キチガイ島のニコニコ精神病院！（126）

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何故昔のフランスなどでは衛生的な便所や肥溜めというものが発達しなかったのですか

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ベストアンサー
iko********さん

2015/4/18 9:01

フランスに限った話ではありません
キリスト教的思考です

神が自らに似せて作った人間に汚いところなど無い

人が汚いということは神も汚いということ

なわけです
神の否定につながるのです

あと、肥料として必要が無かった
というものがあります

一般の人は糞などの有機物を撒くと
食料の栄養になると考える人が多いですが
これは間違ってます

植物はこれら有機物をエサとする
細菌が生み出すリン・窒素などを栄養とするのです

そのため、堆肥は糞を発酵させ
発酵が終了したものを畑にまきます
細菌の活動が終わってから利用するのです
発酵途中のものは細菌が出す熱によって
根焼けを起こし植物は枯れてしまいます

日本は火山国で土地に有機物がとても少なく
植物の栄養がぜんぜん足りません
水もきれいですが
悪く言うと、透明度が高い水、は栄養がぜんぜん無い水なのです
ヨーロッパの川は日本と違って濁ってます
しかし、この濁りが有機物などが多く
栄養素が多い水なのです

日本は水も土地も絶対的に栄養が足りません
そのため、人糞も肥料にしないと
作物が十分に育ちませんでした

しかし欧州は土地・水に多くの栄養があり
種をまいた後の手入れも日本よりぜんぜん少ないのです
手入れをあまりしなくても
植物が育つので
人糞を堆肥として利用する必要性が無かったのです