2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【せこいんよー!】スト6永井浩二スレpart13【マニアしかおらんクソゲー】

858 :俺より強い名無しに会いにいく (ワッチョイ 4721-Wfyb):2024/02/16(金) 22:22:58.66 ID:t0yx586s0.net
もはや余命幾許もない永井浩二の命は永井家の離れで孤独に消えようとしていた
周りには誰もいない
嘘に嘘を重ね、視聴者を失望させ続け、そして全てから逃げてきた人生
次第に彼の周りから人は離れていき、今際の際に死を看取ってくれる人間など誰一人いなかった
「誰かきてくれや...たのまい...」
枕のそばに置かれたパソコンに向かってブツブツと独り言を呟く
彼は病で床に伏せってからその様子をずっと配信していたが、視聴者はいなかった
悪態をつきながらも永井についてきていた視聴者達もいなくなった今、独り言を聞いてくれる人間はもういないのだ
「俺、死ぬん?」 
永井の最後の問いかけも命の炎と共に消えていく

「俺涙が出よる...」
それは彼が生まれて初めて流した嘘偽りのない心からの涙だった
自分の人生を悔やみながら、永井は目を閉じた...

すると永井の手に一つのぬくもりがあらわれた
それは何年も触れていない確かな人のぬくもり
目を開く永井
彼の目の前には「親友」がいた
「よーし、再会すっぞー」
「ジュ、ジュケさん、なんすか?なんでないるんすか?なんで俺みたいなゴミのとこに来てくれるんすか?俺なんか独り死んだほうがいいんすよ!」
溢れる永井の涙を拭いながら親友jukeは言う
「そういうこと言うなゴラァ!だだ大丈夫だ、ジーコ。言ったろ最後に一度だけ助けてやるって。」
親友の言葉を聞きながら安心して目を閉じる
「ジュケさん...俺変わるから、生まれ変わったらもう一度ジュケさんと...」
親友に抱きしめられながら、親友のくれた幸せ心の歯で噛み締めながら彼の炎は完全に消えたのだった

ピー
無慈悲にも鳴り響く人生終了音
博之は隣のベッドで兄の死を看取った

総レス数 1001
217 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200