レス数が1000を超えているけど、まだ書けるかも知れないよ。
機械・工学に関する質問はここへ その2
- 1 :名無しさん@3周年:2014/10/29(水) 10:26:16.03 ID:EyBuc4IK.net
- 落ちてたので立てました。
【前スレ】
機械・工学に関する質問はここへ その2
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1372188519/
- 975 :名無しさん@3周年:2017/05/09(火) 23:50:30.40 ID:JEeekC3T.net
- 6808のベアリング(内径φ40)にφ40.05のアルミの軸を冷しばめしたら
回転させるとゴロゴロ言うけど
締め代多すぎてベアリング変形してるのかな?
- 976 :名無しさん@3周年:2017/05/10(水) 17:56:30.44 ID:s49vgmaW.net
- >>975
一般的なベアリングとして、精度:0級、内部すきま:CN(普通すきま)と仮定すると
内輪内径寸法許容差:0 / -0.012
ラジアル内部すきま:0.006 〜 0.020
中央値で試算するものとすると
内輪内径寸法:φ39.994
内輪内径締代:0.056
ラジアル内部すきま:0.013
となって内輪内径締代がラジアル内部すきまの4倍以上になります。
内輪軌道径の増加量は内輪内径締代の80%〜90%程度となりますので
強度のラジアル予圧状態になっているものと推定されます。
なお、内輪軌道径の増加量の計算には内輪の詳細形状寸法を把握して
内輪と軸の各々の縦弾性係数を用いてはめ合い計算を行う必要があります。
したがって、あまり現実的ではありません。
- 977 :名無しさん@3周年:2017/05/11(木) 23:28:56.79 ID:v+yZPwyy.net
- >>976
つまり荷重で締め代を計算しても
意味がないと言うことですね
- 978 :959:2017/05/12(金) 18:39:22.13 ID:VDAz3a01.net
- >>977
いえいえ、あらぬ解釈は良子さんw
通常、ユーザーには内輪の詳細形状寸法が分からないので
内輪軌道径の増加量の計算があまり現実的ではないという趣旨です。
内輪クリープ損傷(内輪内径微小滑り摩耗損傷)防止のために
軸受荷重から内輪必要締代を求め、その内輪締代を採用することは必要です。
ただし、採用する内輪締代に応じて適切な軸受内部すきまを採用する
必要があります。
6808のベアリング(内径φ40)ですと
下記の5種類の内部すきまが規定されています。
C2すきま:0.001 〜 0.011
CNすきま:0.006 〜 0.020 (普通すきま)
C3すきま:0.015 〜 0.033
C4すきま:0.028 〜 0.046
C5すきま:0.040 〜 0.064
- 979 :959:2017/05/12(金) 18:40:13.71 ID:VDAz3a01.net
- 前記 >>975 には軸受内部すきまが記されていなかったため、
一般的なCNすきま(普通すきま)として試算してみました。
ゴロゴロ異音現象とも合いそうだったので・・・。
前記 >>975 の軸受には「C5すきま」を採用すれば
ゴロゴロ異音は発生しない可能性が高いと思われます。
ただし、「C5すきま」の6808が容易に手に入るかどうかは
よく分かりません。
なお、内輪締代の上限値は,軸径の1/1000以下を目安とすると
記されています(NTN転がり軸受総合カタログ)。
これは脆性材料である軸受鋼内輪がはめ合い円周方向応力で破断しないように
はめ合い応力(フープ応力)を一定値以下に抑制するためと思われます。
前記 >>975 の内輪締代はこの上限目安値を超過していますね。
あくまで目安値で、超過したから即破断するとかいうものではありませんが。
また、アルミの軸なら縦弾性係数の違いや圧縮塑性変形応力が小さいことなどから
内輪のはめ合い応力(フープ応力)が多少緩和されるかもです・・・。
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