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やんごとなきスレ

1 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/05(火) 22:17:05 .net
ブルーギルのフライには飽きました。

2 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/05(火) 22:24:19 .net
メロンのフライには飽きました。

3 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/05(火) 23:45:42 .net
バスをも凌ぐ害魚・ブルーギル放流の犯人は誰だ?
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/992479926/

>>2こんにちは。お元気ですか。

4 :1@CLIE ◆GodOnnFcO. :2007/06/06(水) 01:18:49 .net
>>1は愛知の女の子?

5 :2:2007/06/06(水) 01:46:35 .net
>>3
ええ。おかげさまで。
今度の人事で便所掃除係に昇格が決定しました。

6 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/06(水) 02:45:38 .net


7 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/06(水) 18:13:52 .net
5さん
ご栄転おめでとう。
こどものころトイレ掃除を頑張ると良い奥さんになれると言う迷信が
盛んに飛び交っていた地方都市に住んでいました。

8 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/08(金) 00:46:10 .net
>>4
東京の女の子です。

9 : ◆ZNjhuynPQY :2007/06/08(金) 00:55:27 .net
Y u Eat fishes?Fish areN7t live 2 be eat by u.Also u be?

10 :うんti:2007/06/08(金) 01:33:13 .net
うひひひ、俺が来たよ。
だからなにってきくなよな

11 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/08(金) 02:54:22 .net
ぼくがですか?

12 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/08(金) 13:18:02 .net
昔の過去問は古い

13 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/10(日) 17:28:55 .net
天 ◆バスよりもブルーギルの害の方が大きい◆【 皇
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/1115024885/

14 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/11(月) 13:48:02 .net
>>69101112
そうです。

15 : ◆jOLO8H9Kpk :2007/06/11(月) 13:49:18 .net
えい! 

16 : ◆ZNX/oRquLU :2007/06/11(月) 21:17:39 .net
 

17 : ◆lrxACPIH6U :2007/06/11(月) 21:19:11 .net
 

18 : ◆XejC/urp3A :2007/06/11(月) 21:20:03 .net
 

19 : ◆ee9k57f4rc :2007/06/11(月) 21:21:11 .net
 

20 :クールカルピス ◆xPJ3ehBuOQ :2007/06/12(火) 03:05:31 .net
(;゜Д。)<とってもとってもトロピカルガギギギ

21 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/12(火) 19:00:30 .net
皇室のうわさ
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/uwasa/1140407720/

22 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/12(火) 19:23:56 .net
http://c-others.2ch.net/test/-/shugi/i?s=%8Dc

23 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/12(火) 20:09:00 .net
皇室は何を食べてるのか知りたい
http://food8.2ch.net/test/read.cgi/food/1150883638/

24 :-【存在】- ◆GAOss.K3KI :2007/06/12(火) 20:13:02 .net
ウルやんごとなキオラ

25 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/12(火) 21:14:32 .net
ダンゴムシには20秒前の記憶がないらしい
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/1153652532/

26 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/19(火) 10:43:12 .net
もぞもぞ虫さんたち、ブルーギルにたべられちゃうの?


27 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/10(火) 02:39:37 .net
うつくしいちいさなあしがかなでるおんがくをききにきました

28 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/12(木) 13:41:48 .net
ブルーギルを紙に挟んでしおりにしました


29 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/12(木) 16:26:16 .net
ブルーギルと唱えながら楽器のれんしゅうをします
みまもってねブルーギル

30 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/13(金) 16:53:27 .net
【海外/イスラエル】秘密の核研究所で「ヤマアラシ」が増えすぎて困る
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1184310143/

31 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/14(土) 11:53:19 .net
【イラク/動物】 イラクの巨大アナグマが問題に〜「英国軍が『人肉を食う化物』を送り込んだ」との噂が広がりパニックに [07/14]
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1184378695/

32 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/16(月) 20:53:58 .net
わたしだけのブルーギルを待ってる
わたしのことをすきで一緒にパンをたべてくれるブルーギル

33 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/16(月) 22:17:19 .net
妥協して好きでもないブルーギルと暮らすのは苦痛
某は趣味の合わない音楽を聴かされたり野菜や果物を食べられないのが
凄く嫌なので違う魚と付き合おうか悩みます

34 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/16(月) 22:18:10 .net
ブルーギルに自分の理想ばかり押し付けられてもw

35 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/16(月) 22:20:08 .net
魚相手に素敵だねとかきみのここが好きとか言っても
相手はじっとして動かなかったりぱくぱくしてるだけなんだもの

36 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/17(火) 14:52:45 .net
やんごとなき御方はモンゴルという架空の国でダヤンと追い掛けッ子をしています

37 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/17(火) 23:32:44 .net
やんごとない御方がお帰りあそばした!

38 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/18(水) 19:12:06 .net
ブルーギルから電話がありました
ブルーギルは就寝前のひとときにに電話をかけるのがすきみたいですが
ぱくぱくとリップノイズを響かせているだけなんです
苦痛ですモラハラです

39 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/18(水) 19:22:38 .net
がばいばあちゃん

40 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/18(水) 22:23:11 .net
ある日魚は言いました
『ギギギギギギギギギ』



41 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/18(水) 22:24:29 .net
わたくしたちの言葉に直すと『

42 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/19(木) 20:27:29 .net
ロック最高だよな

43 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/24(火) 00:45:48 .net
イヤッ!
そんなのイヤッ!

44 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/25(水) 01:38:04 .net
さかなさん、どうしてお空を飛んだりシャブを打ったりするの?

45 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/29(日) 23:37:15 0.net
ブルーギル

46 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/07/30(月) 03:06:04 .net
なんとお宝発見!

47 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/08/05(日) 23:23:01 .net
そのブルーギルは田中です

48 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/08/26(日) 00:58:51 .net


       ∧ ∧
      (´Д`) 食パンでも食うか
    /⌒   ⌒\
  (∋⌒ヽ   /⌒∈)
   │ ゚< ≡ >゚ │  バリッ
  ⊂|  < ≡ >  |つ
   (_). ≡ (_)


49 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/09/04(火) 09:56:22 .net
パンと言えば雅子妃

50 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/09/18(火) 01:09:56 .net
お魚と言えば雅子妃

51 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/05(金) 22:50:19 .net
ニーッ

52 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 00:44:37 .net
パオーン、パオーン、
あたいはアナタのぞうさんよ

53 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 00:46:07 .net
わかってるわ
わかってる
あなたのことならわかってる

54 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 00:50:30 .net
ハッケヨイ
ハッケヨイ

55 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 01:01:17 .net
散々にしてやるわ!

56 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 01:02:36 .net
おまえは永久にわたしのもの

57 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 01:04:11 .net
トン

58 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 04:39:24 .net
悪趣味ね!
気味が悪い! akakakakakakakakakakak

59 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 04:40:53 .net
ぶーぶーぶーぶぶぶーぶー

60 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/06(土) 14:03:33 .net
さようなら
からだはここにあるけど
こころは
もうありません


61 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/09(火) 01:34:10 .net
焼き鳥を食べたいのにあなたはいない
鳥もいない
焼く人もいない

62 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/09(火) 01:34:55 .net
禿げと河童の仲良しさんたち

63 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/09(火) 01:35:42 .net
河童のめくれあがった皮膚
皮膚、皮膚、皮膚

64 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/09(火) 08:14:11 .net
河童パネパネ

65 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/10(水) 00:05:19 .net
マさ子様〜!

66 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/13(土) 14:47:56 .net
パッパハネパ パパネパネパネ

67 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/10/22(月) 23:16:40 .net
はりはりボンボラ
鯔鯔ボッタン
プー

68 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/09(金) 00:23:52 .net
禿げと河童のチンチン相撲

69 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/10(土) 10:07:43 .net
やーい
変な顔!狭い価値観!

70 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/10(土) 10:33:31 .net
コウシツの皆さんを見習えってね。

71 : ◆Tomato/RGU :2007/11/13(火) 23:42:19 .net
あーっはっはっ
めでてえめでてえ

72 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/14(水) 01:55:30 .net
【環境/皇室】ブルーギルはわたしが持ち込んだ
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1194897444/

73 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/14(水) 02:19:01 .net
>>1のパンツは水玉柄

74 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/16(金) 23:09:36 .net
(●ム_●)

75 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/17(土) 23:01:17 .net
はみおてなてかなゆひ

76 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/17(土) 23:34:34 .net
チャーキー怖いって今日はマジスタディー(笑)

77 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/22(木) 02:18:09 .net
あんだってえぃ

78 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/22(木) 23:51:12 .net
あんな奴に負けないで!
もっと魅力とエロを全開で突っ走って!!


79 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/23(金) 09:35:58 .net
ニョ歩にョ歩ニョ歩にョ歩

80 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/23(金) 09:47:37 .net

VIPで神IDキタコレwwwwwwwwwwwwwwwww


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2007/11/23(金) 08:46:43.11 ID:VIPPER/o0
雲ひとつ無いわ

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2007/11/23(金) 08:48:36.19 ID:3LMIUj800
>>21
っちょwwIDがVIPPERwwwwwwwwwwwwwww

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2007/11/23(金) 08:48:54.30 ID:/9h6zq1o0
>>21
っちょwwwwwwwww

365 名前:FOX★ [] 2007/11/23(金) 09:07:16.29 ID:???0
>>21
ついに出ましたか

366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] 2007/11/23(金) 09:07:37.46 ID:ujgr578n0
>>365
FOXまで降臨かよwwwwwwwwwwwwwww


http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1195772008/


81 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/23(金) 20:09:29 .net
鼻鼻鼻鼻鼻盛り

82 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/28(水) 00:29:26 .net
http://img.dailymail.co.uk/i/pix/2007/11_03/DontEatFishBNPS_800x532.jpg

83 : ◆palomaGgA6 :2007/11/28(水) 01:01:11 .net
ブルーギル食うのか・・

84 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/01(土) 10:06:14 .net
【ファストフード】ブラックバスなど”外来魚バーガー”いかが? 福井大学の教授ら試作/福井
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1196394091/

85 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/04(火) 00:43:18 .net
http://www2.4chan.jp/image/474ef4490f464_14_org.jpg


86 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/04(火) 01:19:17 .net
http://webupd.sv1.sp-land.net/up/201201.jpg

87 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/04(火) 01:35:30 .net
http://nukoup.nukos.net/img/9687.jpg

88 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/04(火) 01:44:56 .net
http://imepita.jp/20071202/533430

89 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/04(火) 02:25:37 .net
http://imepita.jp/20071201/695940

90 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/10(月) 19:20:05 .net
フィッシュが海からカキコ

91 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/11(火) 15:31:24 .net
http://up2.pandoravote.net/img/pandora04338.jpg

92 :名無しちゃん…電波届いた?:2007/12/28(金) 16:45:23 .net
http://www.dsfy.com/tattoo_design/Japanese_Tattoo_Design.htm

93 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/01/23(水) 21:46:00 .net
ばかね ばかね
よせばいいのに

94 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/04(月) 23:46:06 .net
ハムと小麦粉でつくった「人造牛肉」を発見
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1202134387/

95 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/05(火) 16:29:24 .net
フィッシュスレが無くなってしまい残念です
魚のAA略

96 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/05(火) 18:30:14 .net
にくこっぷん

97 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/09(土) 01:33:35 .net
唐辛子を混ぜたすいとんを炊きます
きっと辛いのだと思います。
さやつきの豆も入れます

98 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/13(水) 01:18:56 .net
校門から校門へ聖火を届けるよ

99 :花火がきれいだな ◆0tVI2C7czQ :2008/02/13(水) 20:05:32 .net
パチパチパチッ

100 :100:2008/02/13(水) 21:00:09 .net
100

101 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/27(水) 02:19:53 .net
魚介とにんにくとトマトと調味料とを炒めて取り出す
米を油で透明になるまで炒める
ターメリックと残りの野菜とパセリと具を混ぜて炊く


102 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/02/28(木) 20:00:53 .net
【特定外来生物】ブルーギルの卵コイがぱくぱく
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1204172624/

103 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/03/10(月) 15:33:06 .net
諦めない
どっち?

104 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/03/11(火) 16:29:56 .net
【ゲンダイ】宮内庁関係者「雅子妃のご両親がいけない」「娘を引き取ります』と言うべき」 週刊現代報じる★7
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1205217016/

105 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/03/11(火) 21:06:11 .net
【皇室】「殿下がんばれ」 皇太子さまが都心でジョギング
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1205235554/

106 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/03/28(金) 20:27:17 .net
やんごとないにもほどがあるな

107 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/03/29(土) 04:45:06 .net
止むこと無き

108 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/04/05(土) 12:43:22 .net
殿下〜!目線くださーい!
殿下の笑顔もっとくださーい!

109 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/04/21(月) 16:06:40 .net
http://blog-imgs-21.fc2.com/m/o/i/moiyu/20080413131412.jpg

110 :(,_´ゞ`) ◆ooMCAPRVNU :2008/05/15(木) 17:28:48 .net
(,_´ゞ`)御所に上がるのははじめてだ

111 :111:2008/05/15(木) 21:31:58 .net
111

112 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/05/20(火) 22:37:42 .net
あの御仁からメールが来ますが
内容というのが
それはそれは曖昧で
こちらの書いた文を引用されるばかりで
どうもこうもありません
だから僕は檸檬味のおかずがすきになったのです

113 :名無しちゃん…電波届いた? :2008/05/20(火) 22:40:07 .net
いとやんごとなききはにはあらぬが。
ヨッホッホッホッ

114 :名無しちゃん…電波届いた? :2008/05/20(火) 22:48:22 .net
まろやかな麿でおじゃるのぅ

115 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/06/06(金) 12:26:23 .net
わたしのうつくしい国

116 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/07/02(水) 19:52:28 .net
いやん。

117 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/07/05(土) 16:45:22 .net
【皇室】天皇陛下、皇居に生息するタヌキを論文にされる
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1215119574/

118 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/07/08(火) 10:42:51 .net
【研究】外来魚ブルーギルを使ってニワトリの飼料を作ることに成功 栄養価高く、エサ代の削減にも期待-立命館大
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1215445650/

119 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/08/23(土) 19:46:34 .net
うははははは!
こーきょ、こーきょ、こきょこきょコキョー!!

120 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/09/07(日) 17:39:54 .net
【外来魚問題】ブラックバス試食会。スープやカレー味のピカタなど「おいしい」「日本の魚に悪い影響を与えるのでどんどん食べたい」
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220774643/

121 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/09/15(月) 14:12:12 .net
【モラル】ヤフオク(Yahoo!オークション)に生きたブラックバスが出品される…環境保護団体から指摘、環境省が削除指導
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1221131382/

122 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/09/27(土) 09:43:48 .net
いやんいやんいやんいやんいやんいやんいやんいやん
いやんいやんいやんいやんいやんいやんいやんいやん
いやんいやんいやんいやんいやんいやんいやんいやん

123 :蛎崎軽広 ◆UHi6/2covE :2008/10/01(水) 21:58:45 .net
俺の兄上はやんごとなきお方
誰だか和歌流?

124 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/03(金) 18:15:40 .net
殿下!今朝召し上がられたハムには
菫が混入しておりました。

125 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/04(土) 16:16:01 .net
【国際】ドイツ:"イノシシ"が桁外れの増加、前年比320% 墓地掘り起こす被害も
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1223039236/

126 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/04(土) 16:51:29 .net
ぱやっぱぱやぱぱぱぱやぱやぱや
ばやっぱぱやぱやぱやっぱぱやぱ
ぱやっぱぱやぱぱぱぱやぱやぱや
ばやっぱぱやぱやぱやっぱぱやぱ

127 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/08(水) 00:47:22 .net
のほ のほ ひもじいよう

128 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/08(水) 08:36:40 .net
お菓子が無ければ、木の根を食べれば良いのに。

129 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/08(水) 17:37:35 .net
皇居のお堀で泳いでた男を捕まえるため50人が出動
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1223376004/

130 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/17(金) 17:47:14 .net
まはまはまはぁ
ママ許しオコッ誓いを許し
あす病噴き出す彼方にかかる虹渡れど
ままあまあまぁ たいせつにたいせつに
あなたまもる 何が起きオコッ誓いを許し
ははぁ

131 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/19(日) 12:44:20 .net
ナメッぷりか彼氏ひとさじ犠牲萎縮やいやいやい
されど行方知れナメッぷりか彼氏ひとさじ雪麿日本人日本人
触れる傷心いやいやい今上砂犠肅縮フィルムナロウ
賃所

132 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/10/19(日) 14:05:52 .net
えっぱえらえっぱえらえっぱえら
あなど久恒久ごいすむいすむ
あなど久々恒久ごいすむいむヤハッ
えっぱえらモース、えっぱえらモースと言えり
なるものぞヤハッ

133 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/11/18(火) 02:30:28 .net
あうー
をうー
ぶうー
飯はまだか!!


134 :名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/05(金) 21:18:41 .net
天皇陛下がそのまんま東と昼食をともにされる
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1227691832/

135 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/03(土) 23:37:01 .net
召し上がって召し上がって召し上がって飯ぃ
召し上がって飯ぃ
あうんあうん飯飯ぃ

136 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/11(水) 22:09:31 .net
本人降臨か!

137 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/25(水) 06:25:32 .net
【社会】第2のブラックバス?肉食外来魚「アリゲーターガー」滋賀の湖に
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235212576/

138 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/03/31(火) 23:31:05 .net
陛下、それはわたくしの足でございます。

139 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/13(月) 18:18:39 .net
【生物】皇居のお堀で「ガー」捕獲される 種によっては3mにもなる肉食魚 生態系への影響懸念
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1239290181/

140 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/05(火) 06:46:06 .net
ガー!

141 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/30(土) 19:45:00 .net
殿下ー!
殿下うしろー!!

142 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/02(木) 21:10:34 .net
ガー

143 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/14(金) 20:11:32 .net
もうかれこれ50回目のプロポーズをなさった頃でしょうか

144 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/13(日) 15:47:45 .net
間もなく純白の衣装をお召しになり
たまにはネトネトしたものを食べたいと仰います

145 :名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/11(金) 12:28:21 .net
正座は4時間できないと務まりません。

146 :名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/30(土) 21:37:17 .net
高貴こおきい高貴いい

147 :名無しちゃん…電波届いた?:2010/03/16(火) 05:46:29 .net
【社会】皇太子さま、サファリ視察
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1268436178/

148 :名無しちゃん…電波届いた?:2010/07/04(日) 16:36:44 .net
陛下なスレ

149 :名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/27(月) 01:29:58 .net
     (⌒Y⌒)
    (⌒\|/⌒)
 ((   >(・ ェ ・ )<  ))
    (_つ|と_)
     (_人_)
    /\  ノノ  /|
   |  ̄((/ ̄ |
  _\__>\__ノ_
  |          |
  |          |
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


150 :■新■し■い■ル■ー■ル■と■新■秩■序■を■作■る■モ■コ■:2010/11/09(火) 13:30:36 .net
愛する民衆の皆様!* 王妃モコは 愛する民衆に 感謝します☆
この世の中は 嫉妬と憎悪に満ち溢れている*
池田大作先生に嫉妬して ムシャクシヤしている
邪悪なヤツらが 多過ぎる!☆
そんなヤツらに ムダなエネルギーを使わせて
犯罪を未然に防いでいるけど
誰からも感謝されないモコは
あたかも ドストエフスキーの『罪と罰』に出てきた
神聖娼婦 ソフィーのようだ!*
モコは スバらしいヨ*
意外かもしれないが、板野友美ちゃんとモコには
意外な共通点が あるんだヨ*
板野友美ちゃんは AKB48だ!
モコは AFU359だ!☆
AFU359は =「アナルファックwithウンコ in 三国」
っていう意味なんだヨ*
池田大作先生は 中国との友好を成功させた!
池田大作先生は 偉い人なんだヨ*
池田大作先生の功績を妬んだ民主党政権は そんな
池田大作先生が構築した日中関係に ヒビを入れてくれた!
池田大作先生が築き上げた 中国との友好関係を
メチャクチャにして ぶち壊してくれた!*
今、モコは覚醒した! FUCK!モコ!☆
モコ派よ! 今こそ 立ち上がれ!
アンチモコ派勢力を 2ちゃんねるから一掃させよ!*

151 :*たった一枚の写真に人生を大きく狂わされてしまったモコ☆:2011/03/03(木) 09:55:43.49 .net
蝶野のチ●ポを触ると ウンコかけられッぞ!☆
寝てたら レズビアンに オシッコを耳にぶっかけられた!*
そのオシッコの匂いにつられて ミミズが集まってきたぞ!☆  寝耳に ミミズや!*
あいつら 立ったままショーベンすっから かなわない!☆
柏木由紀ちゃんがウンコした直後にトイレに入ったら、
めっちゃ くさかった!*  トイレから とてつもなく臭い異臭が!☆
なぜかそれは ケモノのウンコの匂いに似ていました*
柏木由紀さんはSEXの時にも ケダモノのような声を出すのかしら?☆
だとしたら、すごくセクシーよね!*  かしわぎを ことほぎます!☆
『東スポ』の一面に載ってた栗原あゆみの記事を読んだ人は おらんのか!?*
栗原あゆみは卑劣な被害にあっているんヤ!*
そのことが『東スポ』の一面に載っていたんヤ!☆
栗原あゆみの携帯に電話をかけてきて、
「コスチュームの下にはいてるモノの色と形状は?」とか
「足は蒸れているのか?」とか*  「足は臭いのか?」とか
「わきの下の匂いは くさいのか?」とか☆ 「鼻の匂いは くさいのか?」とか
「コスチュームの下にはいているサポーターパンツは くさいのか?」とか
犯人は いろんな情報を聞き出そうとしていたんヤ*
犯人は「クリちゃんのクリの匂いは くさいのか?」
っていう おバカな質問だけは しなかったみたいヤ☆
そんな質問をしてたら、怪しまれるもんなぁ*
犯人も そこそこ頭が ええんやでぇ☆ 栗原あゆみの精神状態が 心配なんヤ!☆
警察は なんとしてでも 悪質な犯人を 早く逮捕せぇなアカンでぇ!*
そして コスチュームの下にはいていたクリのサポーターパンツを
一刻も早く 返却していただきたいものですね!☆
ちなみに、モコがコスチュームの下にはいている
サポーターパンツ(通称 マンサポ)はトテモ臭いんやでぇ〜*

152 :名無しちゃん…電波届いた?:2011/05/04(水) 03:59:45.25 .net
    ∧,,∧
   (・ ェ ・ )  |」
  {御} y ~ノつ|
  {用}_人_|
    ∪ ∪

153 :名無しちゃん…電波届いた?:2011/12/31(土) 15:03:53.78 .net
用は死んだ

154 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/05(木) 13:05:58.51 .net
http://peacelandia.blogspot.com/2011/01/blog-post_1275.html
2011年1月24日
田原総一郎の講演料
去年の話になりますが、10月19日に弘前市で行われた「原子燃料サ
イクル意見交換会」に関して、安藤晴美県議が情報開示請求し、その結
果、わかったことです。
企画は、資源エネルギー庁と青森県の共催で、(株)RABサービスに
委託されて行われており、委託料は129万6750円。その内訳は、
ジャーナリストの田原総一郎氏の講演料が110万円。交通費8万円。司会料3万円。管理手数料(食費含む)2万5千円。


155 :名無しちゃん…電波届いた? :2012/01/22(日) 23:30:02.31 .net
いとやんごとなききはにはあらぬが。
俺は実は高貴な血統なのだよ。

156 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/23(月) 04:28:46.16 .net
よし
ここにしよう。
いいよな。

157 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/24(火) 02:17:25.45 .net
「このスレよくね?」
「そうだな、ここにしよう」
「わーい!あたしも出演するんだ〜」
「さぁどこから話をするかな・・・」
「台本作らないとね」
「はやくしてね!」

158 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/26(木) 00:24:01.72 .net
小さなふたりの大きな恋の物語。 chapter1
199X年神奈川県葉山町

「ねぇーねぇーお父様ー海に行こうよ〜」
「眞子、ちょっと待っていなさい!」
「ねぇーお母様-赤ちゃんは寝ているしさーつまんないよ〜」
「眞子はおねぇーちゃまになったんだから赤ちゃんじゃないでしょ!佳子でしょ!」
「佳子が目覚めたらご機嫌みて海岸を散歩するから」
「眞子はこの本が好きでしょ?読んで待ってなさいね」
優しく宥める母親に対し
妹が生まれ両親は妹ばかり…
「そんなの嫌だ!今、行こうよ〜」
敷地の中なら皇宮警察もいて安全だ、と親の思いがあったのか
「うるさい!佳子はまだ寝ているんだ!ならひとりで敷地の中で散歩して来い!」
父は怒鳴りつけるようにいい放った
(もう赤ちゃんが生まれてから、全然遊んでくれない!バカ)
「わかった!」
ふてくされるように返事をし
「一人で勝手に海までいっちゃダメよ!」
子を思う親の心配をよそにふてくされるように
眞子は御用邸の庭にでていった。
「眞子ちゃま、そっちいっちゃっダメよ」
葉山の御用邸の庭は子供にとってはとても広い。
「うるさい!あたしはひとりで遊んで来るんだ、
あんたも佳子のそばにいればいいんだ!フンだ」
引き止めようとする職員に蹴りを入れた
(わがままな子ね…まっいいか…)
眞子はヨタヨタと歩きながら敷地内の流れる
下山川に架かっている橋を越えていった。

すると自分と似たような男の子を見つけた。
(誰かいる!なにをしているんだろう…)と勇んで近づいていった。
男の子は庭の通り道でミニカーで遊んでいる。
「ねぇ!なにしているの?」
「ミニカードライブごっこ」
「楽しい!?」「うん!」「私も、したい!」「えっ!?」
男の子は少し戸惑った表情して
「このミニカー、僕の大切なものだから…大事に使ってね」
「うん!」と男の子から取り上げるように遊び始めた。
男の子は心配そうに眺めている。ミニカーの動きを。。。
「ねぇ!これ空も飛べるの?」「飛べないよ!」「試してみようよ!」
「ダメー!!!!!!!」と男の子が言ったと同時にミニカーを投げてしまった。

159 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/26(木) 01:59:49.59 .net
小さなふたりの大きな恋の物語。 chapter1-2

男の子は怒って「探してよ!」言うと
眞子は「あそこに落ちているよ」「拾ってよ!」
ミニカーは御用邸に流れる下山川の岩場に落ちていた。
眞子は「こんな高いトコから降りるの?」
「出来ないなら飛ばすなよ」
男の子は怒っている、そして困っている表情をしている。
「えっい!」ちょっとしたジャンプをして下山川に飛び降りた。
「拾ったよ〜」喜び勇んで言ったが「大丈夫!?」男の子はさっきと違い今度は心配している。
「あたし、ジャンプ慣れているから大丈夫だよ!」男の子は安堵したが、
「あがれないよ〜戻れないよ〜どうしよう〜」
子供にとっては結構な高さになる下山川と庭の高さ・・・
男の子は「ちょっと待ってて!今いくよ〜」
と見上げる眞子の視界から消えてしまった・・・
(どうやってくるの?飛び降りたらケガするんじゃないの?)
少し時間が立った。
なかなか来ないと眞子の不安をよそに男の子は土埃を頭にかぶり下山川に現れてきた。
「どうやってきたの?」「秘密の道」「どこにあるの?」「教えない」「なんで?」
「じーちゃんとかが誰にも教えるなって言っていた。でも違うとこを見つけた!」
男の子が言っているのは庭の雨水が流れる下水管のこと。。のはず。。
庭の高さと流れる下山川の高さからの勾配を考えると子供じゃ上れない。
「ねぇ、そこ通れないないの?」「多分、ムリだよ」「どうすんのよ」
「こっちから帰ればいいよ」と男の子は下山川の岩場をたどりながら
海岸河口のほうに眞子の手を引きながら向かい始めた。
日没の時間が近づき、海岸は潮が満ちてきて波は荒くなってきた。
「かくれんぼするとここだとなかなか見付からないんだよ!」
男の子は話初め
「かくれんぼ!?」
「怖い人からかくれんぼすると、ここは少し危ないから気をつけてね」
「うん!」「海蛇に食べられちゃうから」
「うみへび??」
「うん!海蛇、あの白い波の向こうにいるから!食べられたら死んじゃうから」
「怖い!」男の子の腰に両手を巻きつけてピッタリ付く眞子。
「僕にちゃんとつかまってね!おとーさんは海蛇と戦って死んじゃったんだ。じーちゃんが言っていた」
「そうなの?」「うん!このミニカーおとーさんが最後に買ってくれたの。拾ってくれたありがとう」
眞子は海蛇の恐怖からお礼を言われた照れなのか、ちょっと恥ずかしかった。
(投げたの私なのに…)
男の子のエスコートにより川から海岸河口の岩場をたどりながら海辺に出ることが出来た。
海辺の岩場に登りながら波の荒さを考えるふたり。

160 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/26(木) 02:05:07.05 .net
小さなふたりの大きな恋の物語。 chapter1-3

「ここまで来れば大丈夫だよ!怖かった?」「ううん…ちゃんと捕まっていたから…
でもなんか楽しかったよ、ありがとう!名前はなんていうの?」
「僕?まーくんってみんな呼んでいるよ」「マーク?」「違うよ、まーくん」
「私はまこって言うんだ、なんか似ているよね」「一字違いかな?」
「なんであそこにいたの?」
「今日ね、ヒゲのおにーさんと綺麗なおねーさんが赤ちゃん連れてくるから
挨拶に来たの、でもじーちゃんまだ戻って来ない」
「そうなんだ…ひとりでつまんなくないの?」
妹のためにおとなしく待っているまーくんと自分のしたことに恥ずかしさを
感じたまこ。
「いろいろごめんなさい」「なんで?」イキナリ謝る、まこを疑問に思う、
まーくん。 「じーちゃん来ないな、赤ちゃんまだ寝ているのかな?」
「なんで怒んないの?」「だって赤ちゃんは寝るのが当たり前ジャン、
我慢できるよ、そんなことくらい。あと赤ちゃんはカワイイから」
少し不機嫌になるまこ。(みんな佳子ばっかり・・・)
「あとね、この敷地の人はいろんな人に気を使って生きているんだって!
だからこのおうちの人は大変なんだよ、そういうの理解して近所付き合い
しているの。みんなそうでしょ?どこの家も困れば助けるし悪いことすれば
注意したり遠慮するし。相手のこと考えないと自分のことしか考えないと
嫌われるよ!幼稚園で習わなかったの?」
「うーん…」自分のことしか考えていなかった恥ずかしさいっぱいになった、まこ。
「ねー、まーくんはおとーさんとかいなくて寂しくないの?」
「別にほとんど知らないし気がついたらじーちゃんとふたりで暮らしている」
「そうなんだ?」「同情するなら!カネをクレって恥ずかしいよね、自分の常識
だからって相手のこと考えないと困ると思うよ」「貧乏なの??」
「そんなことないよ!いつものことだし自分が特別とか思わないよ!」
「そうなのかな〜私もなのかな〜!」
「だったらまこちゃんも自分だけって不幸とか特別とか考えないほうがいいよ。
みんなひとつや二つどうしようもないことがあるから」
「ねぇ、私がこの家の・・・って知っている?」波の音で途切れた会話。
「なに??聞こえないよ」
ちょっとテレ気味にいい直したまこ。
「ねぇ、また遊んでくれる!?こうやってかくれんぼみたいに?」
「まこちゃんも僕とまた遊んでくれる?」
「えっ!?…(かくれんぼ・・・やったことない)」
「このかくれんぼの見付らない場所は誰にも言わないでね、ふたりの秘密だよ」
「うん!でもまこは探すの下手かも知れない(-.-;)」

161 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/26(木) 02:11:04.75 .net
小さなふたりの大きな恋の物語。 chapter1-4

「ミニカー見つけたのに?」
「それは自分が投げたから…」
「だったら僕が鬼なってまこちゃんを探し出してあげるよ!」
「きっとだよ!ちゃんと私を探し出して姿みせてね!追いてけぼりにしないでね」
「どんなに遠くに離れてもどんなに隠れてもさがすよ(^^!だってまこちゃんと
一緒にいたら凄く楽しかったよ!いつもひとりだと、つまんないし」
「約束だよ!」「うん!約束、指切りしよう」
「わーいo(^-^o)(^O^)」
お互い相手してくれる嬉しさから喜ぶまことまーくん。
「あとね、このおうちにはたまに怖い人もいるから気をつけてね」(誰!?!?!?)
「海岸で砂場遊びしていると怒られるときもあるんだ・・・カメラ映るからあっち行けとか」
(なんか…聞いたことあるナー)
「あとねージャジャ馬ってのも今日来ているみたい、まだ見てないけど」
(なによ!それ!?)

水平線が茜色から紫色にかわる手を繋ぎ二人のだけの岩場に大人の人影が映し出された。
「あっ-怖い人だ!」とまーくんの叫び声に振り返ったまこ。
『眞子様、発見確認しました!』皇宮護衛官の捜索により発見され一色海岸まで戻された。
「ふたりで発見しました。もうひとりは来訪者の孫の模様、どうしますか」
「・・・了解!」
怒っている若い女護衛官に発見されて怯えているふたりは御用邸に戻された。

「あら、まーくん。お久しぶり!おじーさんは帰ったのに眞子と遊んでくれたの?」
綺麗なおねーさんと久しぶりに出会って恥ずかしく、うなづく、まーくん。
「眞子は心配ばっかりかけて、佳子がおきて下山川の橋まで行ったらウーウーと
海の岩場の子供を指差ししているからもしかしたらと思ったら…」
(もうみんな佳子ばっかり…相手にして)
「まーくん、佳子ちゃんだよーよろしくね」
ふくれるまこにまーくんは
「ねぇ、まこちゃんってこのおうちの子なの?」「そうよ(あたしのこと知らなかったんだ…)」
綺麗なおねーさんを前に慌てるまーくん。
「僕がまこちゃんを勝手に連れ出したんです。かくれんぼしていてごめんなさい」
綺麗なおねーさんは「かくれんぼ??」
まこは素直に思った。(えっ!なんでまーくんがウソつくの?…)
泣きそうになるまーくんを「そんなことないよ!まこが先に外に出たんだよ!」
「僕がミニカー落として拾ってもらったんだ」
「違うよ、まこが投げたんだよ!だからまこが悪いの!」
(まこちゃんが怒られる・・・僕のためになんで)ふたりはお互いを初めて意識した。

162 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/26(木) 02:19:02.71 .net
小さなふたりの大きな恋の物語。 chapter1-5

「そっか、初めて会ったんだ!、結婚した頃、葉山の海岸でまーくん
抱っこした時はまだ眞子は生まれてなかったね」
この言葉でまこは初めてまーくんが年上だと知った。
ほころんだお父様の顔をみながらまこは
「まーくんはかくれんぼしているまこを見つけてウミヘビから食べられちゃうの守ってくれんたんだよ!」
髭のおにーさんは「そっか!ウミヘビか!?まーくんと一緒なら大丈夫だな」
「海にはウミヘビがいるんだよー食べられちゃんだよ、犬より怖いんだよ、
お父様も危険なんだよ!」綺麗なおねーさんは
「ねー、まーくん、これからも見守るように眞子のこと相手してくれるよね?」
(まこちゃんと友達になるんだ・・・)とまどう、まーくんはうなづいた。
「まーくんが赤ちゃんだった頃まだ眞子がいるお腹を守ってくれたもんね。」
眞子は素直に「ありがとう。まーくん、また遊んでね」と言えた。
「うん!」
「眞子もまーくんも勝手にかくれんぼしちゃダメよ、ちゃんと言ってからしてね、
あと大事なものは手放さないようにね」
(大事なものは・・・手放してはいけない・・・)
しっかりうなづいたまーくん。うなづいてくれたことで安心したまこ。
「じゃ、おじーさまもお帰りになったからまーくんも帰る?心配すると
いけないから…」「はい!」「えっ!帰っちゃうの?」
「またまこちゃんが遊んでくれたらきっとくるよ」
「ねぇーお母様ーまこもまーくんとこいきたいよ〜」
「ダメよ…でもね、まこもまーくんもいい子にして大きくなったら
荷物ひとつで行かせてあげるわ。その時まで仲良しでいてあげてね!」
彼は大きくうなづいた。
「じゃ、そこまで眞子も見送りましょうね」
「うん、一緒に行こ」「まこちゃんも!?」
母親が手をつなごうとするがまこはまーくんの手を繋ぎ邸宅をでて門まで
見送った。

「ばいばーい!まーくん」「まこちゃんもばいばーい!」
門をでて後姿を見送る母親子に(眞子はこの子の前だとこんなに素直になるのね…)
「じゃーねー」と大声で叫んだ眞子様に振り返ったが
彼の視線は、まだまこちゃんのお母様の方にあるのであった。

163 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/01/26(木) 02:20:11.34 .net
小さなふたりの大きな恋の物語はchapter1-5で了となっています。

164 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/06(日) 23:43:49.95 .net
  ミ⊂⊃彡   ∧,,∧
  ( ・ ェ ・)  (・ ェ ・ )
  (#ノ つ∪o つロと )
  と_)_)   (_(_⊃


165 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/18(金) 02:04:48.05 .net
『眞子様19才飲酒の夜。』
と電車の車内広告の見出しが始まりだった。

眞子様と幼なじみの彼は週刊誌を開いた。
たいしたことないな…
ただの写真じゃん。
一緒にいる人も写ってないし…大丈夫だな。

彼は成年式で御所に向かう眞子様をさりげなく母親の自宅近所の246でそれとなく見送った。
(おめでとう!綺麗だよ)
(ありがとう!)
親しきなかにも礼儀あり…会えること話せることが限られる幼なじみ…
小さい頃からお互いの存在と仲を確かめる。
これがふたりでは当たり前のひとつだった。

その翌々日、彼は大学が終わり実家の葉山に向かった。
祖父の体調が悪くなっている。
「ただいまー、じーちゃん。大丈夫?」
「おー来たか…まぁ歳だからな…波はあるさ…」
孫の顔を見てみせた笑顔。
「よかった、無理してない?…遅くなってごめんね」
「ところで紀子様から電話あってな…」
「また御用邸に来るの?」
「いや、お前に話があるとか、会いたいとか」
(やっぱり…ネットだ)
「まこちゃんのお祝いのことかな?」と惚ける。
「お前な、いつまでもまこちゃん、じゃないだろう…あちらは立派な成年皇族になられた内親王殿下なんだから」
「まこちゃん、綺麗だったよ!じーちゃんもテレビみたでしょ?」
「あいかわらずだな…」
「明日も早いから、自分の部屋に行くよ…」
「明日の帰りも遅いのか?」
「うーん。学校帰りに友達とかくれんぼして遊ぶから…」
「かくれんぼ?ふざけてないで、いい歳して遊んでばかりか!歳下の眞子様を少し見習え…エゴホッ!」
「ほら…もう大丈夫?。わかっているからさ!ちゃんとやることもやってるから…」
彼は自分の部屋に向かった。
(あんなこと知ったら、じーちゃん卒倒するだろうな…)

166 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/18(金) 02:06:50.92 .net
プロローグchapter3-2

成年式を無事終えた眞子様を襲ったのはネットサイトの無断画像利用と宮内庁の抗議から始まった。

それは大学のサークルのヒトコマであり日常…
騒ぐ話ではないが、学内の友人の脇の甘さが瞬く間にネット世論が襲って来た…

ねぇ、ネットみた?
ミタミタ、スレも凄い勢いよね。
よく学校に来ているよな!
皇族は気楽なもんだぜ。
どうせ大学かサークルに責任押し付けて終わりだろ。
サークルで飲酒してパコパコやっていたみたいだぜ。
あんなポテチあるとはな!皇室特権だろ。
妹はカワイイのに姉は不細工なブタだろ、よく出来るよなw。
退学させられるんじゃないの?
りょうへーもバカだよな

どこからか聞こえる誹謗中傷、噂話。

お昼休みになった。
気になる当事者であるサークルの友人。
「あっ!りょうへー、お昼、どうする?部室行く?」
「いや…makoさ…」
「うん、どうしたの?」知らないような顔で問い掛けるmako
「ネットでいろいろ騒がして…ゴメン…」
「うんん…全然気にしてないよ!…それよりどうするお昼?」
屈託のない明るい顔のままのmako。
makoの優しさを感じ戸惑う、りょうへー。
「いや…今日はちょっと、お昼休みやることあるから…ワルイ…」
「そっか…わかった。またね!」
「じゃぁ…」
(りょうへー…そんな…)
makoは彼の苦しみを感じた。

普通にしてるなんて無理だよね…
りょうへーが全て悪いのかな…
あたしだって好きで皇族に生まれたわけでもないし。
学内の異性の心が開ける人として大切にしたい仲なのに…
誰が悪いの?
私が悪いの?
どうすればいいの?
誰に相談すればいいの?
心苦しいままお昼休みは終わりが近づいた。

167 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/18(金) 02:10:18.46 .net
プロローグchapter3-3
あっ!パコ様だ。
皇族なんだから学習院に行けばいいのにな…
どうせ税金で学費払っているだろ!
あいつ来てから学内がいろいろ煩くなったし迷惑だよね。
皇室始まって以来の授かり婚になるんじゃね?
就活で俺達までそう思われたらたまんねーよな。

お昼休みが終わり午後の授業は上の空になりがちになる…
そして違うことを考えてしまう。

どうしてこうなったの…
ネットの戯言や書き込みが現実より正しいと思う人達の学内。
おじじ様は陛下だけど…うちは宮家。
選んだ学校、そして学生生活。
自分が間違えたと思うと悲しくなる。
自分の存在で他人が苦しい思いをしていると自分も苦しくなる。
でも自分は初めての経験ではないはず…

あ〜あ、今日は帰ろう。
終業のチャイムが鳴るとともに教室を飛び出した。

誰かが見ている…と感じる。
護衛が慌て追い掛けている姿を学内では笑って見ている。
ネットに書き込んでいる。そう思っても…そんなことはどうでもいい。
とにかくこの場所からこの空間、世界から離れたい。
そんな一心でバス停に向かいバスに乗り込んだ。

168 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/18(金) 02:11:48.24 .net
プロローグchapter3-終。
16時45分過ぎ…
武蔵小金井駅に彼はいた。
(武蔵境ってこの辺が階段だよな…)
来なかったら、まこちゃんは大丈夫なんだ。と自分は必要ないと、葉山に行けばいいや、と彼は始発電車に乗った。

彼はネットを見ながら感じていた。
きっと悩んでいる…
きっと困っている…
きっと来るはず…
今、自分の存在が必要なはず、と信じてみた。

偶然を装い学校帰りにまこちゃんに会うなんて…と懐かしさを感じていた。
でも必要じゃなかったら…
ひとつ間違えれば犯罪。
自分の存在が否定される恐ろしいさ…を感じる。
正しいことがわからない。
しかし彼女に今、会う手段はこれしかない…
これはお節介だ!と強く念じたりしていた。

『次は武蔵境・武蔵境、お出口は左側です。西武多摩川線はお乗換です』
電車は武蔵境は反対側のドアが開く。
(いるかな?)
学生帰りの多い時間の中央線。
先行電車が出たばかりでホームには人はあまりいない…
『むさしさかい・むさしさかい、ご乗車ありがとうございました』
無機質な駅の放送。
なぜかドキドキする。
『2番線ドアが閉まります』
発車ベルが鳴り終わり彼は安堵とともにガッカリした。
(まこちゃんいないか…大丈夫なんだ…ならいいか)
ドアが閉まる…
キンコン…キンコン…
(違う大学の幼なじみより同じ学校の仲間が信頼できるだろうね…)と彼は諦めた。

ドン!!
大きな音が隣の車両から響き渡った。
(やっぱり…)
なぜか彼はホッとした。

169 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/22(火) 01:44:47.01 .net
第二章〜恋のちか道を探して。
最上級I like you chapter3-1
武蔵境駅17時前。
(きっと、みんな私が悪いんだ!)
居合わせた人が全て注目しているように思える。
バスから降りて現実から逃避するかのごとく走っていた。
護衛官までも振り切るように…
滑り込んだ電車の発車メロディーが鳴っている。
駅の階段を駆け上がる。
(だから今、ひとりになるんだ…)
『ドアが閉ります、ご注意下さい』
電車のドアが閉るのを見計らってジャンプした。
(あの先に…違うの現実があるの!)
プシュー、ドアが閉った瞬間に車内は着地した大きな音が響いた。
幸い、武蔵小金井始発の電車はすいていた。
走り出した電車の車窓には慌てている護衛官の姿が車窓の後に消えていった。
(ふぅ〜成功しちゃった(^_^;)まぁいいか…)
『駆け込み乗車は危険です、ムリをせず次の電車をご利用下さい』
アナウンスが流れる。
(あぁ〜やっちゃった〜次の車両に座ろう…(>_<))
すいている車内を歩くまこ。
そんなまこの姿に声をかける男がいた。
「あぁ〜やっぱりね、かけこみ乗車かよ!危ないじゃん。やると思ったけど(-.-;)」
「えっ!なんでここにいるの?(?_?)」
「今日はこの時間かな?って。大丈夫そうだね」
「……」黙り込むまこに
「やっぱ…辛い…よね?特に…友達のこと…」
まこは自分をごまかすように前髪を少し直すふりをしながら
「う…ん…」小さく頷いた。
「どうする?邪魔なら帰るけど、…今日は葉山に帰らないといけないし…」
彼の隣の席に座った。
自分の小さい頃から知っている男女の意識のなかった頃から知っている彼。
護衛官を振り切った行為により今、きっと捜索がはじまっているだろう。
警察に発見されたとき彼の存在をきっと問い詰めることになる。
それを想うと…。
(ホントは帰りたくない。…あなたがそばにいるだけで…あたしはいいから…)とは言えない。
彼の上着の袖口つまんでうつむくだけ…もっと時間が欲しい…でも電車は三鷹駅に到着した。
『中央特快の待ち合わせをいたします。中野・新宿方面お急ぎの方はあとから参ります、中央特快東京行をご利用下さい』
(特別…快速か…これだな)彼は通過待ちする放送に気が付いた。
(このまま今のわがままな心を抱きあげて時間ごと体ごと私を抱きあげて連れて行って…まだあの人は無理だし)
座っているまこは彼にもたれかかっていた。
「まこちゃんさ、降りるよ」
「えっ!?…なんで…帰えちゃうの?ヤダ!」
「かくれんぼしようよ」
「えぇ!?どこで…」
「君の逃げたい世界から今日は一緒に逃げてみようよ。」
「いいの…?」
「いいよ!だって君の…遊び相手だもん。」
「迷惑するよ…絶対!あたしは…だって」
「迷惑?…小さい頃から僕はメーワクだなんて思ったのは出会った瞬間だけだよ…まこちゃんと一緒にいるだけでいいならなんとも思わないよ!」
辛い一日の中で笑顔になってる彼の優しさに触れたまこ。
「だったら私を連れ出してみて!いつもの人じゃないし」
「あの人じゃなかったね!なら行こ、乗換するよ!ひとつの場所にいると、見つかるから。」
「そっか!私も一緒に逃げるんだ!o(^-^)o」
笑顔になったまこを見て彼も喜んだ。
「上着取り替えよう!」
「えっ?!」
「とりあえず着てよ!僕のでいいから…少しは変わるはず」
「そっか!わからないよね…見つからないよね」
ふたりは上着を変えて快速電車から隣のホームの特別快速に乗り換えた。

170 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/22(火) 01:49:54.61 .net
第二章〜恋のちか道を探して。 最上級I like you chapter3-2

めだかの学校の発車ベルが流れ特別快速は発車した。捜索して来た私服警察らしき人が快速電車に見えた。
(そ〜とっ、のぞいて見てごらん〜♪。来たな…乗っている電車はこっちだから…(^^)Y)

夕方の通勤ラッシュを間もなく向かえる時間、車内は混んでいる…
ふたりはその混雑に溶け込んでいる。
(どこに行けばいいんだろう…何分間、許されるか…)
彼は車窓を眺めていた。
(今なに思っているの…なんで私のこと聞かないの?彼とのこと…)
「ねぇ、なに見ているの?」
神妙になっている顔付きになっている彼に問い掛ける。
「うん?あぁ夕日…これから君のお母様に会えるからちょっと嬉しいかな」
「このまま行くのは嫌!」
「真っ直ぐ帰るわけにはいかないよね…青山一丁目にしようか…」
「廻り道していいからさ」
「四ツ谷や巽門はまずいしね、今日は西門か…南門かな…」
電車は荻窪駅を通過するころ高架線から道路と併走する
(パトカーが駅に向かっている…すでに手配済かよ)「なんか考えているでしょ?」
「君の…お母様のこと、今日も君が叱れると思うと…僕は君のお母様に会えるから嬉しいけどね!」
微笑む彼。
「あなたならお母様のお気に入りだし一緒ならそんなに長くならないと思うわ!」
(あたしために無理しないでよ…)
眺める車窓には各駅停車が追い付いてきた。。
夕方の中央線は電車の運転本数が多く特別快速といえども先行電車に追い付かない程度の速度で走り続けている。
(このまま…電車が立ち往生すれば…一緒に居られる…)
ふたりは同じことを想っていた。
そして彼の視界に入って来た各駅停車は
(地下鉄東西線か…中野なら大丈夫だな)
「中野で降りようか…」
「いいよ!どこまでも…」
ここが無事なら少しラクになると彼は思っていた。
(今…まこちゃんを守るのは自分しかいない…護衛でも犬でも奴でもない!)
言い表せられない恐怖感と重圧を彼なりのプライドで支えていた。

171 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/22(火) 02:09:50.73 .net
第二章〜恋のちか道を探して。 最上級I like you chapter3-終

「大丈夫?」なにか不安そうな顔つきの彼に問いかける
「えっ?なに…」「上着来てなくて…」「あぁ……」
「ダブダブだよ〜」「ちょっとかわいいよ。」
「ちょっとだけ?」「僕のが、似合うわけないじゃん!」
「そっかなぁ〜」「でも中学の頃から随分変わったね!」
「私だって、これでもハタチです」と照れるまこ。
「まこちゃんってかわいいって言うか素直と言うかはっきりしているし」
「それはー小さい頃から今でもあなたのことがす…」
『まもなくなかの・なかの・お出口は右側です』
「とりあえず前の方に行こう」
不満げに頷くまこ。
(バーカ!車内放送空気読めよ)
中野駅に到着してドアが開いた。
ラッシュが近づく日暮れを迎えたホームは多く人々で雑踏している。
(これだけ、人がいるなら大丈夫だろ…)
「まこちゃん!こっちだよ」
彼はまこの手を引いた。
「う…ん…」「あっちの階段なら大丈夫だと思うから」
「なんで?」「こっちは改札で捕まっちゃうかもしれないし」
「怖いよ〜」「大丈夫だよ!僕に、ちゃんと捕まっていてね」
彼はホームの人ゴミ避けながら端を歩きながら乗り換え通路に向かった。
(あそこだ!)
ホームの端の薄暗い『のりかえ地下道』
看板の明かりは、ふたりだけの世界への入口のように輝いて見えた。。
(とりあえず地下鉄だ…)
中野駅の新宿寄りの階段は誰もいない…
ふたりは小走りに走っていた。
「東西線・17:19西船橋行」
(これだ!終点はどんなとこ?だろ)
ホームに止まっている始発の地下鉄の空いている車両に乗り込んだ。
「この電車なら大丈夫だろ…」「乗り換えちゃったね!」
「大成功〜って感じかな。発車まで油断できないけど!」
「発車、まだかな〜ドキドキするな〜ちょっと怖いけど…」
「実はこっちもなんだけどね、どこまで行こうか?」
「終点まで行く?」「西船橋って行ったことないから!」
「だったら途中で降りるの?」「多分…見つかりそうになったら!」
「ワクワクしてきた〜」
「久しぶりだよね!こう言うの。早く発車しないかな!」
「そんなことないよ!このまま時間が止まればいいのに!」
プーーーーーーーーーーーーーーーー
会話が弾んできた頃、東西線の発車音が流れてきた。
何気ない会話が二人にとって長い時間に感じた。
トビラが閉りますご注意下さい〜
「発車した!」「見つからなくてよかった!」
東西線は中野駅のホームを離れそのままトンネルへ地下鉄の生暖かい隙間風が何かをふたりを戻し始めた…
(なにか…懐かしいな…匂いとか…)
「なんか、懐かしいね!」「こんなこと、いつ以来かな?」
「あたしもいろいろありましたから…」
何気ない会話は隧道を走る地下鉄の走行音で消され
まだすいている車内では廻りの人はなにを話しているかはわからない。
ただお互い楽しそうに話しているように見える。
いままでふたりは会いたい気持ちを遂げるために続いた関係。
そして時間の縛られた中でお互いの出会えた限りある時間を大切にしてきた。
久しぶりに手に入れた自由に語り合える時間。
それはどちらかが信頼を失えばそれを取り戻すには大変なのを知っているからかも知れない。

172 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/23(水) 01:37:39.86 .net
恋の地下みちを探して第三章〜Dear My Friend。chapter8-1

「ちょっと聞いていい?」「何を?」
「あたしのこと」「はぁ!?どんなこと?」
「ねぇ、大体あなたはいくつぐらいから,あたしとか皇族と言う存在を,意識したの?あたしと出会って,困ったとか、なにか感じたことがある?
また逆に良かったなということある?」
「まこちゃんが皇族?として意識し始めたのは何歳頃かということでよろしいでしょうか。」
「はい。」
「うーん,皇族の方々の存在はーだいたい、小学生の辺りではないかと思いますが…葉山御用邸と言うのはそういう所でしたから…
まこちゃんはそこにいたわけで…初めてあった時はよくわかりませんでしたが…
まこちゃんが地方とか御所に行くと新聞とかテレビに放送されたりしてそんな感じですね。
それから,まこちゃんと出会って困ったと感じたことがあるかというけど…困ったと言うか,世間が感じるギャップとの違いに悩むこともあるけど,その代わり,幼い頃から様々な世間を見せていただいたと思っております。」
「さっき,あたしのことで,昔と違って変わってきたというようなことを言ったけど,どのようなとき,感じた?」
「難しいですね,なかなか,自分の前では優しい、そしてか弱い部分も多くある女の子のですが…少々、我が強いと申しますか。でも,最近はめったなことでは乱暴しなくなったと思っております。」
「どんなことで、あたしの優しさとか、女の子らしいと感じたのでしょうか。?」
「エピソードがあり過ぎてちょっと絞れませんので,失礼いたします。」
「理想の女性像とかありますか?」
「確たるものはごさいませんw」
「誰かの記者会見じゃんwでも本当はいるんでしょ?実は恋人な人」
「いないよ」
「仲のいい女の子はいるでしょ?学校とか」

173 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/23(水) 01:40:30.30 .net
恋の地下みちを探して・第三章〜Dear My Friend。chapter8-2

「まぁ…一応はそれなりに…」「どんな関係?気になるな」
「うーん…(誰のことを話せばいいんだ??)」
「1番、仲いい子はどんな子とか教えてよ!写メとかないの?」
「ないよ」「怪しいな〜」
「あえて言えば頭の回転が速い!よく人の考えていることを気が付いたら用意しているような感じ。歳下なのに…」
「やっぱりいるよね…なんか安心した…(だってあたしだけなんていやだもん)」
「だから違うからね!」
「出会ってどの位?サークルとか?」
「いや違うから…こっちに転校して来た時、相手も同じく迷子だったみたい。そしたら学校の放課後の清掃当番が一緒だったな」
「えっ?!じゃ、なにそれ?出会って10年位?」
「学校も高校は同じ。あとは住んでいるとこも近いから…東京の幼なじみというか…」
「一緒に帰ったりとか?」「たまにあったかな?通学路は同じだったし。でも最近はあまり会ってないよw」
「たまにって…!それ変でしょ。あたしのこととか話ことある?」
「ないから!安心していいよ」
「なんかつまんないな…こんなにいい人なのに…」
「褒めているのか…なんかけなされているような…人の心配するより自分の心配したら?」
「ところでさ、学校とかで後輩とか異性の友達から告白されたりしたらどう思う?」
「どうって?」「だから好きですとか付き合って下さいとか」
「別に仲がいいならいいんじゃない?好きな人が別にいるならマズイと思うけど。」
「そっか…」「まこちゃんが!?」
「違うっーの!」
(まさか…変なこと考えてないよね)
「知り合いにね、結構付き合いが長いのにその人の心の中がよくわからないんだって。そういう人がいてさその人は自分にはとても優しくて気弱な自分を支えてくれて大好きなのに、今ひとつ踏み出せないと言うか男が気が付かないから困っているんだって。どう思う?」
「男に他に好きな女がいるか興味ないかどっちかだろ、それ」
「でも他に女の子の好みとか好きな人の話がないと言っていた。」
「うーん?そりゃ男がダメだな!どんな子なの?」
「決め細かいとか繊細な感じで鋭い部分があって実は年上なんだけどかわいい感じの人」
「大学の人?」「いや夏のボランティアであった人」
「なんか、変な子だね…好きな男も変な感じだと思うけどね。」
「それとも手の届く世界じゃない人が好きとかさ」
「アニメとか芸能人とかかな」「そうかもね」
「だったらチャンスもあるかもね」


174 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/23(水) 01:48:34.68 .net
恋の地下みちを探して・第三章〜Dear My Friend。chapter8-3

地下鉄東西線は都心を横断して混んできた…
「大手町で半蔵門線に乗り換える?それとも降りる?」
「そこはヤバクない?」
言われて見れば皇居の最寄り駅になる場所。
必ず顔見知りに出会ってしまう…
電車は大手町を過ぎて彼は電車の路線図を見ながら考えていた。
(どこに行けばいいんだ?)
テキトーに降りる人が目立った駅でふと「ここで降りよう」とまこの手を引いた。
門前仲町だった。
「ここどこ?」
「さぁ…」
「どうするの?」
「外に出てみる?乗り換える?」
「とりあえず乗り換えようよ!」と大江戸線のホームに向かった。
「ここまで来たら大丈夫そうだし、ちょっと休憩しようか…」と駅のベンチに座ってみた。
「疲れたの?」
「そんなことないけど…無計画だと頭使うしw」
「無理しなくていいよ!今日このあと葉山に行くんでしょ?」
「大丈夫だよ」
「そうなのかな?あたし帰ろうか?」
「ひとりで帰すわけにはいかないよ!今日は…」
彼の心配する態度に少し不満げになったまこ。
「なら無理しないでよ…」
「何を?」
「だからさ、あたしのことも聞いてよ!」
彼はキョトンとした。

175 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/23(水) 01:50:35.95 .net
恋の地下みちを探して・第三章〜Dear My Friend。chapter8-4

「えっ!?意味がわからないよ…傍にいるだけでまこちゃんが落ち着くならそれでいいと思っていたんだけど…ダメなの?」
「さっきから電車の路線図ばかり見ていたし…あたしのこと心配してくれるのはわかるけど、気にならないの?」
「………」
黙り込む彼に想いを吐きした。
「なんでさ!あたしのこと聞かないのよ?ネットの騒ぎ見たんでしょ、だから来たんでしょ!怒んないの?疑問とかないの?なんにも感じなかったの?」
「そんなつもりじゃ…」と、まこの態度に動揺する彼。
「こっちのことばかり応えてくれるのに…」
不満げに下唇を出したまこ。
彼は困惑しながら口を開いた。
「気にしていないと言えば嘘になるけど、別に学校のことだし、まこちゃんと彼の問題だし…」
寂しい空気が二人の間に流れる。
「あたしのこと興味ないの?」
悲しそうになるまこの顔。
「信用しているからさ!大丈夫だよw」
明るく彼は答えた。が、
話を逸らそうとする彼の優しさに、まこは耐えられなかった…
「ごまかさないで!…嘘でしょ、なんで今日来たのよ!怒りたいでしょ?違うの?それとも、もう会わない!とかパコ!とか言いに来たじゃないの?だから会いに来たんじゃないの!?」と怒鳴ってしまった。
「そんなことないよ…」
悲しくなる彼は俯きふたりは顔を見つめた。
沈黙の中…
まこは上目使いで
「あたしのこと…怒っていいんだよ…怒ってよ…サークルやめろとか…彼とのこととか…何を言ってもいいんだよ…あなたなら…」と自分の軽率な行動を反省するかのように胸の内を晒した。
「怒るなんて…まこちゃんのこと本当に信用してるから…」
彼は優しく微笑み口を開いた。
「本当に信用しているの?」
不思議そうに彼を見つめた。
「僕のこと信用出来ない?」
「だって…みんなネット見ているし、書き込み信じてるし…大学だって、そんな雰囲気だし…」拗ねた顔のまこ。
彼は悔しいそうな顔で
「だって…みんなか…それ、まこちゃんが決めることかな?」
「えっ!?」
彼は昔を思い出させるように喋り始めた。


176 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/23(水) 02:09:28.22 .net
恋の地下みちを探して・第三章〜Dear My Friend。chapter8-5

「ネットアイドル化して母親と喧嘩したのは誰だっけ?」
「う…ん…?」
「昔、ちょっと週刊誌に載ったのは…誰だったけ?」「………」
「昔、いろいろ書かれて心配したこともあったし…喧嘩もしたよね」
「でも…あの時はまだお互い幼かったし…」
「だって、みんなって!…昔と逆だね…あの時、まこちゃん泣いたよね。
僕は…喧嘩もした仲だから…、それに同じ大学じゃないし…僕のことも信用してよ…」
幼い頃、週刊誌のことで彼と喧嘩したことを思い出した。
「そうだったわね…ごめんなさい…」
まこの落ち着いた姿に元気を取り戻した彼。
「なら…こっちの反対周りの電車乗ろうか…彼のこと話てよ、思う存分に…
僕はまこちゃんの遊び相手だから…もう子供じゃないから、ちゃんと聞くよ」
「う…ん…」

入ってきた電車は青山一丁目に向かう逆の飯田橋経由都庁前行電車に乗り込んだ。。。
リニアモーターカー方式で走る大江戸線の音は大きく車内で話している会話は二人同士でも聞きづらい。
まこは彼に例の男の想いと悩みを語っていた。いくつかの駅で車内はすいてきてふたりは座った。
「結局、最後は男のプライドみたいなものだから、まこちゃんがどこまで彼を尊厳を守るかだと思うよ」
「だけど…」
「彼を守るのはまこちゃんしかいなんだろう。彼が責任感じて自殺とかされたらまこちゃん悲しむだろ?」
「彼も大事な学校の友達だから…」
「彼のことは正直に言うと憎いよ。けど世間に晒されるのは彼よりまこちゃんのが絶対に慣れているでしょ?
彼を守れるのはまこちゃんしかないし」
「そうだけど…」
「昔、僕とまこちゃんはそんなことで喧嘩したよね。だけど心配してくれて嬉しかったから」
「それはあなたのことが…」
まこの言いかけた言葉を遮り
「ネットとか写真みたけど、楽しいそうだね、自分の知っているまこちゃんだったから。
自分の自己顕示欲丸だしで無断で公開した奴だったのがいちばん悔しいかな」
「ごめんなさい…」


177 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/05/29(火) 03:15:32.51 .net
恋の地下みちを探して・第三章〜Dear My Friend。chapter8-終

「それはまこちゃんがあやまることじゃないよ。まこちゃんが中学・高校って大変だったの知っているし。ようやく新しい世界を築けると、
こっちも安心していたんだけどね。油断した自分にも憤りを感じているから。」
「あたしが他の男の人と噂になっても気にならないの?」
「気になるよ…凄く…でもまこちゃんは彼に避けられたら学校で困るだろ…写真のまこちゃんの顔を見てわかったし。」
「あなたはそれでいいの?」
「今回は、ね。こっちだってまこちゃんが女子高とか通っていた頃は共学校だったわけだから…」
「さっきの話の子?」
「想像するのは自由だけどさ…こっちだって別に変な関係じゃないしwせっかく仲良く出来た友達なんだから節度ある仲で
青春すればいいんじゃない?」
「………(そうだよね、私だけじゃないんだよね)」
「サークルも絶対続けなよ!大会とかで実績で見返して上げてさ!」
「無理だよ…」
「小さい頃からスキーやっていたまこちゃんだもん、…時間かかるけど…それしかないでしょ。僕も長野でまこちゃんの大会見てみたい!」
「それは恥ずかしいよ〜」「ネットより?」
「どっちもだよ〜」
「彼のことも遠慮なく話してよ、楽しいことや困ったこと…しかしついに犬以外にようやくヒトが現れた感じかな…でも凄く悔しいけどね」
「犬って…」「軽井沢の犬だよ」
ふたりは思い出したように笑った。
「あの時は凄く怖かったなぁ〜でもまこちゃんをイジメた相手だと思ってこっちもがんばったけど…」
「噛まれたもんね(笑)」
ふたりは初めての軽井沢の話をしていた。
「あとは多くの大人達にも心配というかメーワクかけたことを教えて欲しいな。彼に…ふたりが経験したようにね。」
まこは安心したのか狭い座席の寄り添っている彼に身を預けた。
「早く元に戻るといいね。悔しいけど…
まこちゃんがやっとかけがえのない青春が手に入れたわけだから。
このあとは一緒に叱られようね。」
「(もっとヤキモチ焼いて欲しかったな…)」
まこは頷いた。

『東新宿・東新宿、チキンラーメンの日清食品はこちらでお降り下さい』
6時半前
「降りてみようか…外も気になるし」
彼とまこは地下鉄から降りた。

178 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/05(火) 02:55:02.28 .net
海蛇の想いと優情chapter3-1

護衛が武蔵境そして警察担当者が見失ったことは、しばらくして宮邸にいる管理者に報告があがり慌てさせた。
「き、紀子様…ま、眞子様が…」
「眞子が、どうかしましたか?」
「申し訳ありません!見失いました…」
「どこで、ですかっ!!」冷静さを保ちながら紀子様の語尾は慌ていた。
「学校帰りの武蔵境で…電車に乗り遅れた護衛が…」
「あっ、そうですか…見失ったとは言わないと思いますが…」
報告を受けた紀子様のお顔にスマイルが現れた。
「申し訳ありません」
部下を守るために言ったことが背筋を凍らせた。
「それは、友達と一緒にかくれんぼしているのですよ」
「ご冗談を…」
自らの立場が危うくなることを考えるとなんて言っていいかわからなかった。
「いえ、朝方に連絡がありました」
「えっ!?」
「朝、かくれんぼしてくると…私が連絡をするのを忘れましたね、ごめんなさい」
「どうしてなんですか?」
「きっと、眞子が…そしてふたりで始めたのでしょう…昨日は、私が叱り過ぎたのをわかっているからじゃないでしょうか?」
「そういう話でなく万が一に備え、緊急配備についての報告を…」
「なら緊張配備なんておやめなさい、かくれんぼは相手がいて出来るものですから」
「………」
「きっと晩御飯までには帰って来ますから、ご安心下さい。」
「何かご存知なのですか」
「私は眞子の母親ですから。幼い頃から、あの娘はいつもそうですよ。…きっと昨日より素直な娘になって戻って来るでしょう」
「ご存知のことを教えていただきたいのですが…」
「なら今日、あの休みの眞子担当の護衛を佳子に付けてみたらどうですか?」
「はぁ!?」
「見つけるのはいつも…佳子ですから」
「佳子様に、ですか?」
「えぇ、佳子はいつも眞子が楽しそうにしていると一緒に入りたそうな顔してましたから…」
「それだけで…」
「えぇ、そして佳子が楽しそうしていると眞子は姉なのか平気に寄ってくのに…」
「しかしですね」
「眞子は自分の大事なものだから、と小さい頃から手放さないんですよ、躾を間違えたのかしら?」
「はぁ………」
「いつの間にか大事なものは守るように覚えたようで、それもわかっていますよあの娘は…大切にしすぎて無くすこともありますけどね」
そこにひとりで寂しくなってきた悠仁様がやってきた。
「お母様ーご飯はーまだぁー」
「あら!ゆうちゃん。お姉ちゃんたちは今日、遊んで少し遅くなるから、まだですよ」
「お母様〜なら、お風呂入ろうよ〜」
「はい、わかりましたよ。私も大事なものは守らなくてはいけませんので…では、ご機嫌よう〜」
(失敗は許されないはず、これが噂の氷のミーティングなのか…)

179 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/06(水) 03:38:35.70 .net
海蛇の想いと優情chapter3-2

その護衛の彼女は官舎で休日を過ごしていた。
幼い頃から知っていて親しく母親のように慕ってくれることもある。
宮家設立後、配属され職務を忠実に遂行し独身のまま年齢的には中堅だが古参の護衛の彼女。
眞子様が生まれ若いと理由で眞子様担当になり独身のまま歳月が流れ幼い頃から眞子様を
自分の娘の成長のように時には目を細目護って来た。

何もないつまらない休日を惰性でネットに繋ぎ過ごしてた。

何も知らない人達に呆れるわ…
よくここまで想像できるわね…
書き込まれた人の気持ちを考えたことあるのかしら…
知らぬ間に眺め考えていたことは仕事のこと。
犯罪を誘発させることはないかしら?
警備体制はこのままでいいのかしら?

惰性が仕事に変え考えていた夕方。
彼女の携帯がなった。
(誰、かしら…)
つまらない休日を過ごしている彼女はなにかに期待もしたが。

宮家の護衛を司る立場である管理職は疑問を拭い去ることが出来ないまま紀子様の言われたままに行動した。
ピリリリ…ピリリリ…
上司じゃない…なにかしら…
「あっ!君か、休みの所にスマンが」
「いえ、特に…なにもないですが…」
「いやー、悪いんだが眞子様が…」
「眞子様が、どうかされましたか?」
「今日の担当が見失ってしまって!」
「それで…何か、」
特に心配はしなかった。
先に行ってしまった程度かネット騒ぎで友人と学校近辺にいると思っていた。
「まだ発見出来ないんだよ!」
「そんな!まさか眞子様に限って、学友と一緒とか行きそうな所を捜したんですよね?」

180 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/09(土) 00:58:45.43 .net
海蛇の想いと優情chapter3-1

「武蔵境で電車から今日はひとりのまま行方がわからなくなってしまって、
三鷹管内も新宿にも形跡がわからないだよ。中央線各駅改札にも…」
「まさか、眞子様に限って…そんなことって…」
「君には休日の所にスマンが応援と言う形で来て欲しいのだが」
「はい、わかりました」
「君にはとりあえず佳子様に付いてもらう」
「か、佳子様にですか?」
「あぁ佳子様だ、紀子様からの要請でもある。どこかに友達とかくれているようだ。」
「隠れている?」
「そうだ…まだ役所には伝えていないから、そのつもりで…」
なら一体、なぜ佳子様に…
姉妹で待ち合わせならすでに落ち合っているはず…
眞子様のスケジュールは今日は宮邸にまっすぐ帰る、すでにその時刻は過ぎている。
佳子様は文化祭の練習中。
眞子様は向かうはずない…一体、どこへ…
(なぜ私を佳子様に…)
ネットで辛い想いをしているのは容易に出来るが…

まさか…と思うが最悪の事態を想定しなければならない。
(自殺なんて…)
母親に負けない想いが募る
(眞子様…万が一のことは、お止め下さい。)
きっと、誰かが今、眞子様の傍にいるだろう…
なにかの直感でそう感じていた。
(今、眞子様の傍にいる人は誰…?)
若い頃の苦い記憶が甦る。子供で反抗期のような時代は誰にでもある。
眞子様も自分を振り切り消えてしまっても目的の場所にはいた。
エレベーターに先に乗ってもその先で楽しんでいた光景を思い出す。
子供のことだから…と
それ以上は本人に咎めたりしなかった。

その行為のことを報告すると自分の感情以上に親が叱り皇族として
生まれた子供が悲しくも思えた。

だが…親が叱らなかったこともあった。
まだ幼い眞子様を見つけられず捜索させられた時、
見つけた時、一緒に居たのは幼い男の子だった。


181 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/11(月) 03:50:18.90 .net
海蛇の想いと優情chapter3-終

まさか!彼が…
葉山で出会ったお互い特別な想いを抱いて成長した幼いふたり。
二人の時は消えてしまっても、いつも自分のところに戻ってきた。
だが今、一緒にいる保証はない。
しかし警備を知っていて連れ出すことが出来るのは彼しかいない。
(今は…一緒なのを祈るしかないわね…)
もし、彼なら葉山に連れて行っているかも…
(きっと!そうだわ…)
学習院に向かう車中に奇妙な安心を感じた。
(神奈川県警に要請した方がいいわね…)
が、職務権限が立ちはだかる。
でも二人が今、一緒なら…
せっかく仲直りしてお互いの存在を認め合う仲なんだから…
こんなことしなくても会える仲なのに…
また週刊誌の餌食になったりしたら会えなくなったりするから!
私が早く見付けないと…
幼い頃からふたりを共に眺めていた彼女は苛立ちが募っていった。

182 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/12(火) 01:39:05.39 .net
恋の地下みちを探して・第四章〜。Mind Circuschapter6-1

帰宅客が階段で降りている中、地下鉄のエスカレーター
登りながら少しドキドキして乗っていたふたり。
見えてきた夜の地上は車の往来の多い交差点だった。
(ここは、どこなんだろう?)
「あっ、ここっ!知っている。」
彼の不安をよそにまこは嬉しそうな声をあげた。警備もなく街の中でまこの意外な顔に驚く彼。
「ここ、知っているとこなの?」
「うん、高校のそばだよ。よく来たよ、来たことあるでしょ?」
「あっ、そっか!(昔、来たよな?そういえば・・・)」
地下鉄東新宿駅の地上は明治通りと職安通りの交差点。
隣の駅は学習院女子高等部があり彼女にとって高校生活の思い出のある場所だった。
「ここ、随分変わったわねぇ…」と懐かしいさを感じるまこ。
「歩道とか綺麗になった、ビルも新しくなっている」
「高校卒業して二年か。まこちゃん」
「やっぱり変わるよねー、みんな。」
キョロキョロしながら懐かしさに浸っているようだ。
彼女にとって中学高校時代は楽しい思い出も嫌な思い出もあるのは知っている。
彼は今の彼女の姿を見て安心した。
「懐かしい?」
「うん」
「少し歩く?」
「見つかったらまずいでしょ?」と交差点を見渡すまこ。
「そうだ、あそこはいろうよ」とまこは彼とTULLY'sに入った。
知り合いや顔見知りなどおらず席を見つけ落ち着いたふたり。
「どう疲れた?」
「久しぶりに二人きりだから楽しかったよ!でも…」
「やっぱり思うと落ち着かないか…」と心配する彼。
「気にしないで!今日は本当にありがとね…来てくれて…嬉しかったよ。そっちこそ大丈夫なの?」
「僕は大丈夫だよ。」
ふたりで自由な時間を共有できて喜んでいた。
「昔から心配ばかりさせているね、私って!」
「そう言ってくれるとなんか嬉しいかな、来た甲斐もあったし。」
「実は…私の所にきっと来てくれるって、ちょっと思ってたよ。」
少し照れるまこ。
「いろいろ考えますからw」
ふざけて言う彼に、嬉しそうに
「まさか今日そして電車にいたとは!いつも私が、困ったら、ちゃんと来るんだから…」
「虫の知らせと言うか…会いたい気持ちがあるというか…まぁ暇だしネ」
彼も照れながら言った。

183 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/15(金) 03:06:54.49 .net
恋の地下みちを探して・第四章〜。Mind Circus chapter6-2

「でもさー…本当は忙しかったでしょ?」と心配するまこ。
「葉山のこと?」
「そう…ドタバタしたんじゃない?」
「まぁ…でも東宮ご一家は来ないみたいだし。」
「だけど…あなたの御祖父様はもう大丈夫なの?あなたが東宮職の人に頭下げると思うと…」
不安になるまこ。
「伝統と格式で形式的なものだし慣れたよ…別に家のことはどうでもいいよ!」
「よくないよ!今日だって…こんなことさ、して」
「だって心配だったし…どうしていいか 、わからなかったし…」
「もう子供じゃないんだし、少しは自分の立場とか家のこととか認識しないの?」
心配するまこに、彼は笑った。
「そうやって昨夜は文仁親王妃殿下から叱られたのですか?眞子内親王殿下w」
「あっ!ゴメン」
ふたりきりの時は幼なじみ…お互いの家柄の事情は干渉しない約束。
ふと話題を変えた。
「彼と、どう仲直りできると思う?」
「そうだなぁ〜しばらくは時間かかるよな〜、まこちゃんさ、あまり自分を攻めちゃダメだよ…」
「えっ!?」
「いい意味で我が強いと言うか…自分が悪いと背負い込むというか、小さい頃からそうだし。家のこととか、」
「そうだったかな?」
「彼を叱る優しさも必要だろうね」
「………」
「大事なものを大切にしすぎて壊したり無くしてしまうこともあるでしょ?」
「………」
「彼はそれを待っているかも知れないし彼だってどうしたら自分を許せるか悩んでいると思う」
「………」
「さっき、まこちゃん僕のこと怒ったよね?」
「優しさも負担になるってことか…まさか気がつかせるために??」
「そんなことないけど。彼のことはわからないから…」
「でもそっちは、毎日会えるわけだから…いいよね。君と僕は…」
「そうだけど…毎日顔を会わせているといろいろあるよ!…でも、あなたがそう思ってくれているんだと思うと嬉しいよ。」
「なんでよ!」
「悔しいでしょ?」
「でもね、だから自分の場合はまこちゃんと長い付き合いになったんだと思っているから。」
「たいしたキャリアと人格をお持ちよねw」
「これでも年上ですから!ふたりで通った道ですからねw」
「そっか!…来年は葉山に行くから。」
「えっ!?来るの?」と驚く彼。
「なによ、それ、クス」
「指折り数えてまたお会いできる日を子供の頃のように楽しみにお待ちしております。」
「よかった!」
ふたりは幼い気持ちに戻っていた。

184 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/17(日) 02:15:54.84 .net
恋の地下みちを探して・第四章〜。Mind Circus chapter6-3

「あっ!携帯を私、買ったんだ。メアド教えてよ!」
「いいよ!そっちも」
「私、メール打つの下手かも…間違えたらゴメン!」
「気にしない(^_^)V」
「着信とか履歴どうしておく?」
「設定わかるように変えておくね!」
「こっちもしておく」
やっぱお互いの関係を気にする…
「今度、困ったりしたら電話してもいい?」
「いいよ!そっちは?」
「私、夜遅くまで起きているから大丈夫だよ」
「今度はいつ会えるかな?」
「来週、伊勢神宮行くときとか?」
「ちょっと無理かな…でも姿くらいは見せられるかな。自己謹慎しないとね」
「さっきの話しの子、見てみたい」
「残念だけど皇室とか興味ないし!その子。一度?君とすれ違っているかな」
「いつ?」
「代々木体育館だったかな?高校の頃だったような」
「あの時、そうなんだ…(へぇ〜似ているなぁ)」
体も落ち着き、次のステージへ覚悟が出来た彼とまこ。
「さぁ〜そろそろ戻りますか!」
「久しぶりでしょ、うち行くの?赤坂御用地入るの嫌いだもんね!」
「嫌いというか、顔見知り多いから!なんかバレバレなんだよなぁ〜
あそこは(^_^)どんな顔すればいいのかな〜」
「大丈夫だよ、小さい頃から知っているんだから…堂々とすればいいじゃん!今日はあの人休みだから」
「それが出来るかな。それじゃ〜行きますか!(^O^)/」
「うん(^O^)」
お店を出て駅に向かった。
ちょっと離れた副都心線の入口に向かう信号待ちの交差点。
(やっぱり想いを伝えようかな…)
「あ〜の〜さ…」
ふと気がついた彼女の変化に気付いた彼。
「どっち行けばいいの?」「あっ!あっち側」
(やっぱり言えないや…)
父親の真似をしようとしたが無理だった、まこ。
そのまま地下鉄の駅に向かった。
「ここなら人が少ないと思う…」
「まこちゃん凄い!」
「あなた仕込みですから」と地下鉄のすいている階段を降りて行った。
「この地下鉄、深いんだね…」
「そうね…こんだけ深いと見つからないよね?」
「誰もいない…」
階段を降りて改札コンコースを通りエスカレーターでホームに向かう。
夜と言う表現が相応しい時刻。閑散としている渋谷方向のホーム。
彼は胸騒ぎがしていた。
(連れ出して2時間過ぎた…限界だよな…)
不安と心配がよぎる。
「どうしたの?」
「いや別に…知らない所だし、まこちゃんが僕を連れているから…」
「そっか!だったら…」と彼の腕を組んだ。
「何するんだよう…」と照れ気味になる彼。
「さっき、中野で…迷子になったら大変だから、ね!?って連れてくれたじゃん」
「見つかったら、どうするの!?」と不安になる彼
「誰もいないよ〜だから…ね!?」
「そっか…ありがとう…」と彼は何かを諦めた。
(このまま…電車が来なければいいのに…)
ふたりは思っていた。
『まもなく1番線に渋谷行きが参ります。乗車位置でお待ち下さい。
ホームドアから手や顔を出したりもたれ掛かることはおやめください。』
隧道を走る列車の近付く音と風圧が彼には、なぜか海岸の波音と夕焼けで家に帰らなくては
ならない寂しさを感じた。

185 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/24(日) 02:51:46.74 .net
恋の地下みちを探して・第四章〜。Mind Circus chapter5-4

(なにかが、終わりそう…)
入って来た地下鉄…
巻き起こす風
列車は乗車位置に止まった。
ピロンピロン
ホームドアが開いた。
そしてご機嫌な眞子様の顔色は一瞬にして変わった。
「あっ!えっ、なんで!?」
ドアが開きに目に飛び込んだものは…
妹である佳子様だった。
「あっ!お姉ちゃん。えっ?葉山のお兄さんも…」
気まずい顔になる佳子様
「佳子、なんで…」
「また…佳子ちゃんに見つかったね…」
彼女は腕を外し、彼は肩の力を落とした。
そして彼の視界にはいつも眞子様の護衛がいた。
「今、文化祭の練習の帰りで…いつもの人がお姉ちゃんが消えたとかで…」
モゴモゴと見ては行けない物を見た気分でどうしていいかわからない佳子様。
そして護衛は
「眞子様が消えてまだ発見されてないって、おかしいと思ってたけど!まさか、あなたが連れ回していたとは。
いいお歳してかくれんぼしていたのね!」と彼を叱り飛ばした。
いつもの護衛が休みを返上され佳子様を担当していたことは緊急配備になっていたことが容易にわかった。
花咲く街角の発車ベルがまるで終わりを告げるように流れ列車は走り始めた。
「すいません…ごめんなさい…」
ふたりは頭を下げた。
「あなたは、新宿三丁目で降りてちょうだい!」
護衛は彼に容赦なく言い放つ。
「でも今日は…それじゃ彼女がこのあと可哀相過ぎます!」
と彼は言ったが
「彼女が可哀相って!多くの大人を使わせ、迷惑をかけたことはネットで騒がせた人とどこが違うの!同じじゃない」
と口調を荒げる女護衛官。
それを見た見た眞子様は彼を守ろうとするが
「彼は…そんなんじゃ…」と言うのが精一杯の抵抗だった。
彼は毅然としたまま
「悪いのは、自分です!」と言うが
「悪いのは、その通りあなたよ!わかっているわ。」
護衛官としての表情は変わっていなかった
「そんな…あたしが悪いのに…」
「東京には海蛇はいないの!こんなことしなきゃ、会えない仲では、もう、ないでしょ!あなたがやったことは情においては許されるけど理(ことわり)においては最低、最悪なことよ!」
と護衛は幼い頃から知っている彼に言った。
「だから今日は最後まで行く覚悟はできてます。赤坂御用地まで行きますから」
彼は彼なりの実績とプライドがあったが、母親のように護衛は続けた。。。
「責任をとるつもりのようだけど今、誰のせいでどんな状況だかわかってないでしょ!赤坂御用地に入ったら、
またふたりは会えなくなるわよ。週刊誌とか騒ぐわよ!いいのね?だいたいあんたが責任取れる立場なの!?」
「………(考えが・・・詰めが・・・甘かった。。。か。。)」
彼は自分の愚かだった考えに情けなさを感じ始めた。
「私だって仕事だから!時間がないの、新宿三丁目で降りてちょうだい。北参道で原宿警察、
渋谷で渋谷警察とあるから。私だったことありがたく思いなさい!」
(全て…終わった…な)と彼はうなづき、うなだれた。
そして彼は眞子様に自らの存在を知って欲しいように顔を見せた
「まこちゃん…ゴメンね…約束ダメだったね。」
無理して笑顔を繕った表情は哀しさが溢れていた。

186 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/06/27(水) 03:08:02.09 .net
恋の地下みちを探して・第四章〜。Mind Circus chapter5-終

「気にしなくていいよ…悪いのは…私だから…」と
哀れな彼を見ることに堪えられない、まこは伏せ目がちに言った。
「違うよ…連れ出したのは僕だから…」
「そんな…」
『新宿三丁目、お出口は右側です。』
わすがな時間で電車は新宿三丁目駅に着いた。
彼はうなだれたまま、まこに背中を向けた。
「またね…きっとだよ」
電車の扉の窓に映し出された彼の顔はうなづいた。
ドアが開き、まこは振り向かない彼の哀れな背中を見送った…
「なんか可哀相だね…あれじゃ葉山のお兄さん、自殺しちゃうかも」と
佳子様は問い掛けた。
眞子様は、はっ!とし護衛の無線機を手にした彼女に
「お願いです。まだあたしのこと捜索していて下さい。」と懇願した。
「しかし…」と戸惑う護衛官。。。
「私が今、彼にしてあげることはそれしかないから…あなただって、小さい頃から彼を見ていたのですよね!?
出来ないならすぐ駅から車で…」
なにかを咄嗟に思いついた眞子様。でも幼い頃から心が通う護衛の立場も理解できる。

彼に何も出来ない…
自分だって彼の誇りや自尊心位は守ってあげたい…
あれだけネットや過ったや偽りの世界から私を信じて守ってくれたのに…
自分は彼の普通の幸せを奪ってしまったの?
彼を心から喜ばせることを私はできることあるの?
そう考えていたらと目から溢れていたものが頬を伝わって来た…

187 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/07/03(火) 02:56:20.03 .net
恋の地下みちを探して・第5章〜。とにかく笑えれば chapter5-1

新宿三丁目で地下鉄を降りた彼。虚しさと情けなさが入り交じり
そして自分に対する憤りに目眩をさせているような感じだっだ。
なにか息が詰まるような気分から開放されたのに…
頭の中の開放された気分は何か大きなものを失った気分だった…

地下鉄の出口を抜け地上を歩くクリスマスイルミネーションの華やかさが映し出されていた…。
(一度くらいは彼女をゆっくりと喜ばせてみたい…)
でも簡単に諦めてしまった自分… 
(サークルの奴と自分の違いって…なんなんだよ。自分だっていつも自己満足だったよな)
日本最大のターミナル駅は人の流れが切れることなく続いている。
新宿駅新南口の改札口に警察官が立っている。
(きっとまこちゃんを捜しているんだろう…ごめんなさい)
護衛の彼女が言ったとおり多くの大人に迷惑をかけたことを実感する。
幼い頃から経験していたはずなのに・・・自己嫌悪に包まれていた。
人波のまま歩き続け、知らぬ間にホームに入って来た逗子行き電車に乗り込んでいた…

通勤時間帯のこの電車は混雑が激しい、車内の明るさが人々を窓に映しだす…
(今の自分より情けない人はいるのだろうか…)
携帯でネットを弄っている人…夕刊紙を読んでいる人…目をつむり音楽を聞いている人…

様々な人が写っている。
(きっと誰だって、どうしようもない悩みを一つや二つ抱えているはず…)
そう考えると彼の重苦しかった心は少し軽くなる。
(みんな様々な悩みや運命にどう向き合い、努力しているんだろう…)
彼にとって東京と葉山を結ぶ電車はいつも悩みを解決のための時間になっていた。
(きっと今頃、叱られているんだろう…ごめん)
葉山に着くまでに結論を出したい…と思う彼はいつもなら早く着かないで欲しいと思っていたが
今、彼女が叱られるなら葉山に着くまでに終わっていて欲しいと、電車は早く着いて欲しいと願っていた。
(今、自分が出来ることはそれしかないな・・・)
電車は武蔵小杉駅を過ぎてあいた席に座った。
全てが上手くいくはず…
と信じても、いつも恥をかき転がり続ける…
絶対に実らない恋のはず…
彼女とは結ばれない、結ばれてはいけない…と成長するに連れて思っていた…
でも逃げたくない、諦めたないと続いて来た関係…
一体、いつまでこの関係は続くのだろう…続けなきゃいけないんだろう…
会いたいと言う気持ちが消え失せるのは、いつだろう…
まとまらない考えや出ない結論が一日の疲れで眠りを誘い幼い世界へ戻して行った。

188 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/07/05(木) 04:13:09.68 .net
恋の地下みちを探して・第5章〜。とにかく笑えれば chapter5-2

お父様とマスコミ向けの取材撮影が終わった眞子様。
今度は紀子様と海岸に仲良くなった友人の約束のために探しにきた。
(きっと待ってくれているよね…)
「まーくん〜どこ?」
夕方の海岸は誰もいなくなっていた。
きっと待っていると捜していた。
彼は海岸の砂浜の窪みで寝ていた。
(見つけた!)
「まこだよ〜まーくん〜おきてよ〜(。_。)」
起きない彼に不安になるまこ。
「仲良くなれたのに…まーくん、死んじゃったの?」
悲しくなるまこ。
「まこが見つけるの遅かったから…くたびれて死んじゃったんだ。(/_・、)」
まこはいつか読んだ絵本を思い出した。
「こうすると生き返るのかな…クスン」
彼の両肩に両手を添えた。
「ムニャ…ウンン…鼻が…ナンダ?」
彼は目を開けた。
「………」
起き上がった彼は
「来てくれたんだ!どうしたの、泣いてるの?」
喜ぶ彼はまこの泣き顔に驚いた!
「泣いてないよ〜(^o^;)」
慌てて涙を拭いたまこ。
「ヨダレ出てる…」
腕で口元を拭く彼。
「それはヨダレじゃないよ〜」と照れるまこ。
「寝ちゃった…ごめんね、まこちゃん(^_^;)」
気まずい彼に
「ウンン、まこがたくさんの人から見付けられなかったのが悪いの!」
とまこは言ったが彼も多くの大人で見えなかったので
「僕が一人で隠れていたんだからいけないんだよ。」
「そんな。。。」
「おあいこかな?」と彼は笑った。
そんな彼を見て悲しくなってきた。。。
「お父様とお母様の仕事が終わるまで待っていてくれたのに…遊べないの。ごめんなさい」
「僕はひとりでも遊べるから、大丈夫だよ。まこちゃんは明日は東京に帰るんだよね」
「う…ん…また遊んでね」「まこちゃんが会ってくれるなら、どこでも行くよ」
仲良くしている二人に紀子様は微笑みながら問い掛けた。
「まーくんも、眞子も、今度は大きなところでかくれんぼしましょね?」
「どこ?」
「まーくんがもう少し大きくなったら、うちに来てやりましょう」
「まこちゃんち?」
「葉山の御用邸より広いし大丈夫だからね。」
「迷子に、ならない?(?_?)」
葉山の御用邸より大きな家を想像できないまーくん。
「うちは海はないけど、タヌキとかいるよ!」
「タヌキ?怖くない?」
眞子様の問い掛けにさらに困惑する彼。
「なら…大きくなったら違うとこで、眞子と二人で隠れてみてね。一緒なら迷子になっても大丈夫でしょ。
やるときはちゃんと私やまーくんの御祖父様に言ってからね、始めてね」
「はーいo(^-^o)(^o^)/」
また一緒に遊べることがわかった幼子ふたりは紀子様に大きな返事をした。
「あとふたりとも仲良く、心の中は隠しちゃだめよ!ちゃんと見えるようにするのよ…」
紀子様の問いかけに疑問を持つふたり。
「うん!(^_^?」
(どうやって隠すの?)
「それはふたりとも大事なものだから手放さなさいようにね」
「はーい(^o^)/」
ふたりは優しい笑顔の紀子様に併せるように大きな返事をした。

189 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/07/17(火) 04:10:25.56 .net
恋の地下みちを探して・第5章〜。とにかく笑えれば chapter5-3

『次は・終点逗子です』
鎌倉の冷たい風が彼を起こしたようだ。
『まもなく終点逗子・逗子です、横須賀、久里浜方面はお乗換です』
寝覚めの悪さから降りた彼の体には冬の訪れのような風が身に染みていた。
逗子駅の改札口を抜けた…
警察官が立っていた。
(なんかあったのかな…まこちゃんをここまで連れて来れないよ…)
自分のさっきしていたことが寝てしまったせいかもう数日前のようにも思えた…
(じーちゃんのとこ帰りたくないな…)と
バス乗り場のベンチに座っていた。
すると・・・到着したバスから降りてきた葉山時代の幼馴染に会った。
「あれ?まーくんじゃん、どうしたの?」
「あっ、みさきか、久しぶりかな?」
「あれ?東宮一家はこなかったんじゃなかったけ、どうしたの?」
「あぁじーちゃんが体調崩して今、こっちに来ているんだ」
「そうなんだ・・・ところで、どうなの?あのお方・・・」
「別に、そんなんじゃないし・・・」
「そろそろお役御免なんじゃないのwネットで話題になっているし」
「知らないよ!そんなこと・・・」
「小さい頃にあなたのこと、諦めてよかったって思わせてよね!」
「だからさ、」といいかけた彼に彼女は
「電車、出るから!またね」と足早に改札口に向かった。
(たっく・・・みさきのバカ!)
寒い、彼は後のバスに乗った。
小学校卒業までと中学一年まで一緒に過ごした彼女は彼の秘密を知っている。
彼女を見送った彼は
(ああ言うのが普通の幸せなのかな…)と考えていた。
そしてバスは実家である葉山に到着した。
バスを降りて家に向かう。
(自分よりまこちゃんのが大変なんだし・・・我慢しないと)

「ただいまー」
「帰って来たか…思ったより早かったな…」
「どう?体調、今日は…」
「落ち着いているな。ところで、さっきも紀子様から電話あったぞ、朝も」
「朝も!?なんか言ってた?」
「お前と話がしたいってな、昨日も。今朝は友達とかくれんぼで遊んでくるから遅くなるって言っといたけどな…」
「あっ、そう…わかった。」
「眞子様に、なんかあったんだろう?じゃなきゃ、お前には用事ないはずだからな…」
「特にない、と思うけど…」と惚ける彼。
「わかっていると思うが、やんごとない方は御呼び立てされた時だけに伺えばいいんだぞ。」
見透かされているような、そして口調からなにやら叱られている気分になっていた。
じーちゃんの居間の襖を閉めて自分の部屋に行こうとすると……

190 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/07/31(火) 02:06:04.82 .net
恋の地下みちを探して・第5章〜。とにかく笑えれば chapter5-4

リリーンリリーン
玄関にある電話が鳴った。(きっと紀子様だ…)
「多分、紀子様だろ。出てみな!」
心臓音が他人に聞かれている位にバクバクする…
怖い…
(今、まこちゃんに出来ることは、これしかない!)
勇気出して受話器を取った。
「もしもし…」
「あら、その声は…ご無沙汰ですね…やっと葉山に着いたのね?」
「えぇ…まぁ…」
「今日は、御礼を言いたくて電話したの。」
「御礼ですか!?」
「今日は眞子と遊んでくれたでしょ?いつも、あの娘のこと相手してくれてありがとう。時間とか作るの大変だったでしょ。」
「いぇ、御礼なんか…なら、まこちゃんを叱らないで下さい!悪いのは自分です!」
「そんなことないわよ、今日の眞子は素直な娘だったわ」
「そんなことでなく…自分が多くの大人達に迷惑をかけてしまったのですから」
「あら?勝手に連れ出したつもりなのかしら…」
「えぇ…いくらなんでも許されないと…」
「許されないって…私があなたの御祖父様からのことを護衛や役所に伝えなかったみたいで…辛い思いをさせたみたいね」
「じーちゃんの?」
「えぇ、あなたは御祖父様に朝、友達とかくれんぼしてくるって言ったのよね?」
「はい…そうですが…」
「だから大丈夫よ、あなたも眞子も小さい頃、私との約束守ってくれたんだから…」
「小さい頃の!?」
「あの時に私と約束したわよね?一緒に隠れる時は言ってから始めてね、と。」
「はぁ?…」
彼は思い出せなかった…
「今日の眞子は、子供の頃の泣き顔して帰ってきたわ…小さい頃に、
海岸であなたがきっと待っているからって騒いだような…顔して」
「そんなことあったんですか?」
「たしか…海岸であなたが待ちくたびれて寝ていた時の。ふたりとも可愛かったわね…そしてあの頃のままなのね。」
「そうですか…それじゃ、紀子様の立場が…」
「私は眞子の母親だから…親は子供が幾つになっても親になりたいの。
だから護衛や役所に伝えなかった親の私が悪いのよ…あなたも眞子も大丈夫ですからね」
「紀子様…ありがとうございます。」
「でも、そろそろ歳相応の遊び方があると思うけど。二人とも長い付き合いなのに…
私も殿下とふたりで葉山でもいろいろあったのに…やっぱり眞子じゃダメなのかしら?」
と紀子様の問いかけた。
「………」
黙り込む彼の耳が赤くなったのは受話器だけのせいではない。


191 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/07/31(火) 02:07:48.12 .net
恋の地下みちを探して・第5章〜。とにかく笑えれば chapter5-4

「ねぇーねぇ〜私にも代わって!」
なぜか佳子様の声が聞こえてきた、
「ちょっと佳子に変わるわね、はい」

「ちょっと、今日のお姉ちゃん、あの後、凄かっただから…私が自殺しちゃうかもって言ったら

いいお歳して涙流していたこと。
捜索をそのまま続けて欲しいとお願いしたこと。
無理なら次の駅から宮邸にタクシーで向かったこと。
母親に自殺しないようにお願いしたこと。
親の言うことはなんでも聞くと…
母親は朝から知っていて落ち着いて宥めていたこと。
(そんなに心配しなくても大丈夫なのに…)と彼は思った。
「ところで今、お姉さんなにしているの?」
「お姉ちゃん!?お風呂入って顔洗っているよ、逗子に着いた報告があって安心しみたい。そのあと晩御飯食べるみたい。」
(そっか…だから駅にいたんだ…)
「わかった、あとでお姉さんに連絡するから、伝えておいて!」
「うん!わかった、またねぇ〜」と彼は電話を切った。
(あ〜よかった!ホッとした。でも自分もまこちゃんに心配かけちゃうんだよな、お互い様だよね)

謝らないと…な。
彼も台所にある残り物を晩御飯に自分の部屋に持って行った。

192 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/08/03(金) 02:49:12.23 .net
恋の地下みちを探して・第5章〜。とにかく笑えれば chapter5-5(終)です。

次は恋の地下みちを探して・最終章〜。CHE.R.RYです。

193 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/08/03(金) 02:51:04.09 .net
恋の地下みちを探して・最終章〜。CHE.R.RY・ chapter3-1。
ふたりは晩御飯を食べていた。
それぞれ家の部屋でひとりで。
そして同じことを考えていた…

楽しかったけど…
凄い迷惑かけちゃったもんね。
いきなり電話したらまずいよね。
きっと…ご飯食べてると思うし…
向こうだっていろいろあるし…
とりあえず、メール送ろう!って思っていた。

「うーん、これでいいかな(゜_゜?」
「やっぱり、短いかな。もう少し文章考えてみよう…」
「謝ることも考えないと…」
「これじゃ、変に気を使わせちゃうかも…」
「他に文章が思い付かないな〜どうしよう?これじゃ嫌われちゃうかな…」
「他の着信メールでなんかいいのあれば,いいんだけど…」
「そうだ!絵文字を入れてみたら見栄え位はごまかせるかな」
ひたすら考えてみるけど…
「なんか、変かな?これでとりあえずこれで送ってみよう…」
「なんか子供っぽいかな」
「別にメールぐらいで…嫌われる仲じゃないはずだし…と思うけど…」
「でも…嫌われたらどうしよう…(>_<)怖いよ」

と思いつつメールを先にしたのは彼だった。
送信:まこちゃん
Tal:こんばんは

手のひらが震えた
それが小さな勇気になっていたんだ!
絵文字は苦手だった

とまこが送る瞬間…
携帯が震えた…

メール1件。
彼からメールが来た。

だけど君からだったら
ワクワクしちゃう

どうしよう彼から先に来ちゃった!
返事送ろう!でもなぁ〜当たり障りのない内容だし…いいのかな〜
送ったら返事も欲しいし。
今…忙しいかも。

返事はすぐにしちゃダメだって
誰かに聞いたことあるけど
かけひきなんて出来ないの…好きなのよ

送信:まーくん
Re-こんばんは

あっ!まこちゃんからだ。クス…
似たような内容に彼は笑った。
気を使わせちゃたし…
返事が来たということは、今は電話しても大丈夫…のはず。

たぶん 気づいてないでしょう?幼い頃からふたりは恋しちゃったんでしょ?
★の夜、願い込めてCHE.R.RY
指先で操るキミへのメッセージ

194 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/08/03(金) 03:31:38.28 .net
恋の地下みちを探して・最終章〜。CHE.R.RY・ chapter3-2

よし!電話しよう!。
プルプルプル…
発信:まこちゃん。
(でるかな…ドキドキ…さっきよりは…ラクだな)

メールを送ったまこは受話器を持っていた。
返事来るかな…
受話器が震えた…
ドキとしたまこは

着信:まーくん。

すぐさま受信ボタンを押した。
「もしもし!」
嬉しい声が彼の受話器に響いた。
「…早いよ〜びっくりした!」
「ゴメン!メールみたよ」「こっちこそ、ゴメン」
「なーに、なに?謝っているのよ!」
彼女は謝って貰う理由なんか無いと思った。
「今日、凄い心配かけてしまってさ…」
「心配かけてってなに?」「自殺するんじゃないかって!」
なんで知っているの、まさか泣きじゃくったことも?
「そんなことないよ!気にしてないよ」
とぼけようとしたが…
「佳子ちゃんが言ってたけど…」
「あいつ!…べ、別に…ほら…電車で自殺…したら電車止まっちゃうし、みんな、こ…困るしさ…ちょっと心配しただけだよ」

彼女は昔、彼に権威や力を僕のために使うな!と怒鳴られたことがあり、必死に言い訳していた。

何かに気付いた彼は
「そっか…わかった…ありがとう」
そっとお礼を言った。
そして彼女もきちんと謝っていないことに気が付いた。
「お家に無事着いてよかったよ…こっちこそ、騒がせてごめんね」
「騒がせたって!?」
彼は一番騒がせた張本人のはず…と思っている。
「ネットとかサークルとか」
まこはボソっと言った。
「別に世間なんかそんなもんだから…」
あっさりと彼は交わした。
「もう…人がこんなに心配したのに…」
ふと本音が漏れた、まこ。
「こっちだって、まこちゃんのこと心配したんだよ」
相手するように彼ももらした。
「だったらさ、来週の伊勢神宮も来てよ!」
ひとりの地方公務に不安がどこか見え隠れする。
「無理だよ、遠いし…しばらくは自己謹慎しますからw」
「もう…長野は行きたいって言ったくせに!…本当に心配してくれたの?」
「したよ!だから今日、そっちまで行ったんだよ!」ムキになる彼。
「そうだよね…ありがとう」
明るい声になるまこ。
(きっと…ひとりだから安心しているんだわ…)
「今日は怒られなくてよかったね。聞いて安心した。」
彼もまた落ち着いた。
「ならさ!どこかに来てね、今度は私が探し出す番だからね!」
「わかりました…新幹線のどこかにいます。姿位は見せられるかな」
なんとなく溜め息を着く彼。
「あと、話の女の子も紹介してね。私ばかりじゃ、嫌だから…」
「うーん、来れば行くと思うけど…来週みかけなかったら無理だと思って下さい。隠れてるけど…」
なにやら新しいことを思い付いた彼にまこは、不信感を抱く。


195 :名無しちゃん…電波届いた?:2012/08/06(月) 02:21:31.08 .net
恋の地下みちを探して・最終章〜。CHE.R.RY・ chapter3-3(終)

「そんなのあり!?」
(そんなに心配なんだ…自分のこと…)
彼はさすがの単独地方公務に失敗は許されないと彼女に対する気遣いを隠していた。
「まこちゃんも、ハタチなんだし…初めての地方単独公務なんだから…少しは…」
「わかった…信用する」
「えっ!?」
言おうしたことを先に言われて驚く彼…
(電話って相手見えないし…メールだと違訳されることもあるし…やっぱり)
ふたりは同じことを思っていた。
「今日は、本当に」
「ありがとう…楽しかったよ」
「いろいろゴメンネ!」
「うん」
「いつ会えるかな?またゆっくり話したいね…」
「文化祭終わった頃とか…廻りの大人たちの顔も伺わないと・・・ネ」
知らない間に時間が経ちふたりの携帯電話にはコンセントが付けられていく夜更けとなりました

196 :名無しちゃん…電波届いた?:2013/05/23(木) 04:24:54.86 .net
久しぶりだな。みんなお疲れさん

197 :名無しちゃん…電波届いた?:2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN .net
   ∧,,∧ 
  ( ・ ェ ・)   A A
   ノ  つつ⊂・ ・⊃▼⌒ヽ
 c(   ノ    (ω_)  ● ▲)〜*
  ∪∪      UUーU

198 :名無しちゃん…電波届いた?:2014/02/26(水) 14:15:21.82 .net
 

199 :名無しちゃん…電波届いた?:2014/02/28(金) 03:48:17.12 .net
 

200 :高井重雄 ◆xkberHzFgE :2014/02/28(金) 03:48:47.75 .net
(*θ*)~~

201 :名無しちゃん…電波届いた?:2014/04/04(金) 17:44:27.37 .net
ヤンヤン

202 :名無しちゃん…電波届いた?:2014/04/06(日) 17:13:37.51 .net
 

203 :名無しちゃん…電波届いた?:2014/04/08(火) 15:24:33.50 .net
かわいい

204 :名無しちゃん…電波届いた?:2016/02/12(金) 12:42:03.52 .net
 

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