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FMシリーズを語るスレ Part 15

116 :ナイコンさん :2018/06/30(土) 01:34:40.73 ID:H3WV4GAi0.net
FM-7に使われているディレイライン、FM-11の回路図と見比べてみるとピンコネが同一のようなので、
もしやディレイ量も同じもの?と思ってタイミングチャートを引いてみたところ、非常にリーズナブルな
タイミングになります。どうやら1タップ20nsで最大200nsのディレイラインと思って大丈夫そうです。
そこで、さらに試しにMMRに相当するディレイをアドレスラインに加えると…それでも別に問題無さ
そうなんですよねぇ…

MMR/テキストウィンドウを経由してDRAMにアクセスする場合、実はアドレス変換終了を待たずに
DRAMへ/RASを出すことが可能なのです。
というのも、MPUが出力したA15〜A0の内、MMRで変更されるのはA12から上位、テキストウィンドウ
ではA8から上位のアドレスラインのみで、それよりも下位は変更を受けません。それならば、最初に
供給しなければならないRowアドレスとして下位8bitである A7〜A0を使えばいいんじゃないの?
という発想が浮かび、現にFM-11のDRAM制御はそうなっています。
(MPUからのアクセスは1ワードのランダムアクセスのみ。バースト?何それ?おいしいの?という時代
ならではの発想です)
時間のかかるアドレス変換の結果であるA15〜A8の部分はColumnアドレスとして与えればいいので、
/CASがアサートされるまでの時間で変換が済んでいれば良いことになります。
/RASから/CASまでの時間差設定はFM-11で120ns、FM-7では100nsとなっており、これだけあれば
アドレス変換のタイミング的余裕は充分です。

なので、なぜFM-77でウェイトを入れなければならなかったのか、益々迷宮入りのセンが濃厚に…
ただ、AV以降はMMRの先にSUBシステムが居たりとか、そのせいでウェイトを入れたくなる気持ちは
判らないでもありません。

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