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FMシリーズを語るスレ Part 15
- 217 :ナイコンさん :2018/08/31(金) 02:00:17.29 ID:ez0sd8cr0.net
- >>186 さんの進展が少し鈍化しそうなので閑話休題。
FM-8のカセットI/F、標準では 1200Hz/2400Hz に相当する方形波1波がそれぞれ 1/0 のシンボル
としてカセットに記録されることになっている。これらの信号がメインCPU 2MHz固定化により単純に
倍になるとして 2400Hz/4800Hz になった場合、問題となりそうな 4800Hzがカセット I/Fを無事に通る
かという点は確認しておいた方がいいと思われる。
そこで、FM-8のカセットI/FをPSPICEでシミュレーションしてみたんだが…結果を先に言うと、やはり
問題が起きやすくなりそうだ。
カセットI/Fの内、CRのLPFの定数を見て問題となりそうなのは読み取り側。読み取り側にはLPFという
よりも時定数という趣のものが入力に入っているので幅の狭いパルスは消失しやすくなっており、4800Hz
を通すにはちょっとした条件が必要になりそう。
2400Hzの方形波の場合、入力の振幅が1Vp-pあればコンパレータ出力にはそれなりの波形が現れるが、
4800Hzの場合 2Vp-p 程度ないとコンパレータ出力が安定してこないようだ。
このことから、倍速SAVE/LOADが不安定になった場合の対策案が一つ導け、カセットレコーダーの再生
出力に簡単なアンプを挟んで信号の振幅を稼ぐという方法が有効かもしれない。
またもっと簡単に実験したいという向きにはFM-8のカセットI/FのLPFをいじるという方法もあり、R37の
3.3kΩに1.2kΩあたりをパラ付けすることで4800Hzの通りを改善できると思われる。
…昔、FM-7で倍速カセット SAVE/LOADって雑誌に載っていたプログラム使って結構やっていた憶えが
あるんだけど…よく失敗することなく動いていたもんだと、今更ながら驚いた…回路一緒なんだよね…
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