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オオクワガタ採集☆3頭目

139 ::||‐ 〜 さん (スップ Sd73-6Njt):2022/07/29(金) 10:51:59 ID:xf5QH01ed.net
オオクワガタのブリードが成功したのは80年代辺りからかな。
初期には日本全国でもオオクワガタを人工飼育で繁殖できる人間は20人程しか居ないと言われた。
初期は朽ち木粉砕マットか榾木で幼虫飼育、
小歯型か中歯型が得られる程度。
発展して添加剤醗酵マットとカワラ材飼育に移行、野外最大と同等の大きい個体が得られるようになる。
さらにブリード技術は進化、菌糸瓶、人工菌糸材、血統管理、温度管理などが確立され、菌糸瓶で容易に野外最大クラス。
温度管理と血統管理を加味する事で野外最大を凌駕するギネス個体が出現。
てな感じかな、当時はカワラ材とか高値だったけど欲しくなったし、トキメキを感じた。
高くて手が出ないので林道でカワラ材を捜したり、醗酵マットに賭けて添加剤醗酵させたり、失敗して腐らせたり、かき混ぜては醗酵、乾燥とか手間も楽しかったっけ。
腹が肥大化した不格好な個体やシワバネ、ディンプルに悩み苦しみ哀しんだ。
完璧なフォルムと野性味を再現できるのは材飼育だったが、成育状況の把握とハンドリングが難しかったし、飼育スペースの問題。
納屋で榾木を放置してたら、オオクワガタ幼虫は消滅、コメツキムシやキマワリの気持ち悪い幼虫がワラワラ出てきた事もあったし。

それが今や菌糸瓶に投入するだけで簡単に養殖出来てしまう。
♀も長生きして3シーズン4シーズンと産卵されると爆発的増殖となり、直ぐに飼いきれない個体数と幼虫を抱える事になる。

現実的な話、新成虫の初産卵を得たら♀は野外に放逐したくなるね
いわゆる使用済みの♀、ペアの♂付けて人に譲るか、地元産なら放虫したくなる現実がある。
多分やっちゃってる人も居るだろうな、最後まで面倒看るには長生き過ぎるし、殺処分するのも忍びない
かと言って飼い続けるのも持て余してしまう。
うちはワイルド1♀から増殖が始まったが、来年辺り決断を迫られそうだ。

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