クスクス クロダイ a.sori 世田谷一家スレ
12 :名無しちゃん…電波届いた? :2022/04/13(水) 20:18:22.28 ID:NEQPaxp2H ◆科学的に正しい勉強法TOP3 効率的な勉強法とは、冷静さと積極性に溢れた「勤勉な勉強法」を指す。 意味のある努力は、ほぼ必ず報われる。その典型例を次に示す。 @勉強する「前」に模擬試験を行う A間隔を空けて練習と模擬試験を繰り返す B質問形式でメモする これらはすべて、勉強である。直感に反するが、科学的には理にかなっている。一つずつ解説していこう。 @勉強する「前」に模擬試験を行う 未勉強状態での過去問を用いた模擬試験は、一見理不尽に思えるが、2つの理由で勉強効率が非常に良い。 まず、模擬試験を行うと、今後勉強すべき内容の優先順位を一瞬で認識できるようになる。 さらに、人間の脳は間違えた事柄を強く記憶するようにできているので、暗記に必要な労力が大幅に減る。 これを脳科学では「ハイパーコレクション」と呼ぶ。 たとえば「オーストラリアの首都はどこ?」という質問に「シドニー」と間違えて答えた記憶がある人は、 恥という「記憶のトリガー」があるので、正解である「キャンベラ」を長期記憶として保ちやすい。 だから問題を解くときは、答えや解き方がパッと分からなくても、 すぐ解説を見たり、人に聞いたりせず、十分に悩んでから答え合わせをする癖をつけよう。 A間隔を空けて練習と模擬試験を繰り返す 忘れる頃に積極的に思い出す想起学習を行うと、短期記憶は長期記憶に徐々に移行していく。 想起学習には、模擬試験だけでなく、想起間隔と練習も重要である。 【想起間隔】2〜3日後・1週間後・1か月後というふうに、徐々に想起間隔を伸ばしていくと、忘れる頃にちょうど思い出せる。 最適な想起間隔は、記憶を保持したい期間によって異なり、長い保持期間ほど長い想起間隔を要する。 思い出すべきタイミングにアラートしてくれる、フラッシュカードのアプリを利用するのも効果的(例:Anki)。 【練習】テキストを再読する代わりに、自分でテキストを作る。 概念や単元名などのキーワードを見て、活用を意識しながら、自分の言葉で説明してみる。 完全な文章ではなく、箇条書きやメモリーツリー形式で殴り書きする。 上手く説明できない箇所は赤字でハイライトしておいて、後から覚え直す。 〜自作テキストにおける、キーワードと説明の例〜 a) 英語の文法(例:関係代名詞)→概要・項目・用法・例文を書く b) 数学の概念(例:ユークリッドの互除法)→定義・記号・証明・練習問題を書く c) 国語の単語(例:よく出る古文の動詞)→単語とその意味を枚挙する d) 化学の化合物(例:ベンゼンの反応)→性質・反応例・用途を書く e) 心理学の用語(例:カクテルパーティー効果)→概要・理論・応用を書く B質問形式でメモする 授業・自習中に大事だと思った箇所を質問形式でメモすると、効率の良い想起学習ができる。 テスト直前などにメモを読み返し、質問に答えられるか試すことで、弱点を埋められるからだ。 たとえば、「縄文時代の人の平均身長は?」というクイズを作って、 後で「男:158cm、女:149cm」と答えられなかったら、覚え直せばいい。 「科学は前進するが、人間は変わらない」(クロード・ベルナール『随想』より)
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