もしもサッカー界に贅沢税システムが導入されたら

名無しに人種はない＠実況OK

サッカー界の現状は、一部のビッグクラブが経済力で他の大多数のクラブを圧倒することで、
欧州の大会や各国国内リーグにおける競争の不均衡が生じています。そこで、UEFAがサラリーギャップを導入する可能性があるそうです。

欧州でサラリーキャップ制導入も？　“クラブ間格差”是正へUEFA会長が提案
https://www.footballchannel.jp/2017/07/02/post220110/

だけど、米国プロ野球リーグのMLBでは、1994年に経営者側がMLBにサラリーキャップを導入することを提案したことに選手会が猛反発。
MLB選手会は232日間に及ぶプロスポーツ史上最長のストライキを決行した。スト終結後、経営者側はサラリーキャップ導入を断念。代替として贅沢税を導入した。

贅沢税の仕組みは球団の選手への年俸総額が一定の額を超えた場合、
超過分に対し、17．5％の贅沢税をかけて算出した金額を課徴金として、メジャーリーグ機構が徴収し、
贅沢税ラインに達していない球団や、選手の年金や、野球の普及活動のために利用される。
結果として年俸の高騰を抑制して戦力の均衡を図った結果、
2001年以降ワールドシリーズの優勝チームが毎年入れ替わるなど一定の成果を上げている。

・・・もしも、ビッククラブとそうじゃないチーム同士の格差の拡大が進むサッカー界で贅沢税が導入されたら？

【UEFAで想定される事態】
１　　ラ・リーガ会長ハビエル・テバス、発狂。
２　　ブンデスリーガ、セリエA、リーグアン、プリメイラ・リーガ、プレミアリーグは大賛成だけど、ラ・リーガだけが強硬に反対。
３　　反対意見を抑えるために徴収した贅沢税の一部を女子サッカーや途上国のサッカーなどに投入する可能性がある。
４　　金満ビッククラブは贅沢税対策として年俸の高いポンコツ選手を年俸総額の安い弱小チームに押し付ける。