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富士そば 25杯目

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/14(火) 16:37:21.41 ID:3ZRJpbyR.net
ランチタイムを逃してしまい、移動中に見つけた富士そばに何年かぶりに駆け込む。

店内が暗い。高級感を醸し出そうと店内も改装したようだが、場末感が強調されたようにも見える。
ひょっとするとインスタ映え厳禁という店のこだわりがあるのかもしれない。

¥700オーバーに値上げされたカツ丼セットの食券を店員に渡すと「5分ほどお待ちいただきます」とのこと。
「えっ?ココ、ナニ蕎麦屋!?」と聞き返しそうになる。
周りを見渡すと、受け渡し口の前に4、5人ほどスマホを弄りうなだれ蕎麦を待つ人々の姿。
演歌をBGMに薄暗い店内でうなだれて蕎麦を待つ人々。宗教めいた儀式のようにも見える。

出来上がりまでの時間の場所取りを兼ねてカウンターに着席すると眼前にはプラ箸。え・・・?プラ箸?蕎麦屋でプラ箸!?まさかのプラ箸。
富士そばといえば、抜くことが困難なほどガチガチに詰められた割り箸ではないのか?
割り箸が天に向け直立する様はまるでエクスカリバーだ。聖剣を抜く瞬間の高揚感を味わうことはもうできない。

蕎麦をすするオッサン達の合間を華麗にすり抜け、出来上がったカツ丼セットをカウンターにタッチダウン。
おや?カツ丼のカツが7割ほどの大きさに縮小されているように見える。反射的にピンチアウトのゼスチャーをとろうとするも思いとどまる。
エコとか少子化家庭向けとか筋肉に優しいとか建て前はいくらでもありそうだが、小さくなったカツへの言い訳はどうなるのだろう?

蕎麦は良くも悪くも記憶どおりの富士そばだ。
蕎麦を口にすると緑のたぬきの影が脳裏をよぎる。いいね、この相変わらずのチープ感。

こうしてオレは久々の富士そばを堪能し店を後にした。

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