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【一陸技】陸上無線技術士【二陸技】 Part3

943 :名無し検定1級さん:2022/02/12(土) 19:02:30.36 ID:r2wLHoXV.net
>>938
日本付近の緯度では太陽光のエネルギー密度は1 kW/m2程度

中波の波長で距離100メートルだと遠方界条件を満足しないから、以下は雑な議論になるが...

送信アンテナを利得2.15 dBi(仮想的な完全無指向性アンテナに対し電力利得1.64倍)の半波長ダイポールアンテナと仮定する

このアンテナに500 kWの電力を供給すると、自由空間では最大放射方向に100 m離れた位置での電力密度は、

1.64×500×1000/(4π×100^2)=6.53[W/m2]

大地反射で電界強度が2倍になるような場合、電力密度は4倍の26.1[W/m2]

太陽光のエネルギー密度の方がだいぶ大きいということになる

今度は自由空間で最大放射方向に距離100mの位置に利得2.15 dBiの半波長ダイポールアンテナを受信アンテナとして設置した場合を考える

フリスの公式より、受信電力Prは、
Pr=1.64×500×1000×λ^2/(16π^2×100^2)
=0.519λ^2

λ=300[m]とすると、Pr=46.7[kW]

これだと送信パワーの1割くらい貰えることになる

中波放送局の送信塔から100メートルの距離の場所に同じぐらいの規模のアンテナ塔を建てられればね

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