天台宗のスレ　第七

830 ：名無しさん＠京都板じゃないよ：2017/07/14(金) 03:34:30.10 ID:573V0pEW0.net

空海が唐語を自在にこなすことは天才的、と言う人がいるが、実はそれほどのものでもない。
彼は大学に入ったが、そこでの授業では唐語が使われるものが多くあった。
つまり当時の官僚にとって唐語を話すことは珍しいことでもなんでもないのである。
自分は、空海の面白いところはその能天気とも思える社交性にあったのではないかと思う。
当時都には相当数の唐から渡来した人がいたが、空海は彼らと交流することで会話を楽しみ、
会話能力に磨きをかけ、長安へ行ってみたいと願望するようになったのではないか。
最澄は座学、文理解が主で、残念ながらそのような環境ではなかったのではないか。
ただそのような環境にあったとしても、性格的にそのような対人関係をもてたかは疑問。