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【山崎豊子】華麗なる一族【山村聰・加山雄三】

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/02/16(日) 11:10:20 ID:uQIO1jFz.net
>>346 (昭和57年東京都の名勝指定 平成18年に国の名勝指定)
戦後は庭園建物ともに古河家の手を離れ国有となり、大蔵省の所管となった。
直後は進駐軍に接収され、イギリス大使館付き駐在武官の独身寮に6年ほど使用されるが、接収解除された昭和27年から無人の状態が約30年ほど続き荒廃が進み、蔦に覆われて近所でお化け屋敷と称されていた時代もある。
シャンデリアは落ち、ガラスは割られ、土足で人が入り室内で焚き火をした形跡まであったという。
庭園に関しては、接収解除から間もなく東京都が国から無償で借り受け、地元の要望などを取り入れて整備が始まり、
昭和31年より一般公開が始まる。(建物だけが整備されないまま放置されていた。)
しかし昭和57年に文化財指定されたことをきっかけに本館建物も修復工事が始まり、6年の歳月を経て、平成元年より財団法人大谷美術館によって一般公開が開始された。
過去に、建物内が非常に荒れ果てた状況となった教訓をふまえ、往復はがきでの申込みを原則とするガイドツアー方式で見学会を行っている。
旧古河邸の構造と特色
本館の規模は延414坪 2階建地下1階。
主構造は煉瓦造、小屋組と床梁は木造、一部鉄骨梁を使用。2階ホールにトップライトを設けている。
外壁は真鶴の新小松石(安山岩)の野面石積み、切妻屋根は天然スレート葺き、出窓や玄関ポーチ屋根は銅板瓦棒葺き。
素朴で重厚な外観はスコットランドの建築や英国の別荘建築に近い。

旧古河邸はコンドルの最晩年の設計で、洋館内部に和室を完全な形で取り込んだ極めて珍しいプランである。
1階がすべて洋室で主に接客のための空間なのに対し、2階の寝室を除いたすべての部屋が伝統的な和室である。
和洋の様式を折衷することなく巧みな構成で和洋の調和を図っている。
和と洋を共存させる手法は庭園の配置にも見られ、大きな特色となっている。

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