■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
MSXハードソフトスレ2 (売買関係を除く)
- 726 :ナイコンさん:2011/11/15(火) 16:55:05.95 .net
- R800にはLD(MOVE)命令が複数存在する。R800によって新設された命令の幾つかは大きく三つに分かれる。
一つは掛け算命令(Z800互換だが、割り算は実装されていない)。この命令はクロック数が多く、
大半の命令がRISC的であるのに対し、乗算命令だけはCISC的で回路設計に問題があるように思う。
二つ目はIX,IYに対する拡張で、これはZ80の非公開命令として実装されていたものである。
三つ目はLD(MOVE)命令に対する拡張で、LD A,Hなどの機械語に三つのバリエーションを持つ。
これは同じ処理を三つの機械語から選択出来るという事を意味する。しかしアセンブラレベルでは
区別する事が出来ない。(ニーモニックが区別されておらずアセンブラも未対応の為)
違いは命令語の長さやレジスタセレクタビット列の配置の仕方だが、これらは命令デコーダに
直接影響する。つまりR800のパイプライン実行状態に依存して命令を並べ替える事で、より
最適化されたR800のコードが選択出来る事を意味するだろう。
総レス数 981
378 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver.24052200