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【倉稲魂命】稲荷信仰霊験スレ 第6社【荼枳尼天】

589 :名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 22:29:05.23 .net
>>586
この伏見稲荷も隆盛荒廃と再興の歴史を経て現在に至っていますが、この課程で稲荷と狐が結びつくのです。稲荷信仰の全国的普及は主にこの伏見稲荷をはじめとする宗教家の解説や宣伝によるものですが、
さらには東寺の真言密教の影響も受け、各地に中世以降広まって行きます。ここで、狐と結びつくポイントとなったのはこの宣伝よりもむしろ受け入れ側にありました。
この受容の基盤となっていたのが「田の神およびその使女(ツカワシメ)を狐とする」信仰です。

各地でみられる狐塚は本来田の神の祭場であったとされ、稲荷(五穀をつかさどる神)=狐を同一視する観念も一般的でした。
また、広めた側は神社の社家、真言宗の僧、民間の巫者、行者、祈祷師などが主で、病気や不幸の原因が狐の憑きものであると判断しそれを回復させるために
稲荷をまつるよう指導する例もありました。他にも商業や漁業神としてもまつられるようになりますが、以上のような理由があったのです。

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