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【勉学】昔のPCを勝手に教えるスレ【歴史】

34 :ナイコンさん:01/12/24 16:14.net
専用スレがあるのでこちらに書くのもなんですが、
SMC70・777はZ80のIO命令のへんてこな仕様
(CレジスタリダイレクトのIO命令を出すとアドレスバス上位にB
レジの内容が出てくる)を利用してVRAMをすべてIO空間に
持っていきました。そこでバンク切り替えを行わずにメインも64KB
全部をRAMにできてCP/M類似のOSを使っていた。
惜しむらくは出現が遅すぎて時代はすでに16ビットに変わろうとしていた。
搭載していた3.5"FDDは倍速度のもので特殊ではあったが片面ということ
以外は他の3.5"とはそれなりに相性が良く使い勝手は悪くはなかった。

AppleIIにはキラーアプリケーションとしてVisicalcがあった。
表計算の走りであり、これがあるからビジネスはAppleIIとなった。
同じ6502を使っていてもCBMに移植されなかったのはユーザーRAM
の搭載限度の差が効いていたのだと思う。
AppleII--48KB
CBM, TRS--32KB
特にZ80搭載のTRSはCP/Mにビジネスアプリケーション
(DbaseII, Multiplan)があって有利だったはずなのに
0番地からROMが占有していてCP/Mは特別バージョンしか
どうさせず、ついでにその上で走るソフトもTRSバージョン
しか動かなかったことから起死回生の機会はなかった。
いずれにせよ、CBMとTRSはBASICマシン以上のものにはならず
ターンキービジネスで必要とされるスペックにはなっていなかった。

拡張スロットに関してはマザーボード上でデコード信号を作って
ボードに配信するAppleIIの方法はIBM PCより優れものだったと
思う。が、所詮8ビットでAppleIIIでメモリ搭載量を増やしたところで
アプリケーションが使いこなせることはなく、1−2−3の前に
完敗していった。

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