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【筋引】包丁の選び方 65丁目【牛刀】

741 :ぱくぱく名無しさん:2016/06/10(金) 21:18:38.88 ID:7pSfb9Ub.net
そもそも鍛造の利点って何だろ?玉鋼は鍛造して刃物になるらしい。
が、それは今の規格品の鋼材というものとは全く違う「炭素量の低い」
代物でしかない。それを何とか使えるように仕上げるのに四苦八苦して
本四方詰め、本三枚、甲伏せ等の造り込みが出てきたんじゃなかろうか?

あ、こりゃ日本刀の話だったが、単純な圧延でも馬鹿には出来まい。
クロスロールという圧延方向を90度変える、つまり2度圧延を掛ける
というのもあるらしい。炭化物の方向性を平均化して、炭化物自体を
微細化したいらしい。

ダマスカスと言われる積層鋼は、実は何種類かの鋼材を並べて
元々は数十センチあるものを数ミリに圧延するらしい。
とてもじゃないが、金槌と人力ではここまで伸ばせまい。
だが使い手が「クソだ!」「切れない!!」と言うのなら、その方が正しかろう。

しかし、そう考えると、単純な圧延も案外捨てたもんでもあるまい と思う。
だけど、鍛造すると「切れる!」という方々も確かに存在し、粉末鋼でさえ
鍛造するという方もいらっしゃる。どんだけ狭い温度域で作業するんだ?
とは思うのだが、それで炭化物のサイズ、形状、方向性をリファイン出来るのか?
これは検証出来ていないので、判らない。

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