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雑談独り言(ID非表示)

554 :(-_-)さん:2017/05/16(火) 22:39:47.72 0.net
自由で平等な社会、戦争のない平和な世界は人類の夢だ。しかし現実はどうだろう? 暴力は止まらず、格差は縮まらない。地球のあちらこちらで戦争が続いている。
これらはヒトという生きものが本来持っている「本性」なのだろうか? 
それともヒトが作ってきた社会の「欠陥」なのだろうか? それを知るために も、ヒトとはどのような生きものなのかを研究しなくてはいけない

その手掛かりとなるのが、私たちの仲間である類人猿(ヒト科)だ。なかでもゴリラは、闘いを嫌い、争いを平和的に解決する「知恵」を持った動物だ。 えっ? ゴリラは凶暴なのに? と疑った人は、
映画『キングコング』によって、凶悪なイメージを植え付けられてしまったかもしれない。こんなエピソードが ある。
アメリカの動物園で男の子がゴリラの飼育されている展示場に落ちてしまった。
ゴリラは両手でヒトを引き裂けるほどの並外れた腕力を持っている。そこ にいた誰もが最悪の結果を想像した。
ところがメスのゴリラは、気絶している男の子を優しく抱きかかえ、飼育員が出入りするドアまで運んだのだ。
ゴリラ社会の特徴はまず、力による序列がないことだろう。チンパンジーには厳しい序列があり、高い序列の特典を得ようと
ときには連盟を組んで熾烈な戦 いをする。喧嘩が起こると積極的に加勢し、復讐を成し遂げたりもする。
ちがう群れ同士の「戦争」だってある。ところがゴリラには、シルバーバックという リーダーこそいるものの
力で順位を決めることはないし、他人の喧嘩に加担することもない。極力、群れ同士の「戦争」を避けようとするのだ。
勝者も敗者もない社会それがゴリラ社会

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