:???.net
中学生の時
忘れ物をしたので教室に取りに行った。
被服室の前をとおった時、南京錠が左右にゆらゆら揺れていた。
その時は、「誰かが鍵かけたばっかりなんだろうな。」
としか思わなかった。
しかし、
帰りにまた通りかかった時、
南京錠はまだ揺れていた。
しかもさっきより激しく、かつ規則的に
『ガチャガチャガチャ』と。
走って逃げた。

446 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:26:46.88 ID:???.net
女子一人暮らし ・激狭ワンルーム?(^・^)?

たまに休みで一日中部屋にいると
pm5時〜11時位の間、約1時間おきに
ドアをガンガンノックしてくる奴が・・・。
新聞屋の勧誘だと思われるのでいつも居留守してる。
先日ちょつとコワーイことが・・
夜10時。本日4度目の登場〜!いえーい。
また、奴が来た。
ガン、ガンガン、ガン!!!
ドアを叩く音。
・・・、いませーん、とばかりに息を潜める私。
はじめて、奴がしゃべった。
「いつも、居留守使いやがって!居るんだろ?!!」
げげー!こわーい、心臓が破裂しそう・・!!
この胸の高鳴り、どきどき・・これって恋?(笑
などと、つまらぬことを思いながらシカトしてたら
なな、な、、なんと新聞受けから、手が・・1本でてて
何かを探すようにうねうね動いている!!
「電気ついてんだよ!解ってるんだよ、開けろよ!」・・
家は一階なので窓からそっと出ていったのは言うまでもない。
だが、玄関の靴を取る時マジで恐かった。
新聞受けから伸びる、奴の手に捕まれないように身をかわして・・。

こわいから、今日もそろそろ出かけます。
おばけじゃないけど、自分的にかなり恐かったので。
長文失礼しました。

447 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:27:56.57 ID:???.net
他板でだしたんすけど、ちょっと特番ネタを・・
けっこう前にTV特番で”UFOが大接近した後、村中にブヨブヨした物体が
大量発生。それに触れた草、動物や人間までもが病気になって死んじゃった。
その村では奇形出産が多発し世界中からマスコミがかけつけたが、
しばらくして国がこの村に警備隊を派遣、村人を固く口止めして全ての
ブヨブヨや事件の痕跡物を回収していった・・”ってな話をやってたのを
思い出しまして・・。その時撮影されたVTRでは、内臓丸だしで生まれてきた
豚の赤ちゃんやら、早く医者を連れてきてくれと怒り叫ぶ村の人達がでていて
なんじゃこりゃ、とかなりビビッタのを覚えています。
なんかこの事件に関する情報とか、ありますかね?ロシアだったかウクライナだった
か、よく覚えてないんですが・・。アジアではなかったです。
後にこの番組が取材で訪れた時には異常な放射能が測定されてました。
村の人も事件直後のVTRとは一変していて、何も話さないし
なんかカメラに”出てけ!”って怒ってるし・・・なんだったのかな・・?
すげーい知りたい・・

448 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:33:47.26 ID:???.net
私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。
改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。
今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際際から天井に向かって伸びています。
そのほかにも玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。
(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)
その中でも奇妙極まりないのは「監視小屋」なるものがあるということです。
私は遠方から通っていた為、時々地元の友人の家や先生の社宅に宿泊させてもらうことがあったんですが、
たまたま泊めてもらえるあてがなかったその日、
「監視小屋」に泊まることにしました。監視小屋は一見、ただの民家のようです。 八畳一部屋で古い型の電話、小さな台所があります。
そしてここがなぜ「監視小屋」と呼ばれているのか、私はその晩、身をもって知るに至ったのです。
小屋には私のほかにもう独りの友人が一緒に泊まることになっていて、私たちは修学旅行ののりではしゃぎながら布団を敷いたりしていました。
夕食を取りながら談笑しているとき、突然電話が鳴りました。 何事かとびくつきながらも電話に出ると用務員のおじさんで、
女子生徒二人と言うこともあって心配してくれているようでした。 はしゃぎ過ぎないように色々と注意を促され、電話を切ろうとすると
「あぁ、忘れていたけど・・・西側の窓のカーテンは必ず閉めて寝なさい」とのこと。
そのときは「はぁい」と生返事で電話を切ったのですが、よくよく考えると意味がよくわかりません。学校の裏手にあたる墓地はその方向ではないのに、
おかしいねと話しながら友人は何の気なしにそのカーテンを開けました。
そこには麻縄で禍々しく祭られた、古びた井戸がありました。

449 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:34:14.92 ID:???.net
丁度コの字型になった校舎と小屋に阻まれていて、今まで目にする機会の無かったものだったのに一瞬ゾクリと悪寒が走りました。
「なんか気持ち悪いね」などと言いながら、私たちは一つの布団にくっつくようにして晩は眠りについたのです。
どれくらい眠ったのか・・・私は肩口の寒さに身体を震わせて目を覚ましました。
ふと見ると友人の姿がありません。小屋にはトイレがなかったので、教員寮の方に借りに行ったのかと思い、
しばらく待ってみましたが戻ってきません。
ドアを開けて外の様子を伺ってみましたが、校舎のほうからも教員寮からも戻ってくる気配はありません。 「何処行ったんだろう・・」
と不安に駆られながら部屋に戻った私は、本当に何気ない気持ちで先の窓のカーテンを開けてみました。
下着姿の友人は、井戸の側にいました。
そして腰の辺りに手をやってゴソゴソしています。 「なぁんだ、裏で用を足すつもりなのか」と呆れながらカーテンを閉めかけた私は、
ふと奇妙な感覚に囚われてもう一度井戸の方に目を向けて声を上げそうになりました。
ゴソゴソしていたと思っていたのは、腰に縄を巻きつけていたのだと気づきました。
そして今はしゃがみこんで縄の先に大きな石を括りつけています。
私は声も出ませんでした。すると今度は井戸からぬるりと白い手が伸びてきたのです。
手は何かを探るように蠢いて、やがて近くの麻縄を掴みました。 友人は深く頭を垂れて項垂れ、最早何の反応も示しません。
縄を掴んだ手はずるりずるりと石を手繰り寄せていきます。私は夢中で叫んだつもりでしたが、声が出ませんでした。

450 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:34:59.04 ID:???.net
「あぁ・・Aちゃんが連れていかれる・・っ!!」そう思ったとき、闇を劈いてけたたましく電話のベルが鳴りました。私はその音と同時に、敷いてあった布団に尻餅をつきました。
そのとたんに金縛りのようだった身体がふと軽くなるのを感じ、気がつくと裸足で外へ飛び出して井戸の側の友人のところへ駆け寄りました。放心状態の彼女を何とか小屋まで運び込み、
どれくらい呼びかけていたでしょう。 しばらくすると友人は我に返り、泣き出しました。恐怖から解き放たれた私も一緒になって泣き出しながら、とりあえず誰かに助けを求めようと電話を引っ掴みました。
そのとたん私はしがみついていた友人共々、又しても布団に尻餅をついたんです。
受話器ごと掴んだ電話機はガワだけで、電話線が繋がるどころか中の機械部分が空っぽだったのです。

後から聞いた話によると開校当時、なぜかこの井戸に身を投げて自殺を図る生徒が後を絶たなかったため、埋め立てようと試みたのですが関係者が相次いで亡くなるなどの不幸が続き、
結局は埋め立てを断念。
改築を重ねて井戸が人目につかないようにしたそうです。それでも何処からとも無く身投げをする人が現れるので、それを監視する為に人を置く「監視小屋」が設置されたのですが、
小屋に在駐していた監視役の男性も井戸に身投げを図り、小屋と井戸がそのまま放置される結果になったのだということです。

「カーテンを開けるな」と忠告した電話は、いったいどうやってかかってきたのでしょう?そして彼は、果たしてその監視役の男性その人だったのでしょうか。

451 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:36:23.59 ID:???.net
夏の暑い日、試験勉強をしていたオレは
息抜きの散歩と空腹を満たすために
5分ぐらい離れたコンビニまで歩いていた。
たしか夜中の3時過ぎだったと思う。
街灯の明かりもまばらで周りは真っ暗だった。
もちろん周りには人っ子一人いない。
不意に聞こえるカラスの鳴き声がいやだなぁと
思って歩いていた。

ふとみると真っ暗な道を前からだれか人が歩いてくる。
しかも壊れてオンオフを繰り返す街灯が
照らす影をみると1Mぐらいしか身長がない。
子供か?と思った途端すごく怖くなった。
この時間子供が独りで歩いているなんて
考えられなかったからだ。
やばいと思いつつも、なぜか怖がっていることが悟られないように
平静を装った。
その人影が近づいてくる。
それは子供ではなく腰が六十度ぐらい曲がった
おばぁさんだった。
おばあさんは緊張でぎくしゃく歩いているオレを
無視して無表情で通りすぎていった。
それはそれで怖かったが、年寄は朝が早いから
散歩をしていたんだなと自分自身に言い聞かせた。

「なんだよ。びびらすなよ」と思って後ろを振り返ると
通り過ぎていったと思ったおばあさんが
オレの真後ろにいた。
そしてオレの目を見てニヤと笑った。
オレは怖くて怖くてその場から必死で逃げ出した。
逃げ出したオレを見たおばあさんは「逃げるなぁー!!」と
信じられないくらいの声で叫んでいた。

もう霊とか実物とかなんてのはどうでもいい。
とにかく怖かった。

452 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:37:29.31 ID:???.net
会社の先輩から聞かされた地元では有名な話らしい。
先輩の話し方がうまかったのか、ネタだと解っていてもこわかった。
うらおぼえなのでショートショート風に…

「危ない…!」
声と同時に二人は線路脇のスイカ畑に飛び込んだ。
目の前を轟然と音を響かせて列車が通り過ぎ、
やがて紅いランプが漆黒の闇に消えていった。
「気がつかなかったなぁ」
「うん、この線路は見通しが悪いし、大声で唄を
うたっていたからな」
「もうちょっと遅かったら、いまごろおたがいに
パラパラ死体だぜ」
今晩、街で会合が有り、酒に酔った二人は
線路づたいの近道で家に帰るところだった。
二人は土を払いながら立ち上がった。
「おい、せっかくのスイカ畑だ。先に帰った
ヒロシにおみやげを持ってってやろうか」
「そういえばあいつも近道を通ったんだろうか?」
二人は手探りでスイカを拾うと線路にはい上がった。
「あ」
一人が声を漏らし、手からスイカが落ちてザクリと割れた。
「もったいない。せっかく熟しているのに…」
「ヒロシが…」
果汁を赤くにじませたそのスイカには目と鼻と口があった。

なんでもそのヒロシっていう人は髪をツルツルに添っていたそうで…
小学生の小説みたいでスマン

453 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:39:18.96 ID:???.net
厨房のときの話。
友達と夜の10時くらいに墓地に行った。
すると男の「うぅぅ〜〜・・・」と低い声が聞こえた。
友達、全員も聞いたから俺の幻聴ってことは有り得ない。
怖かったYO!!

454 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:40:55.66 ID:???.net
今友達が帰っていった・・・
帰る姿を2階からのぞいてみていたら走り去っていく彼のバイクの後ろに誰か乗っている
誰だろう・・・?
カーブを曲がる寸前に後ろに乗っていた少女らしき人が僕の方を振り向いた!
そのつり目の怖い顔が口元に1本指を立て「シーッ」というしぐさをした。
今友達に電話をしてるが携帯の呼び出し音だけで誰もでない
背中が引きつるような不安を感じる。
イラつきながらいつまでも続く呼び出し音にむかって
その友達の名前を呼びつづけた。
「おい・・ひろゆき!!出ろよ!!いるんだろ!!
  ひろゆき!!」
すると電話が繋がった。
低い声が喘ぐように言った

「馬鹿め、ひろゆきは死んだわ」

455 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 12:59:57.39 ID:???.net
 私には死ぬほど、ではなかったのですが話した相手はパニック状態だったので条件は満たしているのかな?
 霊感体質、なんでいろいろなものが見えたり聞こえたり触れたりします
 
 夕方、くらいに部屋でゴロゴロ寝ていたら突如金縛りに
 おや、と思うと目の前40センチに突如出現した物体
 いやもうビックリしました、ヒトの生首がみっつ
 左右に女の首を従えた中年男が大口を開けて笑っています
 じわじわ接近してくるのでコレはまずいと
 声が出ないのは承知の上で吠えました
 ところが吠えたとたんに金縛りがはずれました
 男がギョッとしたのがわかりましたが、こちらも意外でした
 が、この機を逃すとヤバそうだったので即反撃に出ました
 唸りつつ手刀で男と右の女を斬ったらかき消すように消えたけど

 後日談、になるのですが消し損ねた?女の首のひとつ
 しばらくつきまとっておりました
 あまりにもわずらわしいので祓おうとしたらいなくなりましたが

456 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:01:54.62 ID:???.net
私が働いているビルは、地上12階地下2階建て。
持ち場は地下1階。その日は仕事が多くて3時間残業、
タイムレコーダーを押した後、エレベーターで12階まで
登り、社食横の喫茶コーナー(自動販売)にて珈琲を飲み寛ぐ。
かなり疲れがたまっていたのだと思う。
ソファーでうたた寝してしまった。
起きたときはもう午後9時近く、早く帰らなきゃ。
下りのエレベーターに乗った後、寝起きでぼーと
していたので、1階のボタンを押し忘れ、はっと気付いたときは
地下2階までエレベーターは
降りてきていた・・ところが、なぜか止らない・・
地下2階まで降りた後もエレベーターは止らず、どんどん、どんどん
降り続けていくのです。止らない。急に怖くなって、1階のボタンを
慌てて押したのだけれど、なぜか機械が反応しない。まるでコントロール不能。

いったいどうなっているのか、ほとんどパニック。なぜエレベーターは
止らないで降り続けていくのか。もう500階分?くらいは降りる感覚が続いて
いた頃になって、ふっと我にかえった。そうだ。緊急マイク
で警備に連絡が取れるはずだ。備え付けの
受話器を手に取ろうとしたところで、地震かと思うほどエレベーター
全体がガタンと揺れて止った。あまり唐突で激しい揺れだったので
しりもちをついてしまった。そして扉が音も無く開いた。
なぜかそこは、12階よりひとつ上の屋上階の小ホールだった。
まるで狐につままれた気分で、何が何だかわからない気持ち。
地下の底まで降りてきたつもりだったのに・・?
とにかく、真っ暗な屋上階に1人で居るのは怖い。
再びエレベーターに乗るのも恐ろしい。しょうがないから階段で1階まで
降りていった。階段は非常用なので、けっこうシンドイのだけれど。

結局、単に私が寝ぼけていただけなのだろうと思って、
この話は誰にもしていないけれど、あの時のわけの
わからない恐怖は当分忘れることができない。気味が悪いので
1人でエレベーターに乗ることができなくなってしまいました。

457 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:04:34.73 ID:???.net
初めまして。私は都内で古美術を扱い、口を糊している者です。
さて、この仕事をしていますと色々な不可解な事象に出くわしますが、
今回は御挨拶も兼ね、今迄で一番強烈だった話をしたいと思います。

458 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:07:44.95 ID:???.net
3年前のことです。私は稲城市のとある大きな農家から土蔵の整理を
召し使いました。なんでも息子さんが事業を始めるのにまとまった
入り用が欲しいとの事です。私は早速その立派な倉の中を相棒と物色
し始めました。めぼしい物を査定していると突然、相棒が「ほう」と
呟きました。何か面白い物でも見つかったのかと思い、相棒の元に
行ってみると相棒は一枚の絵画に見入ってます。
「狩野派だな?」「ああ間違いない」「誰だ?」
相棒はそれが入っていた箱の裏書きをみていましたが、何も書いてありません。
「無名か?」「いや暗くてわからん。でも調子から視て江戸中期だろう。
明和か安永か」「いずれにしても明るい所で落款、花押(署名)を調べないと」
私達は表に出て、改めてその絵を見つめ直しました。
絵は目が覚めるような美人画。流石は狩野派、線は堅くとも色使いは鮮やかです。
しかしどこを視ても、透かしても署名の類いはありません。
「無名だが、これは大した物だぞ!」「早く帰って調べてみよう!」
私達は相応のものを倉主に支払い、他の二足三文のがらくたと一緒にその絵を
持ち帰りました。その後その絵がもたらす不幸など考えもせずに…。
さて、稲城からの帰途、車の中で私達はあれこれ絵のことについて
話し合いました。狩野派は江戸画壇界でも保守派で知られています。
作品の対象は殆どの場合、風景や動物、静物等です。
しかし、江戸の文化の本流が侍から町人に移るにつれ、絵の対象も
役者絵や美人画、応挙にみる幽霊画などに変わっていきます。
浮世絵文化の台頭です。しかし、狩野派はそれを由としませんでした。
そんな格式ばった狩野派を嫌い、狩野派を密かに抜け野に下った才能ある
若い絵師が当時沢山いました。これで絵が無名なのも理由が分かります。
「もしかして英山かもしれないぞ!」「まさか!!」
そんなことを話ながらふと、車の外に目をやると普段と全然違う光景が
目に飛び込んできました。(ここは? …下町だ!)私達は何故か
深川の辺りを走行していました。私は驚いて相棒に聞きました。

459 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:10:24.24 ID:???.net
「お前…外苑で高速降りたよな?」「ああ…なんでこんな所いるんだ?」
相棒も首をかしげるばかりです。外苑で高速を降りたのは記憶にある。
ほんの五分くらい前の事です。で、何故深川にいるのか?
私達は狐に摘まれたような思いで、車を店のある港区某所に向けました。見渡せば周りにはまげを結った岡っ引き風の若者や、丸髷の御夫人がいそいそと歩いています。
「どうやら、、、迷い混んじまったみたいだな」私が呟くとその言葉を待っていたように相棒が「へい」とこたえます。
私たちは仕方なく車を降りて歩く事にしました。
見れば見る程不思議な町並みです。
私はすっかり絵の事など忘れ、帰りの道順で頭が一杯のていたらく。
そこに人影が近付き声をかけて来ました。
「ちょいと、、もし、、、、」

460 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:14:35.50 ID:???.net
「あっしのことですかい?」私が答えるとその人(よく見ると歳の頃25〜6の女です)は
「そうだよ、ほかにだれがいるってんだい?」とねっとりとした視線を向けて来ます。
私は思わず「やばいよ、、、やばいよ、、、」と呟きました。横で相棒も不安げな表情を浮かべています。
女はやぶから棒に「お兄さん、遊んでいかない?」といいます。
私が答えに窮していると「おアシがないなら、、、その懐に持った物でいいんだよ、、、、ねえ?」と畳み掛けて来ます。
何故この女は絵の事を知っているのでしょうか?
そしてココはどこなんでしょうか?
私はもうパニックです。いつの間にやら相棒の姿が見えません。
そこに人々の叫び声!口々に「黒船だ!!」「蒸気船だ!!」と喚いています。
いったいここは、、、、?
つづく

461 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:26:05.13 ID:???.net
わたしが友人と4人でキャンプに出かけた時のことです。
ちょうど台風が日本に近づいている時でしたが、日本上陸はしないと天気予報は
報じていたのでキャンプを強行したのでした。しかし雨こそ降らなかったものの
予想外の風の強さにテントを張ることもままならず、飛び込みで民宿に
入ったのでした。

そこは旅館と言ってもいいくらいの立派な建物で急な客のわたし達を快く
迎えてくれました。通された部屋は小さな宴会場の隣で、
「普段は使わない部屋でして、多少隣がうるさいかもしれませんが」
と申し訳なさそうに女将さんに言われました。
「いえいえ、こちらこそ、無理をお願いしまして」
とわたし達は部屋に腰を落ち着けました。

462 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:27:07.79 ID:???.net
部屋で食事を済ませてお酒をちびりちびりとやっていると、なるほど隣から
ボソボソと声が洩れてきました。しかしいつまでも隣の宴会は盛り上がる
様子はありませんでした。わたしは気晴らしに廊下をぶらりと散歩して、
隣の宴会場に電気が点いていないので驚きました。ふすまをそっと開けると
誰もいませんでした。

部屋に戻り「おかしいなあ」と思っていると、隣の宴会場からボソボソと
人の声が聞こえてきます。友人達も隣の宴会場を覗きましたがやはり誰も
いませんでした。
「幽霊のいる部屋の隣だから空いていたのか」
 酒に酔ったわたし達は気が大きくなって特に怖いとは感じませんでした。

463 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:27:47.44 ID:???.net
霊感が強いという友人が部屋の壁を叩いて、
「そちらは亡くなった方ですか?」
 と言いました。すると、「トン」と壁を叩く音がしたのです。
「線香でも上げましょうか?」すると、「トン」と音がしました。
「何本くらい必要でしょうか?そちらは人数は…?」
 すると、

「どん!どん!どん!ばん!どん!どん!ばん!どん!どん!ばん!どん!どん!
ばん!どん!どん!ばん!どん!どん!どん!どん!ばん!どん!どん!」

と壁中から音がして、わたし達4人は腰を抜かしそのまま気を失ってしまいました。
翌朝目が覚めて、部屋を飛び出すと、女将さんが大量に線香を携えて宴会場に
向かうところでした。

女将さんの話ではまだ先代の女将が現役だった頃、台風で多くの犠牲者が出て、
宴会場を死体置き場にしたことがあったとのことでした。それ以来、
時々この時期に霊に敏感な人が泊まると彼らに遭遇するのだそうです。

464 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:28:40.72 ID:???.net
さて、店に戻った我々は改めてその美人画を見つめ直しました。
絵は女が立て膝でだらしなく座っている様を描いてます。
女は下級遊女でしょう。乱れた高髷に簪が1本、櫛1本。ほつれた髪が
艶かしい。麻の衣は細い縦縞に朝顔の図柄。これをざっくりと羽織り、
帯を無造作に腰に巻いている様は夏の情事の後でしょう。
裾が乱れ真っ白な太股が見えます。まるでその奥の秘所迄見えそうです。
女は袂で顔を被い、口元は見る事は出来ません。
「……………」
私達は言葉を失いました。乱れ髪の描写の細やかさ、螺鈿の櫛の緻密さ、
着物の鮮やかさ! これだけの仕事ができる絵師は一体何者でしょう?
…ただ…何か…嫌な…落ち付かない感じがするのです。
深夜、何も理由がないのに急に不安がもたげて来る…そんな感じです。
理由は“目”でした。我々に流し目をくれる切れ長の細い目のその眼は、
針の先で突いた点の様に小さいのです。
相棒も同じ事を感じていたのでしょう、さっと絵を巻取ると、元の箱に
納めました。そして私に言いました。
「なんか…なんというか…」「嫌な感じだろ!?」「うん…ちょっとな。
もう遅いし今日はここ迄にするか」
たいして遅くもないのに相棒はそう言うと、さっさと車に乗り込み、
帰宅して行きました。私も店の照明を落とし、自宅のある2階へと戻った
のです。そして変異はその夜から起り始めました。

465 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:38:23.93 ID:???.net
さて、店に戻った我々は改めてその美人画を見つめ直しました。
絵は女が立て膝でだらしなく座っている様を描いてます。
女は下級遊女でしょう。乱れた高髷に簪が1本、櫛1本。ほつれた髪が
艶かしい。麻の衣は細い縦縞に朝顔の図柄。これをざっくりと羽織り、
帯を無造作に腰に巻いている様は夏の情事の後でしょう。
裾が乱れ真っ白な太股が見えます。まるでその奥の秘所迄見えそうです。
女は袂で顔を被い、口元は見る事は出来ません。
「……………」
私達は言葉を失いました。乱れ髪の描写の細やかさ、螺鈿の櫛の緻密さ、
着物の鮮やかさ! これだけの仕事ができる絵師は一体何者でしょう?
…ただ…何か…嫌な…落ち付かない感じがするのです。
深夜、何も理由がないのに急に不安がもたげて来る…そんな感じです。
理由は“目”でした。我々に流し目をくれる切れ長の細い目のその眼は、
針の先で突いた点の様に小さいのです。
相棒も同じ事を感じていたのでしょう、さっと絵を巻取ると、元の箱に
納めました。そして私に言いました。
「なんか…なんというか…」「嫌な感じだろ!?」「うん…ちょっとな。
もう遅いし今日はここ迄にするか」
たいして遅くもないのに相棒はそう言うと、さっさと車に乗り込み、
帰宅して行きました。私も店の照明を落とし、自宅のある2階へと戻った
のです。そして変異はその夜から起り始めました。

466 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:39:03.99 ID:???.net
とりあえず今俺の身に起きている
事実。友人の友人とかじゃなくてね。

去年、自殺した友達がいるんだ。去年の4月。GWに入る直前だった。
まぁ悲しくてね、当然。俺はなんだと。なんなんだと。友人の苦しみ
を判らずに情けない。一通り悩みましたよ。今でも心に引っかかってます。

でね、お葬式も終わった5/1。去年の5/1にね、グリーディングカード
が届いた。ほら、インターネットでやるやつあるよね。自殺した友人から。
内容は他愛も無い事。いやまぁそれだけなんだけどね。
ただ、未だに毎月届いてるのさ。1日になると必ず。文面の少しづつ
変更していっている。一昨日届いたのね。
「ここはいいぞ。何にも苦しみがない。」だってさ。
多分ね、死ぬ前にそうやって死後に喜びを見出していたんだと思うけど。

467 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:40:15.44 ID:???.net
続きです

その夜の事です。私は祖母の夢を見ました。私が生まれる前に逝去し、
会ったこともない祖母ですが、仏壇の遺影と同じ服装で祖母だと
分かりました。一つ違うのは遺影の祖母は白黒写真ですが、目の前の
祖母はカラーでした。
祖母が悲しそうな顔で私に話し掛けようとした瞬間、けたたましい
電話のベルに飛び起きました。電話は相棒の奥さんからでした。
「こんな遅くにどうしたんですか?」
「○○(相棒の名前です)が…交通事故を起こして…意識不明の重体で…」
泣きじゃくる奥さんを制して事情を聞くと、相棒は車で電信柱に突っ込み、
頭を強打して頭蓋骨骨折。今、病院の集中治療室で生死の境を彷徨っている
とのことです。
「一体どこでそんな?」「それが深川なんです。何故そんなとこで…」
「深川!?」私はつい奥さんの話を遮ってしまうくらいの大声を出して
しまいました。
「とにかくすぐそちらに行きますので」「いえ。面会謝絶ですので来て
頂いても…容態が変わったらすぐお知らせしますので」
私は重い気持ちで受話器を置き、びっくりして見つめている妻に事情を
話し、眠れぬ夜を過ごしました。幸い容態急変の電話はありませんでした。

468 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:42:23.21 ID:???.net
翌日はとても忙しい一日でした。まず同僚が入院している病院に行き、奥さんに
見舞金を渡しました。奥さんの話では、峠は越えたが予断を許さない状態とのこと。
その後、同僚の仕事と私のそれを一役でこなし、深夜に疲れ果てて帰宅。床に
付きました。
うなされて(悪い夢ですが、覚えていません)目が覚めると、いつも隣に寝ている
妻がいません。あれっ? っとその時、階下の店から女の泣き声がします。
妻の泣き声です。(なんだこんな時間に!?)私はいらいらしながら階段を降り、
うす暗闇の店の中で泣き咽ぶ妻を確認した時…この時私は始めて、はっきりと
パニックの虫が背中に爪痕をたてたのを、今でも非常に覚えています。
妻は接客用に拵えた店の奥座敷の床の間に伏せていました。そして床の間に飾って
あるのは………あの美人画でした。妻が箱から取り出して飾ったのでしょう。
雲の上を歩くような足取りで私は妻の元へ歩み寄り、その肩を優しくそっと揺り動かしました。
「どうしたの?」
妻は泣きじゃくり私の手をはね除け、いやいやをしながら増々大声で咽びあげます。
私はそんな妻の肩を抱き支えながら、掛けてある絵を外しました。

469 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:46:57.87 ID:???.net
あれ程身も蓋もなく泣き叫んでいた妻は、私が絵を外した瞬間、急にぐったりと、
眠ってしまいました。信じられない程に穏やかな寝息です。
「どうしたの?」
はっとして振り向くと、娘(当時中学1年生でした)が不安そうな顔で見つめて
います。咄嗟に私は、
「ちょっとお母さんと喧嘩して…もう大丈夫だから」と答えました。
娘はまだ不信そうでしたが、納得したのか階上へと戻りました。
娘が部屋に戻って30分後、私は妻をおぶって寝室へ戻り、寝かせ付けたのです。

次の朝、私は明るい妻の呼び掛けで寝不足の目を覚ましました。
娘が学校に行った後、私は妻にさりげなく昨日の夜の事を尋ねました。
妻はニコニコしながら答えます。
「えっ??? 何それ?」
妻はまったく覚えていません。
その日もまず病院を尋ね、相棒の奥さんから相棒の命が助かった由を知りました。
しかも外傷に比べて脳の損傷が全くない事を知り、二人で手を取り合い喜びました。
さてその夜、昨日と全く同じ悪夢が繰かえされました。
私が厳重に隠したあの“絵”を妻は事もなく見つけ出し、床の間に飾っておいおい泣くのです。
この日は流石に娘に隠す事は出来ず、二人で妻をなだめ、寝かし付け、
三人一緒に奥座敷に布団を引いて寝ました。
翌日…妻は変になりました。
朝、私と娘は狼の遠吠えのような声で目を覚ましました。妻です。布団の中で仰向けの状態のまま、
「うおおおおぉおおん!! うおおおぉぉぉぉおおん!!」と獣のような声で哭き、
「しくしくしくしく」と子供のように泣くのです。
私は妻を大学病院へ連れて行きました。診断の結果は脳腫瘍でした。

470 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:48:19.36 ID:???.net
早朝バイトから帰ってきたら壁際に座らせて置いた腹話術人形が部屋の真ん中で倒れていた。
ちなみに俺は一人暮らし。人形は昔の彼女がネタでくれたもの。びびった。

471 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:50:47.56 ID:???.net
これは私が実際に住んでいた家の話です。

4年ほど前に引っ越しましたが、
今も取り壊されていないところを見ると、他の一家が生活しているのかもしれません。

その家は、6部屋の平屋で、部屋を行き来するには、
家の中央を南北に貫く形になっている廊下を使う構造でした。

ある日、その廊下の丁度中央あたりが、腐り落ちてきたので大家さんに修理を依頼しました。
そんなこんなで、修理は終わり、床板が新しくなり、誰もその事を気に留める人は居ませんでした。

しかし・・・
1ヶ月くらい経ったらまたその板だけが腐りました。
その後、何度修理をしても、床が腐ってしまいます。
腐る、といっても日常生活には支障の無い程度ではあるので、そのうち修理をしなくなりました。

ここまでなら、家の欠陥で話は収まりますが

実はこの家には数多くの裏話、とでも言いましょうか、それなりの事が多発していました。
トイレに入っていると、裸足で歩く足音がだんだん近づいてきてトイレの前で止まる。
家には誰も居ないにも関わらず。

風呂に入っていると誰かに監視されているような感じがする。
毎日、どんな時間でも視線を感じるから、覗きの類では無いようです。

極めつけは、台所の横の部屋、そこで寝るとどんな人でも金縛りに逢うんですよ・・・
そして、寝ていると子供の駆けずり回る音が頭の上で聞こえるんです。
ベッドと壁との間が10cm〜30cmくらいしかないのに。

ああ、そうそう、私達の前に住んでた人連絡ください。子供の保険の受け取り通知が届いて困ってるんですよ・・・

472 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 13:54:29.16 ID:???.net
それは10年前の事であった・・・

「ダニー、グレッグ活きてるかぁ!?」
「あ"あ"」
「なんとかなぁ!」
「こっちだ越前!」
「上から来るぞ!気をつけろ!」
「なんだこの階段はぁ!?」
「とにかく入ってみようぜぇ」

「折角だから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」

こうして越前はクリムゾンを手に入れた。

473 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 14:29:06.47 ID:???.net
去年の今頃、俺が友達のTの部屋に居た時の事。
時間は午後の3時くらいだったと思う。
友達はネット、俺は漫画を読んでだらだらしていた。
そんな中突然Tが「何だあ?」と声をあげた。
「どうした?」
「いや・・・ちょっと画面見てみ」
そう言われてディスプレイを覗いてみると
何の変哲もないホームページが写し出されていた。
右上にはICQのメイン画面がある。
「このページがどうかしたの?」
「違え違え、ICQのとこ!」
意味が分からず視線をそちらに移す。
ICQをしてる人なら分かると思うが、
メイン画面にはメッセージを交わす相手のネームが並んでいる。
オンラインの人は青字、オフラインの人は赤字で・・・
そこでおかしなな事に気付いた。
「アレ?何で俺がオンラインになってんの?」
そう、俺のネームがオンラインの青字の所に並んでいたのだ。
「な!変だろ?さっきあがって来たんだけど」
俺がここにいるのに俺のQがあがるはずがない。
まるでわけが分からない俺とTは
とりあえず“俺”に向けて適当なメッセージを送ってみた。
俺とTはこの異常な事態に興奮状態になっていた。

しばらくすると返事が返ってきた。
勢い込んで見てみるとそこには
送ったメッセージがそのまま書かれているだけだった。
また送ってみても結果は同じ。
さすがに気味が悪くなった俺は家に電話をしてみた。
俺の家は3人家族で親は共働きなので
この時間家には誰もいないはずである。
案の定、誰も出ずに電話はFAXへと切り替わった。
こうなったら家に帰るしかない。

「俺、ちょっと家帰るわ」
Tの家から俺の家まで原チャリで15分。
当然家には鍵が掛かっており、俺の部屋も普段のままだった。
パソコンは消えており、俺はTAの子機でネット接続をしているのだが、
それのコンセントも外れたまま。
ネットに繋がるはずのない状態だった。
パソコンを起動し、TAのコンセントをつないだ。
タスクバーにあるICQのアイコンをクリックする。
見慣れた起動画面。
その途端――

474 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 14:29:32.28 ID:???.net
パチン!と音がして画面が真っ暗になった。
どのキーを押してもパソコンはまるで無反応。
仕方なく再起動させもう一度Qを起動させると

パチン!また画面が黒くなった。
もう一度同じ事を試みたが結果は同じ。
かなり怖くなって来た俺がTに電話をしてみると
俺が出てって10分後くらいに“俺”は落ちたそうだ。
ただし落ちる前に“俺”から
無言のメッセージが立て続けに10回くらい来たらしい。
電話越しにもTがびびっているのが分かった。

その後もQを起動させる度に同じ状況に陥り、
腹が立ったのでICQ自体アンインストしてしまった。
その頃はもう身内くらいとしかQをやってなかったので支障は無かったのだが。
ちなみにそれ以外でパソコンに目立った不具合は生じていない。
あの時ICQをしていた存在が何だったのか、
今思い出しても背筋が寒くなる。

475 :バカは氏んでも名乗らない:2017/09/23(土) 14:32:12.87 ID:???.net
パチン!と音がして画面が真っ暗になった。
どのキーを押してもパソコンはまるで無反応。
仕方なく再起動させもう一度Qを起動させると

パチン!また画面が黒くなった。
もう一度同じ事を試みたが結果は同じ。
かなり怖くなって来た俺がTに電話をしてみると
俺が出てって10分後くらいに“俺”は落ちたそうだ。
ただし落ちる前に“俺”から
無言のメッセージが立て続けに10回くらい来たらしい。
電話越しにもTがびびっているのが分かった。

その後もQを起動させる度に同じ状況に陥り、
腹が立ったのでICQ自体アンインストしてしまった。
その頃はもう身内くらいとしかQをやってなかったので支障は無かったのだが。
ちなみにそれ以外でパソコンに目立った不具合は生じていない。
あの時ICQをしていた存在が何だったのか、
今思い出しても背筋が寒くなる。

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