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ラ王への道「12月31日1はいにみー!!の日」Z武板で祝いま障!!
- 1 :バカは氏んでも名乗らない:2018/12/11(火) 07:27:24.55 ID:???.net
- /  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 |
| || i/ ⌒ ⌒ | |
(S|| | (●) (●) | 12月30日は「いにみー!!」の日よ!!
| || | .ノ )| 健常者ども、準備はOK?!
(( | || |ヽ、_ ∀'_/| | あたしがあのバカタワをぶっ叩いてるAAを貼りまくるのよ!!
ノ ーニ- (≒) ' (( (≒)
( |、 ,l || \ 。|| ))
丶\V ( )\\/∈)
丿丶丶// \/
====\/====
( つ \ ♪
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\ ) )
/ / /
( ヽl ヽl
Vヽ_つ、_つ
- 767 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:13:48 ID:???.net
- お爺さんのオムライスは2つとも交互に、端からきちんと食べられていました。
どちらも半分程の量になっており、「もしかして2つとも全部食べるのかな・・・」と思って見ていたその瞬間、
それまできちんとしていたお爺さんが突然、左側のオムライスを手で掴むと、傍の手提げ鞄に放り込んだのです。
「えっ!」
思わず声が出ました。
観葉植物で少し隠れていたけど、確かに見ました。
お爺さんの手はクリームソースでベトベトでしたが、紙ナフキンで拭くと、何事もなかったように水を飲んでいました。
ちょうど店が混んでしまい仕事が忙しくなったのですが、わたしは気になって気になってたまらず、
各テーブルに水を注ぎに行く時、お爺さんの所へも廻りました。
水を注ぎながらお皿を見ると、右側ももうなにも乗っていませんでした。
こっちも鞄に入れたのかもと思い、つい身を乗り出してお爺さんの鞄を覗き込もうとしたその時、お爺さんと目が合いました。
今までの印象を覆すような、奇妙なくらい嫌な目つき。
目が合っていたのは1,2秒程の時間だったと思いますが、わたしは硬直して身動き出来ませんでした。
我に返るとうろたえて、そのまま他のテーブルを廻らずに厨房へ戻りました。
もうお爺さんの方を見る事が出来ず、焦りながら仕事をしていたのですが、
気付くともうお爺さんは支払いを済ませて、店を出て行くところでした。
わたしはあまりの衝撃で動揺して、他の人にどう言っていいかわからず、
誰にも話さないまま、その日の仕事を終えました。
- 768 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:15:23 ID:???.net
- 店は周りの飲食店と同じく10時閉店でした。
でもうちは酒類のメニューがないのもあって、8時半頃から急に暇になるので、
9時になると遅番の子1人だけになり、他のバイトの子は帰ります。
木曜の遅番はわたしでした。
掃除をし、着替える為に裏の小さい控え室に入り、いつものように縦長のロッカーの鍵を開けました。
開けたとたん、なにかムワッとした臭いがしました。
視線を落とし、わたしは思わず後ずさりました。
ロッカーに取り付けられた、靴を収納する鉄の網の仕切り。
そこにべチャッとオムライスが乗っていました。
わたしは膝を折り、それを凝視しました。半熟の卵やムキ海老が、わたしの靴の中にまで垂れていました。
鍵をかけているのに、有り得ない・・・
むかつくとか泣きたいとかの感情はなく、ただ不安で動揺して、
ティッシュで拭き取って片付けると、すぐにわたしは帰りました。
そして次の木曜日。
わたしは6時になるまでびくびくしていましたが、お爺さんはその日、店を訪れませんでした。
厨房やバイトの皆は、「体の具合悪くしたのかな」と心配気でしたが、わたしはホッとしました。
そして閉店。着替えに行ったわたしは、恐る恐るロッカーを開けました。
また生臭い臭いがたちこめました。
そして、靴の上の仕切りにオムライスが・・・・
しばらく呆然としてそれを見ていましたが、
厨房へ行き、1人残ってタバコを吸っていた調理の人に、
「すいません、ちょっと来てほしいんですけど・・・」と呼びかけました。
「どうしたの」
「あの、ちょっと見てもらえますか?」とロッカーへ連れて行き、
扉を開け、そしてわたしは驚いて叫びました。
「嘘っ!無い!」
跡形も無くオムライスが消えていたのです。
靴にもなにもかかった形跡がなく、臭いもなくなっている・・・
「えっ何?」と調理の人に言われ、わたしは咄嗟に、
「虫がいたと思ったんですけど、気のせいでした。ごめんなさい」と言いました。
「そう?じゃ一応ホウ酸団子置いとくけど・・・」
調理の人は訝しげにわたしを見ると、厨房へ戻りました。
- 769 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:16:19 ID:???.net
- 帰り道、わたしは自分を納得させようと必死で考えていました。
確かにオムライスがあった。べチャッと崩れた形。時間の経った卵の臭い。
この前は拭き取っても靴がベタベタして、次の日になってもまだ臭いがしていた。
・・・でも今、靴はなんともない。臭いも全然・・・
考えれば考えるほどわからなくなったわたしは、
バイトで一番仲のいい子に、もう0時近かったのですが電話しました。
そして全部話しました。
その子はずっと相槌打ちながら聞いてたのですが、わたしが話し終えると素っ気なく、
『・・・意味わかんないんだけど』と呟きました。
それは親身になってくれないとかの次元ではなく、あんたおかしいんじゃないの?と思っている声でした。
その後、シフトを木曜から金曜に変えてもらい、もうおかしな事もなくなったのですが、
仲がよかった子がわたしのした話を、『あのこヤバイ』というニュアンスで他のバイトの子に話してしまいました。
それと同時に、お爺さんはもう店に来なくなり、
お爺さんに好感を持っていた皆は、なんとなくわたしを冷たい目で見るようになり、
居辛くなってバイトを辞めてしまいました。
今となっては、わたしが見たのは本当だったのか自信がありません。
あの子のいうとおり、自分でも意味がわかりません。
でも、あのべチャッとした感覚と臭いだけが、記憶に焼きついて離れないのです。
- 770 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:33:40.92 ID:???.net
- 『くねくね』
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い空気が断然うまい。僕は爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして日が登りきり真昼に差し掛かった頃、
ピタリと風が止んだ。と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は「ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!」と、
さっきの爽快感を奪われた事で、少し機嫌悪そうに言い放った。
すると兄は、さっきから別な方向を見ている。その方向には案山子(かかし)がある。
「あの案山子がどうしたの?」と兄に聞くと、
兄は「いや、その向こうだ」と言って、ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
すると、確かに見える。何だ…あれは。
- 771 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:45:13 ID:???.net
- 遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも、周りには田んぼがあるだけ。近くに人がいるわけでもない。
僕は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。
「あれ、新種の案山子じゃない?
きっと!今まで動く案山子なんか無かったから、農家の人か誰かが考えたんだ!
多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!」
兄は僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。しかし、例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
兄は「おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?」と驚いた口調で言い、
気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。
兄は少々ワクワクした様子で「最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!」と言い、
はりきって双眼鏡を覗いた。
- 772 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:46:51 ID:???.net
- すると急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。
「何だったの?」
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。
僕はすぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちてる双眼鏡を取ろうとしたが、
兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。
しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。しかし兄は…。
よし、見るしかない。どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!
僕は落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。
僕が「どうしたの?」と尋ねる前に、
すごい勢いで祖父が「あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!」と迫ってきた。
僕は「いや…まだ…」と少しキョドった感じで答えたら、
祖父は「よかった…」と言い、安心した様子でその場に泣き崩れた。
僕はわけの分からないまま家に戻された。
- 773 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:48:03 ID:???.net
- すると急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。
「何だったの?」
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。
僕はすぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちてる双眼鏡を取ろうとしたが、
兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。
しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。しかし兄は…。
よし、見るしかない。どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!
僕は落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。
僕が「どうしたの?」と尋ねる前に、
すごい勢いで祖父が「あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!」と迫ってきた。
僕は「いや…まだ…」と少しキョドった感じで答えたら、
祖父は「よかった…」と言い、安心した様子でその場に泣き崩れた。
僕はわけの分からないまま家に戻された。
- 774 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:49:16 ID:???.net
- 帰ると、みんな泣いている。僕の事で?いや、違う。
よく見ると、兄だけ狂ったように笑いながら、まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。
僕はその兄の姿に、あの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。
そして家に帰る日、祖母がこう言った。
「兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。
あっちだと狭いし、世間の事を考えたら、数日も持たん…
うちに置いといて、何年か経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…」
僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。
以前の兄の姿はもう無い。
また来年、実家に行った時に会ったとしても、それはもう兄ではない。
何でこんな事に…ついこの前まで仲良く遊んでたのに、何で…。
僕は必死に涙を拭い、車に乗って実家を離れた。
- 775 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:50:17 ID:???.net
- 祖父たちが手を振ってる中で、変わり果てた兄が一瞬僕に手を振ったように見えた。
僕は遠ざかってゆく中、兄の表情を見ようと双眼鏡で覗いたら、兄は確かに泣いていた。
表情は笑っていたが、今まで兄が一度も見せなかったような、最初で最後の悲しい笑顔だった。
そして角を曲がったときにはもう兄の姿は見えなくなったが、僕は涙を流しながらずっと双眼鏡を覗き続けた。
「いつか…元に戻るよね…」
そう思って、兄の元の姿を懐かしみながら、緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。
兄との思い出を回想しながら、ただ双眼鏡を覗いていた。
…その時だった。
見てはいけないと分かっている物を間近で見てしまったのだ。
「くねくね」
- 776 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:52:42.67 ID:???.net
- 『シロタビ』
従姉妹の家で起きた話です。
従姉妹(仮に桂子さんとします)の家では、タビーという名前の犬を飼っていました。
わたしも何度か撫でてやった事があります。秋田犬っぽい雑種で、人懐こく愛想のいい可愛い犬でした。
全身薄茶色なのですが、なぜか後ろ足2本だけ靴下を履いたように足先だけが白かったのも、可愛く思えました。
桂子さんが5歳の時にお母さんが、(わたしから見て伯母)
産まれてようやく目が開いたばかりの仔犬を、近所からもらってきたのですが、
一番人懐こくて寄って来る仔犬の足が白いのを見て、「この犬、靴下履いてるみたいねえ」と抱き上げると、
なぜか飼い主は申し訳なさげに、「そうなの。白足袋履いて産まれてきちゃって・・・」と言いました。
なんでも、足先の白い犬や猫は不吉らしいのです。
「でもイギリスでは確か、ホワイトソックスって呼んでて、幸福をもたらすって言われてんだけどね」
それを聞いた伯母は、占いや縁起物は良い事を言っているものしか信じない人だったので、その犬をもらったそうです。
そして、最初は立派な名前を付けていたのですが、(スバルとかシリウスとかそんなのだった)
伯母はいつも「シロタビちゃん」と呼んでしまい、結果、ご飯をくれる伯母の呼び名に反応するので、
『シロタビ』から変化して『タビー』になったそうです。
タビーはいつもはにかんだ様なニコニコした顔をして、すぐに懐くので、通りすがりの人からも可愛がられ、
郵便や宅配の人にも甘えるので、「おまえは防犯にはならんなあ」と苦笑されていました。
- 777 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:54:13.58 ID:???.net
- そして、家族の一員として長年愛されていたのですが、
桂子さんが大学受験の為に京都に泊まっていた時期に、突然いなくなってしまったそうです。
伯母は受験に差し障りがないよう、桂子さんには内緒にして、
あちこち探し回り、他の区の保健所も見に行ったりしたのですが、結局見つかりませんでした。
戻った後にそれを聞かされた桂子さんも、手書きで尋ね犬のチラシを作って、電柱等に貼りましたが、
タビーは戻ってきませんでした。
一家全員が悲しみました。かなり老犬になっていたので、事故にでもあったんじゃないか・・・
いや、人懐こいから、誰かに可愛がってもらっているかも・・・
あまりにショックで、その後ペットは飼いませんでした。
それから7年経ちました。桂子さんは大学を卒業し、OLになり、めでたく結婚が決まりました。
女子大生の頃から一人暮らししていたのですが、
結婚式まであと1ヶ月になった時期には、準備などの為にアパートを引き払い、実家へ戻って親と同居していました。
- 778 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:56:45.16 ID:???.net
- 桂子さんはその日、結婚相手と挙式予定のホテルに行き、打ち合わせをして帰りました。
門を開けた途端、突然凄まじい勢いで犬に吠えられました。
驚いて立ちすくんでいると、伯母が玄関から飛び出してきて、
「桂子、ほら!タビー戻ってきたよ!」と、嬉しそうに叫びました。
よだれを垂らしながら怒り狂って吠え立てる犬。それは確かにタビーでした。
姿かたち。ボロボロに擦り切れているけれど、タビーがしていた緑の首輪。そしてなにより、白足袋。
タビーそのものなのですが、吠える姿は別の犬としか思えません。
「タビー?」
恐る恐る桂子さんが呼びかけると、『タビー』は吠えるのをやめ、
桂子さんの顔を見つめると、ゆっくり尻尾を振りました。
- 779 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 13:59:01.77 ID:???.net
- 伯母は大喜びで、
「買い物から帰ってきたら、庭の真ん中に座ってたのよ!
最初は吠えたんだけど、タビーって呼んだら寄ってきて、手を舐めたの!タビーよく帰ってきたねえ」
と、『タビー』の背中を撫でました。
桂子さんも一緒に撫でてやりましたが、この犬は違うと感じていました。
物理的にもしタビーだとすると20歳。残念だけどもう死んでいるはずです。
それに、今は落ち着いて撫でられているけど、さっきの吠え方・・・
「似てるよねーほんとびっくりした。ほんとタビーそっくり」
桂子さんが呟くと、伯母はたしなめるように「タビーよ?」と言いました。
しかし、やはりそれはタビーとは思えませんでした。
目つきが凶暴で、普通に座っていても絶えず神経を尖らせているようで、
誰かが傍を通ると、狂ったように吠え立てました。
念のため、獣医さんに狂犬病の検査や予防接種をしてもらいました。
歯の具合から見て、犬の年齢は12,3歳だろうと言われたそうです。
わたしと母も『タビー』を見ました。
桂子さんの結婚式に出席するため、前日から桂子さんの実家に泊まったのですが、
門を通った途端、激しく吠えられました。
その剥き出した歯や、こっちへ飛びかかろうと上げた前足、ビーンと引っ張った鎖がとても恐ろしかった。
母はもともと犬が苦手だったので、手の震えが止まらないほど怯えて、
「あの犬はタビーじゃないねえ」とわたしに言い、わたしもそう思いました。
むしろ、あんなに可愛かったタビーの思い出が、この凶暴な犬で汚されてしまったような、悲しい気持ちでした。
- 780 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:00:22.08 ID:???.net
- 桂子さんは結婚し、隣の市で暮らし始めました。
伯母はみんなから、「そっくりだけどタビーじゃない」と言われながらも、その犬をタビーとして可愛がっていました。
ところが、桂子さんの結婚式から2ヶ月ほど経った頃。
伯母が『タビー』を散歩させていると、向かい側からベビーカーを押したお祖母さんが歩いてきました。
ベビーカーの中で寝ている小さな赤ちゃん。
突然、『タビー』は凄まじく吠えながら、赤ちゃんへ跳びかかりました。
激しい勢いで伯母は綱を離してしまい、はずみで転倒しました。お祖母さんが悲鳴をあげました。
「ほのちゃん!!」
ベビーカーに飛びついた『タビー』から赤ちゃんを庇おうと、お祖母さんは赤ちゃんに覆いかぶさり、
そのお祖母さんの肩に『タビー』は乗りかかり・・・
伯母が我に返って『タビー』の綱を引き戻した時には、既に救急車のサイレンが近づき、
肩が血だらけになってうずくまるお祖母さんと、声を枯らして泣き叫ぶ赤ちゃんを、呆然と見ることしか出来なかったそうです。
750 :6:03/03/29 14:39
幸い赤ちゃんは擦り傷で済みましたが、お祖母さんは7針縫う怪我。
その上、入院中に体が弱ったのか肺炎を併発し、退院後も何度もお見舞いに行ったのですが、
体調が悪いまま半年後、まだ60歳なのに亡くなってしまいました。
その上、そのお祖母さんのお葬式に出たその日、
鎖に繋いでいたはずの『タビー』が首輪を抜け出て、逃げ出したそうです。
人を襲った犬をのうのうと飼っていた上、逃がしてどこへ行ったかわからない、と近所から非難を受け、
嫌がらせもされたそうです。
そして、お葬式から3ヶ月ほどして、今度は伯母が行方不明になりました。
桂子さんは現在妊娠中で、孫の顔を見てほしい、この子が産まれるまでに戻ってきてほしい、と心配しています。
そんな桂子さんにとっては失礼だとは思うんですが、
伯母さんが戻ってきた時、姿かたちは伯母さんのままでも、まさか・・・
わたしはそんなふうに考えてしまいます。
もしかして、桂子さん自身もそう考えてしまっているんじゃないかと、つい思ってしまうのです。
- 781 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:01:48.40 ID:???.net
- 桂子さんは結婚し、隣の市で暮らし始めました。
伯母はみんなから、「そっくりだけどタビーじゃない」と言われながらも、その犬をタビーとして可愛がっていました。
ところが、桂子さんの結婚式から2ヶ月ほど経った頃。
伯母が『タビー』を散歩させていると、向かい側からベビーカーを押したお祖母さんが歩いてきました。
ベビーカーの中で寝ている小さな赤ちゃん。
突然、『タビー』は凄まじく吠えながら、赤ちゃんへ跳びかかりました。
激しい勢いで伯母は綱を離してしまい、はずみで転倒しました。お祖母さんが悲鳴をあげました。
「ほのちゃん!!」
ベビーカーに飛びついた『タビー』から赤ちゃんを庇おうと、お祖母さんは赤ちゃんに覆いかぶさり、
そのお祖母さんの肩に『タビー』は乗りかかり・・・
伯母が我に返って『タビー』の綱を引き戻した時には、既に救急車のサイレンが近づき、
肩が血だらけになってうずくまるお祖母さんと、声を枯らして泣き叫ぶ赤ちゃんを、呆然と見ることしか出来なかったそうです。
750 :6:03/03/29 14:39
幸い赤ちゃんは擦り傷で済みましたが、お祖母さんは7針縫う怪我。
その上、入院中に体が弱ったのか肺炎を併発し、退院後も何度もお見舞いに行ったのですが、
体調が悪いまま半年後、まだ60歳なのに亡くなってしまいました。
その上、そのお祖母さんのお葬式に出たその日、
鎖に繋いでいたはずの『タビー』が首輪を抜け出て、逃げ出したそうです。
人を襲った犬をのうのうと飼っていた上、逃がしてどこへ行ったかわからない、と近所から非難を受け、
嫌がらせもされたそうです。
そして、お葬式から3ヶ月ほどして、今度は伯母が行方不明になりました。
桂子さんは現在妊娠中で、孫の顔を見てほしい、この子が産まれるまでに戻ってきてほしい、と心配しています。
そんな桂子さんにとっては失礼だとは思うんですが、
伯母さんが戻ってきた時、姿かたちは伯母さんのままでも、まさか・・・
わたしはそんなふうに考えてしまいます。
もしかして、桂子さん自身もそう考えてしまっているんじゃないかと、つい思ってしまうのです。
- 782 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:04:37.13 ID:???.net
- 『祖母の話』
数年前に亡くなった私の祖母は、孫の私からみても怖い人でした。
私が小学生の時に、祖母が自分の姉について語ったことは、子供心にもとても嫌な記憶として残っています。
祖母の姉は15〜16歳の時に、自ら井戸に身を投げて死んでしまったそうです。
私は「なんで?」と祖母に聞きました。
すると祖母は、
「あいつは馬鹿で、ちょっといじめたら井戸に飛び込んで死んでしまった」と、こともなげに言い放ったのです。
悲しんでる様子もなければ、悔やんでる様子もありませんでした。
私は何だか怖くなり、その日から祖母とほとんど話さなくなりました。
そして、数年前に祖母が亡くなったとき、私の姉から聞いた話は、
「ひいおじいちゃん(祖父の父。祖母にとっては舅)って、海で入水自殺したらしいよ。
おばあちゃんに、ひどくいびられてたんだって」
私はゾっとしました。
祖母は生前、いったい何人の人間を追い込んでいったのだろうと思うと、本当にゾっとしました。
この世に呪いや祟りというものが、実際にあるのかどうかはわかりませんが、
祖母が生んだ5人の子供(全員男)のうち、末っ子だった私の父以外の4人は、
10歳になるかならないかで、みんな死んでしまったそうです。
たった一人生き残った父は、人並みに結婚もして5人の子供もできました。
でも、5人とも全員女でした。
それぞれ嫁に行ったので、跡を継ぐものはいません。
こういうのって、因果応報っていうんでしょうかね。
- 783 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:19:50.97 ID:???.net
- 『老木』
私が以前住んでいた家の真横に、樹齢何十年というほどの大きな椎の木がありました。
我が家の裏に住む住人の所有物であったのですが、我が家はその木のおかげで大変迷惑をこうむっていたのです。
というのも、秋頃になると大量の枯葉が、我が家の庭先に撒き散らされるのはもとより、
樹齢何十年という老木ゆえ、根元から2,3メートルのあたりが朽ちており、
今にも我が家に倒れかかって来そうな様相なのです。
台風の日などは、家族で今日こそ倒れるんじゃないか?と、毎度毎度ビクビクしていたものです。
何度かその旨を裏の住人に伝えたのですが、
「当方の敷地のものに文句を言われる筋合いはない!」と頭ごなしに断られ、半ば諦めかけていました。
しかし、ある風の強い日に、とうとう老木の枝が折れ、
その太い枝は我が家にではなく、隣接していたもう一軒の民家に倒れこんだのです。
屋根の瓦も割れ落ち、それはひどい状況になっておりました。
その一件で損害賠償まで話が発展し、ついにその老木は切り倒される運びとなりました。
老木が切り倒されてから1年。
そこには6階建ての立派なマンションが建ち、
そのマンションの最上階に、裏の住人の祖母が『管理人』として入居したという事でした。
ある夜の事です。
用事で出掛けていた私は、駅から自宅までの道のりを歩いておりました。
マンションは我が家への目印とも言えるほど、遠くからでもその姿を見せておりました。
マンションが近くなるにつれ、マンションの屋上付近に、
なにやらモヤモヤとした、霧のようなものがかかってる事に気がついたのです。
一歩ごとにマンションは近くに見えてきます。
そして、そのモヤモヤが何であるかも、しだいに見えてきたのです。
霧状の白い煙の中に、無数の生首が浮遊しているではありませんか!!
生首はひとつひとつ違う顔をしており、老若男女様々でした。
ただ、その顔の群れに共通したものが一つだけありました。
全ての顔が満面の笑みを浮かべているのです!!
- 784 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:20:55.79 ID:???.net
- それから数日後の事。
マンションの管理人である老婆が、屋上から飛び降り亡くなってしまいました。
老人性の痴呆が原因と言われてはいましたが、果たしてそうなのでしょうか?
何故って?
私が見たあの首の群れは、老婆の住んでいた部屋の真上だった事がひとつ。
そしてもうひとつは、老婆が絶命した直接の原因。
老婆の死は、飛び降りによる打撲が原因ではないんです。
地面にあった木の小枝が、喉を貫いていたそうです。
私にはどうしても、老木の怨念としか思えないのです。
- 785 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:24:08.60 ID:???.net
- 『死の真相』
オカ板の住人ならば『田中河内助』をご存知の方も多いと思う。
以下は、この『田中河内助』の物語を彷彿とさせる話である。
俺が高校2年生のとき、クラスメートのM子が他界した。原因は白血病と言われていた。
彼女の家は千葉の市川であり、電車で1時間以上もかけて葬式に出向いた。
俺はM子とは大して仲が良くなかったこともあり、焼香を済ませると早々と家路についたが、
仲が良かった生徒たちの何人かは、しばらく残っていたようであった。
クラスは深い悲しみに包まれたが、次第に元の明るさを取り戻し、一女生徒の死はいつの間にか忘れ去られていった。
そして今振り返れば瞬く間の3年間は過ぎ、俺は高校を卒業した。
もはや俺の頭からは、若くして一生を終えた女性のことはすっかり無くなっていた。
俺はその後、大学生活を経て就職し、それなりに忙しい日々を送っていたが、
あるとき、高校時代のクラスメートと偶然再開した。
彼女の方から声をかけてきたのであるが、
彼女は高校時代からのぽっちゃりした顔からは想像もできないほど痩せており、
声をかけられなければ、たぶん誰だか分からなかっただろう。
いや、痩せたというより、やつれたというのが正直な感想であった。
「懐かしいね」と軽い挨拶を済ませたあと、せっかくだから少し話そうということになり、近くの喫茶店へ入った。
- 786 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:27:02.80 ID:???.net
- 現在の状況など、お約束の話を一通り済ませると、
「ねえ、M子のこと覚えている?」と彼女は訊いてきた。
「M子?ああ、白血病で亡くなったM子ね」
「そうそう」
同時に、彼女がM子と仲が良かった生徒であることも思い出した。
「かわいそうだったよね」
「うん、実はね・・・」
彼女は顔を深刻そうにしかめた。
「実は、彼女は白血病じゃなかったのよ」
「へー、違う病気だったの?」
俺は彼女の話に特に興味を示さなかった。
正直に本当の死因を知られたくないようなことはままあるからだ。
しかし、俺の気持ちとは裏腹に、彼女は顔をよりいっそう深刻そうにしていった。
「ちょっと聞いて欲しいのよ」
「うん、別にかまわないよ」
今日は既に仕事は終っている。俺は彼女の只ならぬ雰囲気を感じ取った。
彼女の話した内容は、およそ次の通りであった。
一昨年の暮れ、突然M子の母親から連絡があって、M子の七回忌に来て欲しいと言われた。
是非にというので、仲も良かったことだし法事へ参加した。
この法事はM子の七回忌だけでなく、M子の父親の一回忌でもあった。
法事が一段落すると、M子の母親に折り入って話があると言われ、2人だけで家の一室に入った。
そこは、かつてM子の部屋であった。
少しばかりM子の思い出を語ったあと、母親が意外なことを言い出した。
曰く、M子の死の真相を聞いて欲しいと。
- 787 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:28:30.79 ID:???.net
- そして母親は話し始めたが、二言三言話したとき、緊急の電話が入ったと親族から呼ばれ、
母親は話を中断せざるを得なかった。
再び部屋に戻ってきた母親は、詫びを言ってから話を始めようとしたが、
親族の子供が突然ひきつけを起こしてしまい、またもや続きを話すことができなくなった。
結局、その日は時間切れで、話は後日改めてということになった。
彼女はここまで話すと、フッと息をついた。
「時間は大丈夫?」
俺にはいつの間にかM子について興味が湧き上がっていた。
「大丈夫だよ」
「それから暫くは、M子のお母さんから連絡がなかったの。こっちから連絡するのも何か気が引けて」
「うん」
俺は相槌を打つのみであった。
「私もそのことは忘れていたんだけど、去年、連絡が来たの。1年ぶりくらいにね。
それで、またM子の家に行こうとしたのよ」
「それで」
その後、彼女は次のようなことを話した。
約束した日に彼女は急用が入り、M子の家に行けなくなってしまった。
彼女は電話で話せないかと聞いてみたが、どうしても会って話したいという。
日を改めて彼女はM子の家に向かった。
そしてM子の母親は、まずこの話から聞いてくれと口を開いた。
実はM子の死は、予想外のことで母親は看取ることができなかったという。
亡くなった旦那さんがM子を看取ったのだが、しばらくして旦那さんからM子の死因を知って欲しいと言われた。
しかし、旦那さんがそれを話そうとすると、ことごとく邪魔が入り、中々聞くことが出来なかった。
- 788 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:30:01.94 ID:???.net
- ついに死因を聞いたのは、旦那さんがそれをしゃべろうとしてから、実に半年以上も経ったあとだという。
旦那さんはその翌日に急死した。
そして、いよいよ本題に移ろうかというとき、来客があった。
無視できない人らしく、母親は暫く応対して、彼女の元に戻ってきた。
このときには彼女も、『何かある』と思い始めていた。
母親は彼女の前に座ると、「どこまで話ましたっけ?」と聞いた。
「旦那さんがお亡くなりになったところまでです」と答えると、
母親は「あら、そんなところまでお話しましたかしら」と、意外な顔をしたのである。
「もう、気味が悪くなっちゃってね・・・」
「それで、話は聞けたの」
彼女は首を振った。
「あの後、何故かM子の思い出話になっちゃったのよ。自分でも訳が分からない。
気がついたら夜になっていて、家に帰ったわ」
「結局、聞けず終い?」
彼女はしばらく沈黙した。
俺はすっかり冷めたコーヒーを飲み干すと、
「場所変えたほうがいいかな。時間が経ってるし」と言った。
彼女も賛成し、腹も減ったのでファーストフード店に行くこととなった。
席を立ち会計を済ませ、店を出る。
移動中に俺の携帯が鳴った。友達が事故に巻き込まれたので至急来て欲しいという連絡であった。
彼女の話には後ろ髪を引かれたが、現場へと向かうしかない。
彼女は絶対連絡すると言ってくれ、その場を後にした。
- 789 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:30:59.23 ID:???.net
- 友達の事故は大したことはなかった。
2日後、家に彼女から連絡がきた。
『実はね、あのときは言い出せなかったけど、M子のお母さん、あの日の数日前に亡くなったのよ』
「えっ、俺と話したあの日の?」
『そう、そして亡くなる前の日に、私、M子の死因を聞いたの。ついに』
「・・・」
『で、その話、やっぱり聞きたいよね?』
俺は少しばかり躊躇したが、
「確かに聞きたい気持ちはある。でも話すな」と、きっぱり言った。
「いいか、誰にも話すんじゃない。忘れるんだ」
『ありがとう』
彼女の声は少し安堵したようであった。
『でも、M子の弟には話さなくてはいけないと思う』
「やめておけ、忘れろ」
『でも、たった一人残ったM子の家族よ』
「知らないほうがいいこともある。今度ばかりはそのほうがいい」
『うん・・・』
彼女との会話はそれで終った。
俺は一抹の不安を隠せなかった。
M子の弟は既に成人であるし、家族の死について疑問を抱いていてもおかしくない。
俺は彼女に電話をしてみた。
彼女はM子の弟に会ってはいるが、その話はしていないと言った。
俺はくどいほど念を押して電話を切った。
その後も彼女と連絡を取ろうとしたが、携帯を持っていなかった彼女とは連絡が取れなかった。
それから1ヶ月ほどしてからのことである。
彼女の死の知らせが来た。
彼女がM子の弟に、何を伝えたのかは分からない。
- 790 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:35:13.67 ID:???.net
- 『N村の呪い』
友達T君から聞いた話と私の体験を、いくつかに分けて書き込みます。
T君に聞いた怖い話
T君は電気工事関係の仕事をしています。
ある日、別の課のN村君が高所作業中の事故で亡くなりました。
T君は同期入社ということもあり面識もあったので、葬式に参列しました。
それから1週間ほどしたある日、また隣の課のN村課長が亡くなりました。
病死ということでしたが、急死だったということでした。
T君は面識がなかったのと礼服がクリーニングに出したままだったので、葬式には参列しなかったそうです。
仲間内では、「N村ばっかり立て続けだし、近日もう一人ぐらいN村が死ぬんじゃないか」という話をしたそうですが、
近くにもうN村はいませんでした。
それから数日後、また葬式があったそうです。
同じ課の事務の女の人で交通事故でした。
でもU田といいN村ではありませんでした。
同じ課ということもありT君も葬式に参列したそうです。
そこで葬儀会場でT君は驚きました。N村家となっていたからです。
その女の人は結婚してU田という姓になって働いていましたが、
離婚してN村に戻したのですが、会社では便宜上U田のままにしておいたそうです。
そしてT君は、同じく参列していた近所と思われる人たちの会話を聞いて驚きます。
その人は、「..最近葬式多くてねー。それが変でまたN村さんなのよ...」。
T君はこの時期いったい何人のN村が死んでるんだ..?と思ったそうです。
- 791 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:37:01.36 ID:???.net
- T君の話の続き
T君がN村さん連続死亡の話を私にした時、T君はすごい状態だった。
右半身が擦り傷だらけで、スネには私がこれまで見たこともない大きなカサブタがあった。
通勤帰宅途中でバイクでこけたらしい。
私はT君の話した怪談よりこちらの話の方が怖かった。
バイクに乗っていた彼の話はこう。
「..ほんで、この話をお前(私)にどない話したろかて思てたんや。
ほんで、ちょっと考えてて、われに返ったら、えらいのろのろ走ってる 気がしてな..景色がゆっくり流れてて..、
あ、いかんいかんつい上の空で運転してた...と思ってアクセル空けたんや。
ほんでなにげなしにメーター見たんや...そんだら120(Km/h)でてるやん!
と思った瞬間ぶわっ!て景色が流れてな、あせってしもた。パニックや!
信号待ちしてる車のケツも近づいてくるし、なんとか止まろうとして、ブレーキかけたらロックしてザザザーッといってもうた...」
私はなんとなく『呪い』かと思って怖かった。
バックミラーに写るとかじゃなくて、こういう形の呪いがあるのかなと思いました。
- 792 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:38:09.25 ID:???.net
- T君の話に関しての私の体験
私は怖い話が好きで、よく聞いたり話したりする。
当時付き合っていた彼女も怪談が好きで、よく他所で仕入れた怖い話を披露し合っていた。
その夜もドライブしながら彼女の仕入れた怖い話を聞いていた。
一通り聞いたあとで、今度は私がこのT君に聞いた話をしてやろうと思って、
「おれも怖い話聞いてな...」と言った瞬間、車のエンジンが止まってしまった。
惰性で何とか路肩に止め、いろいろ試したがエンジンは掛からなかった。
JAFを呼んで診てもらったが原因はわからなかった。
結局後日エンジンのタイミングベルトが切れていたことが分かった。
結局私はT君の話を彼女にしなかった。
書いちゃったけど大丈夫かな?
- 793 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:40:14.63 ID:???.net
- 『和室にあった京人形らしきもの』
これは僕が幼い頃(5〜6歳だったと思う)の体験です。
僕の家には和室があるのですが、その部屋には京人形らしきものがあります。
その人形の話なんですが、毎晩動くんですよ・・・。
僕は幼い頃はいつも10時ごろに寝ていました。
そして僕はかなりのおばぁちゃんっ子だったので、その部屋で一緒に寝ていたんです。
そして僕は毎晩のように3時になると目が覚めて、
横をみると、廊下の奥からその人形がこちらにむかって歩いてくるんですよ!
怖くなって僕は「おばぁちゃん!人形が・・・!!」と言って起こすと、
おばぁちゃんは廊下に向かって行き、その人形を押し返すような仕草をするんです。
すると人形はまた廊下の奥の方へ消えていくんですよ!
朝になってその人形をみると、いつものようにショーケースに収まっているのです。
それが毎晩のように続いたんですよ。
あれから10年以上過ぎたある日、おばぁちゃんと家族で怪談というほどのものでもないですがそういった話をしているときに、
「そう言えば僕は、幼い頃に人形が来る夢をよく見ていたよ」と家族全員にいうと、おばぁちゃんが、
「そういや〜アンタは小さい頃、人形がくる!人形がくる!っていうからおばぁちゃん毎晩3時ごろおこされて、
見えもせぇ〜へんもんを押し返しとったわ!」
って言ったんです。
僕は凍りつきました。
「アレは夢じゃないんだ・・・」
というような体験です
- 794 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:42:40.36 ID:???.net
- 『うなされる理由』
高校の頃、一コ上の先輩から聞いた話です。
先輩(以後Tさん)がまだ幼い頃。
夜、ぐっすり寝ていたTさんが、急にうなされはじめました。
一緒に寝ていた母親が起きて様子を見ると、Tさんはうなされながら、「腕が痛い腕が痛い」と言っています。
母親は「ここが痛むのかい?」と腕を揉んであげますが、今度は「足が痛い足が痛い」と訴えます。
言われるがままに腕や足を揉んでいた母親ですが、Tさんは一向に落ち着く様子もなく、
更に「お腹が痛い」「背中が痛い」と、エスカレートしていきます。
さすがに様子が変だと思った母親が、灯りをつけてみると…
そこには中年男性のような別人の顔になったTさんが、布団の上でもがき苦しんでいました。
仰天した母親ですが、すぐさま仏壇の前にTさんを運び、
「ここはあなたの来るような所ではありません。行くべき処お帰りください」
というような事を必死に訴え、祈り続けました。
その甲斐あって、Tさんも次第に落ち着きをとり戻し、元に戻っていきました。
翌日知った事ですが、前の晩。
近くの交差点で交通事故があり、中年の男性が一人亡くなっていたそうです。
時刻は、Tさんがおかしくなった時とほぼ同じ。
この出来事は、Tさん本人も覚えていなかったのですが、
高校生になって、初めて母親から直に聞かされたそうです。
Tさんは「自分の顔が変わってたなんてシャレんなんねーよ…」とガクブルしていました。
- 795 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:48:13.49 ID:???.net
- 『笑う遺影』
3ヶ月前の成人式の時、自分は遺影を持って行ったんだ。
中学の時、心臓発作で死んだ近所のツレの。
そいつと俺とは親友同士で、毎日のように遊んでいた。
そんなツレと、こんな形で成人式に出席するとは思ってもみなかった。
市長のあいさつなども終わり、式の終わりくらいに、元クラスメートほぼ全員で集合写真を撮ったんだけど、
後日その写真を現像してみたら、俺の手の中のツレの遺影が笑ってるんだわ。無表情で写ってたはずの遺影が。
怖いという感情はあまり無く、
「ああ、久しぶりにみんなに会えて、嬉しかったんだなぁ・・・」と思ったよ
でも違ったんだ。
その集合写真で俺とツレの横に写っていた子が、しばらくしてから死んだんだ。
その子は当時ツレが好きだった子だった。
もうすぐその子に会えるから嬉しかったんだろうなぁ・・・
- 796 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:52:22.34 ID:???.net
- 『白血病を患って入院した息子』
4年前に、飲み屋で知り合った女の子が語ってくれた話。
けっこう長くなったんで、分割して書き込むことにする。
彼女の姉には4才になる息子がいたんだけど、ある時、白血病を患って入院してしまった。
小児白血病ってのは進行が速い。
昔に比べれば死亡率は飛躍的に下がったとは言え、まだまだ恐ろしい病気なんだって。
だから姉と夫は、祈るような気持ちで毎日病院へ通っていたそうだ。
そこへ現れたのが彼女の叔母さんって人。
この人が霊とか呪いとかを信じているうえにお節介な人で、
自称霊能者って人を病院に連れてきて、病室で霊視っぽい事をさせた。
その霊能者曰く、
「この子には悪霊が憑いている。今すぐ除霊しないと連れて行かれる」
両親は半信半疑ながらも、藁にもすがる思いで除霊を依頼した。
ただ、病院から息子を連れ出すわけにはいかなかったので、家で除霊の儀式を行った。
しかし、子供の病状は一向に良くならない。
するとまた叔母さんがやって来て、その霊能者の言葉を伝えた。
「悪霊の力は思いのほか強い。一刻も早く連れ出して除霊しないと、子供は地獄に堕ちる」
その直後、子供の容態が急変した。
まだまだ甘えん坊だった息子は、母親の手を握りしめ「ママ怖い・・ママ怖い・・」と言いながら息を引き取ったそうだ。
- 797 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:56:03 ID:???.net
- このことが原因で両親は離婚してしまった。
母親(語り手の姉)は下の娘を引き取って、一旦実家に戻った。
しかし、彼女の心には「子供は地獄に堕ちる」って言葉が重くのしかかっていた。
地獄で苦しむ我が子の姿を想像すると、気が狂いそうになる。それこそ地獄のような日々。
そんなある日、荷物を整理していたら、死んだ息子が使っていた落書き帳が出てきた。
子供が描き殴った乱雑な絵ばかりだったが、ページをめくるたびに涙がこぼれたという。
と、彼女の目が最後のページに吸い寄せられた。
病院から落書き帳を持って帰った時、そこには何も書かれていなかったと記憶している。
だが、今見るとそのページには文字が書かれている。
鉛筆書きの拙い字でたった一言。
『だいじょうぶ』
それを見た瞬間、彼女は「これは息子があの世から送ってくれたメッセージだ」と思ったそうだ。
「それでお姉ちゃん、一念奮起して大型免許を取って運送会社に入ったんだ。
今は実家を出て女手一つで娘を養っている。つくづく母親って強いなぁって思うよ・・」
それっきり、語り手の女の子はテーブルの上に俯いたまま黙ってしまった。
- 798 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 14:57:13 ID:???.net
- 冷静に考えれば、彼女が最後のページを見逃しただけなのだろう。俺はそう思う。
でも、目の前で半泣きになっている女の子にはあえて言わなかった。それ言っちゃあ野暮だろうって思ったから。
だって、子供を失った親というものは、僅かな希望にでもすがりたくなるもんじゃないか?
自分は霊なんて信じていないけれど、そんな俺だって妻子を失った時は、
せめてあの世で幸せに暮らしていて欲しいって、しばらくはそればかり願ってた。
それを糧に今日を生き延びる事ができるなら、死後の世界を信じても良いって思ったんだ。
だから、そんな希望をうち砕くような自称霊能者の無神経な言葉には本当に腹が立った。
ぶん殴ってやりたい。今でもそう思う。
で、最後に頭に戻るけど、「残念ながらあなたの娘さんは」って話、
コメント読んだら「後味悪い」って感想が多かったけど、ホントそう思うよ。
少なくとも、俺にとってはマジで洒落にならないくらい恐い話だった。
恐すぎて、思わず投票しちゃったよ。
何だかよく判らない、とりとめのない文で申し訳ない。
込み上げるもんがあったんで書き込んでみた。ウゼェって思ったらスルーよろしく。
- 799 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:07:53.03 ID:???.net
- 『踏切に立つ女』
3〜4年くらい昔の話になる。
ある夜。(夏の深夜1時くらいだったと思う)
母親に、明日の朝食のパンを買ってきて欲しいと頼まれた。
自分も小腹が減っていたため、コンビニに行く事にした。
自宅前の線路沿いの小道を、スクーターで走ってコンビニに行く。
途中踏み切りを渡るのだが、行きの道中では何の異常もなかった。
一通り買い物を済ませて、来た道を帰る。
すると、踏み切りの手前に人影がある。
踏み切りの近くの街灯で、かろうじて女の人だとわかった。
こんな時間に出歩いている人がいるとは、珍しいなと思った。(田舎なので、深夜になると車も走っていない)
あまり霊の類は信じていなかったが、一瞬幽霊ではないかとドキッとした。
その女性は踏み切りを渡ろうともせずに、踏み切りの手前で立っているだけである。
気味が悪いが、その踏切を通らないと結構な遠回りになる。
意を決して、その女性の横を通り過ぎた。
通り過ぎる瞬間気が付いたのだが、女性はうつむきながら何かブツブツ呟いていた。
踏み切りを渡り、左折のため一度止まった。
気になったので、もう1度女性の方を振り返ってみた。(消えてたらどうしよう?など、オカルト的なことを考えて)
女性はこちらを見たまま、先ほどと同じ位置に立っていた。
「何だ。やっぱりちゃんとした人間だったか」と少し安心して、そのまま自宅に帰った。
その日は朝早く起きなければならなかったので、すぐに床についた。
- 800 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:09:24.29 ID:???.net
- 床についてから間もなく、電車の物凄い急ブレーキの音で飛び起きた。
自分の部屋を出ると、その音で起きたのか、弟と父親が居間に入ってきた。
「凄い音だったな」「どうしたんだろうな」などと少し話していたが、
朝早く起きなければならないという事もあって、寝ることにした。
その日もいつも通り学校に行き、夕方には自宅に帰ってきた。
夕飯の時間になり、新聞を広げていた父親が、小さな記事を指差して言った。
「今朝のブレーキ音、飛込み自殺らしいぞ。女の人が、貨物列車に飛び込んだらしい」
その時ドキッとした。まさかあの女の人じゃないよな・・・嫌なイメージが脳裏をよぎった。
場所といいタイミングといい、そう考えるのが普通だった。
あまり人の死というものを感じたことがなかったので、それだけでも洒落にならないほど怖かった。
- 801 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:10:20.52 ID:???.net
- それから何年かして、そんな事件も記憶の片隅で忘れ去られていた。
ある日、母親が少しオカルト系が好きなだったこともあり、
隣の市に住む、その近辺では有名だと言う霊能力者の自宅に行く機会があった。
(霊能力者と言っても、職業にしているわけではない)
霊の類は信じていなかったが、面白半分でついて行くことにした。
6〜7畳くらいのマンションの狭い1室に、6人ほどの人が集まっていた。
しばらく、その霊能力者の体験談を聞いていた。
その後、集まった6人の守護霊を見ようという事になった。
これは面白いことが始まったと、内心浮かれていた。
10分ほどして自分の番が回ってきた。
その霊能力者が、ジッと私の両肩の上あたりと、頭の上あたりを凝視した。
間もなく霊能力者が口を開いた。
「貴方には御三方の霊がついています。
まず先祖とおぼしき男性が1名。
先祖ではないのですが、貴方の才能を伸ばしてくれている男性が1名。
あと、自殺で亡くなっている女性が1名見えます。
男性2名は守護霊ですが、女性の方はどこかで拾ってきたみたいですね。
害はないのですが、憑いていても良いことないので払っておきます」
!!!その言葉を聞いてあの事件を思い出し、恐怖が一気にピークに達した。
その場で払ってもらったが、何年間か一緒にいたかと思うと洒落にならなかった。
何で俺に憑いてるんだよ〜〜ただ死ぬ前に偶然会っただけじゃないかと半泣きだった。
そんなこんなで今に至るわけだが、ちゃんと離れていってくれたのか、霊感に無縁な私は不安でしょうがない。
- 802 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:12:54.31 ID:???.net
- 『七人坊主』
ある島で働いてたAさん。その日仕事が遅くなり、海沿いの道で車を走らせていた。
外は小雨がパラパラと降り、海は黒くうねっていた。
しばらく走っていると、目の前に光が。
どうやら工事をしているらしい。
「まいったな。家に帰るにはこの道が一番近いのに・・」と思って、
工事をしている作業員に、あとどれぐらいかかるか聞いてみた。
すると、後少しで終わるとの事。
どうやら、この小雨で作業が長引いたらしい。
「なら待っているか」と思い、車の中で待っていた。
しかし段々と暇になってきて、小雨もやんだようなので、風にでも当たるかと車から出た。
しばらくしてタバコを吸い始めると、近くで休んでいた作業員が話をしているのが耳に入ってきた。
作業員A「なぁ、知ってるか。この道路のすぐ上にある岬、いわくつきらしいぜ」
作業員B「どんな?」
作業員A「なんでも七人岬っていって、昔この島に流れ着いた七人の坊主がいて、
村に食べ物が欲しいと、物乞いにいったんだって。
けど昔のこの村はよそ者に厳しくて、さらにその年はまれに見る凶作で、どこにいっても断られたらしい。
で、飢え死にしそうな坊主達はこの村を恨みながら、ここの岬で死んでいったらしい」
作業員B「へー」
作業員A「それだけじゃないんだ。
その後村では謎の奇病が流行って、かなりの人が死んだらしい。
で、供養塔を建ててからは、ぱったりとなくなったんだってよ。
で、それからは、七人の坊主の悪口をいうと、良くない事が起きるらしい」
作業員B「んな馬鹿な」
作業員A「ホントだって。
昔その話を聞いたお侍さんが、ためしに岬にいって、悪口を言ってみたんだって。
そしたらその帰りに、乗っていた馬が急に暴れ出して、落馬して死んだらしい。
他にも車に轢かれたとか、自殺したとか、いろいろあったんだってよ」
作業員C「本当かよ?」
作業員B「迷信だよ。迷信。なんなら試してみようぜ」
- 803 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:13:59.10 ID:???.net
- 作業員A「やめとけって」
作業員B「大丈夫だって。よーしいくぞ。七人坊主のバーカ!」
作業員C「よし、俺も。七人坊主のあほー!ハゲー!あはは」
作業員B「もっと言ってやれ。バーカ!」
・・・
作業員B「ほらな。何も起こらない」
作業員A「ホントだ。俺も言ってみようかな。七人坊主のくそったれ!」
A,B,C「あはははは!」
作業員C「そろそろ作業に戻るか」
そういって、彼らは持ち場に戻っていった。
「今の話本当かな」と、心の中でAさんは思っていた。
数分後、作業はほぼ終わりかけていた。
そろそろかなと思い、車に戻りドアを閉めた次の瞬間、ドドドォーという音と共に、右側の崖が崩れてきた。
あっという間に土砂は工事現場のほとんどを埋め、
車の屋根に石がコツコツと当たる音と、作業員達の叫び声が聞こえてきた。
ギリギリの所で、Aさんの乗っていた車は助かった。
しばらく呆然としていたAさんだが、すぐに携帯電話を取り出すと、救急車と警察を呼んだ。
数時間後、Aさんは警察で事情聴取を受けていた。
警察の車に乗せてもらって、ここまできたのだ。
警官「ご協力ありがとうございました」
A「はぁ・・」
何故だかはわからないが、Aさんは警官に聞いてみた。
「どのくらいの方が被害に遭われたんですか?」
すると警官はこう言った。
「怪我人はでていないんですが、死者が7人」
- 804 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:15:46.61 ID:???.net
- 『古い寺の跡』
古い寺の跡がある山に登った時の話。
山道歩いてて、道端に仔猫のきれいな死骸を見つけたんだけど、
夕暮れに下山するときにはもう、内臓とかグチャグチャになってた。
鳥や獣に食い荒らされたんだなぁと思い、手を合わせた途端に、
山上の寺の鐘がいきなりガンガンガンガンガンとありえない速さで連打されて鳴り響いた。
僕は無性に恐ろしくなって逃げるように下山した。
多分どこかの馬鹿がいたずらで鳴らしたんだろうけど、タイミング悪すぎ。
駅に着く頃にはもう日が落ちていて、電車のシートに座ってやっと安心できた。
で、動き始めた電車の窓から山の方角を見て思い出した。
確かに寺の跡はあったけど、もう廃墟になっていて、鐘は取り外されていたのだ。
- 805 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 15:58:05.70 ID:???.net
- 「えっ?結婚?すまん。俺実は…」
2013/03/12 16:30
出会いから1ヶ月目
プリ「早く夫くんと結婚したい〜!」
夫「えっ?結婚?すまん。俺実は妻子餅。」
プリ「騙したのね?死んでやる!」と大暴れ。
夫「わかったわかった離婚できるようなんとか頑張るから。」
2ヶ月目
夫「やっぱ離婚無理。お前とも別れる。」
プリ「夫くんを殺して私も死ぬ〜!」包丁持ってまた大暴れ。
夫「落ち着いて!分ったから、もう少し待ってて」
3ヶ月目…
夫、なにかと理由をつけ、プリとは会わずに逃げまくり。
プリ「いつまで経っても離婚してくれないなら死ぬ。」と
プリ自宅でリストカット→夫に血まみれ写メ送りつける。夫ドン引き つーか超びびる。
プリは実はメンヘラ様。
その後プリ体調の悪化で入院。夫、責任感じて見舞いに行く。
で、プリから手紙もらう。夫、手紙上着に隠す→私がたまたま見つける。もちろん読む。
「夫くんと別れるなら市に増すね。遺書も書いたよ。」
私「何だこれは?女ができたんだな?よし!別れたいなら別れてやる。慰謝料多目にヨロシクナ!」
夫泣きながら平謝り。子供号泣。私も泣く わけわからん。
それから2年。
プリは元気に生きてるようだ。よかったな!夫よ!安心しただろう!
プリは早く新しい男見つけて幸せになれよ!
…こんな心境になれるまで2年かかったよ。夫が心底反省してくれたから再構築できたと思う。
「許すことは愛すること」って言葉があるけど、許すことがこんなに辛くて難しいなんて知らなかったよ。
- 806 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:03:52.41 ID:???.net
- へッドドレス作れやこらぁぁあ!
2013/07/01 17:15

母がかわいいヘッドドレス的な物を作ってくれた。そしたらセコキチさんがご襲来なさった。
越してきたばかりでよくも知らないママさんが突然来訪、うちの子にもヘッドドレス頂戴と仰る。
最初は母もやんわりと「すみませんがあれは制作がとても大変なので…」と断るも
「3つも4つも同じようなもの」「頑張りが足りない」「かわいいうちの子のためじゃない」等々しつこく
もう「我が子のためだから頑張れる訳であって、よく知りもしない他人のために手間もお金もかけてまで苦労したくありません」
で扉締めて一切無視していたらその場は諦めてくれた……様なのですが
以来近所で顔を会わせる度ママさんに「ブス」と呟かれるのが辛抱たまらんです。
- 807 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:36:39 ID:???.net
- 神様はちゃんと…
2013/03/14 17:48
職場が一緒の女Bが女Aから男Cを略奪し、女Aの悪口を流しまくり
男Cとそのごく周りの知人へはCの子を妊娠してると嘘をついて、
男Cの気持ちも固まらないまま結婚に持ち込んだ。
自分に自信がないのか結婚後も女Aに(だけ)嫌がらせし続けて
周りの人間には愛想を振りまいていた。
2年後…
A…地道な努力が認められて少し昇進、恋人できる
B…媚び・コネでビックプロジェクトリーダーになり大失敗総スカン
6年後
A…玉の輿、Bの上司までもが味方につく
B…離婚、退職
わかりやすすぎてわろた。でもAも気は強かった。
変なところでごり押ししない、数段飛びで仕事しようと思わない
ってとこだけが明暗わけた気がする。
- 808 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:40:28 ID:???.net
- 旦那の浮気相手(従業員)から、店に電話・・・
2013/04/05 16:00
自営業やっています。
夫が従業員と浮気しました。
証拠もみつけ、相手の旦那さんに連絡して4人で話し合い、
今後一切の関係を持たないという念書を夫・相手両方からとりました。
念書をとったその日の深夜に、相手からメールあり。
夫は最初しらばっくれていましたが、後から白状して中身もみせてくれました。
「今後は別々に生きていこうね云々」という内容だったので
別れも急だったことだし仕方ないかと思い、その場は収まりました。
で、数日たった朝。
今度は店に、浮気していた従業員から電話がありました。
まだ私が出社していない時間帯で、夫が直接電話にでたそうです。
「また店で働かせてくれないか」という内容。
「この店の仕事が大好きだから、やめると
鬱病(旦那さんと一緒に病院にいったらしい)によくない」
「店の裏のアパートに引っ越そうと思う」
(ということは、旦那さんと離婚することが決定したのか?)
「チーフ(私のこと)のことは尊敬しているし、同じシフトでも構わない」
「何年かたったら、チーフと離婚して私と結婚してほしい」
「以上のことを、アナタからチーフに伝えてほしい」
夫はその場で断ってくれました。
が、今度は私に電話。
一通り上記のことを聞いた後、私が「でも、もう夫は私を選んでくれたので」というと
「それは子供がいるからですよね?」と返ってきました。
実際、夫は相手のことは「まだ好き」、私のことは「友達以上」。
浮気の理由は、その頃私が夫と距離をあけていて、寂しかったからだそうです。
これで終息となるのか、すごく不安・・・。
- 809 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:42:02 ID:???.net
- 夫に言われました。
「ふざけるなと言われるかもしれないけど、やっぱり(店に)復帰させちゃマズイか?」
驚くのと「やっぱりそうきたか」というのと両方です。
「鬱病だから、死なれちゃ困るから」って、それ、理由になりますか?w
私が「確かに死なれたら嫌かもしれないけど、
その予防はあなたの役目ではないでしょう?」というと
「そうかねぇ」と横を向いてしまいます。
さっきも書いたように、夫は「相手はまだ好き、私は友達以上」ですので
最後の電話で復縁を断ったとき「子供と一緒に暮らしたいから」と言ったそうです。
だから「子供が大きくなる数年後に結婚して」という流れになっているんだと思います。
相手は携帯を旦那さんが預かって、今現在実家で暮らしているそうですが
実家もそんなに遠い距離ではなく、会おうと思えばいくらでも会えると思います。
今回のように、私がいない間に店の電話に直接かけてくれば
どこからも漏れないですしね。
夫に「浮気については罪悪感は感じていない」とはっきり言われました。
ただこれからは「子供と暮らしたいし、私が嫌だと思うからやらない」と言っています。
それを素直に信じられればいいんですけどw
相手旦那さんとは連絡はとっています。
今回の件についても、夫に電話があったことは相手旦那さんからの連絡で知りました。
正直な話、私も自分のことを100%の被害者だとは思ってはいないです。
ちょうどそのころ、私が夫と距離をあけてしまっていたので。
夫は「寂しかった」と言っていました。
それを思うと申し訳ないことをしたと思うのと同時に、これからは二人で
頑張っていこうと思うのですが
「罪悪感を感じていない」というのがどうしてもひっかかってしまいます。
加えて「復帰させたらマズイか?」でなんかもう・・・。
- 810 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:43:00 ID:???.net
- 私は、正直、可愛い妻ではなかったです。
がさつだし、仕事面でもいろいろ意見してみたり、
どちらかというと、同性の共同経営者みたいな感じになっていたのかもしれません。
距離をおいたことは謝りましたが、私にとってはそれ相応の理由のあることだったので
「ごめんなさい、でも・・・」という感じになってしまっていたと思います。
相手の復帰は即お断りしました。
かなり、かきくどかれましたけど頑張りました。
私もはじめはストーカーじゃないかと思いましたが
夫の意向が「復帰させちゃマズイか?」だったことが判明してしまったので
おそらく警察ではきいてくれないかと思います・・・。
やっぱり繰り返す可能性が高いですよね。
「ばれていなければ、別に迷惑をかけたことにならない」と言っているので
今度やるとしたら、かなり巧妙にやるつもりなんだろうなと。
私が店で働いているとき、夫は夜勤なので家にいます。
でも、本当に家にいるのか、疑っている自分がいます。
信じようと思うほど、信じていない自分を感じてしまって
どうしてよいのか、今、本当に途方に暮れている状態です。
夫のことは、なんだかんだいって好きなんだと思うんです。
理由はともあれ、一緒の生活を選んでくれたということも感謝しています。
でも、一生疑いながら生きていくことになりますよね、私。
それはものすごく不幸なことなんじゃないのか?
夫は「やらない」と言っています。
その言葉を素直に信じて、以前のような家庭を作り直したいです。
- 811 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:48:04 ID:???.net
- ある週末、義兄嫁に呼び出されたので旦那と一緒に義実家へ行ったら・・・
2013/04/18 10:07
ある週末、義兄嫁に呼び出されたので旦那と一緒に義実家へ行ったら
笑顔で出迎えてくれた義兄嫁と一緒にいた義兄の頭が悲惨なことになってた…。
フサフサだったのに温水さんが水に濡れたみたいな頭だった。
ポツポツと血が浮いてたのがね、もう怖くて怖くて…。
そしてリビングに移動したら義兄の髪の毛と義両親が土下座して更にカオス。
呆然とする私と旦那に義兄嫁が義兄の残り少ない髪の毛を毟りながら懇切丁寧に説明してくれた。
義兄嫁が妊娠中に義兄が会社の女と浮気。
流産するかどうかの瀬戸際で入院してる時も浮気していた。
流産して落ち込んでる時に浮気相手の女の妊娠(義兄嫁が入院してる時期にできた子)という最悪の形で浮気を知らされた。
それだけじゃなくて義兄は陰で流産した義兄嫁の悪口を浮気相手とメールでやり取りしてて
更に浮気相手に飽き気味だった義兄は私の妹にも粉をかけようとしていた。
(妹に聞いたら電話→新手のオレオレ詐欺、メール→出会い系?だと思って無視してたそうです)
- 812 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 16:50:17 ID:???.net
- そして話と髪の毛を毟り終わった義兄嫁はニコニコしながら
「訴えるなら訴えてくれていいよ、奥さんが流産して入院してる時に子供作った鬼畜を世間様がどう扱うか楽しみ」と釘を刺し
「髪を抜かれたくらいで最悪の仕打ちを受けた奥さんを訴えたとしたら世間様はどう反応するだろうねぇ^^」と駄目押し。
まだ義兄のことを嬲り足りない義兄嫁の要望で、この修羅場から3ヶ月ほどたってからの離婚となった。
仕事を失いたくない一心で義兄が義兄嫁の出した条件を全て呑んだ形の離婚だったんだけど
離婚後すぐに義兄嫁が弁護士同伴で会社に乗り込んで、義兄は小さな営業所に左遷された。
そこでも義兄嫁から何かされたらしくて離婚から半年程で義兄は失踪した。
義兄の浮気相手は子供を堕ろしたのは確かみたいだけど、どうなったのか不明。
メンヘラと化した義兄嫁にはこの後、色々と迷惑かけられたので
どうかそのまま海の向こうで幸せになってほしい。義兄嫁がもう日本に帰って来ないことを切に祈ってます
- 813 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 17:29:38 ID:???.net
- 身内に無理矢理借金をさせ、早く返せと催促するのを楽しみにしている父親がDQNすぎて彼氏に紹介できない
2013/06/04 22:45
親父が馬鹿だった!
私が育つまでは必死に隠してたのか、私が大人になったからわかったのか、
ほんっっっっっと馬鹿!!!
間違った知識をひけらかす。
指摘されると逆ギレる。
汚い言葉で人を罵る。
近所に聞こえるくらいの大声でテレビに向かって怒鳴り散らす。
それをやんわりと注意すると、「おれは独り言も言っちゃいけないのか!」とまた切れる。
自分の悪口を言われていないか、寝たふりをして聞き耳を立ててる。
買い物や遊びに行く母のあとをこっそりつけ、声をかけずに様子を見ている。
すぐに金の話をする。
身内に無理矢理借金をさせ、早く返せと催促するのを楽しみにしている。
パチンコで負けると機嫌を悪くし、周囲にあたり散らす。
機嫌の悪いときに少しでも部屋が散らかっていると、当たり散らす。
なんかな、もう、恥ずかしいよあんな親。
彼氏を紹介したいんだけど、親のせいで私まで白い目で見られそうで踏み切れない・・・。
かといってズルズル紹介を先延ばしにしたら、なんで早く言わなかったって切れそうだし・・・。
なんかな、もう、情けなくて涙が出てきた。
誰か優しい言葉をください・・・
- 814 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 17:35:07 ID:???.net
- 【激怒】指輪を貸したら、「やだ、抜けない〜www」と子芝居をするキチママ
2013/06/30 07:15
子育て系サークルで知り合ったママ友(A、B、C、D)と我が家でお茶していた時
Aが「結婚10年の記念に指輪を買ってもらう」という話をした。
Aはいわゆるデキ婚&親の反対有りだったので婚約指輪はもちろん結婚式もしていない。
だから記念の指輪はエンゲージのような物にする予定で、二人で楽しみに探してるとか。
定番の一粒ダイヤの他にいろんなパターンも考えているらしく
その中の一つのちょっとした変り種アイデアが私のエンゲージと似ていた。
フェイク入れると、私がひまわりが好きなのでイエローダイヤと普通のダイヤで作った。
Aは薔薇が好きなのでルビーとエメラルドで作ろうとしてる…という感じ。
Aが「参考にしたから見せて貰ってもいい?」と頼まれて、もちろんと快諾。
実物を見せた途端に一番感じの悪かったBの態度が激変。
「色ダイヤって安物でしょwひまわりって幼稚園児?www」と笑ってたくせに
Aが見ているそばからほぼ奪い取るようにして独り占め。
みかねたC、Dが「Aさんまだ見てるでしょ?」と窘めてもジロジロギラギラ。
たぶん、Bが思っていたのよりも石が大きくて高価そうに見えたんだと思う。
- 815 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 17:36:48 ID:???.net
- Aから「お金の話して申し訳ないけど、かなり高いんじゃない?」と聞かれて
「デザイン料含めたら、お店で聞いた相場の倍くらいだったよ。」と答えた途端に
断りもなく自分の指にはめようとするB。
幸い私とBでは号数が違い過ぎて爪の下で止まって未遂。
さすがに危機感を覚えて「返して」と言うと、テーブルの下に手を隠して
「やだ、抜けない〜www(くねくね」と白々しい芝居をするB。
「抜けないわけ無いでしょ。他人に指輪を嵌められたくない。返せ。」
「(私)さん怖い〜ww(にやにや)B子おいで〜きれいなの見せて貰おうね〜」
(ちなみに子供たちは隣の部屋で遊んでいました。)
その時はAと私、BとCとDがテーブルをはさんで座ってたんだけど、
ちらっと隣のBを見たCが急に慌てた様にBを押さえ込むようして
「Dさん!Aさん!指輪取って!」と叫んだ。
慌ててAが指輪を取り返してくれ、B子が入ってくる前に私の手元に戻ってきた。
C曰く、Bはテーブルの下で服の金具部分で指輪を擦っていたらしい。
恐らく石を外しB子に持たせて盗もうとしていたと推測…
みんな乱暴者、ちょっと見てただけ、ケチ、怖いとぶつぶつ言っていたBも
さすがに決まり悪くなったように黙り込む。しかし謝罪梨。
- 816 :バカは氏んでも名乗らない:2019/11/17(日) 17:38:49 ID:???.net
- 私「当たり前だけど、傷ついてたら、弁償してもらうから」
B「はぁ?!10年近く前に買った指輪とか傷だらけでしょ?!」
私「普通の傷とついさっき金属にこすり付けた傷くらいわかるでしょjk」
他の3人も証人になってもいいと言ってくれた。
Bは突然顔を覆って漫画みたいに「うえ〜ん!!みんなひどい!いじめよ!
泥棒扱いなんてひどい!!!」と叫んで、B子の手を引っ張って帰って行きました。
(隣にいたC、Dとも涙出てなかったと言ってたのでたぶん嘘泣き)
その場で指輪を確認するも、欠けや傷は無かったし、B子はすごく良い子で
子の友達付き合いを考えて、こちらからはアクション起こさなかった。
ところが、Bが都合のいい話を作って私たちのネガキャンしようとして自爆。
指輪も鑑定してもらったところ、拡大鏡を使わないとわからないけど
確実にグレードに響くような傷が付いていた事が判明→弁償。
弁償額に発狂してたB旦那にDV食らって離婚寸前まで揉めに揉めたあげく
結局B旦那実家で同居(という名の監視&再教育)になり、引っ越していきました。
私の指輪の弁償金や持ち家のローン残はB旦那実家が出したとのうわさ。
値段の話したり、指輪持たせたり、最初からK呼ばなかったりと
ここを知らなかった当時の私も迂闊過ぎた。
B旦那とB旦那実家はまともだったのが救いだったよ。
発狂って言葉は悪かった。
まともなB旦那が思わずDVに走ったのは、当時B子は
お金の掛かる習い事してたからだと思う。
全国レベルだったので、不況で給料減って苦しい中
B旦那は実質小遣いゼロ(!)でB子の習い事費を貯めて
「やったー!この50万円で遠征行けるよ!」という時に
「指輪盗もうとして失敗したから100万円出して」だからね…
先にこの話聞いてたら、気の毒過ぎて受け取れなかったかもしれない。
石同士が触れている所や台座など諸々に傷がついてた。
フェイクもあるので、特注指輪の弁償(修理)には
元の特注時に近い値段が掛かったとご理解ください
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