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【仙界】 封神演義 2 【崑崙山】

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/09/05(木) 20:02:40.92 ID:M7CYHrCs0.net
前スレ
【仙界】 封神演義 【崑崙山】
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/chinahero/1161677712/l50

とりあえず建てました

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/25(月) 06:26:39.41 ID:rHieVHsF0.net
>>375
さすがに楊戩は残しておけよといつも思う
いない間に殺されて、楊戩戻ってきたら反撃とかバカかと

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/27(水) 23:58:45.73 ID:5uBSgY+f0.net
殷も周もまず武将を先鋒で出し、負けたら道士を出すのが基本的な流れなあたり
どうも楊センに限らず道士は温存するもので、道士にだけ手柄を立てさせるのはまずいという思惑はありそう。
あとナタとか黄天化みたくとりあえず突撃する性格じゃなく
先に突撃した連中がやられる様子を観察し、相手の能力を推測してから行動するタイプなんで
どうしても後手に回るから楊センが常駐してても犠牲者は結局出そう

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/28(木) 11:54:44.18 ID:43Nrq6Sy0.net
最初から道士出すなら別に舞台が殷周じゃなくてもいいし
最初から道士出してたら道士様スゲーができないじゃないか

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/28(木) 21:48:42.49 ID:RlZwSsfW0.net
南宮カツたちの武力と子牙の道術なしの策だけで勝った晁田・晁雷戦…
他の降将たちのように対武将のパートでは勝ったり負けたりし
敵道士と戦うパートだとかませになるって前座の仕事をするならいいがそれもしないし
風吼陣のくだりで定風珠を奪われて自殺しようとする散宜生を止めるのはいいが
まずなんで散宜生と晁田?霊宝大法師が直接自分で借りに行けばいいだろ?という必然性のなさ。
晁田・晁雷はまじで存在意義がわからん

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/29(金) 07:15:21.95 ID:+dRVKYh60.net
晁って水滸伝の晁蓋ぐらいしか思いつかないけどモデルいるの?

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/29(金) 14:57:06.59 ID:qHQQF5PQ0.net
説話人のうちの1人が晁さんだったとかかな?

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/29(金) 22:24:15.46 ID:f2f1wFV00.net
雷開と同じような超マイナー歴史人物でもなさそうだし、
平話、開闢演義、列国志伝には晁田晁雷にあたるやつはいないので
普通に封神オリキャラか、元ネタが有る場合でも殷周革命関連ではない別の時代から持ってきてるとかだと思う。
元ネタを探ろうにも特徴が晁姓と策略で家族ごと周に帰順できたって点ぐらいしか手がかりがない…水滸伝への当てつけかな?

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/29(金) 22:59:38.38 ID:ig2rEg870.net
そもそも晁が中国のどの地域姓なのか
(例えば、銀河英雄伝説の楊威利は楊姓で四川と判明)
晁蓋で梁山泊があった山東省の姓だったりして

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/30(土) 00:12:35.40 ID:qbOJwVLS0.net
日本は道教の仙人や道士文化の下地がないから
神怪や武侠(道士は並べく出てこないもの)はあまり面白味を感じないのかもな
三国志も軍記物として人気になっただけだしね

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/30(土) 17:59:38.67 ID:P049SM9D0.net
>>384
横山御大が史料無かったからって水滸伝の公孫勝を雲水にしたり、さいとう・たかを先生も公孫勝に道術使わせず只のウンチクキャラにした辺りで御察し…
キョンシー物が流行るまで、日本人では戦前大陸や台湾にいた日本人・道教学者・中華文化圏に在務の外交員
華僑と付き合いがある人々以外は道教や道士の事は碌に分からなかったんだからしゃあないしゃあない。
風水だって極一部を除いて当初は九星モドキのエセ風水の方が流行ってた程度の日本ではそもそも基盤が無かった。やむを得んでしょ。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/30(土) 20:47:05.75 ID:95PriA1L0.net
三国志演義も第二回で張宝が妖術を使うが
劉備たちは汚物を浴びせて術を無効化するって神怪ものではありがちなことをしてたが
吉川英治が張宝は自然現象を利用してただけで劉備たちはそれに気付いただけにしてからは
日本の三国志はそれに右へ倣えで妖術を排除する方向性だしな
古典小説は歴史ものにファンタジー要素混ぜることに抵抗ないというか境界線が曖昧だけど
現代は歴史ものは歴史もの、ファンタジーはファンタジー、歴史ファンタジー?最初からそういえ、途中から路線変更するなと
きっちりわけたがるからその違いもあるんかな

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/30(土) 21:02:12.07 ID:jMWnX9/R0.net
比干の子孫は林姓

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/30(土) 22:06:31.76 ID:95PriA1L0.net
林姓始祖の林堅の話がいつ頃に生まれたかは知らんが
比干の妻が孟氏で子が微子徳ってやってる封神はその伝説を無視してるか、
伝説に珍しく何も影響を与えていないことはわかる

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/31(日) 17:58:02.57 ID:IQcN4l400.net
>>385
当時は窪徳忠先生ですら洞冥寶記の玉帝禅譲の情報が得られなかったことを
考えると本当に大陸から伝わってくる中国文化関連の情報は少なかったんだなと思う

情報ってのは自ら更新しないと
自身が時代遅れに見えてしまう悲しさが浮き彫りになったな
本来なら関帝が18代玉帝になったなんてメジャーなネタは
この人から発信されていてもおかしくなかったはず
「成立道教」「民衆道教」って本当に分かりやすい区分だった

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/31(日) 19:25:25.62 ID:aALHqRwE0.net
>>389
いや、それは窪先生的には重要じゃなかったからだよ。
先生は鸞書の前身ともいえる宝巻についてもよく御存知だった(宝巻に関しては澤田瑞穂先生がエキスパートだったが)し鸞書も知っており、台南に居られた陳栄盛道長を介し戦前戦後の台湾での道教の情報や知識を豊富に得られていた。
鸞書は有り体に言えば鸞書を発する団体個人の指向が色濃く出る文献で、非常に客観性を欠く点が多く
その団体個人の意向や傾向を把握するには適しているが(宣伝文献だから当然)
それに属しない大多数の団体や人々の指向を知るのには適して無いんだ。
洞冥寳記はアヘン戦争後の成立である点から、この鸞書の成立に関わった知識人(鸞書は程度の差こそあれ知識人を介さない限り成立出来ない文献だから)が抱いた排外を含めたナショナリズムがある。
今までの如何にも文官風の従来の玉皇だったから文弱で英国の武威に破れた
ならば関帝の武威に縋って西欧勢力を排したい、という鸞書に関わった知識人達の強い意向がそこにある。
ナショナリズムを刺激された人々の中には西欧文化を積極的に学んで対抗しようとする人も居れば、儒教など古来の中華文化を更に掲揚して挙国一致で当たろうとする者、英国に敗れた清を見限る者
とにかく神仙仏に縋り国難を退けようと願う者と様々いたが、この洞冥寳記成立に関わった人々は神仙仏に縋るタイプだったといえる。
窪先生としては清末の先天道系団体の意向を知るには役立つにしても、残念ながらそうでない大多数の民衆や宗教者の事を知るには余りに偏り過ぎる先天道(また利用した一貫道など鸞教)の宣伝文献だった。
それにそういう同工異曲の宣伝鸞書はまだまだ沢山あった。なんといっても肝心の全国の関帝廟や関係者が別に玉皇になりかわったなどと考えていない。事実中共の下の三大関帝廟は勿論、台湾関帝廟の総本山とも思われている行天宮も今尚採用していない。
寧ろ邪教指定が解かれる前に一貫道に煽られた一部の人々が玉皇廟を事実上の関帝廟に変えようとした事件で、道教のみならず国民党と深く繋がっていた台湾仏教四大本山の高僧の非難を招いた点からも、一結社系宗教のみの教義として捨て置かれたのは当然だったろうと思われる。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/01/31(日) 20:40:30.47 ID:aALHqRwE0.net
次いでながら横山御大などが大陸の観光客解放まで資料を集められなかった件だけど、あれには日本人が「中華を知るには大陸に直接当たらなきゃダメ、資料も大陸こそ本場」と
勝手に思い込んでいたのが原因だったりする。
なるほど赤壁など実際の地形は実物を見ないと分からないのは当然ながら、三国志演義や水滸伝などの世界観は明代の風俗と世界観だったから
わざわざ解放していない中国に行かなくても香港や台湾で充分以上の資料は集められたのだ。
所が当時の日本人は三国志や水滸伝は大陸が舞台の話なんだから、香港や台湾の資料ではマガイ物と思い込んでしまっていたので目を背けてしまっていた。それが資料が足りなかったり片寄る原因となった。
大体この封神スレの封神演義を日本で名を拡げた立役者の安能版封神演義の底本とされる流布本封神演義は香港の書店の発行。香港でだけでも中華の文化の雰囲気は充分知れた証である。
これは日本人の勝手な思い込みが産んだ蹉跌でもある。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 09:57:33.03 ID:CVwaTvfs0.net
関帝を玉帝に据えて生き残りを図った、って人が道教関係者の中にもいたんだろうね
信仰の勢いから考えても安定を図って教義を変えるってのも柔軟な思考に思える
鸞書の存在も都合が良かったのかもね
多くの信者を獲得するために自分達が趣旨替えするっていうより、こういう啓示みたいなものがあった!
と言えば心情的にも助かるだろうし

>日本人の勝手な思い込みが産んだ蹉跌でもある。
当初は些細なもの、と思ってたけどやはり大きく違うよね
近年の中国でも自国の神話文化を映画化(主に西遊記系)するに大して
沙和尚はやはりハゲマッチョな魯智深タイプだし、三蔵法師が男であることも
変わりなく、日本版のは半分くらい中国の観世音菩薩のイメージが入ってる

三国志は日本が諸葛亮の曹操押しなのか
三国演義の主役はこの2人と言い張る始末
三国演義なのだから主役は当然、義絶(関羽)ではないのか?
という当たり前のことはスルーしてる感すらある

義というキーワードに日本人が無頓着なため
水滸伝のみはその毒牙に掛からずに済んでるな

肝心の封神演義は改変のカオスで凄いことに…
原作オタ
「原作通りにやれ!安納封神!」
安納オタ
「原作通り(安納版)にやれ!藤崎封神!」
藤崎オタ(漫画版)
「原作通り(藤崎漫画)にやれ!アニメ封神!」

とある意味、乱発鸞書状態に…
「自分は封神演義のファン」と言ってもどこまでをフォローしておけば
そう名乗れるのか、日本では曖昧なところになるまで
藤崎封神の影響は大きく、その原典として認識されてるのも安納版に
あの新紀元社のTruth in Fantasyシリーズの封神演義解釈でさえ安納版メインという

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 17:37:30.43 ID:SDuvQTwj0.net
>>392
新紀元社なんか何も期待できんだろ

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 17:56:46.69 ID:CVwaTvfs0.net
西遊記のキャラクターファイルはいい出来だと思う
岩波文庫の完訳版西遊記を読むときに出てくる妖怪の話数とか
調べるのに役に立ってるわ
妖怪名を言われただけで第〇回に登場とかすぐに出てくるほどの知識もないもんで…

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/01(月) 19:48:41.34 ID:b2YDME7p0.net
>>392
オタ的には封神よりも良質な翻訳や解説書が充実してる西遊記のほうがよっぽどあれだと思う…
山ほど漫画やアニメやゲーム化されてても原作に忠実なのが一つもないし
原作に忠実じゃないのが当たり前で自然な扱いになってる…
原作が常識レベルで誰もが知ってるからこそみんな改変してるという人がいるが
安納、藤崎がわざわざ西遊記に封神からナタ(だけ)が人気だから出てくる(もちろん逆)て書いて
それで初めて西遊記にナタがいると知った人が多いあたり全然あれだと思う。
西遊記にナタがいると知ってても一家全員+妹までいたり
封神と西遊記では武装と経歴が違うし、西遊記の武装と経歴のほうが古くて、元の伝説に近いって理解してる人ほとんどいない。
あと安納、藤崎で有名になったはずの神仙、神仏も日本の西遊記ものの創作だと全然見ない。
どっちかの小説の創作神格でないかぎり、基本的に道教の神仙、仏教の神仏は両方にいて当たり前なのだが
それを理解してる人がまず少ない。さすがに老子と観音様で察してほしいが…普賢と文殊も日本でも有名なはずだよねえ…

まあ別に封神がオタ方面で変なことになってても学術論文とか学問的なほうはさすがにまともだからいいといやいいが…
ただ宗教方面でどうみても藤崎版ベースの神像や仏像が作られたら面白いと思うw
熱心な藤崎オタでもそんなことありえるわけないだろうというが原典のほうはやらかしまくってるのになあ

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/02(火) 09:34:42.23 ID:t6XhWpB90.net
歴代玉帝の中に4代目で鴻鈞老祖が居るってのは面白いな
清末になってくると民間レベルでは元始天尊や太上老君に師が居て
その存在が天地創造神だったと広く認識されていたのとか?

西遊記は妙なジャパナイズ化が日本では完全に浸透しちゃったからね…
何故か、紅孩児や牛魔王はしならなくても金角・銀角は有名という
二郎神に哪吒って誰?托塔天皇、玉帝、太上老君、西王母とはなんぞや?
あの蕩魔天尊も出てくるぞ!ってすまん、玄天上帝ね。←そっちでもわかんねーよ

こうですからな

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/02(火) 12:31:53.28 ID:E+mmiPqk0.net
>>396
まあ托塔天王は毘沙門天なんで日本で李靖ネタが入る余地は微塵も無かったし、哪吒太子は毘沙門天法の時にチョロッと坊さんだけ拝む位だから仕方無い。因みにチベット密教の毘沙門天法にも哪吒は拝まれるけどやっぱりチョロッと拝むだけ。
西王母なんかは漢学者や古典に通じた人間は判るレベルだけど、太上老君は老子にしないと基本分からない。
玄天上帝は日本では鎮宅霊符神と同一視(でも太上鎮宅霊符と玄天上帝自体は無関係なのに日本ではセット扱い)されてたから
鎮宅霊符神=北辰妙見菩薩で玄天上帝像を妙見菩薩として拝むとかならあった。
でも鎮宅霊符神が現代人には馴染みの薄い神になってるので結局分からないになってしまう。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/02(火) 18:14:03.03 ID:t6XhWpB90.net
まあ、大概のことは玉帝様、関帝様、観音様、媽祖様が居れば事足りちゃうからね
人間の生活圏全てを守護してくれる神様仏様のコンプリートセット
しかも全員有名な道観にはセットでいることも多いから尚更

日本でも大規模な横浜中華街の関帝廟、媽祖廟共に完璧かつ必要な神様のみが
きっちりと祀られてるのを見ちゃうと、確かにそれ以外の言葉が悪くなってしまうけど
趣味レベルの「遊び」な神様なんて祀らないよなあ〜って思っちゃったな

北遊記なんて今の中国が本気で3DCG映画作ったら
めちゃくちゃ受けそうな気がするんだけどな
やはりその世界は孫悟空だけかと思ったけど、哪吒の映画も大ヒットしたから
西遊記のみじゃなくて他の三遊記も見てみたい
封神演義は…一度でいいから原作完全再現物がみたいねぇ…
どうしてもあの教主たちの扱いが鼻につくんかなあ
権力者達の独善世界とかやはりウケが悪いんだろうか?

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/03(水) 01:54:59.21 ID:5sNNDIAA0.net
西遊記を除く三遊記では現代の傾向なら東遊記がやり易いかねえ。
呂洞賓と何仙姑の恋愛を無理矢理こじつけ、何仙姑を何故か拐った四海龍王と七仙が大バトル!って話にしたら如何にも何かと恋愛絡めたがる昨今の華流ドラマにゃ打ってつけ。

個人的にはクソ確定だがW

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/03(水) 09:28:49.05 ID:0M7npmr00.net
封神演義の最近のドラマの中にもやたら主題歌で「愛」って言葉が沢山出てきたな
愛ねぇ…まあ、殉死する夫婦愛。神になってから救われたのかな?な感じはあったけども

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/03(水) 19:53:46.11 ID:6clWY0Ay0.net
北遊記は三十六天将を操る黒幕も逃げた天将たちに計画性もないから
早期に趙公明や関羽といった人気かつ強力なのが合流するのはいいが
たいてい味方の数が敵を上回ってる各個撃破なのと
三十六員(以上)そろってもやることは天の秩序を乱す黒幕と戦うんじゃなく
永楽帝の手伝いで韃靼人を倒して終わる竜頭蛇尾さをどうにかしないと現代人にはうけないと思うの

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/03(水) 23:12:53.88 ID:nrpM4Qxi0.net
昔読んだ北遊記の解説書には第六天魔王倒すって書いてあったんだけど違うの?

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 00:28:06.72 ID:2tD2KetQ0.net
>>401
南遊記に到っては「毒母訪ねて三千里」だから、もはやそのまんまでは現代人に共感してもらえない料理の難しさ。
単に困ってるお母ちゃんを救いに頑張るスーパーな子供だけの話に…うーん中国文化圏じゃありかもしれないが今の日本じゃ無理か。
子供の虐待する毒親がニュースの日本じゃねえ。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 00:46:03.97 ID:2tD2KetQ0.net
>>402
そりは第六天魔王でなく六天魔王。
北遊記でなく玄天上帝本来の神話に殷周革命の頃に六天魔王が地上を乱そうとしたので
天帝の勅命を承けた玄天さんが配下を引き連れ退治した、というもので
これこそ封神演義の原型の一つとされている。
第六天魔王は欲界最高位の他化自在天子の事でそれより下の世界の住人の欲望をわざと駆り立て、それで得られた快楽快感だけを横取りして楽しむ神なので
欲望を滅したり転換する事で悟りを目指す仏教とは対立関係になる存在。
多分六天魔王のネーミングの元ネタと思われるが直接関係している話は一応無いよ。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 05:44:19.72 ID:r7hy3a9d0.net
>>402

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 05:44:38.16 ID:r7hy3a9d0.net
>>402

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 05:58:14.27 ID:r7hy3a9d0.net
>>402
道教で玄天上帝が下界に降ったのは黄帝の時代や道教上の宇宙の年号の開皇の時代で
>>404の解説通り六天魔王と戦ったのは殷周革命の頃だけど
北遊記は開皇を隋の年号のほうだと勘違いしたためか
隋の煬帝以降の話になってるので玄天上帝が六天魔王と戦う話はないよ

あと405と406は操作ミスです。ごめんなさい。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 10:14:18.26 ID:feK202ie0.net
玄天上帝は玉帝の化身なのか、元始天尊の化身なのか
曖昧な部分は信仰の妙で面白さを感じるね
真霊位業図でのトップから唐代に太上老君に取って代わられて
更に宋代は玉帝になり、宋から安定の最高神になった玉帝

その化身と言えば玄天上帝も箔が付くけど、そこに元始天尊も入ってくる
明代は道士感覚の道教ヒエラルキーも民間で人気だったのかな

物語としてはあれ?って思ったのは西遊記で孫悟空の
大鬧天宮から西天取教までの時間は500年あった
この間に北遊記で拝命した元帥神のままに
大鬧天宮には西遊記で南方元帥神だったと思われる関羽が
西天取経時の第47回に民衆から
「関聖爺爺」と呼ばれてるので更に格が上がったと分かる
しかし、玄天上帝は北遊記の蕩魔天尊のまま

この構図から考えると
関羽→金烈将軍→蕩魔天尊→黄眉大王→孫悟空

ってことになるね

となると大したことないように見えた
北遊記の謝仕栄、田乖、十三太保も凄い妖怪で
西天取経時に出てこられたら、あの孫悟空でも
太刀打ちできずに打ち勝てなかったということになるのかな

これを考えると封神演義は弱い妖怪に恵まれて
哪吒や楊戩らが育つにはいい環境が整ってたんだね
…趙公明はどこへ行ってしまったんだろうね

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 21:35:25.76 ID:7S2Kf10B0.net
馬元帥&温元帥:…

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/04(木) 22:49:40.79 ID:r7hy3a9d0.net
西遊記第51回で悟空が独角ジのことを聞きに来たときは
馬、趙、温、関の四大元帥でお茶に誘ったように
今は馬勝、趙公明、温瓊の三人と他の元帥の誰か、有力候補の康元帥あたりで昔を懐かしんでお茶飲んでそう

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 09:46:32.05 ID:q4L//LDR0.net
温元帥も東遊記では関元帥と同格だったのにね…
子不語ではすっかり関帝の元で噛ませ犬になってしまった

妖猿「城隍神に元帥神?やってやんぞ、オラァ!」
※関帝がもうすぐくるよ^^

妖遠「…すんませんでした」

これだものね
しかし、清代には力のある妖怪は元帥神をも恐れていなかったってことかな
それとも元帥神信仰がそれほどでもなかったという証左なんだろうかね

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 11:41:18.57 ID:Zxkh3dRv0.net
西遊記以外の北東南ってみんな読んでるの?
和訳ってなんか昔出たのしかないんでしょ?

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 12:18:40.64 ID:nrjCPY280.net
>>412
うん、あの珍訳のワールド出版のアレでしか読んで無い。
原典にはまだ当たってないけど、封神よりも読み辛そう。
確か封神よりもパターンは少なく伝余象斗版程度しかなかったんだっけか。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 17:24:56.00 ID:4b7br1Dk0.net
>>412
さすがに全文訳した完全な翻訳というわけではないが
ネット上に北東南の翻訳が注釈と解説付きであったので
それと開放文学のと引き比べて読んでる

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 17:41:14.23 ID:q4L//LDR0.net
日本語訳がなかなか強烈だけどいい情報元になってるので
エリート出版のは持ってる

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/05(金) 17:55:38.49 ID:nrjCPY280.net
>>415
あ、そうだったワールド出版じゃなくてエリート出版だった。
それに東遊記は作者余象斗じゃなかったな、ダブル間違いとはみっともない。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 10:12:45.42 ID:s7lcczDi0.net
そういえば、北遊記の劉后って女性キャラ?
なんか挿絵で髭面だったような気がしたんだが

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 11:08:05.80 ID:kKJ8+4Ak0.net
劉后は劉天君の劉後のこと、封神でも劉天君なのになぜか本編では殷洪の部下にされる劉甫にあたるので男

ttp://wukong8.blog.fc2.com/blog-category-11-4.html

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 14:45:07.24 ID:s7lcczDi0.net
だよね? 六天魔王を勘違いしてた解説本に女性キャラって書かれてたから気にはなってたんだけど

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 17:12:41.81 ID:X/G/Fi8L0.net
所謂普通話では後を后表記するのが多いから、劉後を人名なのに劉后と誤表記(普通話でも通常は人名は本来の字を簡体字変換するだけ)
更にこの表記を読んだ人物がこれが後を后表記してるのを知らずに后=何処かの皇帝の后とでも勘違いし女性化、て所かな。
となるとその解説本の作者の典拠としたのは大陸の書籍だったのだろう。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 19:43:45.77 ID:7kYFq6je0.net
まあ、何の関係もなく三蔵法師を女にしてしまう珍カルチャー日本ですから…
中国の文化はリスペクトしてるように見えるだけなんでしょうな

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 20:59:45.01 ID:X/G/Fi8L0.net
>>421
余談ながら何でも堺正章曰く、麒麟がくるで坂東玉三郎と共演した縁で玉三郎と雑談した所
実はあの日テレ西遊記の三蔵法師は本来玉三郎にオファーが最初あったのだという。
だが玉三郎はマチャアキ・西やん・シローが共演と聞き三蔵法師役を断った。仕事の予定もあるしプライド高いからね、玉三郎。
その結果夏目雅子が三蔵法師に抜擢されたのだという。
もし玉三郎が素直に三蔵法師役を受けてたら、日本独特の三蔵=女優のパターンは日本ですら無かったかも知れなかったのだ。
麒麟がくるはこの秘話を明らかにしただけでも存在理由はあったのかも。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/06(土) 22:38:42.09 ID:vjsLfjHt0.net
>>420
光栄の完訳だと南宮カツのカツと適の簡体字が同じだから南宮適になったり
黄帝の軍師の風后が鳳后か風後だったりするのと同じか…
>>421
ただ京劇とかではナタはよく女優が演じると聞いたことがある。
少なくともファン・ビンビンが妲己やってたドラマではナタは女優だったし
白蛇伝のドラマとか西遊記の映画で普通に男優が演じるのも見たことあるけど

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/07(日) 17:35:11.97 ID:VEsY/2NR0.net
哪吒は少年童子の見栄えの良さから今は女性なのかもね
ただ、哪吒が「童子」であることは前提なので
それはそれでいいのかもと思える

子役だと感情の緩急も付けにくく
もっと表現技能が上がってる大人が採用されてるとか?

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/07(日) 21:41:00.55 ID:omxHC2e/0.net
>>423
つーても京劇に女性が出演しだしたのは、所謂文革の頃演じられた革命劇から。
文革終焉以降徐々に京劇が復興しだしたが、劇に女優が出るのが既に定着してたのでそのまま京劇女優が誕生。
それまでは京劇の戯台に女性が立つ事は無く、日本の野郎歌舞伎と同じく女形が女性を演じてた。
ただ他の地方劇には昔から女優が居ない事もなく、昆腔には女優が存在してた。
少なくとも文革以前の京劇での哪吒太子は若い男優の役だったんだ。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/07(日) 21:52:15.92 ID:88MCwL9L0.net
野沢雅子さんがはじめて少年役をした女性声優と聞いた覚えがある

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/08(月) 08:05:40.67 ID:zQCbQWza0.net
ttps://www.zakzak.co.jp/ent/news/181204/ent1812049444-n1.html
玉三郎が三蔵法師役だった話は『麒麟が来る』以前から知られた話だよ
上の記事は2018年のものだがもっと前にも聞いた覚えがある

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/08(月) 09:19:52.40 ID:cC0AGO5I0.net
まあ、日本も元ネタのご当地ローカライズは珍妙なモノに仕上がるってことですな
歪な三国志文化の「俺たちの方が中国よりいい解釈してる、いいもの造った」感を出さないだけ
封神演義はまだマシに思えるけども

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/13(土) 16:22:20.00 ID:LCUO/EPa0.net
三国志だとよく関羽が非難されてるけど、中国では天帝クラスの信仰得てるんだっけ?
それだけ凄いなら、日本での関羽の酷評ぶり知ったらキレそうなんだが

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/14(日) 08:30:53.97 ID:zGRrtjUU0.net
よく酷評されてる荊州のことは実際蜀にとって致命的だったからしょうがないとして
いちばん大事な劉備に対する忠義や義理堅さは非難されてないからそんなに怒られないはずと思いたい

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/14(日) 09:51:39.50 ID:hhxqSK7n0.net
聊斎志異だったか子不語だったか、下っ端役人に髭さん大激怒してヌッ凝ろしたのは
劉備を昭烈帝でなく玄徳公と呼んだ事だったから、多分劉備をdisらなかったら堪忍はしてくれる。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/14(日) 15:48:15.60 ID:jVSZoMNy0.net
お尻貸してくれる翼徳さん

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/14(日) 22:45:11.69 ID:hhxqSK7n0.net
>>432
そうだな、益徳さんは貸してくれないしプライドもいっちょ前にあってこちらが士大夫以上でないと結構面倒だが
翼徳さんは一宿一飯の礼として快く一晩身体で返してくれるからな。

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 15:32:42.80 ID:HHrJHhtn0.net
ジョカとか伏義が夏〜殷時代の存在として四聖やら四凶とか蚩尤とかいつの時代の存在なの?

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 18:43:07.77 ID:E8BTsXTQ0.net
は?

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 19:17:28.79 ID:frC7hRjZ0.net
>>433
笑府は明末に書かれたってことは翼徳のほうのはずだな
そういうネタにつっこんでもしょうがないけど孫権はちゃんと首塚作っとけよっってなる

>>434
もしかすると春秋戦国時代に考え出された存在も混ざってるかもしれないけど
基本的にみんなそのへんは夏時代より前の神話時代の存在てことになってる。ジョカとか伏羲も。
神話の設定だと蚩尤は黄帝と同時代だからジョカとか伏羲より後の時代とかいろいろ設定あったり
加上説の問題もあるから考古学的にどの時代の資料からその存在はみられるかとか調べないといけないからむちゃくちゃややこしいけど

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 21:54:02.13 ID:MCn3Iv5U0.net
>>436
なんせ首、伝承では川に棄てられちゃうもんな。
そして桃太郎の桃よろしくどんぶらこしてやっと拾われる益徳さん。
もっともその首が本当に張飛の首だったかは全く保障されていないのだけど。
あの張飛の首の廟設立経緯は、台湾での大衆爺や萬應公のような孤霊信仰の経緯とよく似ている。

伏羲女媧は苗族の伝承から本来苗族の始祖神話とよく言われるが、実際は山海経の異形の神々の説話の様に
各地方や古い中原内外諸部族がそれぞれ独自の神話伝承を持っていたのを中原中心の社会が特に発達した所為で
バラバラで無関係だった筈の各神話が一緒くたにされ、更に漢民族の変な合理主義に基づき神話を人の歴史に改編してしまったて所なんだろう。
多分四凶の様なネガティブな神格も本来はどっかの部族の祖霊神やトーテム神だったんじゃないかな。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/15(月) 22:01:10.46 ID:MCn3Iv5U0.net
あ、四聖だけは確実に歴史は四凶なんかよりずっと浅い。
「四聖」という言葉自体は六朝からだし、道教内でのメンバーも宋代まで色々変わる。
当然ながら封神での四聖メンバーは明代。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/16(火) 10:32:28.09 ID:Y0UphOLs0.net
>>429
単純に相手にされてないんでしょ
日本でも関羽の性格面の欠点を叩いてるのなんてごく一部に過ぎないし
その手の連中はマクロな視点からの関羽のことを知らない
そもそもそういう点を突き詰めていくと
基本的に八方美人な性格だが、強烈な二面性を持ち闇討ちのような形で
敵を葬り、その悪評が世間に広まらないように権力で情報操作する、といった悪党が
英雄になっていく構図になるぞ

中華圏では関帝は元より神として語るのが当たり前だから、人間時代のことなんて
別に気にも留めてない
「人間時代はそれなりに未熟な面もあった」程度だよ

それこそ封神演義を見ろ、って話よ
闡教の教主や西方仏土の準提、接引道人らの圧倒的な実力者達や
それ以上の天命を司る絶対者達の傲慢なエゴが炸裂する作品
彼らの性格面なんてほめられる要素は一つもないぞ

中国人の理想の神様は誰かに自分の頬を殴られたら、倍以上の力で殴り返して
完膚なきまでに叩きのめす、自身の信者は親分肌で守る
謀など大嫌いな竹を割ったような性格じゃないと好まれないのよ

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/16(火) 21:54:10.89 ID:BkD960xw0.net
>>439
>彼らの性格面なんてほめられる要素は一つもないぞ

ククク酷い言われようだな まあ事実だからしょうがないけど

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/16(火) 23:06:22.33 ID:q5u5UnIZ0.net
中国英雄板でタフ語録を見て一番驚いてるのは俺なんだよね

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/20(土) 21:50:29.23 ID:YdHDdcjg0.net
>>391
封神の場合は時代考証はしかたないし、
海島も架空だからしかたないとしても、名山は終南山や峨眉山や乾元山といった実在の山と架空の山が混在、
封神以前の平話や列国志伝だと関所はちゃんと西から潼関→ベン池→洛陽→シ水関と現実に即した位置にあるのに
封神はなぜかシ水関が潼関の西にあるとかむちゃくちゃだし
現実では四川省にある陳トウ関や九湾河が封神では朝歌の北にないと説明がつかないとか
地理がデタラメだから現地で取材とかできないんだよな

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/21(日) 01:39:18.00 ID:Zd7Stw9L0.net
地名ごちゃごちゃは水滸伝とかでもあるし、色々混ぜ込んじゃうとおかしくなるんだろうな

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/21(日) 07:45:30.34 ID:BDimgLcD0.net
>>442
加えて封神成立以降、元は実在しない土地や山に現地人が勝手に名前が似てるからと封神由来の所としたり廟を建てたりと適当な事をしたりやら
過去レスに書いたが蘇護一族の墓所の蘇園とか、恐らくは蘇護ともなんにも関係ない蘇さんの墓若しくは全く無関係の古墳を蘇護一族にしてしまった可能性が濃厚なの造ったりとかな。
若し中国観光開放した頃に日本で封神がよく知られていたなら、マンマと封神由来の土地としてノコノコ観光しに行ったに違いない。
一応ながら、商末周初に少なくとも文献や金石文・甲骨資料に蘇護の名は見られず
封神まで諸侯で蘇護なる人物が存在した話は無い。モデルぽい人物は居るけどこの蘇園とは無関係。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/21(日) 10:50:23.00 ID:Zd7Stw9L0.net
蘇芬生:!?

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/21(日) 16:15:09.78 ID:mI4ARrOr0.net
妲己と同じ有蘇氏の蘇忿生が紂王といっしょに殺されたんじゃなく周で司寇になるあたり、
妲己の行動が一族のためとか外戚のせいで商の政治が混乱したとか
単純でわかりやすいストーリーじゃなさそうなんで
妲己が(九尾の)狐伝説や陳舜臣みたく妲己は周公旦のスパイ説とかいろいろ想像力をかきたてられしまうんだろうか

なお平話も列国志伝も蘇護は妲己を献上しただけで周に加わらず死なないが
封神では蘇護も蘇全忠も死ぬとかやはり殺したがりのようである

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/23(火) 16:33:48.14 ID:0Wn2Hvqz0.net
>>444
そこは日本人との間隔が大きくズレてるんだろう
日本人は針の穴を通すほどの正確性を何にでも求めるから
史書の価値が極めて高いけど、中国では大衆文化開花のための踏み台くらいにしかなってない
史書の本質を無意識のうちに見抜いてる、とは言い過ぎかもしれんけど
そのおかげで民主的な文化は大きく育った
逆に日本人は史書傾倒が過ぎるせいなのか、すっかり無神論者が増えてしまった
まあ、他国の文化なんだし郷に入らば郷に従えってことでいいんじゃないかね
どっちがいいとも悪いとも言えないと思う

史書からみた理屈なんて追求してしまう脳になると
現地入りするたびに泡吹いて卒倒することになるかもしれんし

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/25(木) 20:11:14.59 ID:7+IMaxGW0.net
もー中国人は油断するとすぐ封神の映画を作るんだからーって感じだが
いつの間にか ナタ転生、原題:新神榜:ナタ重生 なる映画が作られて公開直前という事実に驚いてる。

ただサイバーパンクだけどベースはいつもの「ナタ海をさわがす」のようなのに登場人物になぜ彩雲仙子がチョイスされる?
ナタに殺された怨みを持ち、目を突くことが得意って、戮目珠使いの彩雲仙子に間違いないし
51回でナタに殺されてるからそりゃ怨んでるだろうが
ナタ海をさわがすだったら石磯娘娘か碧雲童子か乾坤圏くらったけど実は死んでない彩雲童子あたりでよくない?

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/02/26(金) 11:32:16.90 ID:vaYC1HTk0.net
彩雲仙子と彩雲童子が混同してる可能性があるかもしれんね

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/01(月) 17:48:45.97 ID:4RUHxWsG0.net
女の敵キャラがほしかったから彩雲仙子なのかもしれんが
ジェット・リーの封神伝奇の時の太乙真人みたく彩雲童子を無理やり女キャラにしてもよかったんじゃね?と思うの
女童、童女じゃなく童子だから男のはずだけど太乙真人をヤンデレにするよりかは違和感ないはずだし

あと原作の龍王サイドが何も悪くないからナタが一度死んで償ってもなんかもやもやするのを払拭したいから
映画じゃ悪役にしたんだろうけど、そうなると玉帝の任命責任が…
魔童降世みたく申公豹のせいにすれば楽なんだけど…申公豹の重要性が改めてわかる

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/02(火) 09:39:27.62 ID:+OxFWL8C0.net
申公豹は力無き義人だった!?
いや、そこまで聖化された存在でもないか
申公豹主役の封神演義モノは現代にもなさそうだし

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/04(木) 21:37:53.00 ID:dswRcja40.net
封神伝奇じゃ聞仲は反乱には厳しいけど民衆の味方だから
少数民族を弾圧する悪役にするのはおかしいとでも思ったのかどうかはしらんが聞仲は存在せず、
じゃあ申公豹ならいいだろとばかりに翼族を虐殺する悪役で、妲己に力を与えられて不死戦神なる化け物に変えられたり
2000年代のTVアニメのナタ伝奇じゃなぜか石磯娘娘の弟子とか
魔童降世だと正体は安直に豹の妖怪だったりと
向こうの人間にとって申公豹は好き放題に扱っても問題ないすごい便利な悪役な印象

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/12(金) 22:32:50.60 ID:46hJZBvZ0.net
>>376
金鶏嶺 要は黄天化と高継能を戦わせなければ…
     というか先にさっさと火龍ヒョウかサン心釘出してれば普通に勝ててたような
青龍関 もともとナタが最初に割り当てられてたら被害なしのはず
シ水関 韓昇・韓変の万刃車は羅宣でのこと考慮すると対処できなさそう
界牌関 彭遵と王豹は最初に魏賁とか前座の武将を使いさえしなければナタと雷震子だけで勝てる
      法戒は楊センいたけど土行孫と鄭倫だけでよくて楊センいらなくない?
穿雲関 楊センいたけど哮天犬に呂岳を噛みつかせただけで始末できなかった。ここで死人は出てないからいいけど。
潼関   前座に太鸞や蘇護出さなければ…ただ撞心杵は金鞭と五光石のことを踏まえると楊センには効かないはずだけど
      杏?旛で姿が消えるのと梅花ヒョウの刺突系はどうすんだろ、いやまあ食らっても楊センはどうせ死なないんだろうけど
臨潼関  楊センいなかったけど周の死人なしで勝利
ベン池 最初から楊センいたら五岳たちは死なないかもしれないが、土行孫とケ嬋玉は変わらないと思う。
孟津  ベン池で糧食運ぶ任務終えてからは周営にずっといるけど死人続出

未知の敵が出たら凡人の武将を出しさえしなければ被害は減らせるけど
八十六回のナタの「崇侯が功を望まれたので(先陣を)お譲りしたまで」発言からいって
武将の戦いに出たいという意思を尊重しないといけないから結局あまり変わらなさそう

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/13(土) 23:49:57.49 ID:lM2VI3An0.net
三聖「まあ、天命を調節してるのは俺達だから。波乱があった方がも面白いだろ?」

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/14(日) 09:27:56.67 ID:QZdFRnu80.net
玉帝「ん。ま原典では名前だけの登場だが、今回の革命の言い出しっぺでほぼ決めてんのは朕。三聖方は周の、主に楊戩のサポしてなされ。」
三聖「(チッ、折角安能にワシら主導と書かせたったのに名前だけで出しゃばんなや)はっ!」
元始「後の微調整は」
老子「我等の仕事」
通天「ですな(実際はワシ、ハブられてんだよなー)」
西方二聖「東方に縁者が多そうだから周を扶けますぞ(ウマい話やからワシらも嚙ましてぇなー)」

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/14(日) 17:25:32.71 ID:Zu+m8IdQ0.net
梅山七怪「同じ妖怪なのに世渡りが下手くそなのが居るってよw」
妲己・胡喜媚・王貴人「ぐぬぬ!!」

金光仙「うちは勝ち組…?」
虯首仙「多分…」
霊牙仙「人間の姿が間違ってたんや!」

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/14(日) 20:00:53.82 ID:Dxxu1MAH0.net
闡教「世渡り?出家たるものが俗世のことを気にしてどうする。我々が周と子牙を助け殺戒を犯すのは天命によるものだが、
    截教を含めた他の道士は自由のはず。自由だから何をしてもよいということはなく天命に従わなければ罰が下るの当然のことである。
    妖怪の類も世俗に関わらずおとなしく山に籠もって修行しておれば我々も何もしないわ。」
石磯「ウソつけ。百歩譲って我らが師父の洞門を出てはならないという禁を破ったものが死ぬのはしょうがないとして
    私の弟子の碧雲と彩雲が何をした?」

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/14(日) 23:45:22.26 ID:Zu+m8IdQ0.net
太乙真人「あー、うっせうっせうっせうっせ。それが天命だよ。気に入らねぇならかかって来いやあ!!」

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/17(水) 10:23:22.82 ID:EIIkIGfM0.net
鉄頭将軍の物語って封神演義より前?後?

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/17(水) 21:40:35.31 ID:Ty5yQWGD0.net
鉄頭将軍こと猛烈鉄元帥の伝説がいつ生まれたかはわからんけど
三教源流捜神大全に鉄元帥の項目があるし、
あと二階堂先生の玄天上帝考によると玄天上帝と六天魔王が戦ったのが殷末になったのは明代の捜神大全からだけど
六天魔王討伐そのものはそれ以前からあるんで
常識的に考えれば封神演義より古いはず。武王伐紂平話あたりとはわからん。

自分の漢文読解能力じゃ完全には読めないけど、捜神大全の鉄元帥の項目にある
玉帝聞太乙真人奏,詔六丁入胎於石城顏氏之夢。の文が…
どこかの七回で見覚えがある固有名詞と展開というか封神にパクられとる…

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/18(木) 17:51:14.70 ID:s7D0cGS40.net
鉄頭将軍は北遊記で最後に真武大将軍の家来になる妖怪として出てくるな
北遊記だと陽界の時間軸は隋〜唐の時代…
こまけェことは考えない方が良いんだな

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/26(金) 10:28:55.64 ID:MKBiCbG/0.net
三教源流捜神大全だと那叱(ナタ)は本は玉皇の部下の大羅仙で、
世界に魔王が多いので玉帝の命で
最初から托塔天王やってる李靖と素知夫人の三男として転生した、っていってるから
ナタがなにかの転生だったことそのものは封神以前からあるんだな
殷元帥の逸話の肉毬として生まれたのと太乙真人と母親が夢で転生してきたことを知るのはパクリだが

魔王と戦うために転生してきたんだから諸魔の領袖である石記娘娘の子を如来弓箭で射殺し
石記娘娘と戦うのはしかたないかもしれんが封神のはただの事故かつ加害者の開き直りなのがな…

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/31(水) 22:54:05.40 ID:yIYtvCqM0.net
太乙真人も老子の九転還魂丹ほどじゃなくても、
十四回でナタを蓮から再生させるときに金丹使ってるし火棗持ってるんだから
黄天化や子牙を生き返らせた類の丹薬は持ってるはずなんでそれで碧雲童子を生き返らせて謝罪してもよかったろうに
封神榜に載ってる石磯娘娘と違って碧雲童子は封神されないんで生きていようが死んでいようがどうでもいいはずだし

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/03/31(水) 23:52:51.87 ID:cL8H0f0u0.net
太乙「死を転じて生かすのは慈悲であり功徳にもなるが、妄りに死者を甦らせるのは天の禁を犯す。依って哀れではあるが還魂の法を用いぬのじゃ。
那咤や子牙は金丹使って甦らせてもらってるから依怙贔屓じゃと?アレらは天命を承けた者であるから、救うのは玉帝の臣たる我等の務めである。
天旨を奉じて行うのだから天禁を犯した事にはならぬのだ。得心入ったかの?(身勝手)」

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/02(金) 10:33:51.98 ID:sOZOdSb00.net
碧雲童子は一応、仙骨はあったのかな?
没後は凡骨の一般人と同様に鬼になって彷徨ってたらなんだか悲しいな
石機娘娘が封神された月游星君が中国のサイトでは泰山石敢当(泰山の魔除け石?)みたいな
ことを掛かれてたけど、広義的に解釈すれば碧霞元君の配下くらいにはなれたんだろうか
子守りの神様にでもなってくれれば、碧雲童子も寄る辺をなくすこともなかったかもしれないのになあ

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/02(金) 13:32:11.69 ID:fdsVEOYr0.net
泰山石敢当、五代の力士だか将軍だかの石敢当説に
姜子牙が自分を封神し忘れたので後で自分を封じた神職が泰山石敢当とか
例によって由来不明すぎ問題。

碧雲童子はうまいこと転生したか後で玉帝が封神してくれたか
まず万仙陣の仙人で無理やり穴埋めする前に本編に出た登場人物を優先させろよと

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/02(金) 16:40:16.52 ID:sOZOdSb00.net
子不語、聊斎志異、閲微草堂筆記とか
清代の民間説話で救われてる話とかもないもんかね>碧雲童子

黄天祥が丘引にフェイタリティ喰らったり
碧雲童子だったり、子供に厳しいねぇ…封神演義
哪吒も自分の悪事のためとはいえ、一度その身をバラバラに引き裂いて
詫び変わりにしたり、そういう部分も儒教的猛毒要素をかんじますな
権力爺たちはそれ以上大虐殺計画を企てながらも
「すべては新たな世のため。これも天命なり」で終わるからね

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/02(金) 19:52:10.07 ID:fdsVEOYr0.net
ナタの折骨還父はもともとは禅の公案で父母未生以前の自己つまり本来身を説明するためのものだけど
まあ封神で儒教好みに改変されてるわな

そんなに子供死ぬっけ、初登場時の黄天化は16歳の道童だったけど金鶏嶺はその十年後だから違うし
と思ったら韓毒龍と薛悪虎は道童だけど死んでたな

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/03(土) 13:17:43.29 ID:I50uy2xz0.net
白鶴童子、哪吒、金吒、木吒

さすがだぜ、闡教&西方仏土ブランド!
栄転に満ちた将来が約束されてるな
尚、截教…

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/04(日) 12:30:38.50 ID:kHI+Ait20.net
亀山聖母「」

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/04(日) 16:31:15.12 ID:9+fF+9q70.net
碧雲童子が龍吉公主のとこにもいるのは有名だが
九十七回でジョカの命令で三妖を縛妖索で縛ったのも碧雲童子で
さらに彩雲童子も第一回でジョカに招妖旛の入った金葫蘆を持ってきてる
碧雲童子と彩雲童子はジョカの放ったスパイかもしれん
石機娘娘を監視する意味はわからんが

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/10(土) 14:46:40.57 ID:LHiLPJv70.net
金霞童子は終南山(五回など)、乾元山(十二回など)青峰山(四十回)
白雲童子は五龍山(十四回)、青峰山(十八回など)、九仙山(六十三回)
水火童子は碧遊宮(七十二回)、火雲洞(八十一回)、準提道人の弟子(八十三回)にいるが
こいつら怪しすぎる…

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/10(土) 20:18:36.88 ID:4+HllE170.net
フジリューの黄巾力士がロボットなのはある意味正解なんだろうなぁ

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/11(日) 23:30:40.52 ID:CzqWH7Dz0.net
力士が万仙陣の後で申公豹に逃げるなと怒鳴ったりもし
水滸伝では羅真人と黄巾力士が会話してたりもするから意思はあったりするし
闡教の仙人じゃなくても石機と聞仲も黄巾力士は召喚できるあたり
西遊記の車遅国の三大仙程度の妖怪でも五雷法のやり方が正しくできてれば
雷部の雷公電母に天君をも使役できるのといっしょで
基本的には土地神などといっしょで命令のやり方さえあってれば誰でも使役できるクラスの神ではあるけど

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/20(火) 20:15:34.05 ID:EQdFXguS0.net
千里眼、順風耳のように他の五感、嗅覚味覚触感を特化させた能力を表す言葉、
または能力をもった神か妖怪ってあります?
六神通だと天眼通、天耳通はあっても天鼻通とかはないですし

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