2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【ルパン三世】大野雄二【石立ドラマ】

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:30:41 ID:iRTSadHn.net
>>537

> 同意。「オリジナル」は他にあっても、大野はそれを超える曲を作っていたよね。

これはと思うフレーズに出会うと、もっと楽曲全体を良くしたいという情熱が働いたんだと思う。
この素晴らしいフレーズでこの曲ではもったいない、もっと全体を良くしてみたいという意欲。
パクって曲作って金儲けとかいうのではない。そんな打算があったら原曲を到底超えられない。
しかしヤマハのDX7が発売されてしばらくした頃から、その熱意は衰えてしまったようである。惜しむべし。

> これも同意。昭和50年代の大野雄二は神曲連発の超人だったと思う。

1975〜1985。確かにそうだ。日本のあちらこちらで大野雄二の音楽が鳴っていた。
映画やドラマ、NHK特集、OVA、CM、ロイヤルホストの店内音楽、いやそれだけではない、
バイオリンとピアノを弾く姉妹をよいしょした「エスプレッソな午後」、
しばたはつみのようなメジャーな歌手以外にも、
佐井好子のような当人以外全く歌えないだろう不思議な曲を、
恐らくかなり努力してアレンジして音楽商品たらしめ世に出したりと、
例を挙げたらきりがない。
『神曲連発の超人』は、来るたびにどっさりとレコードを買い込む姿から、
レコード屋の店主に「レコード聞く時間なんてあるの?」といわれたそうである。

> 特に昭和50年代後半(80年代前半)は、その洗練のされ方がピークに達していた。

81年「コスモス」、82年「生命潮流」、そして83年「フルコース」で洗練の極に達した。
この年の暮れにDX7が発売され、
それ以降の音楽シーンではエレピを含めてデジタルシンセ一色になっていく。
「フルコース」では「スペース・キッド」のようなルパン色と主旋律に多用されるサックスが除かれ、
ローズやCP80などの電気ピアノと様々な音色を駆使した
アナログシンセによる重厚な多重録音での演奏で聞く者を飽きさせず、
図らずもDX7の出現で消えてゆく楽器構成のフュージョンの有終美を飾る作品となった。
これ以降大野は都会的なテイストを漂わすフュージョンアルバムを作ることはなかった。

総レス数 1003
253 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★