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【家庭用】包丁の選び方 78丁目【業務用】

645 :ぱくぱく名無しさん:2019/12/12(木) 10:44:28.77 ID:UTcvDm5I.net
>>638
https://www.nc-net.or.jp/company/22231/product/detail/32156/

ATS34
日立金属が開発した優秀な特殊ステンレス鋼で、154CMよりも耐熱性・耐腐食性が強く、強固なナイフが作れるとして世界ブランドを確立しています。
仕上がりの良さ、耐摩耗性と粘り強さが高いが、加工性は低く量産に向かない上に素材自体も高価であることから、高級ナイフ素材の代名詞としてカスタムナイフメーカーでは主流となっています。

玉鋼からATS34へ
 玉鋼とは炭素量1〜1.5%の鋼で、刃物に最も適する化学組成をもっています。
また、左下鉄は約0.7%の炭素量、包丁鉄は0.1〜0.3%の炭素量で展延性に富んだ組成をもっており、いずれも不純物元素の含有量が極めて低く、鉄鋼材料として極めて純粋な素材と言えます。
ただし、現在の鋼と比較した場合、酸素(O)を多く含む特徴があります。そのため、鋼中に含まれる鉄滓分(非金属介在物)は酸化物系介在物が多くなります。
ところが、この酸化物系介在物は、一般の鋼と比較すると非常に軟らかく、伸び易い性質があり、折り返し鍛錬によって微細に分散して無害化というよりも、
かえって日本刀を粘り強くしたり、微妙に綺麗な肌模様を形成したり、砥ぎ性を高める性質を付与します。
つまり、一般の鋼の非金属介在物は悪玉ですが、和鋼に多く散在する非金属介在物は、折り返し鍛錬によって地質を生きかえらす善玉の介在物なのです。
その意味では、和鋼は現在の鋼に比べて、極めて純粋な地質を備えていると言えるでしょう。
 そんな玉鋼という純粋な素材をさらに向上させたモノが現在のATS34なのです。
 今も尚伝えられている日本の素晴らしい技が集結したATS34で和刀(ナイフ)を作って見ませんか!?

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