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■一級建築士設計製図相談室(108室)■
- 496 :名無し組:2014/12/24(水) 21:33:28.71 ID:???.net
- エスキス方法ですが、自分は記述が書きやすいようにエスキスすることでエスキス中の迷いがなくなり、
記述時間も短縮できるのではないかと思い実践していました。
この試験は試験元が受験生の思考の分岐点にそれぞれ採点のポイントを設置していると考えるべきです。
例としてゾーニングですが思考の分岐点としてはレストランを1階に計画するのか2階に計画するかです。
どちらに設定するかで全体計画がガラっと変わります。
試験元としては2階に誘導してゾーニングをどうしたかを見たかったんだと思います。
アンケートを見る限り7割以上の人が2階に誘導されたと見ていいでしょう。
1階に計画した場合も万能ではなく、2階がガラガラ、1階は窮屈になるので、設備機器を2階に持って行きたくなります。
そうすると今度は維持更新対策について記述が書きづらくなります。
なので全体のバランスを見てどちらに計画すべきか各々の判断が必要となります。
(階別ゾーニングした上で設備を1階に配置できた売場通路は試験元も想定外だったと思われます。)
では2階にレストランを誘導した上で試験元は何を採点のポイントとしたかというと
ゾーニングを行う目的は何か?それが分かった上で図面と記述で表現できているかだったと推測できます。
ゾーニングを行う目的は利用者にとって分かりやすく明快な動線計画とするため、管理サイドとしては管理しやすいようにです。
多目的室は使用頻度が低いと想定できますが、レストランと温浴部門は毎日の利用率は高いと推測できる為、この二つの動線は太いと考えられます。
なので階段を昇ると温浴部門の目の前でレストランに行くには温浴部門の前を通らないと行けないような、ゾーニングの方向性が弱いものは何かしらの減点があったと推測できます。
このように受験生の思考の分岐点において採点のポイントを設定しているのではないか、
その分岐点において、どのように受験生が考えたのか記述させたいのではないか、
と考えた場合、記述が書きやすいようにエスキスするのはひとつの解き方としてありなのではないかと思います。
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