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ペレス 会長権力で批判一掃
2016年11月21日16時28分

フロレンティーノペレス

全てを意のままにしたいと願うフロレンティーノ
画像提供 : EFE
フロレンティーノ・ペレスは引き続きレアル・マドリードに対するメディアの批判を一掃するためにアクションを起こしており、マドリーに不都合な意見を圧力や脅しで潰すことに力を注いでいる。

ポータルサイト“Vozpopuli”は、フロレンティーノ会長がここ数年間に渡り“As”紙や“Marca”紙といったメディアを頻繁にコントロールしていたと報じている。

しかしそれだけではなく、ここ数か月においてフロレンティーノは各誌に対し、レアル・マドリードに不利な記事を書いた記者の解雇を要求している。
記者サンティアゴ・セグロラに関しては、マドリーが“Marca”紙に圧力をかけて実際に解雇を実現している。

またスペインの大手新聞“El País”に対してもフロレンティーノは圧力をかけ、記者ディエゴ・トーレスの15年間続いたスポーツコラムを打ち切らせている。
トーレスは批判的な見地からコラムを連載していたが、フロレンティーノの気に召さなかったようだ。
一方で会長の根回しによりTDT枠におけるレアル・マドリードTVの放送が実現した。
会長は批判的なメディアを沈黙させ、レアル・マドリードTVの成功を目論んだが、結局この番組の視聴率は地を這う結果となった。