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@@家に猫がいる奥様PART117@@

293 :可愛い奥様@\(^o^)/:2015/04/16(木) 00:35:25.94 ID:G8ezhOBp0.net
ボブとの出会いは2007年3月にさかのぼる。そのころ、ジェームズさんは「福祉住宅」としてあてがわれたワンベッドルームの公営アパートに住み、ヘロイン中毒治療のため鎮痛薬メタドンを使っていた。
流しをした帰り、公営アパートの階段玄関にみすぼらしい迷い猫がうずくまっていた。足は化膿してはれ上がり、お腹にもけがをしていた。 まわりを見回してもだれも見当たらないため、ジェームズさんはとりあえず自宅に連れ帰り、応急措置をしてエサをやることにした。
3日後、英国動物虐待防止協会(RSPCA)に連れていって化膿止めの抗生物質を投与してもらった。治療代は28ポンド(約3575円)。1日の稼ぎは25ポンド(約3192円)だったが、ジェームズさんには
いたいけないボブを見捨てておくことはできなかった。
ジェームズさんは飼い主を探し求めたが、飼い主は現れなかった。しばらくして、すっかり回復したボブを外に逃がそうとしたが、ボブはジェームズさんに引っ付いて離れない。
ある日、流しに出ようとするジェームズさんを追いかけてバス停までやってきたボブを見たとき、ジェームズさんはボブと一緒に生きて行こうと決心した。ジェームズさんが面倒を見なければボブは死んでしまう。ジェームズさんの人生に初めて意味を見出した瞬間だった。
人見知りする普通の猫と違って、ボブは人ごみの中でもじっとしている。しかし、流しの最中、奇妙な格好をした男が驚かしたときとロットワイラー犬に襲われそうになったとき、ボブは逃げ出して、ジェームズさんと離れ離れになってしまった。
ジェームズさんが「もう戻ってこないかもしれない」としょんぼりしていると、2〜3時間後、ボブがひょっこり戻ってきたという。
けなげに生きるボブとジェームズさんに次第に共感が集まり、ジェームズさんの流しの収入は25ポンドから60ポンド(約7662円)に増えた。

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