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コンクリート診断士その10

452 :名無し組:[ここ壊れてます] .net
>>447
鉄道橋でしたか。
よほど海岸に近いところでなければ外来塩分による塩害も考えにくいですね。

数百橋を見てきた経験では凍結防止剤・内在塩分による塩害、ASR、初期欠陥が大半でした。
ASRはひび割れの特徴でわかりやすいし、反応性骨材が算出される地域も判定しやすい。
いちばん書きにくいのは初期欠陥について。
調書上は「中性化」となることが多いのですが、それは本来かぶり不足だったり、コンクリートの品質に問題があったり。
コンクリートの打ち込みのときの先通しモルタルを、そのまま床版の材料に使っていたとしか考えられない例もありました。
ごっそり剥落した床版下面の表面はキレイなんですが、簡単にコア抜きできて、鉄筋が錆だらけでした。
中性化深さが8cmくらいの、とんでもないシロモノで、ポーラスどころではない。
これでも診断上の原因は「中性化」ですが、当然コンクリートの品質に問題ありと報告書に書きました。

何はともあれ、合格された皆さま、おめでとうございます。
ただしコンクリート診断士を取得してからの方が、はるかに勉強が必要になります。
かつてこのスレで、択一問題28/50(だったと思う)の正解率で、他を圧倒するレベルの低さながら合格した私は
実務をこなす上で、かなり勉強しました。運よく初めての受験で合格したものの、その後の方が大変でした。

合格ラインは択一50%で足切り(でなければ私は不合格)、筆記と合計で60%以上くらいではないかと思います。
その上で、合格率を15%にする調整があるのでは。

今年、残念なことになった方々も、気を取り直して再チャレンジに励んでください。

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