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≡≡ 面白いエンジンの話−12 ≡≡

1 :名無しさん@3周年:2013/02/19(火) 18:09:26.77 ID:vnejg11v.net
ここは、

内・外燃機関、風・水車、波浪フロート、船の帆、空・水・油圧モーター、電気・静電モーター、などなど、
「タイトル名」はエンジンとなっておりますが、< 原動機全般 >に関し、情報交換を行うスレッドです。

前スレ
≡≡ 面白いエンジンの話−11 ≡≡
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1330605175/

681 :トリ生:2014/02/24(月) 08:26:48.86 ID:hbqa1Rmh.net
NAvs過給の論議で初心者が頻繁に捨て置く要素

スロットルによる吸気量調整

682 :名無しさん@3周年:2014/02/24(月) 19:38:44.46 ID:ia4FwlFU.net
>>670
排圧が上がると言うのはターボが仕事をしてると言う事で、ターボさんが頑張った分
吸気側の圧力も上がります。最近のターボでは過給圧2bar=大気圧の3倍なんて物もあり、
掃気がされる上死点付近ではもう排気圧力は下がってるので「過給が掛かっていれば」
吸気側の圧力が勝って残留排気を押し流します。(低速巡航やエンブレ時は除く)

>質量流量は上がっても体積流量(=速度)はさほど変わらないと
過給が掛かると吸気管内の圧力が高まって、吸気バルブが開いた際のシリンダー内圧力
との差が大きくなりますから。圧力差が大きくなればなるほど、勢い良く移動します。

>>671
ガソリンでの完全掃気は時代錯誤ですか…。
では以下のようなアルファやVWの新しいエンジンも時代錯誤?

 ターボラグを回避する革新的なスカベンジングコントロールシステムなど、
 最新式テクノロジーが満載。
 ttp://www.alfaromeo-jp.com/jp/models/giulietta/engines/1750-tbi-235-hp

 VWのTSIエンジンと呼ばれるエンジン、ボルボのエンジンの一部、アウディのエンジンの
 一部にも、このタイプのエンジンが≪21世紀型エンジン≫として登場している。

 これは排気管の圧力が吸気管より低いことを利用して、吸排気バルブを同時に開き、残留排ガスを
 いっきに押し出し、新気を導入する、スカベンジング技術。
  これにより、より多くの空気を充填することになり充填効率を高め、エンジントルクを向上できる。
 ターボチャージャーが本来宿命としていた“ターボラグ”を解消し、低速トルクを飛躍的な高め、
 トルクを最大50%向上させる。
 ttp://seez.weblogs.jp/car/2010/07/01/

683 :名無しさん@3周年:2014/02/24(月) 20:38:22.67 ID:hFEYysOq.net
resが付くとは。。。

どこかの会社のシンパでもアンチでもなく、利害関係金銭関係一切なし
業界から足洗って久しいから交流皆無 事実っぽいことだけ書く
時代錯誤とみるかは、各自の未来予測、価値判断、好み etc

全開ではどのエンジンでも「増量」している HC&COは出し放題 以下NA
理由 低回転(<4000前後)数%トルク上がる
   高回転 >↑    ↑+排気温度が上がりすぎる 略900℃超

出し放題をやっていないのは、プリウス系ぐらいしか知らない
完全に止めるには、等パワーで排気量1.5倍ぐらいにする必要がある


出し放題でも、モード域は逃げるようになっている タイマーとか手段はある
リアルワールドで多分害は少ないからこのままお目こぼしが続くのか、ケシカラン!となるのか それは?

大型トラックの規制は知らないが、アレは街中でも全開多用だから、全開も真面目にやっていると思われ

アルファやVWは知らない 真面目に処理するとすれば、排気に抜けた空気分だけ燃費は損
(ノッキングで得になる分は除外して この分で得する可能性は大)
抜け空気は数%以下だろうね

2stがダメなのは納得いただけるのでは

684 :にゃんこ:2014/02/24(月) 21:00:06.50 ID:8D1kUF7n.net
>>677
>ストロークが関係無いなら、
いえいえ、そういうことを言ってるのではないです。
マジアトキンソンは僕には理解できていないので言及しませんけど、ミラーに関して
言いたいことは、ビッグボア・ショートストロークでもミラーは成立する、ということです。

ロングストロークのほうが燃費に有利なので、相乗効果があるので、燃費を重視
するミラーではロングストロークの採用が多いのは自然だと思います。

しかし、ミラーとロングストロークは別の話なので、ごっちゃにしてはいけないと
いうことです。

685 :にゃんこ:2014/02/24(月) 21:24:49.89 ID:8D1kUF7n.net
>>680
僕のミラーの考えは、
1)圧縮比を上げて、燃焼圧力を上げる。
2)膨張比を上げて、燃焼圧力を回転力に変化する行程を大きくする。
この二つによって効率を改善していると思っています。

ただし、
3)圧縮比を上げると耐ノック性が落ちるので、ノック限界直前で、スロットルや
IVC制御で、吸気量をそれ以上増やさないようにする。
と考えているのです。

IVCが下死点でスロットルにより吸気量を50%にした場合と、IVCが90°ATDCで
スロットル全開とした場合、吸気量は共に50%となります。(実際は、粘性抵抗やら
何やらあるんでしょうけど)
両者の違いはポンピングロスです。

前者はスロットルの隙間を空気が流れるので抵抗が生じます。ここで生じる摩擦熱が
ポンピングロスになります。
後者の場合、バルブがデジタル的に開閉すると仮定すれば、開時は空気抵抗がないので
(実際はあるけど)摩擦熱が生じない。閉時は空気が流れないのでやはり摩擦熱が出ない。
ちょうど、電力制御をするときの、抵抗制御とスイッチング制御のような違いがあります。

また、後者の場合、上死点〜90°間は無抵抗であり、90°〜下死点間で負圧がかかる
ので、負圧のかかる時間が最小で済むという点もポンピングロスを下げると思います。

686 :名無しさん@3周年:2014/02/24(月) 21:33:06.11 ID:ocCy/r62.net
>>682
残留ガスって排気バルブ閉弁時に筒内圧=排気ポート圧となって、でていけなくなった
既燃ガスなので、閉弁時の排気ポート圧力で決まってきます。なので、過給時は基本的に
残留ガスが多めになります。

>>680(じぶん)
90ATDC→90BTDCの間違いです。すいません。

>>683
伝聞だが、高速回転での冷却のための燃料増量はあるけど、それ以外はストイキ制御のはず。

>2stがダメなのは納得いただけるのでは
素人からすると、2stのシンプルさは魅力的に見えるんだよなあ。
そう思う人がやっぱりいて、IRISエンジンだのスプリットエンジンだのやってるんだろうなあと思う

687 :名無しさん@3周年:2014/02/24(月) 21:41:23.24 ID:ocCy/r62.net
>>685
>IVCが下死点でスロットルにより吸気量を50%にした場合と、IVCが90°ATDCで
>スロットル全開とした場合、吸気量は共に50%となります。(実際は、粘性抵抗やら
>何やらあるんでしょうけど)
>両者の違いはポンピングロスです。

いやいや、90BTDCでの状態量はどちらもおおよそ同じ圧力ですが、前者は下死点から90BTDCまで
ピストンが圧縮仕事をしなければなりません。

688 :にゃんこ:2014/02/24(月) 21:42:32.99 ID:8D1kUF7n.net
>>678
用語の説明ありがとうございます。

僕は
「ICによる耐ノック性向上分だけ、”過給+ICがNAより”燃費が改善するかもしれない」
という意味で書きました。
正直、僕も過給エンジンが燃費が良くなるとは思っていないのです。普通に考えて、
ミラー>NAオットー>過給だろ、という感じです。
でも、実際にノートでは過給ミラーのほうが燃費が良いそうなので、何らかの理由がある
はずなのですが、その理由がどうも僕にはよく分からない。
ICによる冷却→耐ノック性向上ぐらいか、それらしい理由が思いつかないわけです。
一体どうなってんだろね。
もし、冷却にそんなに効果があるのなら、過給ICではなく、NAの吸気部分にエアコンを
つけて冷却したほうが良いんじゃないか、とか思うのですけどね。

僕が過給に対して懐疑的なのは、過給をして吸気量を増やそうとしておきながら、
スロットルで吸気制限していることです。これは無駄だと思います。
低負荷では過給器を止めて、空気は過給器をバイパスさせるべきだ。
スロットルが全開になって100%吸気になってから、始めて過給器を稼働し、
それ以降は過給圧によって出力を制御すべきだ、と思うわけです。
レスポンスが悪化するのでそのまま実現はしないでしょうが、そういう方向に近づける
ことは考えてみても良いと思うのですね。

689 :にゃんこ:2014/02/24(月) 21:47:08.35 ID:8D1kUF7n.net
>>686
>90ATDC→90BTDCの間違いです。すいません。
どちらでもOKです。
上死点から90ATDCまで吸気弁が開いているなら早閉じ型です。
上死点〜下死点〜90BTDCまで開いているなら遅閉じ型です。

マツダは、早閉じ型は高回転時のトルク減少が起きるので、遅閉じを採用した
と聞いています。

690 :にゃんこ:2014/02/24(月) 21:57:44.04 ID:8D1kUF7n.net
>>687
>いやいや、90BTDCでの状態量はどちらもおおよそ同じ圧力ですが、前者は下死点から90BTDCまで
>ピストンが圧縮仕事をしなければなりません。

早閉じの場合
1)上死点から90ATDCまでは無抵抗
2)90ATDCから下死点までは負圧に逆らってピストン降下(余分な仕事発生)
3)下死点から90BTDCまでは負圧に吸われてピストン上昇で、2)が相殺される
4)90BTDCから上死点まで圧縮(仕事発生)

遅閉じの場合
1)上死点から90BTDCまで無抵抗
2)90BTDCから上死点まで圧縮(仕事発生)

スロットル式の場合
1)上死点から下死点まで負圧に逆らってピストン降下(仕事発生)
2)下死点から90BTDCまで負圧に吸われてピストン上昇。1)が相殺される。
3)90BTDCから上死点まで圧縮(仕事発生)

かなぁ。

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