酒井宏樹 part44

チームが上手く行かない時に、真っ先にサポーターからの攻撃対象にされてしまうのはいわゆる
助っ人である外国人選手。
そして、調子が良くない選手りも調子の良い選手を、貢献度が低い選手よりも貢献度が高い選手を
起用するのが監督。

どちらも当たり前のことであり、酒井が日本人だから、アジア人だから、と言う事とは全く関係なく
今、正に我らが酒井が置かれている状況がこれに近い。

しかし第１１節に行われたアウェーのＰＳＧ戦に敗れた１０月２７日の日曜日以降、
マルセイユはカップ戦３試合も含めて、現在１４試合無敗を継続している最中。

サポーターの酒井に対する”評価や信頼”は以前に比べれば確かにかなり低下してしまっているのは事実。
しかし、これが幸いしてか、大きく”批判”されてしまっている、という状況にはまだなっていない。

”最近のサカイは調子良くなさそうだから、今は調子のいいサールの方がいいかもな”　と言う感じだろうか。

現在、２位のマルセイユと３位のレンヌとの勝ち点差は僅か３。

明日水曜にはアウェーのサンテティエンヌ戦が控えており、また今月にはアウェーのリール戦やホームのナント戦など
難しい試合が予定されている。

チームにとっても酒井個人にとっても正念場というか、我慢の時であり、もし負けたり勝ち点を落として２位から順位を
下げてしまえば、酒井に対しても一気に批判が噴出して来てしまうかもしれない。

負けていない、から、勝てていない、に変わってしまった時が色々な潮目も変わってくるかもしれない。

現在、リーグ戦３試合連続で無失点。しかし３試合で僅か１得点。
攻撃陣の奮闘が期待される。

酒井はやることをやるのみ。

アレー　ヒロー！