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1 :名無しちゃん…電波届いた?:2016/03/02(水) 11:13:54.39 .net
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2 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/01/03(火) 19:47:33.43 ID:ReLGhicbu
●ニューヨーク・マフィア史

初期のブラックハンドから、禁酒法時代、賭博業への移行、麻薬派の勃興、五大ファミリーの成熟と抗争、
上院議会の攻勢とマフィアの組織防衛まで、各時代の特色をマフィア一家の歴史と連動させて描き、
ニューヨーク・マフィア史をなぞっている。

・ブラックハンド
 1900年代から1910年代にニューヨークの下町で移民の商売に寄生するストリートギャングが跋扈し、
 ブラックハンドと呼ばれた。政治的保護のない移民を脅かして金を巻き上げ、
 要求に従わないと放火や店の破壊を行った。外国移民の流入がピークを迎える1900年代に最盛期を迎えた。
 狭い縄張りの中で移民に寄生し、警察の弾圧で禁酒法施行前に衰退した。
 ファヌッチはブラックハンドとして描かれている。

・オリーブオイル輸入商
 多くのマフィアは犯罪の隠れ蓑にパン屋、雑貨屋、肉屋など多彩な商売を営んだ。
 祖国イタリアの食材輸入をやるものが多く、禁酒法時代が到来すると、オリーブオイルの空き缶に
 アルコールや麻薬を詰めて密輸した。密輸は、海外の調達から船舶の入出港、国内搬送、購入者の獲得まで、
 チームワークや人材補給が必要になり、ギャングのシンジケート化を促した。
 ヴィトーがファヌッチを倒すシーンは、ストリートギャングからシンジケートギャングへの時代の転換を象徴する。
 またオリーブオイルは禁酒法下の非合法アルコールの隠喩となっている。

・密輸からギャンブルへ
 ニューヨークマフィアは1930年代から1940年代に、組織の収益源を酒の密輸から賭博ビジネスに転換して
 全米に進出し、ケンタッキーやフロリダ(「南下政策」)、また西部に拠点を次々に作った。
 この脱ニューヨーク化の動きを、モー・グリーンやマイケル・コルレオーネに投影している。
 またラスベガスホテルの経営者モー・グリーンは、ずさんな管理でホテルの経営を悪化させた
 ベンジャミン・シーゲル個人を戯画化している。

・汚職警官マクラスキー
 シンジケート化したギャングは組織的に役人や警官を買収し、犯罪を見逃してもらった。
 見逃してもらうことで組織はさらに大きくなった。公権力がマフィアの手先となった典型として描かれる。
 1900年代、逮捕に抵抗するマフィア一家のメンバーを思い切り殴って暴力警官と非難された
 ニューヨーク市警の名物捜査局長がいたが、彼の名をジョージ・W・マクラスキーといった。

・ラスベガスのショービジネス
 ライブショーの出演契約を打ち合わせるジョニー・フォンテーンに、フランク・シナトラを投影している。
 シナトラは、1951年デザート・インの舞台に出演したのを皮切りにラスベガスのショービジネスをけん引し、
 全米から多くの客をラスベガスに呼び込んでマフィア支配下のカジノの収入に多大な貢献をした。

3 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/01/03(火) 19:48:23.28 ID:ReLGhicbu
・麻薬グループの台頭
 1950年代、麻薬を踏み台にして勢力を拡大する動きが活発化し、
 マフィア本組織と切り離された麻薬グループを量産した。
 既得権のある成功マフィアは、他に稼ぎがあるので麻薬に手を出さないが、
 そうでない新進マフィアは、上を目指してリスクのある麻薬に手を染める。
 こうした麻薬派の隆盛をソロッツォという単一キャラクターに圧縮している。
 同時にこの潮流の中にいたヴィト・ジェノヴェーゼをオマージュしているとも言われる。

・キューバ
 マフィアが賭博シフトを加速させた結果、当局の捜査が及ばないキューバに行きついた。
 バティスタ政権に巨額のわいろを贈り、賭博ビジネスを独占したが、1958年、カストロがクーデターを起こし、
 マフィアが築いた資産はすべて接収された。マフィアの栄華と転落の両方を象徴する。

・五大ファミリーの傀儡支配
 ニューヨークマフィアは1930年代初めに五大ファミリーの形を整え、以来30年間、ファミリーは互いに対等、
 ボスの立場も対等だったが、1960年代、ボス同士の駆け引きが高じて、カルロ・ガンビーノのように
 他のボスを傀儡にして背後から支配するボスが現れた。こうした傀儡支配を、バルジーニに投影している。

・組織巨大化の矛盾
 海外の拠点が増え、ボスは国際ビジネスに没頭して地元ニューヨークを顧みなくなる。
 地元の縄張りを守る一家の兵隊は、ボスに不信の目を向け、間に立つ中堅幹部は苦悩する。
 1960年代、ボナンノ一家の古参幹部が五大ファミリー全てを巻き込む分裂騒動を引き起こした。
 シンジケート巨大化の矛盾をマイケルとペンタンジェリの対立に投影している。

・上院議会の反マフィアキャンペーン
 マフィア組織を放置する公権力に市民の不満が高まり、上院議会が陣頭指揮に立った。
 マフィア組織など存在しないとするエドガー・フーヴァーFBI長官に代わって、
 手足を持たない検察や素人同然の議会有志が世論を支えにマフィアを叩くという、
 今から見てありえない構図が半世紀続いた。アメリカの歪んだ治安政策を象徴する。
 1950年代のキーファーヴァー委員会と1960年代のマクレラン委員会があるが、
 作品では後者の再現を意図している。

・オメルタ
 1963年のジョゼフ・ヴァラキの証言によってそれまでオメルタ(沈黙の掟)に守られてきた
 マフィア組織の全容が明らかとなった。ヴァラキが利用した、証言と引き換えに政府に保護される
 証人保護プログラム(司法取引)は、その後マフィア組織を壊滅へ導く端緒となった。
 組織体制図を示しながら証言するペンタンジェリやウイリー・チッチにヴァラキが投影されている。

4 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/01/03(火) 20:09:59.90 ID:ReLGhicbu
「孤高の貴族精神が大衆の物質主義の犠牲となって没落していく」
というのはヴィスコンティの生涯のテーマであり、
「山猫」「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」から
「家族の肖像」「イノセント」にいたるまで、一貫してこのテーマが描かれています。

5 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/01/03(火) 20:13:26.59 ID:ReLGhicbu
サム・ペキンパーは、滅びゆく西部の男たちを哀切の込もった視線で描き続けたことから、
「最後の西部劇監督」、もしくは「西部劇の破壊者」と呼ばれる。
同時期のマカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネと同様、
西部に対する深い愛と、失われてゆく西部への哀愁が漂う作品が多かった。

6 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/01/04(水) 05:20:00.36 ID:l4hslvlDc
ナポレオンに理想を持っても夜遊びやめられず、アンナ・カレーニナ系の美人妻が浮気しまくりで、
その後、変な思想にかぶれて農地改革みたいのやるが、さんざん騙されるて、色々失敗しまくって、
戦争起こって戦場の酷い惨状目にし、今度はナポレオンを今度は敵視、モスクワで暗殺しようとしたがあっさり捕まる
パルチザンに開放されて自分の料理に戻ったチビデブの伯爵さまが、出会った当時12歳だった美少女と結婚する話

戦争と平和とは、そういう話



浮気女が鉄道自殺する話

それがアンナ・カレーニナ

そりゃあれだけ好き放題やってりゃ社交界から見放されるだろ
戦争と平和のエレンが同じタイプのキャラで、
こっちは夫のピエールとは別の男の種で孕み、堕胎失敗して死ぬ

トルストイちゃんは、けっこうこうやってケリをつけちゃう

7 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/07/14(金) 20:00:00.90 ID:pLhSVVbt9
物語にはえてして、役割を与えられたキャラクターが登場します。
名探偵、ヒロイン、悪役、一般人・・・。
キャラクターは極力、自分たちに与えられた役割に忠実に思考し、行動しようとします。
そうしなければ物語が進まないからです。
しかしながら、現実には期待された役割を演じきることはそうできませんし、
また同じ人物に対しても人によって異なる役割・性質を期待し、実に勝手な評価が下されます。
学校の英雄であったはずの峰岸の凋落、同じく学校のアイドル・可憐に対する香澄と里沙の認識のズレ。
このあたりが下巻のお話に絡んでくれば非常に面白いのではないでしょうか。



“兵士タイプ”“英雄タイプ”“指揮官タイプ”“魔法使いタイプ”のなかから“魔法使いタイプ”と診断された彼のパルス能力とは果たして…?

8 :名無しちゃん…電波届いた?:2017/07/14(金) 20:07:04.39 ID:pLhSVVbt9
色狂いから始まり、娼婦、妖婦、小悪魔、残虐鬼、男たちを骨抜きにした天女、堕天使、プレイガール、背徳の女帝

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