2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【いつまでも】嫁、愛してる【どこにいても】

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/02(金) 13:03:00.17 ID:ItieUpFVz
初デートから30年経ったので記念カキコ(´;ω;`)
嫁、愛してる(´;ω;`)

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/02(金) 13:12:20.75 ID:ItieUpFVz
出会いは職場。大人しく可愛いお嬢さんだったが、私にとっては年齢的に恋愛対象の埒外だった。
そんな彼女は1回りも年上な私の何が琴線に引っかかったのかわからんが、熱烈アプローチを仕掛けてきた。
最初の印象からは想像できないほどの猛烈さで、ウサギがトラに化けたくらいの衝撃を受けた。
そして彼女ナシの独身男が、可愛い女の子にそこまで想われて嬉しくない訳がなかった。
程なく陥落した私はお付き合いを始めた。

12の年の差というものはかなり深刻な問題で、まずもって話が合わない。なのでお互いに話を聞くことにした。
その日にあったこと、今興味のあること、これからのこと等々。共通点がないなら作ればいいという発想だった。
これは非常に効果的で、精神的な距離がみるみる近付いていくのを会うたびに実感した。

3 :sage:2019/08/02(金) 13:17:29.81 ID:ItieUpFVz
初デートは某巨大プールへ行った。夏だもの。水着も見たいでしょ。この時点でキスまでだったから余計に。
わかってはいたがメリハリの少ない彼女の水着姿は……キュートだった。ある意味足の親指と親指の間に影響を与えないので、前かがみにならずに済んで好都合ではあった。それでもさりげなくボディータッチはした。
プールで一通り遊んで疲れたので、門限のある彼女の限界まで遊園地で遊んだ。
結局門限を過ぎてしまって彼女が両親に叱られたのも、いい思い出。

30年前の初デート、以上(´;ω;`)嫁、愛してる(´;ω;`)
次は初えち。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/02(金) 13:22:27.52 ID:ItieUpFVz
久しぶりすぎて間違えたOTL

初デートまで時間がかかったが、初えちとなるとますます困難だった。
実家住み、門限あり、一人娘を大切にしている両親の目を盗むためにデートを偽装した。
全部廻るには1日では足りない某博物館に朝一で赴き、即行でお土産を購入。そのまま我が家へ。
彼女は初めてだったが、華奢な身体で頑張ってくれた。
痛みで顔をゆがめながらも「一つになれて嬉しい」と言ってくれた。

以上。嫁、愛してる(´;ω;`)
次回、お父さんに殴られる。

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/02(金) 13:27:20.81 ID:ItieUpFVz
付き合い始めて6年が過ぎて、いよいよ本格的に結婚話が話題に上り始めた。
相変わらず両親の目を盗んでの逢瀬に、いいかげん彼女も疲れてきていた。
交際自体を隠していたのも良くなかった。
正直気が重かったが、覚悟を決めて彼女の両親に挨拶に行くことにした。
実のところ職場がらみでご両親ともに面識があったので、殊更気が重かった。
先方へ彼女と一緒に伺い、玄関先で。挨拶をする間もなくお父さんに殴られた。いろいろ察したのだろう。
逆上するお父さんを母子で宥めている間、微動だにせず土下座の私。
一応お母さんの権限で居間に通してもらったが、お父さんの怒りは継続中。
銀行勤務で普段は温厚なお父さんだが、眼光だけでコロされそうな勢いだった。
「娘さんとお付き合いさせていただいています。結婚を考えています。」「ふざけるな!!!」即答だった。
お母さんも娘の意向に従いたいとしつつもお父さん寄り。叩き出されないだけマシな状況でこの日は終わった。

以上。嫁、愛してる(´;ω;`)
次で最後。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/02(金) 13:34:02.55 ID:ItieUpFVz
結婚どころか交際すら許されず、ほとぼりが冷めるまで会うのは控えることになった。
電話は毎日あったが、段々彼女の声に元気がなくなっていくのを感じた。
彼女は毎日のように両親の説得に当たってくれていたが、状況は変わらなかった。
ある日突然電話がかかってこなくなった。このまま終わってしまうのか、と思うと胸が苦しくなった。
連絡のないまま1ヶ月、2ヶ月も過ぎて、もうダメかと傷心でグダグダになっていた私のもとに待望の連絡があった。
彼女からではなくお母さんだった。
「娘が会いたがっています。○○まで来ていただけますか?」取るものとりあえず、急いで○○へ向かった。

再会した彼女はベッドの上で弱弱しく微笑んでくれた。ふっくらとしていた頬が見る影もなくコケていた。
たった半年でこんな状態になる病気なんて、私の知識では1つしか思い浮かばなかった。無意識に涙が溢れた。
詳しく聞く気にはなれなかった。知ったところで自分に何ができるのか。絶対に完治する、と思い込むしかなかった。
会社には迷惑をかけたが、引継ぎもそこそこに退職した。それからは毎日病院に通った。
ご両親も何も言わずにいてくださった。お父さんには謝罪の言葉とともに「できるだけ一緒にいてくれるとありがたい」と言われた。そこで「ならば結婚を許して欲しい」と申し出た。翌日許しがおりて、その足で銀行→宝飾店へと向かった。
色白の彼女に似合いそうなプラチナの指輪を選んだ。
その日のうちに正式にプロポーズして、担当医や手すきの看護師さんに無理言って立ち会ってもらい、指輪の交換をした。
婚姻届は失念していて、翌日役所と病院を往復する羽目になった。

余命1ヶ月だったそうだが、半年も頑張ってくれた。18の誕生日を迎えられなかった。プレゼントは一緒に送った。
ありがとう、嫁。もうじき会えると思うから、笑って出迎えておくれ。ずっと愛してる(´;ω;`)

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/02(金) 15:34:40.24 ID:CtIl1DvEp
ん?????
6年付き合って18で死んだ????????
2ヶ月会わなくて余命半年の末期がん?????
兆候あったでしょ

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/03(土) 17:19:29.00 ID:d43m4mqAp
>>7
レスありがとうございます。
交際開始時彼女は11、旅立ったのは18になる直前でした。
半年会えなかった間に何があったかはわかりません。再会したときにはもう。
会えなくなる前には微熱や眩暈があった程度で、風邪かな?くらいの認識でした。
我慢強い嫁だったので、わからないようにしてくれていたのかもしれません。

総レス数 8
6 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★