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エボラのニュースを淡々と貼るスレ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/22(水) 23:04:51.05 ID:eLaZw4nx.net
ニュースを貼るのがメインのスレです。議論・質問・雑談などはご遠慮ください。
(ニュース書き込みに対して補足や修正などはOKです。)
このスレは、常にage書き込みでお願いします。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 12:28:21.60 ID:UIvGgFmX.net
米キンバリークラークに集団訴訟、エボラ熱防護服の効果めぐり

米日用品大手キンバリークラーク が一部の手術着について、エボラ出血熱の防護効果があると販売しているのは詐欺行為に当たるとして、カリフォルニア州の法律事務所が同社に5億ドル以上の賠償を求める集団訴訟を起こした。
ロサンゼルスの裁判所に29日に提訴したのは法律事務所イーガン・アベネッティ。外科医フレア・シャヒニアンさんとその他50万人の医療従事者や患者を代表した。
イーガン・アベネッティによると、キンバリークラークは手術着「マイクロクール・ブレサブル・ハイ・パフォーマンス・サージカル・ガウン」をエボラウィルスの不透過性があると説明しているが、
実際には業界のテストで不合格となり、エボラ出血熱に対する防護性に関する適切な基準を満たさなかった。
主任弁護士のマイケル・アベネッティ氏はロイターに対して「われわれは(損害として)5億ドル超を請求することになる。
これはキンバリークラークがこの手術着販売で得た収入の最低額を示している」と述べた。その上で「キンバリークラークはただちにこの製品を回収し、食品医薬品局(FDA)や疾病対策センター(CDC)、そして一般の人々に全てを公表する必要がある。
このまま事実を隠ぺいすることで生じるリスクはあまりにも大き過ぎる」と強調した。キンバリークラークの広報担当者はコメントを拒否した。
問題の手術着は同社のヘルスケア事業が製造。この事業は「ハリヤード・ヘルス」という新会社として分離・独立し、11月3日からニューヨーク証券取引所に上場される。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0SQ07X20141031

北朝鮮、エボラ熱対策で全外国人の隔離命令

北朝鮮が、エボラ出血熱の感染拡大に対する予防措置として、入国する全ての外国人を出身国にかかわらず21日間隔離する方針を発表した。
平壌(Pyongyang)に大使館を置く英国政府は30日、平壌にある全ての外国公館に向けて発令されたとみられる隔離命令についての詳細を含む渡航情報を、ウェブサイト上に掲載。
これによると、エボラ熱の影響を受けていると北朝鮮政府が考える国と地域からの渡航者は、「政府指定のホテルで医療関係者の監視の下」21日間隔離される。
それ以外の国と地域からの渡航者も、受け入れ先の機関により指定されたホテルに隔離されるという。
北朝鮮ではこれまでのところ、エボラ出血熱への感染が疑われる患者は報告されていないが、感染拡大への懸念から先週、外国人観光客の入国を拒否する方針を発表している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030483

エボラ熱対策で外国人隔離へ=北朝鮮が各国公館に通知

韓国統一省副報道官は31日の記者会見で、北朝鮮が30日、エボラ出血熱への対応として、自国に入国する全ての外国人に対し、21日間の隔離措置を取ることを在平壌の各国公館や国際機関に通知したと明らかにした。
平壌に大使館を置く英国の外務省が確認した情報という。ただ、南北交流事業のため30日に訪朝した韓国民間団体はこれまで予定通り日程をこなしており、隔離措置の対象ははっきりしないとしている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014103100438

エボラ熱感染、15分で診断=新手法、ギニアで実験へ−仏

フランス政府は30日、エボラ出血熱の感染の有無をその場で約15分で診断できる新たな検査方法について、西アフリカのギニアで11月から試験運用を開始する方針を決めた。
従来の手法では検体を研究所に運ぶ必要があるほか、結果判明までに数時間かかっており、検査の迅速化が期待される。仏メディアが報じた。新手法は仏原子力庁(CEA)と仏製薬会社ベダラが共同開発。
「イージースクリーン」と呼ばれる携帯可能なキットを使い、血液や尿を検査してエボラ熱の感染をチェックする。まだ当局の認可は得ていないものの、CEAはこれまでの実験を通じて一定の有効性を確認している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014103100090

エボラ熱対策、109億円追加支援=世銀

世界銀行は30日、西アフリカ中心に感染拡大が続くエボラ出血熱に対応するため、1億ドル(約109億円)の追加支援策を講じると発表した。
従来分と合わせ、世銀による金融支援は総額5億ドル以上になる。新たな1億ドル分は、西アフリカ諸国で医療従事者が感染者らに迅速に対応するための資金に充てられる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014103100172

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 12:35:15.78 ID:UIvGgFmX.net
エボラ熱「人道の危機」 ウイルス発見の博士に聞く

エボラウイルス発見者の一人で、国連エイズ計画(UNAIDS)事務局長としてエイズ対策を主導したロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長のピーター・ピオット博士(65)が30日、都内で講演した。
講演の質疑や朝日新聞とのインタビューで、いまのエボラ熱の大規模感染は「日本の一般大衆にとって直接の脅威にはなってはいない」としつつ、西アフリカの状況を人道危機ととらえ、日本が得意な支援を生かすべきだと語った。
ピオット氏は「ウイルスが入ってくる準備を医療機関が整えることが大事だ」とし、水際対策について「空港での体温検査は、教育や注意喚起はともかく、科学的にあまり効果はない」と話した。
ニューヨーク州などが西アフリカで感染者と接触した医師らに3週間の隔離措置を導入したことについても、感染地に赴く医師らの熱意をくじくとして知事に撤回を申し入れたという。
国境封鎖などで感染地を孤立化させれば、支援を困難にし、感染克服を阻害すると指摘する。「経済活動は止まり、貧困は拡大し、国が普通の機能を失ってしまう。
保健衛生の問題ではなく、もはや人道危機だ」と話した。保健予算をエボラ対策に振り向ければ、エイズ、結核やマラリアなどその他の病気で死者が増えるだけになると分析した。
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141030005044_comm.jpg
http://www.asahi.com/articles/ASGBZ5FQ3GBZUHBI01N.html

「過剰なぐらい準備を」 エボラ熱発見の学者来日

エボラウイルスを発見した感染症研究の第一人者が来日し、「準備は過剰なくらいでも良い」と訴えました。
ロンドン大学・ピオット博士:「日本も準備態勢を整えることが大事だ。すべての医療関係者が、こうした患者の扱いを十分に訓練しておく必要がある」
来日したロンドン大学のピーター・ピオット博士は、1976年にアフリカのコンゴでエボラウイルスを発見した感染症研究の第一人者です。
ピオット博士は「過剰なくらいに準備する方が、初動の対応が遅れるよりも良い」などと述べ、医療関係者への研修の重要性を訴えました。
また、「流行国での感染を制圧するために、すべての国が現在よりも国際貢献する必要がある」などと述べました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000037836.html

長崎)エボラ対策でWHOに派遣、長崎大准教授が帰国

世界保健機関(WHO)のエボラ出血熱対策に協力するため、スイス・ジュネーブのWHO本部に派遣されていた長崎大熱帯医学研究所の奥村順子准教授(57)=疫学=が帰国して30日、同大で会見を開いた。
奥村准教授は8月20日から10月24日まで派遣され、流行地に派遣する医療従事者らの選定や、感染が疑われる患者を見分ける手順の策定などに携わった。
「本部でエボラ対策に携わる職員は緊張感が高かった。土曜、日曜も会議があり、ぴりぴりした雰囲気だった」と振り返り、
「流行地では治療する場所も、医療従事者も不足している」「宗教上の理由で火葬に反感が強く、埋葬が安全にできない」などと、流行地の厳しい状況を説明した。
http://www.asahi.com/articles/ASGBZ51RRGBZTOLB00F.html

エボラ対策WHO派遣報告 長崎大・奥村准教授

エボラ出血熱対策への協力のため、スイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部に派遣されていた長崎大熱帯医学研究所の奥村順子准教授が30日、長崎市の同大で記者会見し、現地の様子を報告した。
同研究所がWHOの研究協力センターであることから、奥村准教授は薬剤疫学の専門家として、8月21日から10月24日までの約2か月間派遣されていた。
臨床チームに配属され、エボラ出血熱の局地的大流行が発生している西アフリカ3か国での治療方針の策定などに携わったという。
奥村准教授によると、3か国には、エボラ出血熱の確定診断ができるラボが19しかなく、治療を行う施設や医療スタッフも圧倒的に不足していた。
また、長引く紛争などの影響で、現地住民にはエボラ出血熱への知識が乏しく、医療従事者への不信感も根強かった。
そうした中、奥村准教授は、現地住民の文化や感情に配慮した治療体制の確立や、適切な医薬品の使用や防護服の着脱方法といった指針作りに携わった。
奥村准教授はWHO本部の様子について「世界各国から集まったスタッフはみな極限の緊張状態にあった」と振り返り、
「患者の尊厳を守った対応を行うことが重要。すべての患者を適切に隔離し、亡くなった人を安全に埋葬できるようにするため、現地住民と医療者との信頼関係を再構築していかなければならない」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20141030-OYTNT50151.html

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 12:39:46.08 ID:UIvGgFmX.net
エボラ熱、感染疑いの段階で搭乗便名を公表へ 厚労省

エボラ出血熱について、厚生労働省は患者の感染が確定する前の「疑い」の段階で、年代や性別などを公表する方向で検討を始めた。
太田昭宏国土交通相も31日の記者会見で、日本に着いた旅客機に感染の疑いがある乗客が見つかった場合、便名や乗客数を公表する方針を明らかにした。
全日空機で27日にロンドンから羽田空港に到着した男性に感染の疑いがあったのに、国交省と全日空は「厚労省が発表するまで明らかにできない」と、航空会社名や便名を12時間以上公表しなかった。
患者のプライバシーの侵害を招かないように、厚労省は今後、住居地や年代、性別といった公表内容や発表のタイミングの詳細を詰める。エボラ出血熱は発症した患者の体液などに触れない限り、感染しない。
嘔吐(おうと)などがなければ、旅客機の乗客らに感染する可能性は低い。
http://www.asahi.com/articles/ASGB033MFGB0UTIL004.html

エボラ対応、疑い例は情報開示へ 国交相、来週にも公表方法発表

羽田空港に帰国した男性がエボラ出血熱への感染を一時疑われた事案に関連し、太田昭宏国土交通相は31日の閣議後記者会見で、
今後同様のケースがあった場合は「(感染の)疑いがある患者の年齢や性別、滞在国、航空機の便名と乗客数などを公表する方向で検討している」と明らかにした。
国交相は「国民に不安が広がっており、適切な情報開示が重要だ」と指摘。情報をどの時点で公表するかは検討中とし、「具体的な公表方法は、来週早々にも厚生労働省が発表する」と述べた。
また、地方空港への国際線到着客から疑い例が出ることもあり得るため、厚労省と連携し対策を強化する考えを示した。
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014103101001304.html

エボラ熱の致死性、感染者の遺伝子が影響か 米研究

エボラ出血熱は致死性が高いが、全ての人が死ぬわけではない。
エボラ熱の重症度には、感染者の遺伝的特徴が関与している可能性があることを示唆するマウス実験結果をまとめた研究論文が、30日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。

米ワシントン大学(University of Washington)などの科学者チームは、米モンタナ(Montana)州ハミルトン(Hamilton)にある、
高度な安全対策が施された最先端の生物学的封じ込め研究所で、西アフリカで猛威を振るっているエボラウイルスと同一種のマウス適合型ウイルスをマウスに感染させた。
論文によると、感染させたマウスの70%が発病し、うち半数余りが肝炎や内出血により死んだ。また、感染マウスの約19%は、当初は体重が減少したが、後に2週間で元に戻り、完全に回復した。
残り11%は、ウイルスに対して部分反応を示し、うち半数足らずが死んだ。
この実験結果のばらつきは、今年西アフリカで発生したエボラ熱大流行にみられる傾向とよく似ていると研究チームは指摘する。
また、病気の進行結果と死亡率には、マウスの特定の遺伝系列に応じた関連性があることを発見したという。
死に至ったグループは、病気の重症化につながる血管炎症や細胞死を促進する遺伝子の活性が高かった。
一方、回復して生き延びたグループは、血管の修復や感染と闘う白血球の生成に関与する遺伝子に高い活性を示す傾向があった。
さらに、特殊化した肝細胞がウイルスの増殖を防ぐ助けになっていたかもしれないと論文は指摘している。
ワシントン大細菌学部のマイケル・カッツェ(Michael Katze)氏は「医学研究者らが、今回の研究結果を治療法やワクチンの候補に適用できることを期待している」と話している。
だが、今回の研究には参加していない英ウォーリック大学(University of Warwick)のアンドリュー・イーストン(Andrew Easton)教授(ウイルス学)は、
遺伝子と病気の進行結果の間の関連性については他のさまざまなウイルスで同様の観察結果が報告されており、エボラウイルスでの今回の結果も驚くには当たらないとしている。
「これは貴重な情報である一方、論文のデータをそのまま、人間の状況の予測や潜在的な治療法の根拠として用いるのは、現時点では不可能だ」とイーストン教授は指摘。
「今回の研究で使用されたマウスとは異なり、人間は幅広く異系交配を行い、多種多様な遺伝子の組み合わせを持っていることが、人間での遺伝子の影響の評価を難しくしている」と述べた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030473

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 13:51:36.57 ID:UIvGgFmX.net
アフリカの葬儀はエボラ「スーパー・スプレッダー」、研究

西アフリカの伝統的な葬儀で遺体に口づけをしたり手で触れる行為は、エボラ出血熱を含め感染症病を広げてしまう「スーパー・スプレッダー(super spreader)」であるため、やめる必要があるとの研究論文が、30日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。
論文は、葬儀でのそうした行為をやめなければ、リベリアではエボラウィルス感染者が12月初めまでに1日224人のペースで増え続け、同月末までには1日348人ペースに達すると警告している。
西アフリカの伝統的な葬儀では遺体を洗ったり、触れたり、口づけをしたりする慣習がある。大量のエボラウイルスは特に排せつ物内に生存していることがあり、遺体であってもこうした行為はいずれもエボラウイルスへの感染につながる可能性がある。
研究は、米エール大学(Yale University)、米オレゴン州立大学(Oregon State University)の研究者と、感染が最も深刻なリベリアの保健省が、数学的モデル化に基づいて行った。
研究論文によると、リベリアでは現在、2人のエボラウイルス感染者から新たに3人の感染につながっている。
遺体を安全に埋葬する最善策として論文は、収納袋に入れる前に遺体を消毒し、その後もさらに消毒を施すことを奨励している。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、西アフリカでのエボラ出血熱感染者は1万3000人を超え、4900人以上が死亡している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030499

エボラ熱感染地に滞在の科学者は訪問見送って−ルイジアナ州

エボラ出血熱の研究に携わり西アフリカでの感染抑止の取り組みを支援する科学者と医療専門家の多くに、米ルイジアナ州はあるメッセージを送った。それは、同州への訪問を見送ってほしいという要請だ。
同州は、来週ニューオーリンズで年次会合を開く予定の米国熱帯医学会議の会員に対し書簡を送付。書簡には、エボラ出血熱感染が拡大している西アフリカの国々に最近滞在した人は会合に出席するべきではないと記されていた。
同州保健病院局のキャシー・クリーバー局長と安全保障緊急事態準備局のケビン・デービス局長は28日の書簡で、「あなたがニューオーリンズへの将来の訪問を検討することを望んでいる。その際には、われわれは適切にあなたを歓迎できる」と説明した。
米国熱帯医学会議のウェブサイトによると、同会議は100年以上前に創設され、世界中に会員がいる。会合には3588人が登録しているが、同会議は、感染地であるリベリアやギニア、シエラレオネで最近、何人が滞在していたかは把握していない。
同会議は会員宛て書簡で「参加者の一部がルイジアナ州への訪問に関する助言の影響を受ける可能性があるのは残念だが、協力を要請する」としている。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEADPF6TTDSM01.html

米国:大統領側近交代か…エボラ、イスラム国対応後手

米紙ニューヨーク・タイムズは30日、オバマ米大統領がイスラム過激派組織「イスラム国」やエボラ出血熱への対応などが後手に回ったとの批判を受け、
11月4日の中間選挙後にもライス大統領補佐官(国家安全保障担当)ら外交安全保障担当を交代させる可能性があると報じた。
ヘーゲル国防長官がライス氏にシリア政策を批判するメモを送ったとされるなど、政権内の不協和音も取りざたされている。
同紙は、既にエボラ熱でバイデン副大統領の首席補佐官を務めたロン・クライン氏を対策責任者に、
イスラム国対応では、有志国連合を構築する大統領特使にアフガニスタン駐留米軍司令官を務めたジョン・アレン退役大将を起用するなど、大統領が周辺に「新たな血」を入れ始めていると指摘した。
オバマ政権2期目では、外交安全保障を巡り、ホワイトハウスで司令塔となるライス氏らが批判を浴びてきた。
ライス氏ら側近グループとケリー国務長官、ヘーゲル氏らの「距離」も指摘されており、大統領が人事を通じて状況を打開しようとする可能性がある。
同紙はヘーゲル氏が先週、オバマ政権のシリア政策を鋭く批判する2枚のメモをライス氏に送ったと紹介。アサド大統領に米政府の意思をはっきり説明するのを怠ったことを指摘したものだという。
ヘーゲル氏は30日の記者会見で「(アサド大統領にとって)二つの敵が破壊され、より良い立場にいるのではないか」と問われ
「そうだ。アサドはもちろん利を得ている」と強調。メモについても「我々は何が一番かという考えを大統領や国家安全保障会議に提供する義務がある」と、否定しなかった。
http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000e030251000c.html

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 15:31:49.53 ID:UIvGgFmX.net
エボラ出血熱で救急体制の不備が露呈したシエラレオネ

24日、一台の救急車がシエラレオネの首都フリータウンからエボラ出血熱の患者を車で4時間の300キロメートル離れたケネマの郊外にある赤十字の診療所に搬送した。
こうした救急搬送は、同国で「帰らざる旅」とも呼ばれている。

焼け付くような暑さの中、診療所に到着した車を6人の医療関係者が消毒している間、子供の泣き声が聞こえたかもしれない。
消毒の終わった車から、14歳の裸の少年が降りてきたが、妹は出てこなかった。
近くにいた人が「死んでいる」と叫んだ。そこで救急車は診療所を離れ、遺体安置所に妹を降ろした。
救急車は高速道路や人通りの多い街中を通り抜け、ジャングルのでこぼこ道を疾走している。
だが空きベッドを求めて国中を走り回っている救急車が病院に着く前に息絶える患者も多い。シエラレオネの救急医療体制は機能不全に陥っている。
政府は、救急車の運用について再考を迫られている。
フリータウンで国際赤十字・赤新月社連盟のエボラ熱緊急対応作戦の責任者を務めるスティーブ・マッカンドリュー氏は
「救急車と医療機関との連携が重要だが、全く機能していない」とし、「それが事態を悪化させているのかもしれない」と話す。
同国では最近まで保健省が要請に応じ救急車を手配し、その後、地元当局に対応を要請していたが、コロマ大統領がこのほど、退役将校をエボラ熱対応センターの責任者に任命した。
同センターが患者の容態を判断し、病院に搬送するか、監視するか、さらには埋葬するかを決める。
このセンターの責任者パロ・コンテー元少将は、「この組織は議論の場ではない。行動する組織だ」と述べ、兵士を訓練して救急車を運転させていると胸を張った。
だが、なぜ救急車が、長い距離を走らなければいけないかについて詳しく話そうとはしなかった。
専門家らは、西アフリカのエボラ熱の感染拡大を抑えるには救急医療体制の強化が必要だと述べる。
シエラレオネ政府には、まだやるべきことがたくさんある。
リベリアとギニアではエボラ熱は狭い地域に集中しているが、シエラレオネでは国内全域に広がっている。
ある救急車は、空きベッドを探し、フリータウンから400キロ離れた国境に近いカイラフンの治療センターに来た。
「重症の患者にとっては遠すぎる距離だ」と救急車の運転手、モハメド・カマラ氏は話す。だが、長旅が危険なのは患者だけではない。
悪路で患者の治療をしている医療従事者が運転手に倒れかかり、感染させてしまうといったことも起きている。
冒頭の兄妹の妹が死んだ後、今度はその母親が生まれてわずか4日の乳児を、別の救急車で診療所に連れて行った。
しかし赤十字によれば、乳児はすぐ死亡し、2、3日後には少年も死んだ。父親もエボラ熱と疑われる症状ですでに亡くなっており、母親が一人残された。
http://si.wsj.net/public/resources/images/WO-AU261_AMBULA_G_20141029175347.jpg
http://jp.wsj.com/news/articles/SB11875414796426453974304580247661558007400

エボラ対策費調達49%止まり WHO、リベリア死者は下方修正

世界保健機関(WHO)は29日、西アフリカなどで感染が拡大中のエボラ出血熱について、治療センターの設置など対策に必要な2億6千万ドル(約283億円)のうち49%を調達したと発表した。
また確保のメドがついているのは15%分で、不足分について加盟国に支援を呼びかけている。
同日発表した27日までの集計によると、感染者数は疑いのある人も含め1万3703人。死者数は25日の前回発表から2人下方修正され、4920人だった。
約1週間前の19日までの集計に比べると、リベリアでの死者数が約290人減った。エボラ熱の疑いで死亡したものの、後に違うと判明した人が多数いたという。
同期間にシエラレオネでは241人、ギニアでは93人が新たに死亡したとしている。
WHOが公表する感染者数には、感染を確認した人に加え「可能性が高い」と「疑いがある」という分類の人も含まれている。
感染者数が6535人で最多のリベリアの場合、「可能性」と「疑い」に分類される人が4千人を超えている。
WHOのエイルワード事務局長補は29日、集計発表前の記者会見で死者が5千人を超えたとの認識を示していた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO79122400R31C14A0FF1000/

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 23:00:04.72 ID:UIvGgFmX.net
「中国人のエボラ感染者なし」 中国外務省

中国外務省の林松添アフリカ局長は31日の記者会見で、西アフリカでの流行が続くエボラ出血熱について「現在のところ感染した中国人はいない」と述べた。
中国政府によるアフリカへのインフラ支援の積極化で、西アフリカでも中国国有企業の中国人労働者が増えている。アフリカと中国との往来者数の増加に伴い、中国国内ではエボラ出血熱への懸念が高まっている。
11月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催を控えた北京市政府も31日、北京空港でエボラ出血熱への感染が疑われる人が発生したことを想定し、空港から病院に移送する訓練を実施した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM31H19_R31C14A0FF1000/

APEC控え国際協調訴え=エボラ熱、アフリカ支援拡大−中国

中国がエボラ出血熱の感染が拡大する西アフリカへの支援に力を入れている。これまでに実施・表明した援助額は7億5000万元(約133億5000万円)に達した。
1カ月後には軍が建設する治療センターの運営が始まる予定だ。北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を控え、国際社会に「世界と協調する大国の姿」をアピールしている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014103100773

中国がリベリアに軍派遣へ、エボラ熱対策を支援

中国は31日、エボラ熱対策を支援するため、リベリアに軍隊を派遣すると発表した。国際社会の支援強化を訴える国連の呼びかけに応じる。
リベリアに派遣されるのは、2002年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した際に対応した経験を持つ人民解放軍(PLA)の1部隊。リベリアでは、治療センター(100床)を建設する予定。
西アフリカでのエボラ熱流行をめぐっては、米国が数千人規模の軍を派遣したほか、約10億ドルの支援を約束しているが、アフリカの最大の貿易パートナーである中国の対応は不十分、との批判が出ている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0IK0WQ20141031

エボラ出血熱:隔離めぐり米で論争…帰国の看護師vs州

西アフリカでエボラ出血熱の治療に携わって帰国した米メーン州の女性看護師、ケーシー・ヒコックスさん(33)への対応を巡り、自宅での「隔離」を要請する州当局と、これを拒否するヒコックスさんの対立が高まっている。
30日にはヒコックスさんが自転車で外出を強行し、警察が追尾する事態も発生。州は法的な強制措置も辞さない構えだが「強制隔離」は憲法論争にも発展するなど波紋が広がっている。

◇人権か、公共の福祉か

「絶好のサイクリング日和」。米テレビは、恋人の男性と自転車で外出したヒコックスさんを追いかけ、州警察の車両が追尾する映像を放映した。
ただ、警察はヒコックスさんの外出を止めなかった。メーン州当局はヒコックスさんの弁護士と交渉したが決裂。ルページ知事は「あらゆる権限を行使する」との声明を出した。

ヒコックスさんはエボラ熱流行国のシエラレオネから24日に帰国し、ニュージャージー州の病院に隔離され、その後、陰性と判明しメーン州の自宅に戻った。
ヒコックスさんは、米疾病対策センター(CDC)が発表した指針に基づき体温測定など体調を自己管理し衛生当局にも連絡していると指摘。感染の兆候もなく隔離は必要ないとしている。

米政府によるエボラ出血熱の治療に携わった医療従事者らへの対応指針
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20141031k0000e030252000p_size8.jpg

指針は感染危険度を4段階に分類。エボラ熱の兆候がある場合はいずれもすぐに隔離される。
防護用品を着用せずに治療した場合などは危険度が最高の「高リスク」とされ、兆候がない場合でも公共交通機関の利用などが制限される。
ヒコックスさんは危険な状態での治療はしていないという。
ノースウエスタン大のユージーン・コントロビッチ教授は「破壊的な感染症のリスクにさらされた場合は(兆候がなくても)隔離は正当化される」と公共の福祉を優先する。
だが、米自由人権協会(ACLU)は「個人の権利が侵害されていいのは公衆衛生への脅威が深刻になった場合に限る」と反論するなど見解は分かれている。
http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000e030241000c.html

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 23:49:30.09 ID:UIvGgFmX.net
エボラ制圧へ「地域ケア」

ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部でエボラ出血熱対策の立案に協力した長崎大熱帯医学研究所の奥村順子准教授(58)が30日、長崎市文教町の同大で帰国報告の会見を行った。
WHOは今後、大流行している西アフリカに約千カ所の「地域ケアセンター」(仮称)を設け、流行の終息を目指す。
准教授は8月下旬から約2カ月間、WHO本部に派遣されて戦略会議に出席。諸外国のスタッフと共に新たな対策づくりに携わった。
西アフリカでは医療施設と医師、看護師らの不足が大きな課題。「地域ケアセンター」はエボラ熱から回復した人や患者の家族が中心になり、防護服を装着して看護や経過観察を行い感染拡大を防ぐ。
現地ではマラリアがまん延しており、エボラ熱との振り分けも重要という。
医療機関を受診した人がエボラ熱患者と接触がなく、下痢嘔吐(おうと)などの症状もない場合は、抗マラリア薬を処方した上で帰宅させて2日間様子を見る「トリアージ(治療順序の優先付け)」の指針も作成した。
准教授は「現地では医療に対する信頼が低下していると本部に伝わっている。地域社会に主眼を置いたアプローチや、住民と対話しながらの教育が必要」と話した。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2014/10/31090000015585.shtml

エボラ出血熱備え検疫官増員

エボラ出血熱の感染が西アフリカを中心に拡大していることを受けて、佐賀空港でも国際線で入国する人たちの体調などを検査する検疫官を増やし、水際での対策を強化しています。
西アフリカを中心に感染が広がっているエボラ出血熱について、WHOが29日に発表した最新の状況では、感染やその疑いのある人は1万3000人を超えています。
こうした中、2つの国際線が乗り入れている佐賀空港でも、入国する人たちの体調などを検査する検疫官がおとといから1人増えて2人態勢となり、水際での対策を強化しています。
31日は、午後4時すぎにソウルからの便が到着すると、検疫官は、乗客ひとりひとりに対して、感染が広がっている西アフリカに滞在したことがあるかどうか質問していました。
続いて、体温を調べるサーモグラフィーの画面を見ながら、すべての乗客について、発熱の症状がないかチェックしていました。
厚生労働省福岡検疫所によりますと、佐賀空港に到着した乗客に発熱の症状がみられる場合は、
まず空港内の別室に移され、エボラ出血熱の感染の疑いがあると判断されると、佐賀市にある指定医療機関の佐賀県医療センター好生館に搬送されるということです。
福岡検疫所の中村勝検疫官は「決して対岸の火事ではなく、私たちも危機感を持って職務にあたっている。感染拡大を防ぐために旅行者の方々にもご協力をお願いしたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5085831681.html

エボラで医療関係者ら初会合

西アフリカなどでエボラ出血熱の感染が拡大していることを受けて、31日夜、三重県では初めて行政や医療機関の担当者が集まって緊急の対策会議が開かれました。
この会議は、エボラ出血熱の感染が西アフリカを中心に拡大していることを受けて三重県では初めて開かれました。
会議には県や保健所の担当者、それに三重県では唯一患者を治療する指定医療機関になっている伊勢赤十字病院の医師など約30人が出席し、意見交換が行われました。
出席者からは、感染が疑われる患者が発生した場合、まず患者をどこに待機させるかや、指定医療機関への搬送方法が分かりづらいとか、消毒方法や防護服の着方がよく分からないなどの意見が相次ぎました。
こうしたことなどから、万一の事態に備え、関係機関が連携して対応することが重要だとして近く、合同での研修や訓練を実施できないか検討することになりました。
出席者の1人で、過去にアフリカでエボラ出血熱の患者の診察にあたった経験がある三重病院の谷口清洲医師は
「日本中どこでも感染者が出る可能性はあるが、体液との接触を防げば神経質になるウイルスではない。それぞれの機関が淡々と対策を進めていくことが重要だ」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075852231.html

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/31(金) 23:52:35.30 ID:UIvGgFmX.net
エボラで県と保健所が対策会議

西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大していることを受けて、群馬県は県内の保健所の担当者を集めた対策会議を開き、県内で患者が出た場合の対応などについて確認し合いました。
エボラ出血熱は、西アフリカを中心に感染が拡大していて、WHO=世界保健機関によりますと、感染したり、感染した疑いがある人は、合わせて1万3000人を超えています。
日本では、感染症法で最も危険性が高い「一類感染症」に指定され、感染の疑いがある人は全国45か所の指定医療機関で治療を受けることになっています。
31日は、県庁で県内に12ある保健所の担当者などおよそ30人が参加して、対策会議が開かれました。
はじめに、県保健予防課の津久井智課長が、「世界的に感染が拡大し、予断を許さない状況だ。対応の方法を確認し、万全な態勢を取っていきたい」と述べました。
続いて、県の担当者が医療機関で患者を確認した場合、医師から直ちに保健所に連絡することやウイルスを拡散させずに患者を車で搬送する方法などを説明しました。
さらに、県内では唯一、前橋市の群馬大学医学部附属病院が、エボラ出血熱の治療を受けることができる医療機関に指定されていることを紹介し、患者との接し方や防護服の着方について訓練を受ける必要があると確認しました。
県では、11月初めまでに詳しい対応手順をまとめ、エボラ出血熱への備えを進めたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065789321.html

県内関係機関が連携 エボラに備え初会議

世界中で感染が続くエボラ出血熱に対し県内でも対応を協議です。
県は31日、県内でエボラ出血熱患者が確認された場合に備え関係機関を集め対策を話し合う会議を初めて開きました。
今回の会議は県内でエボラ出血熱の感染が疑われる患者が確認された場合の手順について情報を共有しようと県が初めて開いたものです。
31日は、県内で唯一エボラ出血熱の指定医療機関となっている県立中央病院の担当医や保健所、消防などから30人が出席しました。
中では、厚生労働省が示したマニュアルに基づいて県内での対応を確認しました。
富山空港で西アフリカに滞在歴がある発熱患者が確認された場合は、空港内で医師が診断し必要があれば県立中央病院に搬送することになります。
また、患者が自宅に戻ってから発熱した場合は自宅待機を要請し県立中央病院に搬送します。
このほか、会議では参加者から二次感染を防ぐため防護具の取り扱いについて訓練が必要、といった意見が出されました。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20141031171019

エボラ出血熱想定 初訓練

西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大するなか、エボラ出血熱の感染が疑われる人が見つかったことを想定した訓練が岩手県内で初めて盛岡市で行われました。
この訓練は岩手県が今回初めて行ったもので、岩手県内で唯一患者を受け入れることができる盛岡市立病院の担当者や県内の保健所の職員など40人が参加しました。
訓練は、エボラ出血熱の感染が疑われる男性が県内で見つかったという想定です。
対応にあたる職員たちだけでなく、感染が疑われる男性役にも外部との接触を減らすため防護服を着用してもらったうえでウイルスが外にもれないよう特殊なフィルターがついた車で男性を搬送し、作業の手順などを確認していました。
訓練のあと関係者による会議が非公開で行われ、県内の医療機関で感染が疑われる人が見つかった場合、ただちに盛岡市立病院に搬送することなどを確認したということです。
県医療政策室の野原勝室長は「国内でエボラウイルスの感染が疑われたケースもあり、県内でもあり得ると考えている。
医療機関だけでなく、警察や消防などとも連携を密にして、いざという場合に備えていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045807501.html

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 00:00:31.61 ID:sRw8dOFK.net
二次感染招く防護服の着脱ミス 福井県立病院がエボラ対応強化

西アフリカで流行するエボラ出血熱の感染が欧米にも飛び火する中、国内患者受け入れ先の一つ、福井市の福井県立病院は、県内で感染が疑われる患者が出た場合の備えを強化している。
治療に当たる対応チームの医師、看護師を中心に職員が防護服の着脱訓練をしたり、全職員対象の研修会を開いたりと院内感染防止の対策に取り組んでいる。

▼設 備
エボラ熱など危険性が極めて高い感染症に対応できる指定医療機関は38都道府県に45カ所(計92床)あり、本県は県立病院が唯一。
感染が広がるギニアやリベリアなどへの渡航歴があり、症状が出た患者が県内で見つかれば、同病院に搬送される。
指定医療機関がない石川県から運ばれる可能性もある。血液などの検体は国立感染症研究所(東京)に送られる。
隔離病室は北病棟12階の2室(2床)。汚染された空気が室外に出ないよう気圧調節する機能が付いており、換気口にはウイルスを通さないフィルターを備える。面会謝絶のため、家族らと話をするテレビ電話もある。
病室と清潔なエリアを隔てる前室は、医師らが防護服を脱ぐスペースで、壁にはイラスト付きで手順が掲示してある。
近くには非常用エレベーターがあり、院内感染対策責任者の宇都宮永紀看護師は「通常とは別の入り口から直接患者を運び込める」と説明。厳重な管理態勢がうかがえる。

▼研 修
治療は各病棟から選抜された医師3人、看護師17人の対応チームが当たる。「専門知識を持ち、防護服の着脱ができる人たち。使命感で成り立っている」と宇都宮さん。
10月は、防護服の着脱訓練を数回に分けて行った。対応マニュアルに基づき、搬送から入院までの手順を確認するシミュレーションにも取り組む。
長期化や不測の事態による人手不足に備え、24日から今月7日までの全職員を対象にした院内感染防止研修では、エボラ熱を取り上げた。
受け入れ先として職員の意識を共有する狙いもあり、27日は約220人が参加した。
感染制御担当で対応チームの小嶋徹医師がエボラ熱について「患者の血液や体液に直接触れないことが最重要」と強調。
欧米の病院では防護服を着用しても二次感染が起きたケースがあり、手袋を外す際に誤って患者の体液が付いた部分に触れた可能性があると注意を促した。

▼訓 練
参加者が防護服の着脱に関するDVDを見た後、医師、看護師ら十数人が残り、実際に着脱訓練をした。検体の採取などに関わる臨床検査技師、放射線技師も参加した。
宇都宮さんらが、手順ミスがないよう2人1組で確認しながら着脱し、二重にした手袋や帽子などはゆっくりと裏返しながら取るポイントを説明した。
参加者は「ゴーグルと帽子の隙間が気になる」「汚染した部分を触らないように練習しないと」と、留意点をチェックしていた。
マスクなどで完全防備のため「暑くて息をしづらい」という厳しい環境。防護服姿で治療した後は疲れて集中力が落ちる恐れもあり、脱ぐ時が最も危険とされる。
小嶋医師は「手順を一つ間違えるだけで感染につながる可能性がある。着脱訓練を重ねて感染のリスクを下げたい」と表情を引き締めた。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/photos/20141031165601_1148508395.jpg
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/56381.html

エボラに対応 医療機関設置目指す (秋田県)

西アフリカで流行しているエボラ出血熱について、感染者を受け入れる医療機関が県内にないことを踏まえ、佐竹知事は受け入れが可能な第一種感染症指定医療機関の県内への設置を目指す考えを示しました。
エボラ出血熱の感染者が国内で確認された場合は、国の要件を満たした第一種感染症指定医療機関で受け入れることになっています。
この指定医療機関は、東北では岩手と山形、福島県にひとつずつがありますが県内にはありません。そのため、県内で感染者が確認された場合は、岩手の盛岡市立病院に搬送することになっています。
こうした現状を踏まえ、佐竹知事は「国際空港があるなかで対応する病院がないことに問題意識を持っている。
そう時間をかけずに方向性を探るよう指示した」と述べ、エボラ出血熱の受け入れが可能な第一種感染症指定医療機関の県内への設置を目指す考えを示しました。
県では、県内の病院に打診をして、設備整備などについて協議をしているということです。
http://www.news24.jp/nnn/news8617441.html

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 11:43:41.84 ID:sRw8dOFK.net
カナダ、西アフリカからのビザ発給一時停止 エボラ熱で

カナダ移民省は31日、エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカからの査証(ビザ)の新規発給を一時停止すると発表した。
発給停止は主要国ではオーストラリアに続き2カ国目。世界保健機関(WHO)は「入国制限では感染拡大を止められない」と各国に呼びかけていた。
既にビザを申請している場合も発給しない。一方、現地で治療にあたったカナダ人の医療従事者らは帰国でき、既にビザを持っている人も入国できるという。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H0Q_R01C14A1NNE000/

エボラ熱:カナダがビザ発給停止 豪に続き2カ国目

ナダ市民権・移民省は10月31日、エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアからの渡航について、査証(ビザ)の発給を一時停止したことを発表した。
エボラ熱の感染防止対策として、ビザ発給停止措置に踏み切ったのは先進国ではオーストラリアに続いて2カ国目。
カナダでは、エボラ熱の感染者は確認されていないが、同省は「カナダ国民の健康を守るための予防的措置」としている。
http://mainichi.jp/select/news/20141101k0000e030170000c.html

エボラ熱警戒、カナダがビザ発給停止 流行国の滞在者に

カナダ政府は10月31日、エボラ出血熱が大規模に流行している国に滞在していた人を対象にビザの発給を停止すると発表した。
先進国では、オーストラリアに続く2カ国目の措置とみられる。カナダではエボラ患者は確認されていないが、アンブローズ保健相は「カナダ国民を守ることが最優先だ」と声明を発表した。
今回の措置は、過去3カ月に流行国に滞在していた人を対象としている。具体的にはギニア、リベリア、シエラレオネの滞在者が対象になるとみられる。
すでにビザを持っている人や、西アフリカから帰国するカナダ人の入国には影響がないという。地元CBCテレビによると、カナダ政府の担当者は「オーストラリアの措置ほど厳しくはない」と語ったという。
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は10月29日、米ブルームバーグへのインタビューで「渡航禁止が防御の有効な手段であることを示す証拠はない」と、オーストラリア政府の対応を批判したばかり。
CBCは、今回の措置でカナダもWHOと対立する形になる、と伝えている。
http://www.asahi.com/articles/ASGC1232HGC1UHBI00H.html

米地裁、エボラ熱治療看護師の外出認める 州の制限要請却下

米東部メーン州連邦地方裁判所は31日、シエラレオネでエボラ出血熱治療にあたって自宅に戻った女性看護師に対し、外出を認める判断を下した。
ルパージュ州知事は感染防止のため看護師の外出制限を求めていたが、地裁は要請を却下。米疾病対策センター(CDC)の指針に準じて看護師の自由を認めた形だ。
保健当局が看護師の体温や症状などを毎日電話で経過観察することや、症状が出た際にはただちに当局に知らせること、旅行に行く際には当局と事前に相談することを条件とした。
地裁の10月30日付の仮処分では、ショッピングセンターなど公共の場に行かないことや、散歩の際には他人から3フィート(約91センチメートル)離れることなども求めていたが、条件から除いた。
米メディアによると、看護師は31日、「良い妥協策で、条件は守る」と歓迎の意を示した。ルパージュ知事は「裁判所が条件を緩めたのは残念だが、法に従う」と表明した。
看護師は10月24日に帰国し、空港のあるニュージャージー州の病院で一時強制隔離されていた。
その後、解放されてメーン州の自宅に戻ったが、同州が21日間の自宅待機を要請し、自宅に警官を派遣して監視した。看護師は「人権侵害だ」と訴え友人と自転車で外出するなど、州に反発していた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM01H06_R01C14A1NNE000/

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 11:54:19.15 ID:sRw8dOFK.net
エボラ熱:看護師隔離取り消し 米地裁決定、論争「決着」

米北東部メーン州の地裁は10月31日、西アフリカでエボラ出血熱患者を治療し帰国した女性看護師、
ケーシー・ヒコックスさん(33)に対して州が要請している「自宅隔離」には理由がないとして退け、州衛生当局への連絡を条件に外出の自由を認める決定を出した。
ヒコックスさんは歓迎の意向を示し、州側も従う見解を表明。人権か公共の福祉かを巡る論争に発展した問題は、最低限の「制約」を課すことで決着した。
「国境なき医師団」の活動に参加している医療従事者のうち、11月には20人程度が西アフリカなどから帰国する予定といい、今回の決定は「強制隔離」を導入している一部の州の対応に影響を与える可能性もある。
決定では、ヒコックスさんに「感染の兆候はなく、他人に感染させるおそれはない」と指摘した。
一方で、「公共の安全確保」のため、ヒコックスさんに(1)1日1回の衛生当局による体調検査(2)途切れない検査のため外出や遠出の際は衛生当局と調整(3)感染の兆候が確認された場合はただちに衛生当局に連絡??の3点を命令した。
地裁は30日、米疾病対策センター指針に基づき「自宅隔離」は求めず、外出時は他人から1メートル離れるなどの仮処分を出した。
31日にはヒコックスさんの主張を踏まえ大幅に外出制限を軽減。「1メートル」の制限も取り消した。ただ、毎日の検査義務があり旅行は事実上制限される。ヒコックスさんの場合、潜伏期間の最終日は11月10日。
ヒコックスさんは10月24日にシエラレオネから帰国した際にニュージャージー州で隔離された。検査で陰性と判明した後、27日に自宅のあるメーン州に戻った。
ヒコックスさんは体調に異常はないのに隔離を強要されるのは「人権侵害」として撤回を求め、30日には友人と自転車で外出。これに対し州が地裁に提訴していた。
http://mainichi.jp/select/news/20141101k0000e030196000c.html

看護師の外出禁止は「非合理的」 エボラ熱で米裁判所

米東部メーン州の裁判所は10月31日、エボラ出血熱の感染防止を理由に女性看護師ケイシ・ヒコックスさん(33)を自宅から外出禁止にするのは「非合理的」とする判断を示した。
ヒコックスさんが州の指示を無視して30日に外出したため、州は外出を禁止する裁判所の命令を求めていた。
感染症の拡大防止という公共の利益と個人の自由をめぐり続いた議論は一つの結論をみた。エボラ熱患者と接触した医療関係者を21日間強制隔離する措置を最初に導入した東部ニューヨーク州などの今後の方針にも影響しそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110101001163.html

TAPポルトガル航空、ギニアビサウへの就航を延期

TAPポルトガル航空は2014年10月28日から運航を予定していたリスボン/ビサウ(ギニアビサウ)線の就航を延期すると発表しました。延期する期間は45日未満としています。
延期の理由は運航条件が満たされていないためとしています。延期する期間の予約変更はすでに受け付けています。TAPポルトガル航空は、リスボン発で火、木、土、ビサウ発で水、金、日の週3便をA320で運航する計画です。
ギニアビサウはエボラ出血熱の流行を受け、ギニアとの国境を封鎖するなど、エボラウイルスへの感染者は確認されていません。今回の延期の理由はエボラ出血熱との関連は不明です。
http://flyteam.jp/news/article/42319

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 11:59:27.70 ID:sRw8dOFK.net
エボラ対応病室の整備進む

エボラ出血熱の感染が西アフリカを中心に広がる中、青森市にある県立中央病院で、エボラ出血熱をはじめ、危険性の高い感染症の疑いがある患者を治療する病室の整備が進んでいます。
青森市東造道にある県立中央病院では、青森県の計画に基づいて、ことし8月から、病棟9階の感染症病棟に新しい病室の整備を進めています。
感染症法で、危険性が極めて高い「1類感染症」に指定されているエボラ出血熱などの疑いがある患者を治療するため、ウイルスなどの病原体が外に漏れ出さないよう、病室にはさまざまな対策が講じられています。
外部と病室の間には医師や看護師が着替えや消毒などを行う「前室」と呼ばれる部屋が設けられ、外部からの扉を閉めないと、病室につながる扉を開けない仕組みにするということです。
病室のベッドは1床で、風呂やトイレから出る汚水などは、すべて化学処理してから、下水に流されることになっています。
さらに、ほこりなどに付着したウイルスが部屋の外に飛び出さないよう、病室の気圧をまわりより低くし、天井に設けた専用の排気用ダクトには、特殊なフィルターを取り付けるということです。
エボラ出血熱の疑いがある患者が出た場合でも、県内には今のところ、受け入れが可能な医療機関はありませんが、青森県は来年3月末までに病室の整備を終え、対応できるようにしたい、としています。
病室の運用にあたる県立中央病院救命救急センターの大西基喜センター長は「人材の研修を行うなどソフトとハードの両面から感染症の防護対策を進めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085793611.html

県が対策会議 エボラ患者の対応確認

◇県立中央病院で受け入れ

西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱の問題で、県内で感染の疑いがある患者が発生した場合の対応を話し合う初めての会議が10月31日、富山市内で開かれた。
県の厚生センターや富山市保健所が連絡を受け、専用の移送車で県立中央病院(富山市西長江)に搬送する手順を確認した。会議には、県や病院、警察、消防、検疫所など各機関の担当者ら約30人が出席。
患者が出た際の連絡や、県立中央病院の受け入れ態勢、富山空港や伏木富山港で現在実施されているサーモグラフィーを使った体温チェックなどの水際対策について、各担当者が説明した。
同病院などに配備されている防護服の着脱方法についても確認した。
県健康課によると、県内でエボラ出血熱に感染した疑いがある患者が生じた場合は、感染症法の規定に基づき、県内に4か所ある厚生センターか富山市保健所が対応する。
各センター・保健所には、専用の移送車があり、2次感染を防ぎながら患者を病院へ運ぶことができる。それ以外の医療機関や消防の救急車では、2次感染を防げないため、対応できないという。
患者の受け入れ先は県内で唯一、エボラ出血熱を含む「第1種感染症」の指定医療機関となっている県立中央病院になる。
同病院には、防護服や一般患者と隔離された診療室が整っており、防護服を身に着けた医師や看護師らが対応する。
エボラ出血熱は最長21日の潜伏期間があり、空港や港を通り抜けた後に発症患者が出た場合の対応が問題となる。
患者が119番で普通の救急車を呼んだり、県立中央病院以外の医療機関にかかったりすると、他の受診者や医師らに感染が広がる恐れがあるため、関係機関の迅速な連携が重要になる。
県健康課の長岡丈道課長は「感染の疑いがある場合は厚生センターや保健所へ速やかに連絡がいく態勢を整えたい。空気感染はしないので、冷静に対応することが大切だ」と話した。
エボラ出血熱は、致死率が5割を超えるとされる感染症で、西アフリカを中心に感染者が1万人を超えている。厚生労働省はリベリア、シエラレオネ、ギニアの3か国に滞在した人に、検疫所で健康状態を報告するよう義務付けている。
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20141031/20141031-OYTNI50105-L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20141031-OYTNT50487.html

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 12:02:28.01 ID:sRw8dOFK.net
エボラ熱、発生想定し訓練 盛岡、保健所など対応確認

県は31日、盛岡市北飯岡1丁目の県環境保健研究センターで、西アフリカを中心に感染が広がるエボラ出血熱の県内発生を想定した患者搬送訓練を実施し、連絡会議を開いた。
盛岡市立病院や県内10保健所、消防・警察などから約40人が参加し、有事の際の対応を確認した。
訓練は、感染の疑いがある人を自宅から第1種感染症指定医療機関の同病院に搬送車で移送する流れを確認。防護服を身にまとった同センター職員が誘導した。
防護服や保護具の着脱については、同センター職員が手本を示しながら注意点を説明。二重の手袋や服、長靴、マスクなどの着脱手順と自らが感染しないための基本事項を伝えた。
連絡会議では、県が医療機関や保健所に通知している患者発生を想定した基本対応などをあらためて確認した。
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2014/m11/d01/nm_morioka_kunren141101.JPG
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141101_1

患者搬送態勢を確認 エボラ熱 行政機関 県内感染想定し訓練

西アフリカを中心に感染が拡大するエボラ出血熱の県内発生を想定した訓練は31日、盛岡市の県環境保健研究センターで行われた。
県や各保健所の職員らが参加し、防護服の着脱や感染が疑われる患者の搬送訓練を行い、万一の事態に備えた対応を確認した。
県が行政機関を対象に初めて実施。県内の10保健所、第1種感染症指定医療機関の盛岡市立病院、県警本部、盛岡地区消防本部から関係者40人が参加した。
搬送訓練は、西アフリカに渡航歴のある入国者が21日以内に発熱。保健所職員による診断で感染が疑われるとして、自宅から市立病院に搬送するとの想定で行われた。
防護服を着た保健所職員2人が搬送従事者を務め、簡易防護服に身を包んだ患者を車両に乗せた後、パトカーの先導で搬送した。
エボラ出血熱については、厚生労働省の通知を受けた県が27日、医療機関と行政関係に国内発生を想定した対応を通知。
この中で医療機関に対して▽発熱症状の患者の渡航歴確認▽西アフリカの過去1カ月以内の滞在歴と発熱症状がある場合の保健所長への届け出▽発熱症状の患者から電話の問い合わせがあった場合の保健所への連絡要請―を求めるよう通知した。
東北で第1種感染症指定医療機関があるのは、本県、山形、福島の3県で、市立病院(2床)を合わせ3医療機関6床。
県などは今後、隣県との受け入れ体制を含め協議していくほか、医療機関の感染制御研修会、市立病院の医療支援体制の再構築として関係支援病院連絡会議などを開くとしている。
県保健福祉部医療政策室の野原勝室長は「疾病の重篤性や医療従事者の二次感染があることを踏まえ、訓練を通して手順を見直し、万全の体制を組みたい」と話していた。
http://www.iwanichi.co.jp/iomedia/3/20141101-hana_kanja.jpg
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_41589.html

エボラ熱 盛岡で搬送訓練

西アフリカを中心としたエボラ出血熱の感染拡大を受け、盛岡市立病院と岩手県内の保健所、関係機関は31日、県内での患者発生を想定した搬送訓練を実施した。
危険性の高い感染症の指定医療機関となっている盛岡市立病院のほか、10保健所、県環境保健研究センターなどから約40人が参加。
訓練は西アフリカからの帰国者1人が県内の自宅で発熱し、出血熱に感染した疑いがあるとの想定で行われた。
保健所職員が感染症用の防護服とマスクを着用。隙間をテープでふさぎ、全身を覆った。ウイルス拡散防止のため患者にも同様の防護服を着せ、専用車両で市立病院に想定した県環境保健研究センターに搬送した。
県医療政策室の野原勝室長は「疾病の重篤性や医療従事者の二次感染などを考慮し、万全を期していく」と話した。
市立病院に患者が入院した場合に備え、6日は関係支援病院との連絡会議を開催する。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141101_33028.html

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 12:48:02.56 ID:sRw8dOFK.net
国連「エボラ感染の勢い弱まる地域も」

国連でエボラ出血熱への対策を統括するナバロ調整官は、各国の支援が一定の成果を挙げて一部の地域では感染の勢いが弱まっていることを明らかにしたうえで、
来月初めまでに患者の70%を隔離して感染拡大に歯止めをかけるという目標の達成に向けて全力を挙げる考えを示しました。
国連でエボラ出血熱への対策を統括しているナバロ調整官は31日、ニューヨークの国連本部で進捗(しんちょく)状況について記者会見を行いました。
この中でナバロ調整官は、資金や物資が必要な量の半分程度まで集まって現地の医療活動が強化されているとしたうえで、
「一部の地域ではわれわれが期待していたように感染の勢いが弱まる傾向がみられるようになった」と述べ、
各国の支援が一定の成果を挙げていることを明らかにしました。そして、来月初めまでに患者の70%隔離して治療する態勢を整えることで感染拡大に歯止めをかけるという目標について、
「直前まで分からないが、われわれは進むべき方向に進んでいる」と述べ、達成に向けて全力を挙げる考えを示しました。
一方、西アフリカで患者の治療に当たった医療関係者らを隔離する動きがアメリカの一部の州などで広がっていることについて、
「科学的な根拠がなく各国の医療関係者に対して心理的な圧迫を与えるものだ」として、直ちに撤回するよう求めました。
https://twitter.com/davidnabarro UN System Coordinator David Nabarro
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141101/K10058743111_1411011212_1411011225_01.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141101/k10015874311000.html

カナダ エボラ流行国対象のビザ 一時停止

カナダ政府は、エボラウイルスの感染を水際で防ぐためとして、流行が続く西アフリカの3か国から入国を希望する人に対して、新規のビザの発行手続きを一時的に停止すると発表しました。
西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国を中心に患者が増え続けているエボラ出血熱は、WHO=世界保健機関の最新の発表で、感染やその疑いがある人が1万3000人を超えるなど深刻な事態が続いています。
こうしたなか、カナダ政府は31日、エボラ出血熱の流行が続く3か国からカナダに入国を希望する人に対して、新規のビザの発行手続きを一時的に停止すると発表しました。
対象となるのは、3か月以内にこの3か国に滞在したことがある外国人です。
一方で、ビザが必要なくカナダに入国できる人は対象には含まれておらず、現在、西アフリカで支援活動を行っているカナダ人の医療従事者にも影響はありません。
カナダではエボラ出血熱の患者はまだ確認されていませんが、アンブローズ保健相は「われわれの最優先事項は、カナダ国民を守ることだ。そのためにあらゆる準備をしている」とコメントしています。
エボラ出血熱を巡って、カナダの隣国アメリカでは、西アフリカからの入国を制限すべきという意見が野党・共和党から出ているのに対して、オバマ大統領は入国を禁止する必要はないという考えを示しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141101/t10015877331000.html

エボラ出血熱は西アフリカ諸国の葬儀の様式を変え、棺桶屋が苦戦

BBCによると、西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアではエボラ出血熱が大流行している。リベリアの首都モンロビアではほぼ毎日死者が出ている。エボラウイルスは、葬儀など、現地の人々のライフスタイルを変えている。
遺体収納袋が棺桶に取って代わり使われている。エボラウイルスに感染して死んだ人の遺体は高い感染力を持っているので、密封して埋葬または火葬する。
リベリアでは、葬儀は大規模な儀式だ。親しい友人らが棺桶の周りに集まって、通常は死者の遺体に触ったりして永遠の別れを告げる。これらの儀式は過去のものになってしまった。
リベリア保健省の関係者によると、すでに化学検査措置を導入し、エボラウイルス感染で死んだ人の遺体だけが火葬されるようにした。だが、他の病気で死んだ人の遺体も火葬リストに載せられたと不満が出ている。
http://www.xinhuaxia.jp/social/51141

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 15:25:46.24 ID:sRw8dOFK.net
リベリアでエボラ新規感染のペース鈍化、WHOは引き続き警戒 *内容を追加して再送します。

世界保健機関(WHO)ブルース・エイルワード事務局長補は29日、エボラ出血熱の感染が深刻なリベリアで、感染の拡大ペースが減速している可能性があることを明らかにした。
感染が確認された患者数が横ばいとなっているほか、死者の埋葬や医療施設に新たに収容された患者の数が減少しているという。エイルワード事務局長補は記者会見で、「新規感染ペースの鈍化を確認している」と明言した。
ただ、エボラ熱が制圧されたと判断することは「ペットのトラを手なずけたと言っているようなもの」だとし、「エボラは非常に危険であり、いくつかの埋葬で不手際があるだけでも新たに感染が始まり、再び増加傾向に陥る可能性がある」と警鐘を鳴らした。
しかし、現在の減速傾向が続くなら、ギニア、リベリア、シエラレオネは12月1日までにエボラ封じ込め強化策の目標を「楽に」達成できるはずだと、エイルワード氏は語った。
またWHOは、エボラ出血熱の感染者数が27日までに8カ国で1万3703人となり、このうち4920人が死亡したとの最新の集計結果を発表した。
感染者数は25日から3000人超増加したが、これは過去のデータが追加されたことが主因とした。死亡者数は前回の集計から2人減った。
WHOは、エボラ熱が死因と疑われた症例の多くが実際にはエボラ熱と無関係だったことが判明したため、集計を修正。リベリアの死者が300人近く減った。一方、シエラレオネの死者は200人以上多くなった。
WHOの報道官は「感染の疑いがあった多くの人が実際にはエボラ熱ではなかった。数字は常に変化している。これからも正確な数字を常に示せるわけではない」と語った。
http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0II24U20141030

エボラ熱の医療従事者「差別しないで」 国際赤十字

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は10月31日、西アフリカで大流行中のエボラ出血熱の対策に関連して、「エボラ出血熱の感染国から戻ってきた医療従事者が、差別なく尊敬をもって扱われることを保障するように強く求める」との声明を出した。
背景には、米国の一部の州が西アフリカの感染国でエボラ患者と接触した人の隔離を義務づけたことなどがある。
IFRCは、医療従事者に対して「科学的知見に基づかない隔離を含む差別」が、医療従事者の確保を難しくし、さらなる感染拡大につながりえると主張している。
この問題ではオバマ米大統領も10月26日、「(現地で治療に当たる)医療従事者のやる気をそがないよう工夫すべきだ」と述べていた。
http://www.asahi.com/articles/ASGB07R9BGB0UHBI024.html

インドネシア男性がエボラ熱の疑いで隔離

インドネシアの保健当局は1日、ナイジェリアから帰国したインドネシア人男性が高熱の症状を示したことから、エボラ出血熱に感染した疑いがあるとして、東ジャワ州マディウンの病院に隔離して検査を始めたと明らかにした。
地元メディアによると、男性はナイジェリアで木材伐採の労働者として働き、最近帰国したという。世界保健機関(WHO)は10月、ナイジェリアでは流行は終息したと宣言した。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20141101-1390449.html

西アフリカ帰りの女性、感染疑いで隔離 米オレゴン州

米西部オレゴン州の保健当局は10月31日、同州ポートランドで、発熱などの症状があった女性にエボラ出血熱の疑いがあるとして隔離し、経過観察していると発表した。地元メディアが報じた。
女性は39度以上の発熱が続いており、エボラ熱の流行が続くリベリア、ギニア、シエラレオネのいずれかに滞在していた。同当局によると、女性はエボラ熱感染者とは接触していない。
http://www.sankei.com/world/news/141101/wor1411010024-n1.html

「第1種医療機関」指定検討を指示 感染症対応で佐竹知事

エボラ出血熱など危険性が極めて高い「1類感染症」の患者が入院する「第1種感染症指定医療機関」が秋田県に整備されていないことを受け、
佐竹敬久知事は31日、県議会自民党会派との県政協議会で、「県内には国際線も発着しており、問題意識を持っている」と述べ、早期指定を検討するよう担当部局に指示したことを明らかにした。
県によると、2007年に複数の医療機関に第1種指定を打診したが、採算面や専門医の確保、来院者への配慮などを理由に断られ、未指定のままとなっている。
エボラ熱が西アフリカで流行し、米国や欧州にも飛び火している事態を受け、県は10月中旬、秋田市内の病院に、あらためて第1種指定を打診した。
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20141101h

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 21:27:34.44 ID:sRw8dOFK.net
エボラ熱死者4951人 WHOが最新集計

世界保健機関(WHO)は10月31日、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の感染者(疑い例を含む)が29日までに8カ国で1万3567人に達し、うち4951人が死亡したとの最新の集計を発表した。
前回集計より死者が31人増えたが、感染者は136人減っている。ギニアでの疑い例からエボラ熱と関係がないものを除外する作業を行ったためという。
前回集計で死者数が下方修正されたリベリアについては、今回の集計で死者数の増減がなかった。
国別の死者はリベリア2413人、シエラレオネ1510人、ギニア1018人、ナイジェリア8人、米国1人、マリ1人
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-233971-storytopic-1.html

エボラ熱死者4951人 WHO発表、感染者136人減

世界保健機関(WHO)は10月31日、エボラ出血熱について、疑い例も含む感染者数が1万3567人、死者数が4951人になったと発表した。
感染者数は29日の前回発表より136人減ったが、死者数は31人増えた。感染者数が減ったのは、ギニアで精査した結果とみられる。
最も多いのは西アフリカのリベリアで、感染者数6535人、死者数2413人で29日時点から増減はなかった。シエラレオネは感染者数が103人増えて5338人、死者数は10人増の1510人。
ギニアの感染者数は、239人減の1667人で死者数は21人増の1018人だった。
マリ(感染者数と死者数各1人)や、米国(感染者数4人、死者数1人)、スペイン(感染者数1人)はいずれも増減はなかった。
また、医療従事者の感染者数は前回から2人増の523人で死者数は3人減の269人に改められた。
http://www.asahi.com/articles/ASGC11D4CGB0UHBI026.html

エボラ熱の死者4951人に WHOが最新集計

世界保健機関(WHO)は10月31日、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の感染者(疑い例を含む)が29日までに8カ国で1万3567人に達し、うち4951人が死亡したとの最新の集計を発表した。
29日発表の前回集計より死者が31人増えたが、感染者は136人減っている。ギニアでの疑い例からエボラ熱と関係がないものを除外する作業を行ったためという。
前回集計で死者数が下方修正されたリベリアについては、今回の集計で死者数の増減がなかった。
国別の死者はリベリア2413人、シエラレオネ1510人、ギニア1018人、ナイジェリア8人、米国1人、マリ1人。
医療従事者計523人が感染し、うち269人が死亡した。
セネガルとナイジェリアでは流行が終息したが、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国では依然として終息の見通しが立っていない。
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040012_R31C14A0000000/

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/01(土) 21:34:03.00 ID:sRw8dOFK.net
エボラ熱が関空に上陸したら…体温37・5度で線引き/コウモリとの接触も質問に 水際対応シミュレーション

エボラ出血熱の国内上陸に備え、全国の空港や港で厳戒態勢が続く。
東京・羽田で一時感染が疑われた男性ジャーナリストのケースは、エボラ熱の流行がもはや「対岸の火事」ではない現実を改めて突きつけた。
感染が疑われる人が見つかった場合、最前線の現場ではどういった措置が取られるのか。西日本の空の玄関口、関西国際空港でシミュレーションした。(永原慎吾)

発熱なくても「健康監視」対象

関空第1ターミナルビル2階にある検疫検査場。マスク姿の検疫官がブースで注視するのは赤外線を解析し、表面温度を測定するサーモグラフィーだ。
画面にはグレーの人影が表示され、37・5度以上の体温があると赤く映る。
関空に西アフリカからの直行便はないが、パリ、ドバイ、ドーハなどを経由した入国が想定され、欧州、中東便の到着時は張り詰めた空気が漂う。
「具合が悪いところはございませんか」。サーモグラフィーで赤くなる人は1日に10人ほど。
検疫官に呼び止められ、渡航地を聞かれる。
現在の流行国はギニア、リベリア、シエラレオネ、コンゴ。患者の少ないコンゴを除く3カ国の滞在歴があれば、発熱がなくても「健康監視」の対象になる。
エボラウイルスの潜伏期間とされる21日間、関空検疫所に健康状態を報告しなければならない。
「入国者数を考えれば、37・5度以上で判断するしかない」(担当者)という。
検疫所は、体調に異常があれば自己申告するよう日本語と英語で呼びかけているが、潜伏期間中に無症状で検査を通り抜けるケースや、騒ぎを恐れ申告しないケースが懸念されている。
熱と流行国での滞在歴があれば、「疑い例」としての対応が始まる。

http://www.sankei.com/images/news/141101/wst1411010060-p1.jpg
関空の検疫ブースにあるサーモグラフィー。37・5度以上の体温で赤く表示される

「健康相談室」で問診

最初に通されるのは検疫ブース脇の「健康相談室」だ。ここで医師の問診を受ける。同時に質問票を渡され、住所、氏名と到着便の座席番号などを記入。
エボラ患者との接触、ウイルスの宿主とされるコウモリや霊長類との接触−のいずれかに該当すると、エボラ熱感染の疑いがより高いと判断される。
どちらにも当てはまらなくても、いったん相談室に通された場合、「ある程度の時間がかかるだろう」と担当者はいう。検疫所が厚生労働省と対応を協議するためだ。
その間、ターミナル内の「観察室」と呼ばれる20平方メートルほどの一室に移動し、待機することになる。
ソファやベッドなどしかない殺風景な部屋だが、ウイルスの飛散防止のために、通気口には特殊なフィルターが取り付けられている。

http://www.sankei.com/images/news/141101/wst1411010060-p2.jpg
関空にある健康相談室で入国者らが記入する質問票

血液は東京へ

協議の結果、感染濃厚と判断され、「隔離」が決まると、感染の疑いのある人は全体にビニールの幌(ほろ)をかけたような特殊な構造の「車椅子型アイソレータ」に乗せられる。
ここからは検疫所の職員も防護服に着替える。
アイソレータごと特別な搬送車両で、関空対岸にある全国3カ所の特定感染症指定医療機関の一つ「りんくう総合医療センター」(大阪府泉佐野市)に運ばれる。
また検査のため、患者の血液などは梱包(こんぽう)され、東京の国立感染症研究所まで送られる。
運搬方法については特に定めはなく、「最も早い手段」として新幹線の利用も検討されている。
結果が判明するのは感染研で遺伝子検査が始まってから早くて4〜5時間、検体の状態によっては10時間を超える可能性もある。
感染が確定すれば、同センターの高度安全病室などで本格的な治療が開始される。
現時点ではエボラ熱に有効な治療薬は正式には確立されておらず、症状に応じた輸液や解熱剤の投与など対症療法しかない。
ただ、西アフリカでは50〜90%に及ぶ致死率も先進国では25%未満。医療関係者への二次感染を防ぎつつ、慎重な治療が続くことになる。
http://www.sankei.com/images/news/141101/wst1411010060-p3.jpg
疑似症患者を運ぶ車椅子型アイソレータ=関空
http://www.sankei.com/images/news/141101/wst1411010060-p4.jpg
疑似症患者を指定医療機関へ運ぶ搬送車=関空
http://www.sankei.com/west/news/141101/wst1411010060-n1.html

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/02(日) 11:53:17.24 ID:KKJB+++S.net
エボラ熱の国連職員、仏で治療

フランス保健省は2日、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱に感染した国連職員1人を仏国内で治療していると発表した。
同省は声明で「職員は特別機で医学的に安全な状態で運ばれた」と説明。パリ郊外サンマンデの軍病院に隔離されたとしている。9月にリベリアから搬送され同病院で治療を受けた仏人看護師は既に回復している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110200045

エボラ熱「封じ込め要員確保が難航」 WHO幹部に聞く

世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補が10月31日、朝日新聞の単独インタビューに応じた。
西アフリカで大流行しているエボラ出血熱対策について「封じ込めるにはたくさんの要員が必要。だが、(要員確保が)とても難しい」と現状を述べた。
フクダ氏はWHOでエボラ対策の指揮を執る最高幹部の1人で、大流行が続く西アフリカなど関係国に頻繁に入っている。
現地で必要な人材について「医療従事者だけではなく、(統計など)データを扱う要員、(流行の)監視を補助する要員、輸送を担う人などすべてに及ぶ」と指摘。
「(エボラ出血熱の大流行が)より拡大するにつれて要員を確保しにくくなることを当初心配していたが、それが現実になってしまった」と振り返った。
WHOは31日、エボラ出血熱について、疑い例も含む感染者数が1万3567人、死者数が4951人になったと発表している。
フクダ氏は、4月の時点で、封じ込めにかかる期間の目安として「4カ月」という数字を挙げていたが、いまも感染の拡大が止まらない状況だ。
このことについて、「(状況の)評価は常に変わる。なぜなら、(感染症の大流行では)多くの予期できないことがあるからだ」と説明した。
http://www.asahi.com/articles/ASGC1323JGC1UHBI00T.html

エボラ不安でいじめや収入減、米NYのアフリカ系住民が訴え

米ニューヨーク(New York)で29日、西アフリカ系住民たちが、エボラ出血熱に対するパニックの影響で子どもたちは学校でいじめられ、仕事でも損失が出ていると訴えた。
米国では、リベリアから入国した男性が国内で初めてエボラ出血熱の診断を受け、10月8日にテキサス(Texas)の病院で死亡して以来、人々の間にパニックが広まっている。
ニューヨーク在住のアフリカ系住民で構成する団体「アフリカ諮問委員会(African Advisory Council、AAC)」は記者会見を開き、エボラ出血熱への恐怖感を鎮めるための知識普及を求めた。
さらにブロンクス(Bronx)出身のホセ・セラノ(Jose Serrano)議員も、エボラ出血熱に対する無知とパニック状態を、かつてのエイズ(AIDS)に対するものと似ていると指摘し、「地域の安全ともに、住民の保護も必要だ」と訴えた。
ブロンクス地区のコミュニティリーダーらによると、先週にはセネガル出身の少年2人が学校で「エボラ」と呼ばれたうえ、暴行をうけて病院で手当てを受けている。
少年たちは、ニューヨーク在住20年となるタクシー運転手の父親と暮らすために、3週間前にニューヨークに移住したばかりだった。
ギニア出身でタクシー運転手をしているムーサ・クールーマ(Moussa Kourouma)さんも、西アフリカ系の子どもたちは学校で「深刻な問題」に直面していると語る。
両親が仕事で家を空けている場合が多いため、いじめをうけると学校に行かず街をぶらつきがちになるという。
ニューヨーク在住ギニア系住民団体の代表を務めるクールーマさんによると、ある5歳の少年は27日にエボラ出血熱の感染検査で陰性と判断されたが、友好的でない近所の住民を怖がり、ブロンクスの自宅に帰りたがらないという。
また、エボラ出血熱の流行が最も深刻なギニア、リベリア、シエラレオネからの移民たちは、体調を崩しても病院に行くことや、商売で顧客に自身の出身国を明かすことを恐れているという。
クールーマさんのタクシーでも、ある乗客はクールーマさんがギニア出身と分かったとたん、タクシーから降ろせと騒いだという。
AACのステファニー・アーサー(Stephanie Arthur)氏はAFPの取材に、正確な数は把握していないとしたうえで、エボラ出血熱の問題がアフリカ出身の子どもたちへのいじめを増長させていると懸念を示した。
こうした傾向はニューヨークに限ったものではない。米国初のエボラ感染による死者が出たテキサスでも、アフリカ系の子どもたちがエボラと呼ばれ、いじめを受けているという。
米国で大規模なアフリカ系住民コミュニティが存在する州は、カリフォルニア(California)、ニューヨーク(New York)、テキサス(Texas)、メリーランド(Maryland)、バージニア(Virginia)など。(c)AFP/Jennie MATTHEW
http://www.afpbb.com/articles/-/3030549

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/02(日) 17:13:11.91 ID:KKJB+++S.net
【終息見えぬエボラ出血熱 】患者1人から爆発的流行も 不信根強く全体像把握困難

西アフリカを中心に拡大するエボラ出血熱は終息の兆しが見えていない。
死者が2413人と最多のリベリアでは流行減速の兆候もあるが、専門家は「感染者が1人いれば爆発的流行を起こすのに十分」と指摘。
現地では政府や医療スタッフへの不信感が根強く、未報告の感染者が多数存在する懸念も。流行の全体像は把握できていないのが実情だ。
「(感染者の)急激な増加傾向が反転し、今は減少しているように見える」。
世界保健機関(WHO)のエイルワード事務局長補は10月29日の記者会見でリベリアの現状について「エボラ熱が衰えてきているのかもしれない」と述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、10月26日時点でリベリア各地の治療施設にある649床の半数以上が空いていた。
最近まで定員を大幅に上回る患者を受け入れ、新規の患者を門前払いしていたのが一転。遺体の収容数も減っているという。
10月31日のWHOの発表によると、29日までに感染者(疑い例を含む)は計8カ国で1万3567人に達し、うち4951人が死亡。リベリアでは前回の発表から死者数の増加はなかった。
しかし、エボラウイルスの共同発見者であるピーター・ピオット博士は「流行が落ち着いていたギニアで著名な女性の葬儀に訪れた多くの人が遺体に触れて感染し、爆発(的流行)が起きた」と指摘。
感染者が1人でもいれば大流行の恐れはあると警告する。家族が感染者を隠し、ウイルスを含んだ遺体を自分たちで埋葬している可能性もある。
「政府や外国の支援団体がウイルスをまいている」とのデマを信じる住民が少なくないからだ。

AP通信などによると、ギニアでは9月、エボラ熱に関する啓発活動をしていた医療関係者やジャーナリストが拉致、殺害された。
シエラレオネでも10月下旬に医療チームが住民から採血しようとして若者らが反発、暴動に発展した。
リベリアで活動する国境なき医師団の米国人職員エラ・ワトソンストライカーさんは住民の不安が反発の背景にあると分析。「本当の感染者数は全く分からない」と漏らした。
感染は空路の渡航者などを通じて西アフリカ3カ国からナイジェリアとセネガル、米国とスペインに広がった。
このためオーストラリアとカナダは10月31日までに、エボラ熱流行国からの渡航者について査証(ビザ)をキャンセルするなどの入国制限に踏み切った。
WHOはナイジェリアとセネガルについては流行終息を宣言。しかし直後にギニアからマリに入国した女児(2)の感染が判明するなど、拡大を抑えられずにいる。
米疾病対策センター(CDC)は最悪の場合、リベリアとシエラレオネだけで来年1月までに感染者が55万人に達すると推計。
アフリカに詳しい日本政府関係者は「いつ終息するのか、本当に先が読めない」とため息をついた。
http://www.47news.jp/47topics/e/258913.php

エボラ感染者への対応手順を確認、ケニア

ケニア・ナイロビ(Nairobi)のケニヤッタ国立病院(Kenyatta National Hospital)で10月28日、エボラウイルスの感染が拡大したリベリアで活動中のケニア人医療関係者12人が近く帰国するのを前に、
全身防護服を着用した感染制御科のスタッフが、感染者を密閉式移動ベッドに乗せ、ウイルスが外部に漏れるのを防ぐため負圧にした状態で運ぶ手順を確認した。
エボラウイルスは西アフリカで猛威を振るい、これまでに4500人以上が死亡した。しかし、感染の拡大は5か国にとどまっており、ケニアでは今のところ感染者は確認されていない。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030636

中国のエボラ感染予防の援助物資、セネガルに到着

中国がセネガルのエボラ感染予防を支援するために送った援助物資が現地時間1日未明に、同国の首都ダカールに到着しました。
今回の援助物資には防護服、携帯式赤外線体温計、体温スキャナーなどが含まれます。
今回の援助物資は、中国政府がアフリカのエボラ感染予防のために提供を約束した第3弾の援助物資となります。
セネガル駐在の夏煌・中国大使は「これらの物資はセネガル政府がエボラ出血熱の感染を効果的に予防するのに非常に重要なものだ」と述べました。
http://japanese.cri.cn/881/2014/11/02/1s228423.htm

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/02(日) 20:13:40.54 ID:KKJB+++S.net
エボラ?それともインフルエンザ?流行期に備える米国の医療現場

エボラ出血熱をめぐるパニック、騒がれた割に陰性という結果だった感染検査、隔離に関するあら探しがここ数週間続いた米国で、保健当局が新たな戦いに身構えている──インフルエンザの季節的流行だ。
インフルエンザの流行期は例年10月の終わりに始まり、鼻づまりやくしゃみ、発熱、身体の痛みといったおなじみの症状が増える。春に入っても流行期が終わらないこともある。
ただ、今年は2つの理由で状況が異なる。第一に、9月に米テキサス(Texas)州に渡航したリベリア人男性によって西アフリカのエボラ感染が米国に飛び火し、治療を担当した看護師のうち2人が感染した。
第二に、夏の終わり頃から呼吸器疾患をもたらすエンテロウイルス68型(EV-D68)感染が米国で広がり、米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によると、
8月以降の感染者数は46州の合計で1100人を超えた。感染は国内の大半で下火になっている反面、カリフォルニア(California)州など7州では依然として感染者が増えている。
エンテロウイルス68型は、少数の子供の患者が四肢筋力低下や神経疾患を起こしたことと関連があるとみられている。
エンテロウイルス68型のワクチンはまだない。エボラの治療薬や予防薬も市場には存在しないが、実験的なワクチンの開発が急ピッチで進められている。
1シーズンで上記の3つの感染症全てに直面するとの予想を踏まえ、CDCは感染リスクの理解を促す啓発活動に乗り出すとともに、今年もインフルエンザ予防接種を受けるよう国民に呼び掛けている。
CDCの報道官は電子メールでAFPに対し、中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)や重症急性呼吸器症候群(Severe Acute Respiratory Syndrome、SARS)の流行で不安が広がった過去の状況に言及しながら、
「今季は季節性インフルエンザとエボラについて、国民の間に不安や混乱が生じる恐れがある」と指摘。
その上で、米国民がインフルエンザに似た症状を示した場合、エボラではなく季節性インフルエンザが原因である公算がおおむね大きいとコメントした。

■症状に共通点

インフルエンザとエボラ出血熱は、発熱や頭痛、疲労感、身体の痛みといった症状が共通する一方、大きな違いもある。
インフルエンザはせきや喉の痛み、鼻水を伴うが、エボラ熱にこれらの症状はない。エボラは感染から3〜6日後に嘔吐(おうと)や下痢、全身の衰弱や腹痛といった症状を呈し、原因不明の出血もみられる。
こうした違いを説明するため、CDCは2つの感染症の違いを示す「インフルエンザ、それともエボラ?」と題した配布物を作成しインターネット上で公開した(www.cdc.gov/vhf/ebola/pdf/is-it-flu-or-ebola.pdf)。
シンプルな太文字のフォントを使い、くしゃみをしている人とその向かい側に立っている人のイラスト付きで、インフルエンザがせきやくしゃみをしたり、話をしたりする際に出る飛沫(ひまつ)で感染することを図解している。
エボラについては、血液を示す赤いしずくと注射針のイラストを配して「(感染者の)血液や体液に直接触れない限り感染しません」と述べている。
米国各地ではスクリーニング検査の強化策の一環として、病院の患者に対し、アフリカに最近渡航した経験やエボラ感染が疑われる症状の有無を調べる問診票の記入を求めている。
ニューヨーク(New York)のノーザンウエストチェスター病院(Northern Westchester Hospital)の感染症の専門家デブラ・スパイスハンドラー(Debra Spicehandler)氏はAFPに対し、
「スクリーニング検査は外来患者治療室や救急処置室、外来外科センターの全てで行われている」と語る一方、
「エボラ治療の準備に長時間総力を挙げて取り組んでいるため、インフルエンザやその流行期に向けた準備への集中力を欠いてしまった可能性がある点が唯一の問題だ」と懸念を示した。
CDCは生後6か月以上の全ての人について毎年1回のインフルエンザ予防接種を推奨しており、10月末までに受けるのが望ましいとしている。
昨年の接種率は成人が42%、未成年が59%だった。CDCは、今年の接種率を発表するにはまだ早いとしている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030630

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/02(日) 20:16:25.22 ID:KKJB+++S.net
■はるかに患者が多いインフルエンザ

毎年、米国民の5〜20%がインフルエンザにかかり、約20万人が入院している。
CDCは、1976-1977年の流行期から2006-2007年の流行期までの30年間に米国で季節性インフルエンザに関連して死亡した人の数は累計で約3000〜約4万9000人という推計を示している。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、世界全体で毎年300万〜500万人がインフルエンザにかかり、最大で年間50万人が死亡しているとしている。
エボラ出血熱が史上最大の規模で流行している西アフリカでは、今年に入って1万3000人以上がエボラ熱にかかり、うち4900人以上が死亡した。
エボラ出血熱はインフルエンザと比べると患者数は少ないが、致死率は高い。ただ、米国内の病院でこれまでに治療を受けたエボラ患者9人のうち、死亡は1人にとどまっている。
一方、インフルエンザの感染例は至るところで見られるが、子供や高齢者、免疫力が低下した人を除けば死に至るケースはまれだ。
渡航歴や感染者に接触した可能性に基づき、患者がエボラ感染検査を受けるべきかどうかは医師のみが判断できる。
そうした中でニューヨークのレノックス・ヒル病院(Lenox Hill Hospital)で救急医療を担当しているロバート・グラッター(Robert Glatter)医師は、
「肝心なのはパニックにならないこと。何よりも心配するべきなのは、エボラではなくインフルエンザだ」と明言するとともに、「一般の人にとって最も大切なのはインフルエンザの予防接種を受けることだ」と強調した。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030630

国民の7割、政府のエボラ封じ込めを信用 米世論調査

西アフリカ諸国で猛威を振るうエボラ出血熱の問題で、米国民の70%以上が米政府による国内での感染阻止の達成を信じていることが最新世論調査で2日までにわかった。
また、54%は米政府の現在のエボラ熱への対応策に合格点を与えていた。調査は、CNNと米調査機関ORCインターナショナルが共同実施した。
53%は、自らの居住地域の病院や医療従事者はエボラ熱の治療態勢を準備していると認識し、これらの地域で今後数週間内に患者が発生すると予想したのは26%だった。
調査結果によると、30%は西アフリカ地域からの外国人旅行客の米入国を認めるべきでないと主張。被害の発生国から帰国した米国人の入国も制止すべきとしたのが20%だった。
感染の症状を見せた場合の隔離措置の支持率は過半数を優に超えた。
また、70%以上は連邦政府はアフリカや米国内でエボラ熱に対処する措置を講ずるべきとし、米国内のみに限るべきとしたのが27%だった。
米国は現在、西アフリカ諸国に軍部隊を派遣し感染対策の支援任務に当たらせている。
エボラ熱対策のワクチン利用が可能になった場合、これを受けるとしたのが50%で、逆の回答は48%だった。
11月の米中間選挙の議会選で支持する候補を選ぶ場合、エボラ熱問題が最も重要な要因になるとしたのは36%だった。
今回調査は10月24〜26日、米国人の成人1018人を対象に電話で実施した。
http://www.cnn.co.jp/usa/35056016.html

国連職員がエボラ感染、仏の軍病院に隔離入院

フランス保健省は2日、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱に感染した国連職員が、パリ郊外の軍病院に隔離入院したと発表した。
発表によると、治療は国連からの要請によるもの。職員はエボラ出血熱対策で現地入りしており、仏への搬送には感染防止のため特別機が使われた。患者の国籍は明らかにされていない。
仏では10月、リベリアから搬送された仏人看護師の患者が回復、退院している。看護師の治療には、富士フイルムのグループ会社が開発した薬「アビガン」が使われた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141102-OYT1T50052.html

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/03(月) 08:07:00.45 ID:ntLQQ9/V.net
エボラ熱で親失った孤児が募金活動

西アフリカのギニアでエボラ出血熱によって親を失った孤児たちを支援するための募金活動が行われ、生活が厳しくなった孤児らが、みずから街頭で募金を呼びかけました。
エボラ出血熱の感染拡大が続く西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国では感染によって親を失い、孤児になる子どもが急増しており、ユニセフ=国連児童基金によりますと、その数は少なくとも3700人に上っています。
こうしたなか、ギニアの首都コナクリで1日、孤児たちの生活を支援しようと現地のNGOが募金活動を行いました。
活動には、「私はエボラ出血熱で親を失った孤児です。助けてください」と書かれた白いシャツを着た孤児たちも参加し、道行く人々に募金を呼びかけました。
両親を失ったという女の子は、「学校の授業料や本を買う費用を集めるために参加しました」と話し、別の女の子は、「友達から『お前も感染しているから近づくな』と言われます。今は自宅がなく、学校で寝泊まりしています」と話していました。
ユニセフによりますと、こうした孤児はエボラウイルスに感染しているおそれがあることから、
1度発症して回復したエボラウイルスの抗体を持つとみられる地元の住民が保護に当たっていますが、十分な態勢とはいえず、国際社会の支援が必要だと訴えています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141102/k10015895121000.html

エボラ熱対策 県内でも備え

西アフリカで猛威を振るい、日本国内への感染も懸念されるエボラ出血熱。静岡県内では国際線が就航する静岡空港で入国者全員の体温測定を開始し、県は保健所と対応策を進めている。
五日には県内で唯一、感染者の受け入れが可能な静岡市立静岡病院(葵区)が外部機関を招いて、病院や県、保健所の職員を対象にした研修を初めて行う。

◆静岡空港で体温測定

静岡空港には、厚生労働省名古屋検疫所の出張所があり、西アフリカ各国(ギニア、リベリア、シエラレオネなど)に滞在歴があれば申し出るよう、入国者に呼び掛けている。
空港の国際線は中国、韓国、台北便で、感染が広がっている現地からの直行便はなく、航空会社から乗り継ぎ客の情報を得たり、法務省入国管理局(入管)でパスポートの入出国記録を調べるなどして確認している。
該当者には、発症の可能性がなくなる三週間後まで体調報告を義務付け、その場で高熱があれば隔離などをする。
温度をカメラで測定できるサーモグラフィーを使って到着客の体温測定を続けており、水際阻止に懸命だ。
一方、入国時に異常が確認されなかった人が、後に県内でエボラ熱が疑われる症状になった場合は県か政令市の保健所が対応する。
病院からの通報などで感染が確認された場合、患者を隔離し、感染防止の設備が整っている市立静岡病院への搬送手続きを進める。接触者の健康観察も行う。
同病院の感染管理担当医の岩井一也医療安全管理室長(49)は「エボラ熱は空気感染しないし、潜伏期間に人に接触しても感染はないといわれている」と説明。
その上で「感染リスクはものすごく低い。国内で感染者が見つかったとしても千人、万人が感染することはない」との見方を示した。
仮に患者が病院に搬送された場合は、専用の出入り口と通路から病室に受け入れる。
医師や看護師は、二重扉の前にある更衣室で防護服を着込んで病室に入る。「われわれが二次感染しないようにして治療を最大限できる態勢にしたい」(岩井医師)という。

◆2次感染の防止徹底

県疾病対策課は「エボラ熱の発生はさまざまなケースがありうる。いつ発生してもいいように、準備をしっかり確認していく」と説明。
米国などで、医師や看護師が患者から二次感染した例を参考に、防護服の着脱法などの再検討も今後必要になりそうだという。
感染者が東海道新幹線で移動する可能性もあるが、空気感染しないことから同課は「米国で二次感染した医師らが地下鉄や飛行機に乗ったが、それで感染した人は確認されていない」と冷静な対応を呼び掛けている。
浜松市保健所保健予防課の久野友広課長は「県や病院などとの態勢の確認でバタバタしている」と話す。
国に対しては「西アフリカへの渡航を制限してリスクが広がるのを抑えてほしい」と訴えている。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20141103/images/PK2014110302100027_size0.jpg
1類感染症の病室を紹介する岩井医師=静岡市葵区の静岡市立静岡病院で(赤野嘉春撮影)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20141103/CK2014110302000091.html

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/03(月) 12:43:11.28 ID:ntLQQ9/V.net
シエラレオネ地方部でエボラ感染拡大、最大9倍増 報告書

エボラ出血熱感染が広まっているシエラレオネの一部地方では、感染拡大の速度が2か月前に比べて最大9倍に増加していることが、「アフリカ・ガバナンス・イニシアチブ(Africa Governance Initiative、AGI)」の2日の報告書で明らかになった。
AGIの報告書によると「リベリアでの感染状況は減速傾向にあると思われる一方、シエラレオネの一部地域では、エボラ感染は今も恐るべき速さで拡大を続けている」という。AGIは、トニー・ブレア(Tony Blair)元英首相が立ち上げたアフリカ支援組織。
首都フリータウン(Freetown)周辺の農村部では、1日当たりの新たな感染件数が9月上旬では平均1.3件だったのに対し、10月末には平均12件となり、2か月間で約9倍の増加を示したと報告書は指摘。
またフリータウンでも、感染は速いペースで増加しており、1日の患者発生数の平均は2か月前に比べて6倍になっている。分析結果は、同国保健省が記録した感染件数の3日間での平均値に基づいている。
AGIによる報告書の発表に先立ち、米国の国連大使は、一部地域における感染拡大ペースの減速と埋葬習慣の改善を歓迎する見方を示していた。
AGIは「事態は変化している一方、状況は依然として『深刻な危機』にある」と述べている。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)発表のデータによると、同機関が記録しているエボラウイルスの感染者は1万3000人を超え、5000人近くが死亡しているという。
だが感染者と死者の実際の数はこれよりもはるかに多い可能性があることをWHOは認めている。
https://twitter.com/tonyblair_agi AGI
http://www.afpbb.com/articles/-/3030670

エボラ熱に高まる危機感 病院や検疫所で備え強化

西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱は欧米で二次感染が相次ぐなど世界的な流行の兆しに危機感が高まる。国内でも陰性だったが、日系カナダ人男性が指定医療機関に搬送される騒ぎが起きた。
国際港を抱える横浜でも検疫所が船舶関係者へ迅速な連絡をあらためて呼び掛け、水際での防止策を図る。
県内唯一の第1種感染症指定医療機関で、エボラ出血熱患者が出た際に治療する横浜市立市民病院(同市保土ケ谷区)でも防護服を増やすなど備えを進めている。
横浜港の検疫を担当する厚生労働省横浜検疫所(同市中区)は10月22日、コンテナを含む貨物船や客船を運航する船会社の代理店に対し、船内で体調不良を訴える船員や乗客がいた場合は速やかに連絡するよう、あらためて要請した。
患者がいた場合は、症状やこれまでの寄港地を確認し、検疫を実施。
その結果によって指定医療機関へと引き継ぐ。飛行機と違って、船舶は港に到着するまである程度の時間を要する。「準備を整える時間はある」と担当者。「早めに連絡をしてもらうことが重要だ」と訴える。
クルーズ専門の旅行会社クルーズプラネット(東京都渋谷区)にも、エボラ出血熱を心配する問い合わせの電話が増えてきている。中には予約をキャンセルする客もいるという。
同社が代理店を務める船会社も、乗船前に記入するチェックシートに「21日間以内にエボラ出血熱の流行地を訪問したか」との質問を加えるなど対策を強化。
万が一、船内で発症した場合は客室で隔離するなどしてまん延を防ぎ、乗客の安全を確保するという。
県内でエボラ出血熱が出た際、基本的な受け入れ先となる横浜市立市民病院では、常備していた100着の防護服を9月から10月にかけて400着に増やした。
患者の血液や排せつ物、体液などに触れると感染するため、一度使用すれば廃棄しなければならないからだ。
感染症病棟は廊下も病室も陰圧対応で外に空気が漏れないようになっており、特殊なフィルターを通じて排気している。同棟26床のうち、2床がエボラ出血熱など最も危険な第1類感染症用の治療に使われる。
市病院経営局によると、感染症内科の医師が最新の状況や知見に基づくマニュアルを策定しており、ほぼ完成している。
同科に在籍する4人の医師のうち、2人がエボラ出血熱患者に対応する予定。二次感染の恐れがある医師と看護師を最小限にとどめるため、チームを固定化することも再確認した。
担当者は「治療中は、チームメンバーは病棟内にとどまることになる。二次感染は絶対に防がなければならない」と話す。
http://www.kanaloco.jp/article/79882/cms_id/109741

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 09:39:26.37 ID:h/2HaUUt.net
エボラ生存者の血液使い治験、来年早期の利用に道開く可能性

世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱のワクチンや治験薬が利用可能になる前に、エボラ熱生存者から採取した血液が来年早期には患者の治療に使われる可能性がある。
数週間内にギニアとリベリア、シエラレオネで数百人の患者を対象に生存者の血液を使った研究を開始、早ければ2015年早期に結果が出る見込みだとWHOのデービッド・ウッド氏は明らかにした。
結果が良ければ、血液を使った治療を拡大する取り組みが速やかに開始されるという。ウッド氏はジュネーブのWHO本部でインタビューに応じた。
ウッド氏は「これは依然として未知の療法だ」と指摘。「それでも妥当な選択肢だと誰もが同意している。それを踏まえてわれわれは前に進めている」と述べた。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEH4OL6VDKHX01.html

エボラ疑い例はマラリア ベトナム

ベトナム中部ダナン市で1日、西アフリカのギニアから帰国し、高熱などを発症したベトナム人男性(26)が、エボラ出血熱感染の疑いで病院に隔離されたが、精密検査の結果、マラリアに感染したものであることが3日までに判明した。
トイチェー(電子版)が伝えた。
男性はギニアで2年間働き、モロッコとカタールを経由し、10月28日にホーチミン市のタンソンニャット空港に帰国。31日にダナン市に移動した後、40度の高熱で病院に搬送されていた。
http://www.newsclip.be/article/2014/11/04/23690.html

機内で「エボラ注意」と落書きした乗客に罰金、アイルランド

アイルランド航空(Aer Lingus)の機内で娘をからかおうと使い捨てコーヒーカップのふたに「エボラ注意」と落書きしたイタリア人男性が先月30日、ダブリン(Dublin)空港で身柄を拘束された。
この男性は、会議に出席するため家族と伊ミラノ(Milan)からダブリン行きのアイルランド航空に乗っていたIT企業社員のロベルト・ビナスキ(Roberto Binaschi)さん(56)。
ビナスキさんが「Attenzione Ebola」と落書きをしたふたを客室乗務員がごみの中に見つけ、機内では警戒態勢がとられることに。
事情を聞かれたビナスキさんが落書きをしたことを認めたため、客室乗務員がダブリン空港当局に緊急通報。
同空港では緊急態勢が敷かれ、到着したビナスキさんは妻と娘とともに身柄を拘束された。乗客142人が乗ったアイルランド航空機周囲も封鎖措置がとられた。
先月31日、ダブリン地裁に出廷したビナスキさんは、騒ぎを起こすつもりは毛頭なかったと釈明。
地元メディアによると、潔癖症気味の娘をからかうつもりで、娘よりも先にコーヒーに口をつけ、娘のペンで「エボラに注意」とふたに書いてカップを娘の目の前に置いたと弁明した。
ビナスキさんは、機内における脅迫的、虐待的または侮辱的行為を認め、裁判所はビナスキさんの行為を「たちの悪すぎる冗談」と判断し、ビナスキさんに罰金2500ユーロ(約35万円)をホームレスを支援するダブリンの慈善団体に寄付するよう命じた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030690

エボラ出血熱から回復した看護師、経過観察の愛犬と喜びの再会

エボラ出血熱から回復した看護師が、親友と喜びの再会を果たした。
飼い犬を抱きしめ、歓喜の声を上げるのは、看護師のニーナ・ファムさん。
http://youtu.be/76tPGOl9Nj0

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 14:01:57.60 ID:h/2HaUUt.net
エボラ熱、まれで致命的な遺伝病と関連

エボラ出血熱の研究者たちは、意外な集団に注目し始めている。
まれで致命的な遺伝病であるニーマン・ピック病C型(NPC)にかかった子供の親たちだ。
エボラ熱とNPCの研究が交差したことはおどろきだ。
このことはNPCに関連した遺伝子によって作られるたんぱく質がエボラ熱の感染にとって不可欠であることを示した2011年に発表された二つの論文が明らかにしていた。

エボラ熱ウイルスは細胞内に入り込み、その複製を作るのに、この遺伝子によって作られるいわゆるNPC1たんぱく質を使う。
今、このNPCを引き起こす遺伝子がエボラ熱に役立つ可能性があると指摘されている。
ニューヨーク・ブロンクスのアルバート・アインシュタイン医科大学、メリーランド州フレデリックの米陸軍感染症研究所、オランダがん研究所、それにハーバード大医学大学院の研究グループによると、
NPCに関わる遺伝子の一つだけを持ったマウス―人間のNPCキャリアと同じ―を調べたところ、エボラ熱に感染したものの、多くは生き残ることができたことが分かった。
この遺伝子を二つ持ったマウス―一般的な人間と同じ―はエボラ熱に感染して全てが死んだ。また、NPCの遺伝子を一つも持たないマウスは全て、エボラ熱に感染しても生き残った。
正確に機能するNPC1たんぱく質のない細胞を持つ人はNPCに罹患する。
エボラ熱ウイルスのたんぱく質がNPC1たんぱく質と接触するのを阻害する複合物を研究している研究グループがいくつかある。
このような薬品は人間が感染するのを防いだり、感染しても重篤にならないようにする手段として使用できる可能性がある。
NPCの子供の親たちはエボラ熱とNPCのつながりの研究に協力している。
NPCの子供を持つロサンゼルスのブライアン・チャンさんはNPCのキャリアや前回のエボラ熱流行時に生き延びた人から採取した細胞を研究するプロジェクトに資金協力している。
研究者たちは、エボラ熱の生存者もNPC1遺伝子の変異があるのかどうか知ろうとしている。
彼らはNPCキャリアである親たちの細胞を研究することで、NPC1遺伝子の変異がエボラ熱ウイルスでの死亡リスクをどのように減らすのか分かるのではないかと期待している。
NPCの子供2人の母親である、ネブラスカ州リーノに住むクリス・ヘンペルさんは「NPC1遺伝子をもっと研究してほしい」と話した。彼女は親たちから血液と細胞組織を集める活動を立ち上げようとしている。
世界全体では推定約500人がNPCと診断されており、そのほとんどは子供だ。
エボラ熱分野の研究者たちは、まだ分からないことが多いとしている。
少なくともマウスの実験では、エボラ熱の感染でNPC1遺伝子が極めて重要な役割を果たしているとみられるが、この発見をどう人間に当てはめるかはまだ研究の段階だ。
彼らはまた、エボラ熱の治癒に役割を果たしている公算の大きい、別の遺伝子や要因がいくつかあると主張している。
陸軍感染症研究所のNPC-エボラ熱研究を主導しているジョン・ダイ氏は、エボラ熱研究が将来は西アフリカで見られるような流行を防ぐ上で役立つことを期待している。
西アフリカでは既に5000人近くが死亡した。しかし、同氏はまた、NPC患者やその親に役立つ情報が得られることも期待している。
全人口のうち、どの程度がNPCのキャリアなのかについては、明らかになっていない。コリエル医学研究所は47のNPC細胞株を持っているが、そのほとんど全てはNPC患者からのものだ。
ヘンペルさんとチャンさんの2人は、NPC患者の親たちから細胞を採取し、患者とキャリアをもっと容易に研究できるようにしようとしている。
親や科学者はまた、NPC1遺伝子の配列解析を行った企業から遺伝子の情報を集め、さまざまな変異について情報を公に共有しようとしている。
http://si.wsj.net/public/resources/images/NA-CD347_EBNPC_G_20141102210603.jpg
NPCの子供たちを持つネバダ州のヘンペル夫妻は、エボラ出血熱の研究のために血液と細胞のサンプルを提供した Hempel family
http://jp.wsj.com/news/articles/SB12377912224764574491004580255543261848572

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 14:03:43.79 ID:h/2HaUUt.net
アルバート・アインシュタイン医科大学でのNPC-エボラ熱研究を主導しているカーティク・チャンドラン氏は、
なぜNPCキャリアだったマウスが通常のマウスよりもエボラ熱にかかっても生き延びられたのか、研究者たちはまだ分かっていないと話した。
これは、NPC1たんぱく質が低レベルだったことが一部の細胞の感染の度合いを減らすためかもしれない。
あるいは、低レベルのNPC1が、感染と闘うマウスの能力に何らかの影響を与えた可能性もある。
同医科大学のスティーブン・ウォークリー氏は、ある種の遺伝子疾患の「キャリア」は他の病気にならない防護機能のようなものを持っているのかもしれないという考え方は、遺伝子学ではよく知られたことだと指摘した。
例えば、鎌状赤血球貧血病とやはり遺伝子異常による貧血であるベータ・サラセニアのキャリアはマラリアに感染しない可能性があるという。
NPCの研究は、NPC1遺伝子およびNPC1たんぱく質の重要性の発見につながった。ウォークリー氏は「これは希少疾患研究の意義を示すものだ」として、症例の少ない疾患の研究の重要性を強調した。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB12377912224764574491004580255543261848572

エボラ熱と闘う医療体制に明暗−フランスとスペインの事情

クリストフ・ラップ氏は9月18日の真夜中に、エボラ出血熱に感染した患者が同氏が勤務する病院に搬送されるとの知らせを電話で受けた。
フランスで治療を受ける初の感染者だった。
パリ近郊にあるベジャン軍病院の感染症・熱帯病担当責任者であるラップ氏は数時間以内にチームのメンバーを集めた。
エボラ出血熱患者の治療に関する訓練を受けたスタッフ75人のうち50人が呼び出され、病院内の隔離区域で24時間態勢の治療に当たった。
「訓練を重ねていたので準備はできていた。一人一人が自分の役割を分かっていた」。ラップ氏はインタビューでそう振り返った。
大掛かりで高額の治療は成功し、リベリアで感染した医療関係者の患者は退院。
同病院は今週、感染の可能性のあるスタッフの観察を終了し、治療従事者には健康証明書が配布されることになっている。
一方、隣国スペインではフランスほど幸運な経過はたどらなかった。
アフリカから帰国したキリスト教関係者2人の治療に当たっていた准看護師が10月に感染。アフリカ以外で感染した初の患者となった。キリスト教関係者は死亡。
この准看護師は生き延びることができたものの、スペイン政府による緊縮財政策が準備不足につながり、准看護師が感染する事態となったとの見方もある。
スペイン政府は2012年、医療関連予算70億ユーロ(現在のレートで約9900億円)の削減を発表した。
バルセロナのIESE経営大学院で教えるマグダ・ローゼンモーラー氏は「スペインでは予算配分を間違えたようだ。
医療制度の運営ではリスクを適切に考慮し、予算が削減される場合には資金を最適に支出する優先順位が決定される必要がある」と指摘した。
フランスの予算削減ペースはスペインほど大幅ではないため、エボラ出血熱対策が進んだ可能性がある。フランスはこの他、訓練を積んだ医療スタッフを西アフリカに派遣している。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEHTSW6TTDSH01.html

中国、西アフリカから帰国の医師らを隔離へ

中国保健当局は3日、西アフリカでエボラ出血熱患者の治療に従事した医療関係者について、帰国から21日間は隔離措置をとると発表した。
中国衛生部疾病予防控制局の副局長は記者らに対し、中国に帰国した医師には監視期間に入る前に、一連の検査を行うと語った。
隔離対象となった医療従事者たちが自宅での隔離となるのか、隔離施設に収容されるのかは不明。
エボラ出血熱の症状がみられる医療従事者は直ちに指定の医療機関に搬送されるという。
現在、中国が西アフリカに派遣している医療従事者は30人ほどだが、数週間内にさらに数百人が派遣される予定となっている。
このほかにも人民解放軍の部隊がリベリアで100床規模のエボラ治療施設建設に携わっている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3030760

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 16:43:33.98 ID:h/2HaUUt.net
アングル:エボラ熱に残る複数の疑問、専門家が警鐘

米政府当局者らは、エボラ出血熱の鍵となる事実を研究者が分かっていると自信を見せている。しかし専門家らは、感染拡大を防ぐのに不可欠な多くの疑問が、依然解決されていないとみている。
ワシントンの米医学研究所で3日に開催されたセミナーで、専門家らは、すべての分からない点には何らかの結果が付随すると強調。
弱い科学的根拠に基づく政策は愚かであり、危険だとの見方を示した。
例えば、エボラ熱は発症者の体液に接触し、目や鼻や口から粘膜や血流を通じて感染すると考えられている。
しかし、出血熱の専門家であるテキサス大学医学部のトーマス・クスィアゼク博士は、傷のない皮膚からも感染する可能性を排除できないと指摘する。
2つ目の重大な疑問は、発症していない人からも感染するかどうかだ。過去何カ月もの間、米国内外の公衆衛生当局者らは、感染しないとしてきた。
だが、そのような「無症状の感染」が起きる可能性は大いにあると、小児感染症が専門であるユタ大学のアンドリュー・パビア博士は指摘。
また、感染量はウイルスの体内への侵入方法によるのかどうかも専門家は分かっていないと述べた。
3つ目の不明な点は、発症までの潜伏期間が、接触した体液の種類によって違いがあるかどうか。
もし違いがあるとするなら、血液よりも唾液に接触した人の潜伏期間は、これまで最大だとされてきた21日間よりも長い可能性がある。
テキサス大医学部のウイルス学者であるC・J・ピータース博士は、21日間は1976年にエボラ熱が初めて確認されたときの最大の潜伏期間だったとし、21日間を超えても5%が感染する可能性があるとの見方を示した。
また、体温が38度までならウイルスは人にうつらないと考えられているため、保健当局者は感染の恐れがある人の検温の重要性を強調する。
しかし実際に何度の体温で感染し始めるのかは全く不明だと、米連邦労働安全衛生局のマイケル・ホッジソン博士は指摘した。
環境的な問題も残されたままだ。エボラウイルスを除染するのに、泡状、ガス、液体のどれが最も効果的なのか分かっていない。
下水道でウイルスが生き残る可能性も不明であり、米環境保護庁国土安全保障研究センターのポール・レミュー氏は、ネズミが「感染する可能性もある」と語った。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0IO0A820141104

国連:エボラ熱拡大の西アフリカ向けに船舶用船、食料供給へ

国連食糧農業機関(FAO)は、エボラ出血熱感染が拡大している西アフリカへの食料を輸送するため船舶1隻をチャーターした。
感染拡大の影響で貿易に支障が生じ、リベリアとシエラレオネでは食料価格が上昇している。
FAOのアレクシス・マシャレッリ報道官によれば、用船期間2カ月のこの船舶による輸送などにより世界食糧計画(WFP)は今のところ、感染地域の食料確保の問題を回避している。
WFPは感染者や隔離された地域に食料を提供している。
世界保健機関(WHO)のデータによれば、リベリアやシエラレオネ、ギニアの3カ国の10月29日時点の感染者数は1万3567人で死者は4951人。
FAOによると、輸送状況と食料市場が混乱しているためコメとキャッサバ粉の価格は都市部で上昇している。
マシャレッリ報道官はセネガルのダカールからの電話インタビューで「エボラ出血熱が原因で食料貿易と市場に支障が出ているのは確かだ。
モンロビア(リベリアの首都)では、シエラレオネとの国境が約2カ月前に閉鎖されて以降、キャッサバ粉が2倍に値上がりしている」と指摘した。 
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEI2R36TTDS301.html

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 16:48:17.35 ID:h/2HaUUt.net
「まだ闘いは終わらない」 外出認められた米看護師

西アフリカ・シエラレオネでエボラ出血熱の患者と接して米国に帰国し、自宅での強制隔離を求めるメーン州と対立していた看護師のケイシー・ヒコックスさんが、ある程度自由な外出を認めてもらうことで当局と合意した。
ヒコックスさんは3日、CNNの取材に応じ、外出が認められても街や公共の場に出かけるつもりはないと語った。
「この町は多くのことを切り抜けてきて、まだ恐怖や誤解が残っている。そうした問題に対応しなければならない」。ヒコックスさんはそう話す。
メーン州の裁判所は10月31日、ヒコックスさんの訴えを認め、州側は強制隔離命令の必要性を証明できなかったと認定した。
「エボラはほかの病気のように簡単には感染しないことが分かっている」とヒコックスさんは強調する。
ヒコックスさんは国境なき医師団のメンバーとして活動した後に帰国し、ニュージャージー州の空港に到着。
この時点で熱があったとして一時的に隔離され、同州知事が打ち出した強制隔離措置に強く反発していた。
「私が闘った最大の理由は、自分がものすごい恐怖と混乱を感じたから。同僚の医療従事者が帰国して同じ状況に置かれたらと考えた。
そしてこの政策を作っているのが専門家ではなく政治家だと考えるほど、闘うほかに選択肢はないという思いが強くなった」
メーン州の裁判所の判断が適用されるのはヒコックスさんのケースのみ。これから帰国する医療従事者には適用されない。「国家レベルでもっと指導力を発揮してほしい。
真に必要なのは証拠に基づく政策であって、反射的な反応は考え抜かれたものではない」「まだ闘いは終わっていない」とヒコックスさんは力を込めた。
http://www.cnn.co.jp/storage/2014/11/04/c1289d8af6a1dc6c4e387625ec96b8b8/kaci-hickox-on-cnn1.jpg
http://www.cnn.co.jp/usa/35056064.html

中国、SARS抑制の経験をエボラ抑制に活用

中国商務省対外援助局の王勝文局長は3日、エボラ出血熱の感染抑制に関する中国の支援状況などを説明するブリーフィングで、
「エボラ出血熱抑制に関する国際協力において、中国は積極的でオープンな態度を取っている。
リベリアのエボラ治療センターの建設において、SARS(重症急性呼吸器症候群)感染抑制と治療の経験を生かしている」と述べました。
王局長によりますと、リベリアの病床数100床のエボラ治療センターを支援するため、中国から毎回160人の医療チームを派遣し、センターの運営と管理を行います。
中国はすでに480人の医療関係者の募集・訓練を終えており、今後3回に分けてリベリアへ派遣します。
また、今後、アフリカ諸国のニーズに合わせて、病床や、焼却炉、救急車、オートバイ、ピックアップトラックなどの物資を提供します。
リベリアなど一部の西アフリカの国で発生しているエボラ出血熱の感染に対応するため、
中国政府は4月、8月、9月と10月の4回に分けて、計7億5000万元の人道的支援を提供したほか、13の国へ医療用品や食品、現金を提供したということです。
http://japanese.cri.cn/881/2014/11/04/1s228515.htm

コウモリからエボラ治療法を発見?100種類以上のウイルスが確認されたが発症せぬ−新華社

コウモリは、エボラウイルスやSARSウイルスなど、100種類以上のウイルスの宿主で、疾病の伝染源と見られている。
エボラ出血熱のウイルスがフルーツコウモリから人間に伝わると考えられている。
コウモリはウイルスベースとも呼ばれるが、病気を発症していない。
コウモリが大量のウイルスをもっていても発症していないという謎を明らかにすれば、エボラ出血熱など致命的な伝染病の治療法を見出す事ができるだろう。
オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のMichael Beck氏は同僚と2013年、科学誌ネイチャーに、どうしてコウモリがウイルスと共存できるかという論文を掲載した。
コウモリの寿命は長い。欧州とアジアで生息している小型のコウモリの寿命は40年を超えるが、癌になるコウモリは少ない。「我々の研究はスタートしたばかりだ。
コウモリのウイルス対処法を明らかにすれば、他の生物の免疫反応をコウモリと同じようにかえれば、新しい治療法になるだろう」と、Beck氏は期待している。
http://www.xinhuaxia.jp/social/51357

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 16:57:45.00 ID:h/2HaUUt.net
エボラ防護服を着てみた! 着るのに15分、脱ぐのはもっと大変…

西アフリカから世界各地への感染拡大が懸念されているエボラ出血熱。
流行地域から来日した日系カナダ人の男性ジャーナリストに一時感染疑いが浮上するなど、脅威が身近に感じられる中、国内では感染症予防のための防護服などが売り上げを伸ばしている。
専門家は「装着方法を間違えれば逆効果」と指摘しており、着脱時の手順や着心地を確認するため、実際に着用してみた。
試したのはインターネット通販サイト「防護服.COM」で人気の「感染対策防護キット」(販売価格3240円)。
防護服のほかにゴーグルやマスク、手袋2枚、シューズカバーがセットになっており、これ一つで全身をカバーできる。
説明書によると、キットは基本的に使い捨てで、脱着には介助者の手助けが必要。
着衣の上から装着できるが、動きやすく捨てていい服装でなければならないという。
装着の手順は
(1)薄手の手袋をはめズボンの裾を靴下の中に挿入
(2)靴を脱いで足からつなぎ状の防護服に入りファスナーを胸まで上げる
(3)靴を履きシューズカバー、マスク、ゴーグルの順に装着
(4)防護服のフードをかぶり、最後まで上げたファスナー部分を両面テープで密封
(5)厚手の手袋を装着−と複雑。着終えるまでに15分ほどかかった。
着心地はごわごわとした雨がっぱのようで、密封されているため内部の温度はすぐに上がり、着終えるだけですでに汗だく。
気温の高い西アフリカで防護服を着ながら長時間、患者の治療にあたる医療従事者の過酷さは想像を絶するだろう。
大変なのが脱ぎ方だ。使用後は防護服にウイルスが付いていることが想定され、方法を間違えれば感染の危険が高まる。
手袋やシューズカバーを消毒した上で、手袋や防護服を内側から裏返しながら脱ぎ、ゴーグルやマスクはヒモを持って外すなど、露出部分に触れないようにしなければならないため、さらに手順は細かく、着用時よりも神経を使う。
このキットをサイトや店舗で販売している大阪市都島区の「トクラ商事」によると、昨年末からエボラ禍が広まるにつれて商品の注文が増え始め、米国での2次感染が確認されてからは、普段の5〜6倍に急増しているという。
市民の生活には縁遠いと思われる商品だが、同社の土蔵康司代表取締役は「購入するのは医療関係者が大半だったが最近は一般の方からの注文の方が多く、在庫切れで10日ほど納入を待っていただくときもある。
万が一の事態を想定し、安心を求めて買う人が増えているようだ」と話す。
一方で、感染症に詳しい関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は「把握されている限り、エボラウイルスはインフルエンザウイルスのように空気感染はしない。
発症者の体液に直接触れなければ感染の可能性は低く、防護服を過度に買いだめる必要はない」と指摘。
その上で、市民が取るべき行動として手洗いやうがい▽吐しゃ物や下痢便の処理時の手袋使用▽処理後の床などの消毒▽免疫力を高めるための休養など、他の疾病にも共通する予防法を習慣づけるよう提案する。
勝田教授は「感染がさらに広がればアフリカだけでなく、海外からの渡航者に対する差別が国内で起きる可能性もある。
必要以上に不安を感じてデマに惑わされないよう、厚生労働省や国立感染症研究所など公的機関のホームページで正確な情報を把握してほしい」と呼びかけている。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/images/20141104/dms1411041538007-p1.jpg
説明書に沿って防護服を着用。着るだけで中は汗だくだ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141104/dms1411041538007-n1.htm

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 20:07:11.93 ID:h/2HaUUt.net
アジア諸国はエボラ熱対応でもっと貢献すべき=世銀総裁

ジム・ヨン・キム世界銀行総裁は4日、アジア諸国はエボラ出血熱への対応でもっと貢献すべきとの見解を明らかにした。
訓練された医療従事者を豊富に抱えているにも関わらず、それに見合った国際貢献を果たせていないとしている。
感染拡大が続くエボラ出血熱への対応には、数千人規模の医療従事者が必要と考えられている。これまでの死者数はリベリア、ギニア、シエラ・レオネなど西アフリカを中心に5000人近くに達している。
ソウルで開かれた記者会見でキム総裁は「医療従事者を派遣していないアジア諸国の多くは、派遣はできるがしていないという状況だ。
政府・首脳に対し訓練された医療従事者を西アフリカ3国に派遣するよう呼びかけたい」と述べた。
韓国はエボラ出血熱対応に560万ドルを拠出すると表明。日本と中国は西アフリカの感染拡大地域に医療スタッフと設備を送っている。
中国政府によると、同国はこれまでにアフリカの13カ国と国際機関に7億5000万元(1億2300万ドル)を支援し、数百人の医療関係者も送りこんでいる。
しかしアジア全体としては、数千人規模の部隊を派遣し10億ドルの支援を約束している米国や他の西側諸国と比べ、見劣りするという。
「今後半年から1年にわたり継続して従事できる数千人規模の医療従事者がすぐに必要だ。西アフリカ3国でエボラ出血熱を撲滅するまで戦いは続く」とキム総裁は語った。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0SU2SM20141104

アングル:中国富裕層に不足する「慈善意識」、エボラ危機で浮き彫り

西アフリカから感染が広がるエボラ出血熱。中国政府は対策に1億2000万ドル(約136億円)以上を拠出しているが、米国に次ぐ多さを誇る同国の富豪からは今のところ、少なくとも公にはほとんど寄付が行われていない。
世界第2位の経済大国となった中国。多くの富裕層が生まれ、成功を収める企業も増えているが、慈善の文化はまだ根付いていない姿が浮き彫りになっている。
英国の団体チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)が各国の慈善活動に対する寄付の度合いを算出している「世界寄付指数」によると、中国は世界でも最下位に近い…
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0IO0HA20141104

北、入国者全員隔離し検疫か…エボラ感染防止

北朝鮮専門のネット旅行社「エクスペリエンス・ノースコリア」(本拠・中国上海)の経営者が3日、読売新聞の取材に応じ、北朝鮮がエボラ出血熱の感染防止のため、海外からの入国者全員を2か所のホテルに隔離し、検疫していると述べた。
同社のジョルディ・カンプス最高経営責任者(CEO)(37)(スペイン出身)らによると、隔離の対象には帰国した北朝鮮国民も含まれる。
英外務省によると、北朝鮮は10月25日、観光客の入国禁止を、同30日には、入国する外国人全員を対象とする21日間の検疫の実施を、それぞれ発表した。外交官は各外交公館で検疫を受ける。
金正恩政権は外貨稼ぎを目的に金剛山やスキー場への誘客を図っており、エボラ出血熱問題が長期化すれば痛手となる。
カンプス氏によると、北朝鮮に渡航した外国人観光客(中国人除く)は年約5000人で、3年前と比べ倍増した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141104-OYT1T50100.html

県立病院がエボラ出血熱対応へ

西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱に備えて県は隔離病棟がある県立病院を第一種感染症医療機関に指定することを決めました。
広瀬知事はきょうの会見で県立病院をエボラ出血熱に対応できる第一種感染症医療機関に指定することを明らかにしました。国は先月末に都道府県に対してエボラ対策を求める文書を通知しました。
ただ、大分を含む全国の9県では第一種の感染症医療機関の指定がなく、対応が課題となっていました。県立病院では、SARSなどに対応する隔離病棟の「三養院」を活用。
大分大学医学部付属病院と協力して対応にあたることにしています。また、大分空港ではー。検疫所ではギニア、リベリア、シエラレオネ、コンゴの4か国に滞在歴がないかを確認。
その上でサーモグラフィーを使って発熱があるか、どうかをチェックしています。1か月以内の渡航歴があり発熱症状があったケースは擬似感染とされます。
WHO・世界保健機関によりますと、先月27日時点でエボラ出血熱の疑い例を含む感染者数が1万3703人。そのうち、4922人が死亡し致死率は36%となっています。
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=11040028242&day=20141104

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 20:11:13.39 ID:h/2HaUUt.net
指定医療機関を全県整備へ 厚労省が調整

塩崎恭久厚生労働相は4日の参院予算委員会で、エボラ出血熱の患者を受け入れる第1種感染症指定医療機関が9県で未整備であることについて
「全県設置に向けて、自治体と調整を前向きにしていかないといけない」と述べ、全都道府県での早期整備を目指す考えを明らかにした。
エボラ熱など1類感染症の患者の治療に当たる医療機関は廃棄物の滅菌設備や病原体を外部に出さないための特別な排気、排水装置を備える必要などがあり、都道府県が指定する。
青森、秋田、宮城、石川、香川、愛媛、大分、宮崎、鹿児島の9県で未整備で、うち青森、宮城、大分などで整備の動きがある。
指定医療機関がない県でエボラ熱の疑い患者が発生した場合は、近隣都道府県の指定医療機関に搬送する対応が求められ、厚労省は対応の流れを再確認するよう都道府県に通知している。
http://www.sankei.com/life/news/141104/lif1411040029-n1.html

エボラ発生に備え防護服の着脱学ぶ

エボラ出血熱の患者が国内で確認された場合に備えて、患者の対応に当たる保健所の職員が防護服の着用のしかたや脱ぎ方を学ぶ講習会が港区で開かれました。
この講習会はエボラ出血熱の感染が西アフリカを中心に拡大していることを受けて、港区の「みなと保健所」が急きょ開いたもので、保健師らおよそ50人の職員が参加しました。
参加した人たちはまず、メーカーの担当者から説明を受けながら防護服の着用のしかたを学び、エボラ出血熱は患者の血液などに触れることで感染するため、肌が露出していないか入念に確認しながら実際に身に着けました。
また、脱ぐときのポイントとして服や手袋の表面が肌に触れないように外側を内に巻き込むように脱ぐことを教わっていました。
国内でエボラ出血熱の感染が疑われる患者が確認された場合、保健所の職員が患者を指定の医療機関に運ぶことになります。
このため港区ではエボラ出血熱を想定した行動マニュアルを独自に策定するなど対策を進めています。
「みなと保健所」の大地まさ代所長は「職員が二次感染し、そこから感染が広がることを防ぐためにも、備品の適切な取扱いを確認しておく必要がある。今後、情報伝達や患者の搬送訓練なども行って備えを進めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141104/K10059322811_1411041847_1411041859_01.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141104/k10015932281000.html

エボラ疑い患者 検体搬送で便名など公表

エボラ出血熱の疑いがある患者が国内の検疫所などで確認された場合の公表方法について、
厚生労働省と国土交通省は、患者が指定医療機関で診断を受けたあと、採取された血液などの検体が国立感染症研究所に搬送される時点で、患者の年代や性別、乗っていた飛行機の便名などの情報を公表することになりました。
先月27日、西アフリカのリベリアに滞在し、37度8分の熱があった男性が都内で検査を受けたケースでは、
厚生労働省と国土交通省は当初、男性が乗っていた飛行機の便名や乗客数などの情報を公表せず、適切な情報開示が必要だとの指摘が上がっていました。
これを受けて、厚生労働省と国土交通省は、公表の方法を決めました。
それによりますと、公表は、指定医療機関で診断を受け、感染が疑われる患者から血液などの検体を採取し、
国立感染症研究所に搬送する時点で行い、公表する内容は、患者の年代や性別、滞在国、症状などのほか、乗っていた飛行機の便名や乗客数などとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141104/k10015936721000.html

エボラ熱、検査時に疑い患者公表 厚労省と国交省

エボラ出血熱の感染が疑われる患者の公表方法について、厚生労働省と国土交通省は4日、ウイルスの検査をするために医療機関から国立感染症研究所に血液などの検体を搬送する時点で一定の患者情報や航空便名などを公表すると明らかにした。
公表内容は、患者の年代、性別、滞在国、症状、滞在国での患者との接触歴、居住地の都道府県名、外国人の場合は国籍。患者が搭乗していた航空機の便名や乗客、乗員数も公表する。
10月末にリベリアに滞在歴のある40代男性の疑い例があり、公表方法について検討していた。
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110401001935.html

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 21:39:49.41 ID:h/2HaUUt.net
エボラに備え防護服の着脱講習

西アフリカを中心に流行しているエボラ出血熱の感染が拡大するなか、医療現場で対応に当たる看護師を対象にした研修会が水戸市で行われました。
水戸市の県看護協会で行われた研修会には、県内の医療機関に勤務する看護師、およそ150人が参加しました。
研修会では、感染症の専門家で、県立中央病院の土井幹雄医師が講演し、「感染症にかかる人の多くが医療関係者です。現在流行しているエボラ出血熱は極めて感染力が強いので、これまで以上の備えが必要だ」と訴えました。
このあと、感染を防ぐための防護服を使った訓練が行われ、参加者は、患者の血液や体液が皮膚につくのを防ぐため、手袋と防護服の袖をテープで止めて、隙間がないように着用していました。
また、2次感染が最も起こりやすい防護服を脱ぐ際の訓練では、服に付いたウイルスが皮膚や粘膜に触れないように2人一組で脱がせることなど、感染を防ぐ手順を確認しました。
参加した看護師は、「防護服は暑くて動きにくく、業務がしにくいと感じた。感染症対策についてもう一度気を引き締めて話し合いたい」と話していました。
指導に当たった土井医師は、「患者が出た場合、ウイルスがどこに付着するおそれがあるのか、日ごろの業務の中で考えてほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075834261.html

エボラ出血熱対応確認研修会

西アフリカなどを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱の県内での発生に備えて県の環境保健センターの職員などが対応を確認する研修会が防府市の病院で行われました。
この研修会は、県内で唯一、患者を受け入れることができる防府市の県立総合医療センターで開かれ患者の移送などに携わる環境保健センターの職員などおよそ40人が参加しました。
研修では二次感染を防ぐため防護服の着用のしかたを学び、▽マスクは隙間なくつけることや▽手袋を二重にして患者の体液や血液に直接、触れないようにすることを確認しました。
このあと職員らは患者を移送する際に使うおよそ100キロあるカプセルの付いた特殊なストレッチャーを水平に保ちながら移送車に乗せる体験をしました。
さらにエボラ出血熱対応の病室を訪れ、病院の担当者から病室の気圧が外部より低くなっていてウイルスが外に漏れ出すのを防ぐ構造になっていることなどの説明を受けていました。
参加した人は「大変な作業で気の引き締まる思いがした。万が一、県内で発生したときには対応できるようにしたい」と話してました。
県立総合医療センターの前川剛志院長は「予防対策は行ってきた。
今後は他県の医療機関と連携をとってエボラ出血熱に対応していきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065824701.html

県病院をエボラ対策病院に

大分県は、西アフリカを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱に備えて、大分市の県立病院を県内で感染が疑われる人が発見された場合に、受け入れる病院として指定することを決めました。
エボラ出血熱は、西アフリカを中心に感染者が1万人を超えていますが大分県内にはエボラ出血熱の患者が出た際、受け入れが出来る医療施設が整備されていませんでした。
このため、県は、エボラ出血熱など最も対策が必要とされる「一類感染症」の患者を受け入れることができる「第一種感染症指定医療機関」に大分市にある県立病院を今月10日に指定することに決めました。
県立病院には一般の病棟とは別に「三養院」という隔離病棟が敷地内に設けられていて、ウイルスを外に出さない減圧装置を備えた病室などがあります。
県によりますと、最大2名の受け入れが可能で、医師2人と看護師6人で1つのチームを作り、4チームでの対応を想定しているということです。
広瀬知事は4日の記者会見で「先日、国内で感染疑いの事例があったため、県独自でできることはやっておかなければいけないという気持ちになった。
県民の皆さんも問題の場所に行ったり、そういう人と接触したりしたら、早急に連絡をしていただくことが大事だ」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5075768121.html

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/04(火) 23:32:55.24 ID:NakVl5f5.net
エボラ後遺症情報きたよー
http://abcnews.go.com/Health/post-ebola-syndrome-persists-virus-cured-doctor/story?id=26657931

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 12:11:49.32 ID:1oJ0niAh.net
シンガポール、西アフリカ3国ビザなし入国禁止

シンガポール政府は5日、エボラ出血熱の流入阻止のため、西アフリカのシエラレオネ、ギニア、リベリアからのビザなしでの入国を禁止する措置を始めた。
第三国を経由して入国する場合も対象で、ビザの義務づけにより渡航者の行動を把握しやすくする狙いがある。
同国では8月以降、3か国とマリ、コンゴ民主共和国からの渡航者に発熱の症状があれば入国後すぐに病院に搬送、観察下に置く措置を取っていた。
シンガポールのチャンギ国際空港は、年間5000万人以上が利用するハブ空港で、エボラ流入の懸念が国内で高まっている。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141105-OYT1T50103.html

エボラ出血熱 シエラレオネで患者急増

西アフリカで流行が続くエボラ出血熱について、現地で支援活動を続けるNGO「国境なき医師団」は4日、感染国の中でもシエラレオネでここ数週間、患者の数が急増するなど事態が一層深刻化しているとして、国際的な支援が急務だと訴えています。
これはエボラ出血熱が流行する感染地域で活動を続けるNGOの「国境なき医師団」が4日付で最新の状況をまとめたものです。
それによりますと、これまで最も感染が深刻とされてきたリベリアの首都モンロビアにある一部の医療施設では、治療を受ける患者の数は減ってきているとしています。
その一方で、隣国のシエラレオネでは首都フリータウンをはじめ、すべての地域に感染が広がり、患者の数もここ数週間、急増しているとしています。
政府の対策も、設備や要員の不足から機能しなくなってきていて、患者などからの助けを求める電話の85%に対して対応が行われていないということです。
また、死者が増え続けるなかで、シエラレオネでは親を失った子どもも急増しているということで、「国境なき医師団」では新たな治療施設の建設など国際社会の支援が急務だと訴えています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141105/k10015945421000.html

西アフリカのエボラ熱感染地域、ベッドの75%が不足−WHO

エボラ出血熱感染が最も拡大している西アフリカの国々では、治療に必要なベッドの約75%が依然として不足していると、世界保健機関(WHO)が指摘した。
WHOのファデラ・シャイーブ報道官は4日、ジュネーブで記者団に対し、リベリアやシエラレオネ、ギニアの3カ国の治療施設50カ所で最大4388床が必要だと説明した。
現時点で確保できているベッド数は1126床と、必要数の約25%にとどまっているという。また、研究施設28カ所のうち稼働可能なのは12カ所で、既存の治療センターのスタッフを確保するにはさらに20組の外国の医療チームが必要だと語った。
WHOでエボラ出血熱対策を担当するブルース・アイルウォード氏は先週、リベリアでは一部の治療センターで空きベッドがあるものの、同国国内で新たな感染例が見つかった際に対処できるよう余剰ベッドを確保しておくことが重要だと述べた。
エボラ出血熱への対応では、12月1日までに感染者の70%を隔離し、死者の70%を安全に埋葬することが目標とされている。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEJGHT6K50ZD01.html

エボラ熱の拡大、流行病めぐる教訓と警告に=ビル・ゲイツ氏

米マイクロソフトの創業者で慈善家のビル・ゲイツ氏は、西アフリカで広まっているエボラ出血熱から学ぶべき教訓が多くあると指摘している。
中でも最も重要なことは、エボラ熱以上に大規模な病気のまん延という脅威に世界中で備えができるまでにはまだ長い時間がかかるということだという。
ゲイツ氏は当地で開かれた米国熱帯医学衛生学会の年次会合に出席した際のインタビューで、
「世界全体が、流行病のまん延への備えができていない。これまでに恐怖をあおるような流行の事例が何度かあり、いくつかのマイナーなことは実施したが、十分ではない」と述べた。さらに、
「もしこれ(エボラ熱)が今より2倍感染しやすかったとしたら、深刻な事態になっていただろう。今後数十年のうちにこれよりももっとずっと伝染しやすい媒体が出てくる可能性が非常に高い。
今後発生するかもしれないある種のSARS(重症急性呼吸器症候群)を阻止するのは何だろうか」と続けた…
http://jp.wsj.com/news/articles/SB12377912224764574491004580256162521990690

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 12:17:01.13 ID:1oJ0niAh.net
エボラ熱ワクチン開発、ゲイツ氏ら出資の組織が資金提供検討

英グラクソ・スミスクライン などの医薬品メーカーは、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱のワクチンの開発と導入に向けてしのぎを削っているが、一つ重要な疑問が残っている。それは、誰がその費用を支払うかということだ。
一つの答えとして考えられるのは、各国政府や慈善団体ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などが出資し、発展途上国へのワクチン提供で最も多くの資金を提供する国際組織GAVIアライアンス(ジュネーブ)だ。
GAVIのセス・バークリー最高経営責任者(CEO)によると、同組織はグラクソや世界保健機関(WHO)などとワクチンの費用負担について協議しており、来月開催される理事会で決定する見通しだ。
バークリーCEOは電話インタビューで、GAVIが医薬品メーカーの開発を加速させるために製造コストを上回る価格でワクチンを購入する一歩進んだ取り組みが必要かどうか検討していることを明らかにした。
同CEOによれば、グラクソなどのメーカーがワクチンの寄付や増産に必要な投資に及び腰である場合には、このような措置が必要になる可能性がある。
バークリーCEOは「メーカーは株主に対し、そうした資金を収益が見込めないものに投資することを望むかどうか尋ねる必要がある」と述べ、「ワクチン費用の助成支援について各国と協力することになるだろう」との見方を示した。
グラクソの広報担当者、キャサリン・ハートリー氏は電子メールで同社が「感染拡大抑止を目指す人道的取り組み」の一環としてワクチンの開発を加速させていると説明した。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEJERC6K50YA01.html

九州、エボラ水際阻止に神経

エボラ出血熱を防ごうと、九州でも水際対策が進む。空港や港湾施設では、担当職員が、入国者に対し、流行国に滞在した場合は申告するよう促し、体温を計るサーモグラフィーに神経を尖(とが)らせている。
福岡空港国際線ターミナル(福岡市博多区)では、エボラ出血熱が発生したアフリカ諸国の国名を記したポスターが貼られた。
空港職員はマイクを持ち、到着ゲート付近で、流行国に滞在した場合は申告するよう呼び掛けている。また、サーモグラフィーで発熱が認められた入国者については、別室で旅行先を尋ね、改めて体温検査をしている。
こうした取り組みは、他の地方空港でも進む。
また、エボラ出血熱の患者が発生した場合、感染症の治療経験を持つ医師が常駐するなど、一定の要件を満たした「第1種感染症指定医療機関」で治療することになる。
九州をみると、この指定医療機関は大分、宮崎、鹿児島の3県にはない。
このため大分県は4日、大分県立病院三養院(大分市)を第1種感染症指定医療機関に指定(10日付)すると発表した。
宮崎、鹿児島の両県は、患者が発生した場合、厚労省との協議を経て隣県の施設などに搬送する。ただ、県をまたいだ搬送方法のガイドラインは策定されておらず、課題も残る。
http://www.sankei.com/images/news/141105/rgn1411050081-p1.jpg
10月28日に佐賀市で実施されたエボラ出血熱の感染を防ぐ訓練。医師らが防護服の着脱などをトレーニングした
http://www.sankei.com/region/news/141105/rgn1411050081-n1.html

エボラ疑いは松江日赤搬送 県が発生時対応確認

西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大を受け、県は4日、関係部局による危機管理連絡会議を県庁で開いた。
感染が疑われる症状のある「疑似症患者」が県内で出た場合は、第1種感染症指定医療機関の松江赤十字病院(松江市母衣町)に搬送することを確認した。
幹部ら約20人が出席した会議で、担当者が感染症法に基づく対応などを説明。
リベリア、シエラレオネ、ギニア3か国に過去21日以内に滞在した人が、検疫通過後、県内で発熱症状が出た場合は、県内4保健所に配備する救急車で搬送して隔離入院させるとした。
県西部や隠岐諸島からの搬送には、ドクターヘリの使用を検討する。
疑似症患者の発生を想定した搬送訓練を今月中に行う予定で、県の担当者は「流行国からの帰国後に発熱した場合、必ず保健所に連絡するよう呼びかけたい。空気感染はしないので、冷静な対応をお願いしたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20141104-OYTNT50044.html

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 12:22:52.17 ID:1oJ0niAh.net
エボラ対策で搬送訓練実施へ

西アフリカなどでエボラ出血熱が流行していることを受けて、島根県内で患者が確認された場合の対応を協議する会議が、4日、県庁で開かれ、今月中にも、患者の搬送訓練を実施することを決めました。
会議は県の担当部署の職員らおよそ20人が集まって行われエボラ出血熱は潜伏期間が2日から21日で感染者が空港での検疫をすり抜ける可能性があるため島根県内でも見つかる可能性があることが説明されました。
このあと、県内でエボラ出血熱の患者や感染の疑いがある人が見つかった場合県内4か所に配備された搬送車やヘリコプターを使って県内で唯一「指定医療機関」になっている松江赤十字病院に搬送することを確認しました。
その上で、今月中にも県内で感染の疑いがある患者が見つかったという想定で搬送車を使って患者を松江赤十字病院まで運ぶ訓練を実施することを決めました。
島根県薬事衛生課の伊藤耕課長は、「エボラ出血熱はインフルエンザのように空気感染するような病気ではないので、県民の皆さんには冷静な対応をお願いしたい。
また、流行国に滞在した人で、発熱の症状が出た場合は、自分の判断で病院に行くのではなく、まず最寄りの保健所に連絡して欲しい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035917931.html

エボラ熱患者発生に備え/医師ら防護服着脱訓練

京都市は4日、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱の感染の疑いがある患者が出たケースを想定した防護服の着脱訓練を山科区の山科保健センターで行った。
市は、感染の疑いがある患者を指定医療機関の府立医大病院に運ぶ際に着る防護服150着を調達していた。
この日は、同病院で研修を受けた市職員が、各保健センターの医師や保健師を指導。
医師らは2人1組で互いに耐水性の上着や帽子、手袋などを身に着けたほか、防具に患者の血液などが付着した場合の取り外し方も確認した。
鍋田淑華・山科保健センター長は「いざという時に慌てないよう準備したい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20141104/20141104-OYTNI50101-L.jpg
防護服の着脱方法を確認する保健センターの保健師ら(山科区で)
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20141104-OYTNT50456.html

エボラ熱発生備え、防護服の着脱訓練 京都市

西アフリカを中心に拡大するエボラ出血熱が京都市内で発生した場合に備え、同市は4日、発生時に対応する職員の防護服の着脱訓練を山科区の山科保健センターで行った。
参加者たちは緊張した面持ちで手順を繰り返し確認した。
エボラ出血熱の発生に備え、市保健所長をトップとする対策本部会議を10月31日に設置した。
患者の搬送手順などを確かめ、患者の体液から感染するエボラ出血熱に対応するため、耐水性がある防護服150着を調達した。
4日の訓練は2回に分けて実施し、市内9つの保健センターと支所から医師と看護師計16人が参加した。
市保健医療課の担当者から防護服などの着脱方法について実演を交えて説明を受けた。2人1組になり、防護服やマスク、靴のカバーなどを着て手順を丁寧に確認した。
脱ぐ時は二次感染を防ぐため、接触した面を内側にしながら注意深くゴミ箱に捨てた。皮膚が全て覆えず、市の担当者にアドバイスを受けてやり直す参加者もいた。
参加した市左京保健センターの有本晃子センター長(49)は「フル装備の防護服を着る機会はないので、実際に使うまで何度も練習しないといけないと感じた」と話していた。
市は5、6両日、同市中京区の中京保健センターでも同様の訓練を行う。
京都府は10月、エボラ出血熱が府内で発生した場合、想定される連絡や検査の手順をまとめた基本的な対応方針を示した。
府内で感染の疑いがある対象者が出れば、感染拡大を防ぐ設備のある特殊な車で、府内で唯一患者の受け入れが可能な府立医科大付属病院に移送し、検査や治療を行う。
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2014/11/201411042037181103ebora.jpg
エボラ出血熱患者の発生に備え、防護服の着脱訓練をする医師や看護師ら(京都市山科区・山科保健センター)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141104000144

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 12:29:15.68 ID:1oJ0niAh.net
エボラ熱「中国経由の感染警戒を」 福岡

エボラ出血熱の感染拡大が止まらない。世界保健機関(WTO)は「過去40年間で最大の危機」と表現し、各国に対応を呼び掛ける。
熱帯地域に特有の病気研究を進める長崎大学熱帯医学研究所の山本太郎教授は、エボラ出血熱について「アフリカや米国からだけでなく、中国経由の感染ルートも懸念される」と語った。(奥原慎平)

この病気はエボラウイルスが引き起こします。ウイルスは感染から2日から3週間の潜伏期間を経て、発熱、倦怠(けんたい)感、食欲不振、関節痛を起こします。
初期症状はインフルエンザそっくりですが、その後はまったく異なります。細胞を壊死(えし)させ、腸管や眼球などいたる所から出血するようになります。
致死率は高いウイルスで9割、低いものでも5割を超えるといわれます。恐ろしいウイルスです。
今回の流行で、感染者は1万3千人を超え、WHOは「過去40年間で最大の危機」と表現しています。
昨年12月に西アフリカのギニアから広まり、シエラレオネやリベリアなど周辺諸国に拡大しました。海を渡って米国やスペインでも感染者が出ています。
西アフリカで広がるエボラウイルスは致死率5割のものだといわれています。
流行国の中では、セネガルは10月17日に終息宣言を出しました。一方、ギニアやシエラレオネなど感染が止まりません。
これらの国は内戦続きで、教育や衛生設備が整っていません。社会インフラの脆(ぜい)弱(じゃく)さが、拡大を招いた一つの要因だといえるでしょう。

◆日本へ飛び火も

とはいえ、エボラウイルスを、遠いアフリカの話で済ませてはなりません。
世界的に人や物の移動が盛んになっている以上、可能性は低いでしょうが、日本に飛び火することもあります。
その中では、アフリカや米国経由は当然ですが、中国経由の感染も懸念されるところです。
中国は近年、アフリカとの経済的なつながりが強くなっており、西アフリカも含めて、100万人以上がアフリカ大陸に渡っていると推定されます。
今回のエボラ出血熱流行によって、一部の中国人がアフリカから中国に戻ったと聞いています。
万一、中国で感染が拡大すれば、日本のリスクはより高まります。
もし、エボラが国内で発生すればどう対応するか。
感染の疑い例が出た場合、千葉、東京、大阪にある「特定感染症指定医療機関」か、全国に45カ所ある「第1種感染症指定医療機関」で治療を受けることになります。
九州では鹿児島や宮崎などに、この指定医療機関がありません。発生に備え、各県に1つは必要ではないでしょか。
感染の確認は、国立感染症研究所(東京)で実施しますが、エボラウイルスは危険度が高く、国内での培養が許可されていません。
そのため、詳しいウイルスの型や由来について調べることができないのです。詳細な検査は、米国の研究施設に任せることになります。

◆断続的な流行

西アフリカで流行しているものとは型が違うエボラウイルスが8月末、中央アフリカのコンゴ民主共和国で確認されました。
このことが何を意味しているのか。西アフリカ以外の地域で現在も、コウモリなど野生動物からヒトへの感染が起きている可能性を示しています。
こうした断続的な流行の要因の一つがアフリカの開発でしょう。耕作地や居住地が拡大し、人間とウイルスの宿主の野生動物が接触する機会が増えました。
「開発」をやめれば感染リスクは減るでしょうが、アフリカの人にも開発の恩恵を受ける権利があります。
また、死者に手を触れて弔うという習慣が感染を拡大させたとの指摘もあります。
感染を抑えるには火葬すればよい。ですが、それぞれの習慣や文化には、その地域での長い歴史的背景があります。
いずれにせよ、先進国の思惑や習慣を押しつけて済む話ではありません。
節度のある開発と並行して、アフリカで感染症の流行が悪化しないように監視体制・医療制度を強化するのが現実的な対応でしょう。
http://www.sankei.com/images/news/141105/rgn1411050080-p1.jpg
山本太郎教授
http://www.sankei.com/region/news/141105/rgn1411050080-n1.html
※WHOが世界保健機関(WTO)になっています

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 16:57:20.87 ID:1oJ0niAh.net
西アフリカのエボラ熱対策、現状は一進一退=世銀総裁

世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は5日、西アフリカでのエボラ出血熱封じ込めに向けた取り組みについて、リベリアで感染者が減少する一方で、
隣国のシエラレオネでは懸念すべき傾向が見られるとして、一進一退の状況が続いているとの認識を示した。
キム総裁はロイターとのインタビューで、「病院を訪れる感染者の数が減少しているという意味で、リベリアからは良い知らせがある」と指摘。
「ただ、シエラレオネでは、感染拡大が抑制されているとみなされていた地域でここにきて感染者数が激増しており、懸念すべき状況だ」とした。
そのうえで、感染封じ込めには時間がかかるとともに、何千人もの医療従事者も必要になると強調。
「(西アフリカの)3カ国で感染者数をゼロにできるように、各国が医療従事者の派遣でさらに貢献することが必要だ」とした。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0IP0P120141105

貧困国のエボラ熱、WHOが研究の遅れを非難

エボラ出血熱の治療法を見つけることは、科学だけでなくビジネスにも大きな影響を与える。
西アフリカのエボラ流行によって現在までに4,900人以上が死亡したが、エボラは、過去数十年間の不安定な経済状態からようやく立ち直りつつあったリベリア、ギニア、シエラレオネの経済を麻痺させる可能性がある。
専門家は、ウイルスの急激な拡大は医療設備が伴わない地域の保健施設によるものだと指摘している。
しかし、世界保健機関(WHO)事務局長マーガレット・チャン(Margaret Chan)博士は、対応の遅れには、もう一つ別の理由があるとアフリカ地域委員会で語った。
「市場で採算がとれない商品に、利益主導型の産業は投資しない」と3日、チャン博士はアフリカ西部のベニン共和国のコトヌーで開催された会議で述べた。
「エボラは従来からアフリカ諸国の貧困国に限られてきたため、研究開発の誘因には事実上ならない」と加えた。
1976年、ザイールで科学者が致死性ウイルスを発見した。しかし、エボラには確立された治療法やワクチンはない。
コンゴ民主共和国、ガボン共和国、ウガンダ共和国で今年までに約1,800人が感染したと米国疾病予防管理センター(CDC)は報じた。
「WHOは、この問題を1976年から2014年まで、年代別にわかりやすく表示した。人々はこれまでの流行について知ることができる」とチャン博士は語った。
米国のエボラ研究はバイオテロの恐怖があるとして、今年に入るまでは、米国防総省と米国立衛生研究所で主に行われていた。
史上最悪の流行が拡大し続けて、特に、米国やヨーロッパでも感染患者が報告された後で、大規模な製薬会社がエボラに注目するようになった。
英国に本拠を置く製薬会社であるグラクソ・スミスクラインは、現在、エボラワクチンの開発を行っている。米ニュージャージー州に本社を置くジョンソン・エンド・ジョンソンも同様である。
小規模のバイオテクノロジー企業もエボラ治療に取り組んでいる。これらの企業の多くは、エボラ大流行後、その株価を上げてきたが、とりわけ米国で初めてのエボラ患者が報じられると株価が著しく上昇した。
「世界市場は本当はたいして多くはない」とテキサス大学医学部のウイルスおよびエボラ専門家であるトーマス・ギースバート(Thomas Geisbert)博士は、今年初めにアイビータイムズ(IBTimes)に語った。

*この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。
★申し送り事項この記事の終わり方(最終パラグラフ)ですが、原文を尊重して原文の順序で訳しました。
しかし、話の流れとして、もしかしたら、「トーマス・ギースバート(Thomas Geisbert)博士の『世界市場は本当はたいして多くない』」
(今年初めにはそういう意見もあったがエボラの大流行で)→「小規模企業の株価が上昇した」という主旨かもしれないと思い、
訳文最後のパラグラフと、最後から2番目のパラグラフは、順序を逆にした方がわかりやすいかもしれないと思いました。
★編集の際のご判断を、よろしくお願いいたします。
http://jp.ibtimes.com/articles/62580/20141105/376445/page1.htm

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 17:07:06.13 ID:1oJ0niAh.net
県、エボラ熱に備え 指定機関の埼玉医大、病室設置やスタッフ訓練

西アフリカで拡大するエボラ出血熱の脅威が世界的な広がりを見せる中、埼玉ではどのような対応が取られるのか。
県疾病対策課によると、これまでに県には「目立った相談はない」という。
一方で感染者が発見された場合に備え「防護服を購入するなど、一連の体制を整えている」と話す。
西アフリカの流行国から帰国しエボラ出血熱が発症した場合、全国に45ある指定医療機関が感染者を受け入れる。
県内では第1種感染症指定医療機関の埼玉医科大学病院(毛呂山町)が指定を受けている
。同院では気圧調整、室内での消毒滅菌などが感染症への対応が可能な病室2床を設置。
エボラ出血熱への対応について「万が一のための準備、スタッフの訓練、準備を進めている」としている。
疾病対策課によると、県内で感染者が発見された場合、厚労省の指示に従い、埼玉医大病院か東京都内の指定病院に搬送される。
感染者や検体の搬送については県警が先導。県と連携する医療救急搬送者が、隔離搬送器(アイソレータ)を利用して搬送する。
エボラ出血熱は基本的には直接接触することで感染。空気感染はなく、症状のない患者からも感染はないとされる。
同課は「西アフリカに渡航された人で、もし発症があった場合、二次感染の恐れもあるので近くの病院に行くのではなく、県内の保健所に連絡してほしい」としている。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/11/05/09.html

県内、エボラに備え 指定機関や保健所、態勢を強化

西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の患者発生に備え、県内の医療機関、保健所が訓練を重ねたり防護服をそろえたりするなど態勢を強化している。
「経験のない未知の疾患で、どこまで準備すればいいのか分からない」という戸惑いの声も聞こえる。
厚生労働省は、流行国に渡航し帰国して1カ月程度の間に発熱した場合は、かかりつけ医を受診するのではなく、まず保健所に連絡するよう呼び掛けている。
県は、医療機関に対し問診の段階で発熱と滞在歴が確認できた場合はすぐに保健所へ連絡するよう医師会を通じて周知徹底を図っている。
県内で感染が疑われる人が出れば、保健所は県内で唯一、エボラ熱患者を受け入れる医療機関に指定されている岐阜赤十字病院(岐阜市岩倉町)に運び込む。
県は移送に県総合医療センター(同野一色)に配置してある感染症対応の搬送車を使う。
病院に着くと、一般の患者とは別の入り口から院内へ。診察室から専用エレベーターを使い、隔離された病室に入る。エレベーターから病室まで5枚の扉があり、職員のIDカードで厳重に管理。
この間、一般患者と接することがないように動線が設定されている。
病床は2床。病室は部屋の中の空気が外に流出しないように気圧を低くしてある。家族は病棟外の部屋でウェブカメラを通じて会話することになる。
防護服は250着を用意。今月中に着脱訓練、来月にはワークショップを開き、万一に備える。
同院は従来の感染症の「延長線上の対応」というが、「二次感染の防止に向けて教育の継続が必要だ」と意識を高める。
岐阜市保健所は10月、これまで用意していた防護服に加え、防護眼鏡などが一体となったタイプを新たに10着注文した。
医療機関からは「患者を誰がどうやって運べばいいのか」などと問い合わせが寄せられている。医療機関に対しては24時間態勢で対応することを周知した。
懸念するのは、疑いがある本人が隔離を不安がったり、個人を特定されるのを避けようとしたりするあまり、情報が滞るケース。担当者は「連絡が入るようにアナウンスが必要だ」と腐心する。
岐阜赤十字病院の伊藤陽一郎感染症部長は「体液に接触することで感染し、飛沫(ひまつ)感染する可能性は非常に低いとされている。冷静な対応を」と求めている。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141105/201411050927_23657.jpg
エボラ出血熱の疑いがある患者が入院する病棟。一般患者とは接することがない動線になっている=岐阜市岩倉町、岐阜赤十字病院
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141105/201411050927_23657.shtml

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 17:13:14.30 ID:1oJ0niAh.net
エボラ流行の現地は―リベリアから医師がリポート
国立国際医療研究センター・加藤康幸医長

今年3月から10月25日現在で計1万141人が発症し、4,922人(疑い例含む)が死亡したエボラウイルス病(エボラ出血熱含む)。
西アフリカ地域では各国からの公的・私的な支援にもかかわらず、いまだに流行が続いている。
世界保健機関(WHO)が8月8日に「緊急事態宣言」を発表した頃、WHOから患者数が最も増えたリベリアに派遣され、
現地で医療支援を行った国立国際医療研究センター(東京都新宿区)国際感染症センターの加藤康幸医長は「現地での人から人への感染を止めない限り、今のエボラウイルス病の流行は収まらない」と話す(以下、加藤医長談)。

http://kenko100.jp/images/assets/2014/11/141105_drkato01.jpg

リベリアの成り立ちと医療・保健事情

リベリアは1816年に米国で奴隷制度が廃止されて以降、米国内で増加しつつあった「自由黒人」が移住し、1847年に独立宣言を行った国だ。
複雑な成り立ちから、米国からの移住者と先住民の間で紛争が続き、現在も国連の平和維持軍が駐留して治安の回復に努めている。街で高齢者を見かけることはほとんどなく、平均寿命は日本より20年短い(表)。
国民1人当たりの保健医療支出はアフリカ地域全体の平均を大きく下回るなど、もともと医療事情が悪かったといえる。

http://kenko100.jp/images/assets/2014/11/493x353x141105_drkato02.jpg.pagespeed.ic.SWqbshjEie.jpg

人から人への感染を止めない限り流行収まらない

今回発生した患者の1例目は、ギニアで何らかの野生動物との接触により発症したと推定されている。しかし、現在の流行は人から人への感染が続いていることによるもので、これを止めない限り流行は収まらない。
一方、現地では「コウモリを食べるな」などいろいろなメッセージが飛び交っていて、住民は何をすればよいのかよく分からない状況になっている。

受診・申告ためらう、調査に非協力的...

今回のWHOミッションで、私は8月3〜23日、リベリアの首都モンロビアに滞在し、同国保健省と連携して医療従事者の感染防止に関する支援を中心に活動した。
リベリアでは今年7月頃から患者発生が報告され、8月以降は1週間当たりの患者数が100人を超え、その後も報告が増え続けている。中でもモンロビアは、患者の増加が著しい地域の一つだ。
エボラウイルス病の治療・感染対策で最も重要なのは、患者の早期発見とエボラ治療ユニット(ETU)への収容。
しかし、現地ではそもそもエボラウイルス病と共通した症状が見られるマラリアが多いほか、住環境が密集していること、
エボラウイルス病に対する恐怖や思い込みから受診や申告をためらう、接触者調査に非協力的など、さまざまな要因で対応に苦慮しているのが実情だった。
さらに、私が現地入りした当初は1日25件程度しかPCR検査(ウイルスを確認する遺伝子検査)ができず、確定例よりも疑い例が非常に多い状況だった。

治療は非常にシンプルで、血液培養などでの鑑別診断(他の病気と見分けること)も十分できないため、まずは抗マラリア薬と抗生物質を投与する。
2〜3日でPCR検査の結果が出てくるので、そこで対応を変えていく。点滴と輸血が必要となることもあるが、血液製剤も十分な量を確保できないので、症例を限定して使用せざるを得ない状況だった。

医療従事者の"頑張り"が感染拡大に

今回の流行では医療従事者の感染も問題になっており、リベリアでも患者全体の約1割を医療従事者が占めている。
防護服(個人用防護具)を適切に使用すればまず大丈夫だが、やはり不測の事態が生じる可能性はある。
医療従事者も防護服を着けずに活動する時間があり、知識があっても自分が発熱した際、「自分はエボラウイルス病のはずがない」と思い込んでしまう、
あるいは「自分が休むと勤務が回らなくなる」と体調不良で出勤し、医療機関内で嘔吐(おうと)して同僚に感染させた事例も聞いている。こうした要因も医療従事者の感染に関連していると思われる。
リベリアでは今回の流行以前から待遇への不満などで、一部の医療機関で医療関係者がストライキを起こしていたが、流行による院内感染をきっかけに職員が集団離職し、入院施設のある主要病院が全て閉鎖されてしまった。
これによりエボラウイルス病への対応ばかりでなく、出産による出血を起こし、入院できれば助かっていたかもしれない妊婦が亡くなったり、
看護師だけで対応しているクリニックで感染防止体制が不十分な中、新たな感染例が発生したりといった影響も出ている。
http://kenko100.jp/articles/141105003184/

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 17:16:30.45 ID:1oJ0niAh.net
感染防止指導で離職者復帰を支援

医療機関の閉鎖を受けてリベリア政府は、離職した医療従事者らの復帰を進めるため、感染防止のトレーニングを受けるよう勧告した。
私の主な役割は、こうした医療従事者に感染防止やエボラウイルス病に関する研修を行い、医療従事者の病院への復帰を手伝うことだった。
研修内容は、エボラウイルス病が疑われる患者をふるい分ける方法、防護服の適切な使用法、エボラウイルス病に関するディスカッションなど。
参加者たちは非常に質問好きで、なかなかこちらの話が進まないくらいの状態だったが、非常に楽しい雰囲気で議論が進んだ。

滞在中の2週目には、エボラ治療ユニットの開設作業にも関わることができた。
草むしりから始まり、過去に使われていたコレラ治療ユニットを建設作業員と協力して3日くらいで改装したものだが、感染防止のためのレイアウトに関するアドバイスや、足りない物資のリストを作り、現地保健省との交渉なども行った。
この一連の作業で、リベリアでも「コレラからエボラへ」という、新興感染症への対応が求められるようになった時代の転換を強く感じた。

http://kenko100.jp/images/assets/2014/11/450x365x141105_drkato03.jpg.pagespeed.ic.vIIJwGOjie.jpg

今後は日本で経験伝える

8月3〜23日の滞在中、国内4カ所の主要医療施設・大学の医療従事者500人以上に感染防止の研修を実施した。
嬉しいことに、滞在中に目に見える成果を経験することもできた。研修を始めてから1週間、100人ほどの参加者が「エボラ治療ユニットでぜひ働きたい」と申し出てきてくれたのだ。
「自分が関わった研修で医療現場に戻る自信をつけてもらえた」と感慨深い出来事だった。
いったんは逃げ出してしまったような状態でも、体制が整えば「患者の診療に従事したい」という人はたくさんいることをぜひ知ってもらいたい。
今後は日本国内でEVD患者が発生した場合、診療に当たる第一種感染症指定医療機関などの医療従事者に自分の経験を伝えて、国内の医療体制整備にも貢献したいと考えている。

日本の支援状況は?

外務省は今年10月3日、西アフリカのエボラ流行に対し、緊急無償資金協力や援助物資など約4,500万ドル(約51億円)相当の資金援助を行うと発表している。
加藤医長によると、日本は世界の三大感染症(HIV=エイズウイルス=、結核、マラリア)対策を支援する世界基金にも米国、英国、フランスに次ぐ資金を拠出しており、国際的な財政支援の貢献度は大きい。
一方、日本からの人的支援は、これまで加藤医長を含む3人の医師がWHOを通じてエボラ流行国に派遣されているのみ。
リベリアと交流の深い米国は、感染症対策当局(CDC)だけでなく、国防総省など多数の省庁から100人以上の専門家を現地に派遣しており、
英国やカナダも流行国に医師だけでなく、エンジニアや人道支援関係者、検査技師などをチーム単位で派遣している。
「日本は資金支援の面では世界トップクラスだが、人的支援では他の先進国に遅れを取っている」と加藤医長。
地球規模の感染症対策が求められる中でより幅広く手厚い支援が求められているのではとの考えを示した。
http://kenko100.jp/articles/141105003184/

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/05(水) 20:36:43.17 ID:1oJ0niAh.net
エボラ熱で関係省庁会議=連携強化を確認−政府

政府は5日、エボラ出血熱に関する各省庁の対応などを話し合う関係省庁対策会議(議長・西村泰彦内閣危機管理監)を開いた。
西村内閣危機管理監は冒頭、「海外での邦人感染や国内での患者発生に備え、これまで以上に緊密に連携し、万全の態勢を期すようお願いします」とあいさつした。
会議には内閣官房のほか、厚生労働省、外務省、国土交通省、防衛省、警察庁などの幹部が出席。海外で感染した日本人の緊急搬送など厚労省だけでは対応が困難なケースもあり、連携を強化することを確認した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014110500890

エボラ出血熱対策、神奈川県内でも強化 指定医療機関や港湾施設で準備

世界的な感染拡大が懸念されるエボラ出血熱。
東京・羽田空港に隣接し、国内有数の規模を誇る横浜港を抱えるなど、海外との往来が盛んな県内では、各機関が医療体制の確認や水際対策など、準備や検討を進めている。(小林佳恵)

◆二重扉の病室

県によると、エボラ熱の患者(「疑い例」含む)が発見された場合、県内で唯一対応できる「第一種感染症指定医療機関」の横浜市立市民病院(保土ケ谷区)に搬送される。
到着後は、一般の患者とは異なる専用エレベーターで感染症病棟(26床)へ運ばれる。
1類感染症専用の病室は2床(2室)で、出入り口は二重扉だ。
空気が漏れ出さないよう、室内の気圧は外の空間より減圧され、ナースステーションで患者の様子を把握できるよう監視カメラも備える。
医師や看護師が入室する際には、防水性のつなぎの上に、医療用ガウンを重ね着する。
マスクで顔を覆ったうえ、透明な保護具をかぶり、ゴム手袋を二重にはめるなど全身を二重に覆う。
脱ぐ際は、二次感染を防ぐため、必ず2人1組で手順を確認しつつ進める。
「防水性の高い防護服で全身をしっかり覆い、脱ぐ過程では必ず介助者を付ける。こうした対策で二次感染の可能性をゼロにしたい」
こう話すのは、エボラ熱治療に当たることになる専属チームのリーダー、立川夏夫感染症内科長(55)だ。
同病院は、防護服の備蓄を100着から400着に増やすなど対策を強化した。
立川医師は「エボラ熱は接触感染が基本。日本と流行国との人の行き来はあまり多くない。致死率は高いが、日本に来る可能性は低い」と指摘しつつ、「防護服の着脱訓練はほぼ毎日行っている。準備はしっかりとしている」と話す。

◆水際対策

水際対策も強化されている。大型の旅客船が入港する横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)では、流行国の滞在歴がある乗客には、自己申告を促す看板を掲示し、入国審査では、潜伏期間内に流行国に滞在していないかを確認する。
東京入国管理局横浜支局の留学・研修審査部門の加藤輝昭首席審査官(43)は「アフリカ地域から横浜への入港は少ないが、空港並みに厳しくチェックする」と気を引き締める。一方、県警も県と協力して対応の検討を始めている。
先月、羽田空港でエボラ出血熱と疑われた男性は、警察車両が民間の患者搬送車を先導して国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に搬送しており、県警は「県警の役割は現在、関係機関と調整中。県民の安全安心を確保したい」としている。

■「入国時に申告、良識ある行動重要」 聖マリアンナ医大・中島秀喜教授

ウイルス学が専門の聖マリアンナ医大(川崎市宮前区)の中島秀喜教授(61)にエボラ出血熱について聞いた。
−−エボラ出血熱はどんな病気か
 「骨と骨格以外の全ての体細胞に感染し、感染成立後の増殖能力も非常に強い。病気が進行すると全身から出血したり、多臓器不全を起こす。血液の凝固成分を作る肝機能が低下するなど悪循環が生じると、大出血を起こして死に至ることもある」
−−治療薬はあるのか
 「現時点で、特別な治療薬はない。しかし、日本のような医療先進国ではきちんとした対応をすれば、死亡率は抑えられるだろう」
−−国内流入や、国内での感染拡大を防ぐにはどうすれば良いのか
 「水際の対策と同時に、一人一人がきちんと入国の際に申告するという良識ある行動が重要。また、初期の症状は風邪に似ているので、診察する医師は海外渡航歴をきちんと聞くことが大切だ」
−−感染の疑いがある人は、どう行動すべきか
 「早期に適切な医療機関に受診することが大切だ。重病ではあるが、早い段階で適切な治療をすれば治る可能性はある」
http://www.sankei.com/region/news/141105/rgn1411050046-n1.html

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 03:40:53.49 ID:c6WwOMMo.net
>>208
日本版の翻訳者の編集者へのコメントがそのまま記事になる混乱ぶりは珍しい。
問題の部分は、
http://www.ibtimes.com/us-defense-department-spent-140m-ebola-treatment-research-theyre-getting-close-1566666

“There really is not much of a global market,” said Dr. Thomas Geisbert, a virologist at the University of Texas Medical Branch.
But there are other motivators. “The high case fatality rates and potential for deliberate misuse are some of the main driving
forces for why the U.S. government is the main funding source."
"実際、世界市場は多くはない"とテキサス大医学部のウィルス学者トマス・ギースバート博士は言った。
しかし他の動機付けもある。"致死率が高い事例や意図的な乱用の可能性は、米国政府が主要な資金供給源となる為の、ある種、中心的な
原動力である。"

Regardless of where the funding comes from, virologists are hopeful that an approved treatment is near. In some cases,
government-funded research on Ebola or other diseases has led to findings that help in other areas, another potential benefit.
"資金提供がどこからのものであろうと、ウィルス学者は治療法の認可が近いことに希望を持っている。ある場合には、
政府資金によるエボラや他の疾患の研究は、他の領域や別の潜在的利益の助けとなる発見に繋がっている。

“From a humanitarian perspective we hope that vaccines being supported by the U.S. government could and would eventually
make their way to endemic areas,” Geisbert said.
"人道的な見地から見て、米国政府に支援されているワクチンが、結果的にでも、風土病にさらされる地域の助けになれるし、そうなって
欲しいと願っている"とギースバートは言った。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 06:15:59.51 ID:R9uBunAX.net
It was to be the start of a new routine - the hours and days since, I have had my temperature taken about 15 times and have had to wash my hands with chlorine at the entrance to every building, every office, every store, and every hotel.
http://m.bbc.com/news/world-africa-29147797


リベリアは9月時点で公共機関・商店などあらゆる箇所で手指の塩素消毒か義務付けられている

もちろん、この時遺体に触ってる奴など1人も居ない

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 09:53:26.06 ID:1FTcu0/J.net
エボラ熱の死者、WHOが下方修正 スペインは潜伏期間終了

世界保健機関(WHO)は5日、西アフリカなどで感染が広がったエボラ出血熱について、2日までの集計で死者数が4818人になったと発表した。
データを精査した結果、10月31日の前回発表に比べ133人少なくなった。
疑いのある人を含めた感染者数も同様に、1万3042人と前回発表より525人減った。
感染拡大が集中している3カ国のうち、リベリアで新規感染の勢いが鈍る一方、シエラレオネでは加速している。3カ国とも首都で新規感染が増えている。
83人の接触者が追跡調査の対象となったスペインでは、全員がエボラ熱の最長潜伏期間に当たる21日の経過観察を終えた
。米国では53人の観察が続く一方、124人が終了。マリでは108人の様子を見ている。
ベナンでは5日、アフリカのWHO加盟国がボツワナの医師モエティ氏を次期WHOアフリカ地域事務局長に選出した。
来年2月に就任する。同事務局に対しては、エボラ熱への対応の遅れを批判する声も出ている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM06H01_W4A101C1EAF000/

エボラ熱死者4818人 WHO、下方修正

世界保健機関(WHO)は5日、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の感染者(疑い例を含む)が2日までに8カ国で1万3042人に達し、うち4818人が死亡したとの集計を発表、感染者、死者ともに下方修正した。
10月31日発表の前回集計より感染者が525人、死者が133人減った。集計時のデータの扱い方を見直したためという。
WHOはリベリア、シエラレオネ、ギニアで感染が拡大する傾向に変わりはないとする一方、感染が最も深刻なリベリアでは拡大のペースに減速がみられるとしている。
逆にシエラレオネでは感染拡大が加速していると指摘した。
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110601000618.html

エボラ熱の死者数、4818人に下方修正 WHO

世界保健機関(World Health Organization、WHO)は5日、世界8か国でのエボラ出血熱による死者数を、4818人に下方修正した。
以前報告されていた死者の一部が、他の要因によるものであったことが判明したという。
WHOは10月31日の発表で、死者数を4951人としていた。最新の発表では、感染者数も前回の1万3567人から1万3042人に下方修正された。
死者・感染者の大半はリベリア、ギニア、シエラレオネの西アフリカ3か国で報告されている。リベリアでの感染者は6525人で、うち2697人が死亡。
シエラレオネの感染者は4759人で、うち1070人が死亡。ギニアでは、感染者1731人、うち死者が1041人となった。
http://www.afpbb.com/articles/-/3031002

エボラ熱 WHO「深刻な状況続いている」

西アフリカで感染拡大が続くエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は、これまでの集計方法を見直し死者数などを下方修正しましたが、
現地では実態を把握しきれておらず深刻な状況は続いているとして国際社会の支援を訴えています。
WHOは5日、西アフリカで感染拡大が続くエボラ出血熱について最新の状況を発表しました。
それによりますと感染や感染の疑いがある人はギニア、リベリア、シエラレオネを中心に1万3042人で死者数は4818人となっています。
いずれも先月31日に発表されたデータよりも下方修正されていて、このうち死者数は130人余り少なくなっています。
これについてWHOは集計の方法を見直したことが理由だと説明しています。
その一方で現地ではエボラ出血熱の患者や死者が報告されていないケースが数多くあり実態を十分に把握しきれていないとしているほか、
シエラレオネではこの1週間で新たな感染者が435人に急増するなど西アフリカの3か国では首都を中心に依然、深刻な状況が続いているとしています。
このためWHOは現地では感染拡大を食い止めるために国際社会の支援が引き続き必要だと訴えています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141106/k10015981961000.html

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 10:00:09.90 ID:1FTcu0/J.net
エボラ熱死者4818人に下方修正=シエラレオネで大幅減−WHO

世界保健機関(WHO)は5日、西アフリカで発生したエボラ出血熱について、疑いを含む感染者が2日までに計1万3042人、死者が4818人と発表した。
前回公表の10月29日時点からシエラレオネの集計数を大幅に下方修正し、全体の感染者数、死者数ともに引き下げた。
国別の死者は、リベリアが2697人、シエラレオネ1070人、ギニア1041人、米国1人、マリ1人。
感染終息宣言が出たナイジェリアでは8人が死亡している。集計法を変えたため、シエラレオネでは前回から440人減少した。
感染した医療関係者は計546人、死者は310人。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110600071

エボラ熱感染の女性退院=隔離中「孤独だった」−スペイン

アフリカ大陸以外で初めてエボラ出血熱に感染し、スペインの首都マドリードの病院で隔離治療を受けていたスペインの女性看護スタッフ、テレサ・ロメロさん(44)が5日、完治して退院した。AFP通信が報じた。
ロメロさんの感染については院内の感染防止対策の不備も指摘されたが、退院直後に病院で記者会見したロメロさんは「間違いがあったのかどうかよく分からない」と述べるにとどめた。
また「夫以外とは電話でも話せず孤独だった」と隔離中を振り返った。隔離中に飼い犬が殺処分されたことに対しては当局を強く批判した。
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0141106at03_p.jpg
5日、マドリードの病院で、退院したテレサ・ロメロさん(左)を抱き締める夫ハビエル・リモンさん
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110600052

エボラ熱回復のスペイン看護師が退院、涙の記者会見

アフリカ大陸外で初めてエボラ出血熱に感染した患者となり、その後に回復していたスペイン人看護師のテレサ・ロメロ(Teresa Romero)さん(44)が5日、首都マドリード(Madrid)のカルロス3世病院(Carlos III Hospital)から退院した。
同病院で医師団と夫のハビエル・リモン(Javier Limon)さんと共に記者会見したロメロさんは、目に時折涙を浮かべながら声明文を読み上げた。
「皆さんに感謝します。体はまだとても弱っています」「自分が死んでいくのだと感じた時、私がすがったのは自分の思い出と家族、そして夫でした。隔離され、夫ハビエルとの電話以外は外界と接触できませんでした」
ロメロさんは、アフリカでエボラ熱に感染し帰国した高齢のスペイン人宣教師2人を治療した同病院の医療従事者の1人。2人はそれぞれ8月と9月に死亡した。ロメロさんは10月6日にエボラ熱への感染が確認された。
「欧米にとってこの病気は、ここで感染者が出るまでどうでもいいことでした」「何が失敗したのか、失敗があったのかどうかもわかりません。
でも私は恨んではいません。私の感染が何かの役に立ち、病気の研究が進み、ワクチン開発を助けるとか、私の血が別の人の治療に使われるなら、いつでもお役に立てます」とロメロさんは語った。
同病院では、ロメロさんと接触のあった夫を含む15人も隔離され、監視下に置かれたが、症状が出た人はなかった。
http://www.afpbb.com/articles/-/3031006

米大統領、エボラ熱対策で62億ドルを議会に要請へ=関係者

オバマ大統領はエボラ出血熱対策として、62億ドルの予算を承認するよう議会に求める方針。関係者が明らかにした。
行政管理予算局(OMB)によると、政府は緊急対応予算として45億ドル、予備対策費用として15億ドルを確保したい考えで、5日中に歳出委員会に申請するという。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0SV94L20141105

エボラ熱対策で7000億円=全米50カ所に治療施設−米政府

米政府は5日、西アフリカで流行するエボラ出血熱の感染拡大阻止に必要な追加経費として、約61億8000万ドル(約7100億円)の支出を認めるよう議会に要求したと発表した。
約46億4000万ドルを現地や米国内での緊急対策に充て、残る約15億4000万ドルで危機拡大に備えた基金を創設する。政府は新たな資金を使い、全米50カ所以上に隔離設備を備えた治療施設を設置する。
また、医療関係者用の防護服の購入、治療法の研究、ワクチン製造、治療体制の整っていない流行地や周辺国への支援などを行う。
内訳は、厚生省向け約24億3000万ドル、国際開発局(USAID)向け約19億8000万ドルなど。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014110600090

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 10:05:24.05 ID:1FTcu0/J.net
豪 シエラレオネのエボラ治療に最大20億円

西アフリカで流行が続くエボラ出血熱について、オーストラリア政府は、患者の数が急増するなど事態が深刻化しているシエラレオネの治療施設の運営に、日本円にして最大でおよそ20億円を拠出することを発表しました。
エボラ出血熱について、感染地域で活動を続けるNGO「国境なき医師団」は、感染が広がる国のうちシエラレオネでここ数週間、患者の数が急増するなど事態が一層深刻化しているとして、国際的な支援が急務だと訴えています。
これを受けて、オーストラリアのアボット首相は5日の記者会見で、現地で整備が進められている治療施設で働く医療スタッフの費用として、最大で2000万オーストラリアドル(日本円で19億8000万円)を拠出することを発表しました。
オーストラリア国内では、医療関係者からエボラ出血熱の感染地域で医療支援をしたいと申し出が相次いだものの、アボット政権は自国民の安全を理由に、政府として医療スタッフを派遣することには難色を示してきました。
このため今回の決定は、施設で働く医療スタッフを派遣する民間企業に対して資金を提供する形となりました。
また、オーストラリア政府は、すべての入国者に過去3週間に渡航した国を申告するよう求めることなど、空港での水際対策を強化する方針も明らかにしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141105/k10015971141000.html

エボラ熱拡大でシエラレオネでの事業拡張延期−ダンゴート

ナイジェリア最大の企業でアフリカの建材メーカー最大手、ダンゴート・セメント は、エボラ出血熱感染の拡大を理由にシエラレオネでの事業拡張を延期したことを明らかにした。
デバクマール・エドウィン最高経営責任者(CEO)は4日の電話会議で「シエラレオネでの事業は今月開始予定だったが、エボラ出血熱に伴う危機によりプロジェクトを保留せざるを得なくなった」と説明。
「危機的状況が収まり次第、速やかに開始する予定だ」と述べた。西アフリカでは感染により約5000人が死亡している。
各社は、エボラ出血熱の感染が最も拡大している西アフリカのシエラレオネ、ギニア、リベリアの3カ国への投資を抑制している。
ダンゴート・セメントの親会社であるダンゴート・インダストリーズは9月に、エボラ出血熱に対する懸念が広がったことを受けてナイジェリアの商業都市ラゴスで予定していた投資家訪問を延期した。
アフリカ最大の経済国であるナイジェリアでは、エボラ出血熱により7人が死亡したが、同国は10月に感染の終息を宣言している。 
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEJL9T6K50XW01.html     

日本とIAEA、エボラで協力
薗浦外務政務官が表明

薗浦健太郎外務政務官は5日、訪問先のウィーンで国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長と会談し、
エボラ出血熱の流行国に対し、原子力派生技術を利用した早期診断装置の提供などIAEAによる対策を評価、日本政府もIAEAと協力して対策を進めることを表明した。
また、東京電力福島第1原発事故の対応について、IAEAが同原発近海の海洋モニタリングに専門家を派遣するなど「国際機関として(モニタリング結果など)正確な情報を発信していただき、心から感謝する」と述べた。
薗浦氏はウィーンで国連の内陸開発途上国会議に出席した。
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2014110501001772

エボラ熱 国内感染に備え関係省庁が対策検討

西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が広がるなか、厚生労働省や国土交通省など関係省庁で作る対策会議の初めての会合が開かれ、
国内で感染者が確認された場合に備え、患者の搬送や二次感染を防ぐための対策を検討していくことを決めました。
5日、都内で、厚生労働省や国土交通省、警察庁など15の省庁で作る対策会議の初めての会合が開かれ、各省庁の局長らが出席しました。
エボラ出血熱は西アフリカを中心に感染が広がり、WHO=世界保健機関によりますと、感染やその疑いがある人は1万3567人に上り、このうち4951人が死亡しています。
会議では、今後国内で感染者が確認された場合に備え、各省庁の課長級で作る幹事会を新たに設け、情報交換や連携を強化していくことを決めました。
幹事会では今後、患者の搬送や二次感染を防ぐための対策、それに医療機関の態勢整備などについて検討を進めることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141105/k10015971301000.html

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 10:14:57.45 ID:kbwHu1qY.net
医療関係者の致死率確定しますた

80%越えの83%
早期治療とか対症療法とか全く無駄だとわかったか?
過去のエボラアウトブレイクにおいて対症療法で延命効果が確かめられた研究は1つも無いぞ

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9430884/
2014年11月4日 16時35分 新華ニュース
台湾・中央社によると、医師が3日シエラレオネでエボラ出血熱に感染して死亡し、同国でエボラ出血熱に感染して死亡した5人目の医師になった。

シエラレオネでは、エボラウイルス検査を行った結果、医療従事者約120人が陽性で、約100人は死亡した。

国境なき医師団(MSF)関係者は10月31日、エボラ出血熱が流行しているシエラレオネでは多くの村が滅亡したと指摘し、全世界のエボラ出血熱による死者数は政府の集計を超える可能性を示唆した。

MSFの医師は、自らシエラレオネを訪問した後、同国のエボラ出血熱による死者数は「少なく報告された」と見ている。「シエラレオネの状況はまるで大災難が起こったようだ。多くの村と住宅団地がほぼ滅亡し、訪れた小村では村民40人中39人が死亡していた」

「住宅団地全体がなくなったところでは、多くの死者が集計に収められていない。実態を把握することは非常に厳しい」という。

(翻訳 金慧)

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 16:46:22.14 ID:1FTcu0/J.net
エボラ出血熱 西アフリカに医療支援を

感染症対策などを検討している自民党の特命委員会は、西アフリカを中心にエボラ出血熱の患者が増え続けていることを受けて、
医師などの専門家をより長期的に現地へ派遣するほか、病院の建設など医療体制の整備を支援すべきだとする提言をまとめました。
自民党の国際保健医療戦略特命委員会は、西アフリカを中心にエボラ出血熱の患者が増え続けていることを受けて、今後の支援の進め方などに関する提言をまとめました。
それによりますと、西アフリカの国々の医療体制がぜい弱であることが感染拡大につながっているとして、医師などの専門家のリストを政府が整備し、
より長期的、継続的に現地へ派遣すべきだとしているほか、感染が拡大している国の医療体制を整備するため、病院の建設や感染症の知識を持つ医師の養成などを支援すべきだとしています。
さらに国内の対策として、エボラウイルスなど危険度の高い感染症の病原体を扱う「高度安全実験施設」の確保を急ぐよう求めています。
特命委員会は、政府に提言を提出し、対策の強化を申し入れることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141106/k10015993091000.html

エボラ対策で継続的な専門家派遣など提言 自民特命委

自民党は6日、国際保健医療戦略特命委員会(委員長・武見敬三参院議員)などの合同会議で、西アフリカで流行するエボラ出血熱の感染拡大防止に向け、現地への継続的な専門家派遣などを政府に求める提言をまとめた。
西アフリカでの終息を最大限に目指しながら、国内への流入を防ぐ水際対策の強化も盛り込んだ。
発生国で失われつつある基礎的な保健サービスを回復する支援の必要性にも言及。
現地で活動する日本の医療従事者らに感染の疑いが生じた場合に、日本に緊急搬送する態勢の整備も指摘した。
日本では生命に関わるハイリスクの病原体を扱う施設は国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)など2カ所にしかなく、こうした施設の整備や高度の感染症に対応できる人材の育成なども求めた。
http://www.sankei.com/politics/news/141106/plt1411060013-n1.html

エボラ熱で都が対策会議 患者受け入れ態勢を確認

西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大していることを受け、東京都は6日、患者が都内で確認された場合に備えた対策連絡会議の初会合を開いた。
患者発生時の都の対応や都立病院などでの受け入れ態勢を確認した。
舛添要一知事は「世界がボーダーレス化し、いつ日本で患者が発生してもおかしくない。
細かいマニュアルを作り、危機感をもって対応してほしい」と呼びかけた。
会議では、世界各国での患者発生状況が報告されたほか、国際空港での水際対策などについて情報を共有した。
また、都立墨東病院(墨田区)など、エボラ出血熱を含む1類感染症の指定医療機関3カ所で、患者の移送や受け入れの訓練を11日に行うことを決め、訓練内容が説明された。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H17_W4A101C1CC0000/

東京都 エボラ対策会議で対応を確認

西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が広がっていることを受けて、東京都は関係機関を集めた対策会議を開き、都内で患者が確認された場合の対応などについて確認しました。
エボラ出血熱は西アフリカを中心に感染が広がり、WHO=世界保健機関によりますと、感染やその疑いがある人は1万3042人に上り、このうち4818人が死亡しています。
東京都は6日、エボラ出血熱の患者が都内で確認された場合に備え、初めて対策会議を開き、都の幹部をはじめ患者の移送に当たる東京消防庁や警視庁の担当者らおよそ20人が参加しました。
このなかで、舛添知事は「国境を越える人の移動が活発になっていて、いつエボラ出血熱の感染が日本で起きてもおかしくない状態だ。危機感を持ち十分な備えをして取り組んでほしい」と述べました。
エボラ出血熱は感染症法で最も危険性が高い「一類感染症」に指定され、感染の疑いがある患者は全国45か所の「指定医療機関」で治療を受けることになっています。
都内では、全国で最も多い4つの医療機関が指定されていて、会議では患者が確認された場合の移送方法や国や保健所との連携などについて確認しました。
東京都は、今月11日にエボラ出血熱の患者が都内で見つかったことを想定した訓練を行い、患者の移送や防護服の着用のしかたなどを改めて確認することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141106/k10015986911000.html

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/06(木) 16:51:22.22 ID:jD6AqrM3.net
なにがどう終息して来てんの?
メクラか?
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/West_Africa_Ebola_2014_12_Reported_Cases_per_Week_Total.png

なにがどう終息して来てんの?
メクラか?
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/West_Africa_Ebola_2014_12_Reported_Cases_per_Week_Total.png

なにがどう終息して来てんの?
メクラか?
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/West_Africa_Ebola_2014_12_Reported_Cases_per_Week_Total.png


とりあえず、終息と収束の区別すらつかないって土人?

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