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≡≡ 面白いエンジンの話−15 ≡≡

885 :にゃんこちゃん:2018/04/17(火) 17:12:22.74 ID:aQTvIYgdj
にゃんこちゃんはカンキョーな人です。そんなわけで、自動車の低燃費化に興味があります。
でも、HVみたいな難しいシステムは嫌いで(俺がようさわらんから)、なるべく簡単なシステムが良い。ミラーサイクルがイイ、と思ってます。
ミラーは、ぶっちゃけただの高圧縮比エンジンで、排気量のワリに出力が低い、でも燃費は良いという特性だと思います。
ミラーがあんまり普及しない理由は、1)大排気量にするために製造コストが上がることと、
2)排気量で決まる税金システムのせいだと思う。税制の見直しをすべきではないか、というのが以下の主旨です。

かつては【排気量=出力】であり、大排気量車は高級車で高額な税金をとるべきであると考えられてきた。
しかし、ターボは排気量以上の出力があるし、ミラーはその反対で排気量以下の出力だ。
本当は、排気量ではなく【燃焼室容積=出力】ではないだろうか。
ターボは過給する分吸気量が増えノックを起こす。それを解消するため圧縮比を下げている。燃焼室容積を増やした分、最大吸気状態での圧縮圧力はNAと同程度になりノックは解消する。
ミラーは高圧縮比エンジンであり、燃焼室容積は小さい。そのまま最大吸気を行うと圧縮圧力が過大になりノックを起こす。それで吸気バルブを遅閉じさせて一旦吸い込んだ混合気を吐き戻し、吸気量を減らし最大圧縮圧力をNA並みに抑えている。
つまり、最大吸気量、燃焼室容積、出力はターボ>NA>ミラーであり、圧縮圧力はターボ=NA=ミラーという関係ではないか。
もっと簡単に言えば、単気筒で考えると、出力とは燃焼一回当たりの燃焼エネルギーに比例し、燃焼エネルギーは混合気量に比例する。最大混合気量に合わせて燃焼室容積が決まるのだから、【燃焼室容積=出力】なのだ。
税金は排気量ではなく燃焼室容積で決めるべきではないのか。そうすればミラーエンジンの排気量を増やしやすくなるではないか。
ただし問題はターボは逆に税金が高くなる(実際に出力が大きいのだからそれが当たり前だが)、可変圧縮比エンジンの扱いがわからんようになること、ミラーエンジンは不正改造しやすく、その防止がしにくいことであろうか。

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