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レトロPCは高木啓多が作った言葉ではない
- 95 :ナイコンさん:2012/08/07(火) 21:50:23.73 .net
- 高木の主張は「日本の黎明期のマイコンをレトロPCと呼んだ」ことであり、「世界で
初めてレトロPCという単語を作り出した」ことでないのは文脈上自明である。
ここで、ある言葉が広まる過程において、何のきっかけもなく広域で同時多発的に
自然発生するという想定は不自然で、何らかの要因があったと考えるのが自然である。
その時、高木が「レトロPC」という言葉をパソコン通信などで流布したタイミングと、
言葉が広がるタイミングに一定の相関が見られたならば、それを一要因として捕らえ、
その相関を論拠に「おそらく生みの親」程度の推定を行うのは、自然な展開である。
なお、ネット検索が一般的ではない時代における海外掲示板のたった1つの書き込みと、
日本の古いマイコン分野のコミュニティにおいて一定の発言力があった高木の国内での
発言や書籍のいずれが「日本で広がるきっかけになったか?」という条件の比較ならば、
高木の書籍・パソコン通信などでの発言の相関の方が強いと考えるのが自然である。
高木の要因が唯一絶対で、それ以外の要因が存在する可能性はないという主張ならば、
当然それに対する根拠を示す必要があるが、相関が見られた現象に対する仮定であれば、
相関から導かれた推論が示されれば十分であり、その推論は上述の通り自然である。
ちなみに、上述の相関に基づく推論を「偶然の一致」と捕らえることもできる。
ただし、その場合の「偶然の一致」という判断は主観に基づく仮定に過ぎないため、
他の要因の提示を伴わないのであれば、高木の相関を無効化するほどではなく、
結論の持つ重みとしては、「おそらく生みの親」以下であるのは言うまでもない。
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