５０過ぎても自殺を考えるのか？

名無しさん＠お腹いっぱい。

自分の人生を振り返ってみると、かなり悲惨なものだったと正直に
思う。

それなりに努力はしたから、大学まできちんと卒業したが、仕事が
もう最悪だったし、２０歳の時に身内に糖質が出たから、それとの
共存は壮絶なサバイバルだった。身の安全を確保するために、転勤
を利用したし、仕事のストレスもひどかったから、身内は捨てられ
なくても、仕事は捨てられるから、ストレスを軽減させるために、
仕事を捨てることを選んだ。

転職した先で、良い待遇は得られなかったが、給料は良かったから
生活水準はあがったが、何のために働いているのかはまったく不明
なまま、十数年過ぎた。結局ここも辞めた。

仕事の成果は残したが、評価は奪われて権利を踏みにじられるか、
最初から与えられずに嫌がらせをされて苦しまされるかのどちらか
だった。自分の人生に生きる意味なんかなかったと思うが、それで
も身内が壊れている以上、自分も一緒に壊れるわけにはいかなかっ
た。仕事面から自分が壊れるには十分の環境だったと思うが、それ
でも生きた。何のために生きたのか、と言えば、間違いなく自分の
為ではなかった。親の為だったと思う。

決して良い親というわけでもなかったが、両親が生んだ子供は自分
と兄弟の二人しかいないのに、二人とも壊れてしまったら、間違い
なく家が崩壊すると思った。本当に仕事について言えば、嫌な思い
しかしてないが、それでも、壊れた家族は一人だけで十分だった。
自分の他に別な兄弟がまだいたら、そいつにすべてを押し付けて、
きっと逃げたと思うが、その選択肢は自分にはなかった。

だから、自分の人生はどういう人生だったかと言えば、ただ壊れ
ないようにしただけの人生、ということになる。こんな人生に意
味なんかないと思うが、「それでも生きた」し、「出来るだけの
ことはやった」とは言える。グレてはいないし、ヤバイ物に手を
出したりもしていないし、自棄になったり、他人を陥れるような
こともしていない。

本当に、何をしに生まれてきたのかよくわからない人生になって
いるが、それでも生きているんだよなぁ。

志村けんさんみたいな、天性のコメディアンがコロナで死ぬ位な
ら、何の意味もない人生を送っている自分の命の方を代わりにも
っていってもらいたかったよ、本当に。何で自分がまだ生きてい
るのか、わからないまま、時間を過ごしている、馬鹿な自分だ。