"My Mothers Eyes"でデビューしたのが1953年というから、もう70年近くも活動 していて、体系も小柄なのに今も声が衰えていないところが凄い。 来年はデビュー70周年だから、何かありそうだ。 The Four Seasonsのオリジナルメンバーの存命者はValliとGaudioだけに なってしまった。Gaudioも今度の11月で80になるんだな。
"Can't Take My Eyes Off Of You"は今ではFrankie Valliのソロの代表曲として 有名になってるし、当時も断然1位かと思ったが、実際は67年に最高位2位という結末で 意外だった。Valliは"My Eyes Adored You", "Grease"で1位を獲得している。
"Rag Doll"のB面、The Four Seasonsには欠かせない名曲の一つ。 The Tremeloesは元々はBrian Poole & The Tremeloesとして活動していた。 The Beatles参加のデッカのオーディションで勝ち取ったのは御承知の通り。Brianの脱退後に The Tremeloesと名を変え67年にあの"Silence is Golden"を大ヒットさせる。 自分だったら、The BeatlesよりもThe Tremeloesのほうに興味が湧くな。
B.Poole & The Tremeloesもアルバムで、"Sherry(Medley)", "Rag Doll"をカヴァー しているのも興味深くて面白い。
2000年代にやっとFrankie Valliの70年代のソロアルバムがCD化されて念願が叶ったと思ったが、 ファンなら御存知のとおり、76年の"Valli"だけは"Easily", "Can't Get You Off My Mind"の2曲だけは 短縮されたヴァージョンが収録されていたことがあった。自分はこれのLP持っていたから十分違和感を感じたな。 年末に出るBOXにはちゃんと通常ヴァージョンが収録されているのを願いたい。
I Get Aroundで思い出してしまったが Four SeasonsがThe Wonder Who?名義で出した シングルLonesome RoadのB面曲 Around and Around (andaroundandaroundandaroundandaround) は明らかにI Get Aroundのパロディで思わず笑ってしまう
28 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
"Around and Around"といったら、Chuck Berryがオリジナルの同名異曲を思い付いてしまう。 こっちのほうはThe Rolling Stones, The Animalsのカヴァーのほうで有名。 Rarities Vol.1を入手するまではそれだと勝手に思ってた。
The Four Seasonsのメンバーで、自分は一番好きなメンバーは勿論、Frankie Valliだし、2番目はやっぱ Bob Gaudio。3番目は意外にも、去年亡くなったJoe Long。オマケで4.5番目になると Demetri Callas, Don Cicconeかな。オリジナルのTommy DeVitoとNick Massiは好きでもないし嫌いでもないな。 The B.Boysでは好きなメンバーの順位は簡単に出て来るんだが、このグループの場合は、Valli, Gaudioの存在が 強すぎて順位をつけにくい.
今からちょうど30年前、"Special Collection", 'Best of Frankie Valli"を含む数枚のCDがビクターから発売された。 "Special Collection"はマニアックな編集盤でマニアックなヒットを知り、後半のところなんかはROCK色が出てきて 違和感があったし、"Lay Me Down-Wake Me Up"は彼らには珍しく長めの曲だったがハマってよく聴いてた。 'Best of Frankie Valli"は彼のソロシンガーとして聴く入門者にはふさわしい1枚だったとも言える。 残念なのは自分が好きな"Inside You","Close Up"からのお気に入りのアルバムオンリーの曲が収録されて欲しかった。
レコードコレクターズの2月号でThe Four Seasonsの特集やってたな。あれからちょうど30年。 当時は資料が貴重で有り難い存在だった。これがなかったら、このグループの虜になってなかったかも。 Don CicconeのインタビューもあったのでThe Crittersにも興味を持つようになった。
39 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
訂正 The Four Seasonsの特集をやったのは1992年の2月ではなく、3月号だった。 4月号では関係人物が一部、記載されていた。
40 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
The Four SeasonsとB.B.がカヴァーした曲といえば、 "Why Do Fools Fall in Love", "Do You Wanna Dance?", "Walk On By" "Santa Claus Is Coming To Town", "White Christmas" くらいしか頭に思いつかない。
"I Make a Fool of Myself"のB面"September Rain"は、仕上がりが出来ているアルバムヴァージョンと 歌詞の出だしが異なったシングルヴァージョンの2つがある。 シングルのほうは"Rarrities Vol.2"で聴くことができる。"I Make..."は日本盤のシングルも出ていた。
"September Rain"という同名異曲、色々あるんだな。JAZZなどで有名な"September In The Rain"と いうのもあるから。個人的にはこの同名異曲、Valli以外だったら某女性声優のほうを思い浮かべるな(笑)
70年にTommy Devitoが脱退後のMotown時代のThe Four Seasonsは、メンバーチェンジが 激しかった時期でもあった。Valli, Gaudio, Joe Longの3人が残ったが、72年にGaudioは ツアーに参加するのを止め、裏方にまわる。新たなメンバーが数人加わり、すぐに脱退するのが結末。 自分はこの時期だと新メンバーはDemetri Callasしか存在感がない、そのCallasも数年で脱退し、Longも脱退。後釜には Don Ciccone, Gerry Polci, Lee Shapiroが加わり、グループは75年に"Who Love s You"でカムバックすることになる。
46 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
Frankie Valliといったら、"Can't Take My Eyes Off You", "My Eyes Adored You"だろう。 事実上のソロデビュー曲の"My Mother's Eyes", The Four Lovers時代の"You're the Apple of My Eye", 個人的に好きな"With My Eyes Wide Open", "In My Eyes"というようにValli, Four Seasonsには"目"の付くタイトルが数曲ある。 彼等に目繋がりがあるというのも何かの縁だろう。そういったところは面白い。
この曲や、全米1位になったことに関しては俺には興味が無い。 1991年に日本で初めて出たThe Four Seasonsのベスト盤CDにはこの曲も収録されたが、 個人的には"Swearin' to God"(75#6)(Single Ver)を収録してほしかったなと今でも思う。
49 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
The Four Seasonsのメンバーで、キャリアが一番古いのはValliと思われがちだが、 実際はTommy Devito, Nick Massiなのである。53年にレコードデビューするValliよりも、 彼等はそれ以前に別のグループで音楽活動をやってた。DevitoがいたグループにValli が56年に加入、 "The Four Lovers"として活動するが、ヒットしたのは"You're the Apple of My Eye"だけで、あとは不発。 この後は色々な変名でシグルを出すことが多く、不遇な時代が"Sherry"を出すまで続くことになる。
50 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
"Ain't That A Shame"は1991(93)年に発売された3rdアルバムの日本盤CDには フェイドアウトのところで、Aint That〜の裏声が入ってない別ヴァージョンが 収録されていた。90年代に出たAce盤CDには通常盤が収録されている。
聴けば、誰もが知ってるB. Gaudio作ったThe Four Seasons, Valli関係の三大名曲。 "Sherry"(The Four Seasons) "Short Shorts"(The Royal Teens) "Can't Take My Eyes of You"(Frankie Valli) 3曲とも本当、ベタですな。
The Royal Teensは"Short Shorts"(58#3)以外にも、"Believe Me"(59#26)という曲もヒットさせている。 ホワイトDoo-Wop調にせつないピアノの音色と後半のキーチェンジが印象な作品で、これもGaudioの作曲のよるもの。 Gaudioはその後脱退、知人の紹介でValliらと出会い、The Four Loversに加入することになる。
Vee-Jay時代に出た"The Beatles Vs The Four Seasons" この2枚組アルバム 俺はフォーシーズンスのLPとして見れるが、The BeatlesのLPとしては見れないな。 もうオマケ感覚で被せてるって感じ。言わせれば、ここではThe Beatlesなんかどうでもいいって事。 この頃のフォーシーズンスはVee-JayからPhillipsへ移籍となり、これが70年まで続くことになる。
1. 1953年Frankie Valley名義でリリースされ、ギターをバックにValliの声が若々しいシンプルな構成。 2. Vee-Jay時代の"Recorded Live On Stage"からのLIVEでJAZZスタイルのヴァージョン。 3. 1967年の1st 豪快なオーケストラをバックにValliのエコーがかかったヴォーカルが特徴。
こうやって聴き比べるのも面白いものである。
58 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
"Between Four Lovers & Four Seasons"という妙な編集盤のLPが8,90年代に出ていたことがあった。 これにはThe Four Seasons以前の無名時代の頃の貴重な音源を集めたもので、かなりの珍盤だった。 その後、95年頃に"The Fantastic First Years"なるCDが出てきて、これらの音源が気軽に聴けるようになった。 (The Rays-Are You Happy Nowだけ未収録)。当時このCDに入手困難だった"My Mothers Eyes"が 収録されていたのには驚いたな。
59 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
The Four Seasonsの前身, The Four Loversのメンバーは Frankie Valli (1934-)、Tommy DeVito (1928-2020)、 Nick DeVito (1924-?)、Hank Majewski (1922.3?-1969)の4人で56年に結成された。 LP1枚と7枚のシングルを残したが、ヒットしたのは"You're the Apple of My Eye"(56#62)だけ。 7枚目のシングルの後、Nick, Hankの2人が脱退。残った2人は変名活動をしながら、やがて Bob. Gaudioという1人の青年に出会うことになる。
The Four Loversの音源は89年のCDで殆ど聴けるようになったし、95年の"Fantastic.."では ラストシングル両面の曲が聴く事ができるようになった。
初期の傑作アルバム"Rag Doll"は、日本でも発売されたが、全曲収録されてはおらず、 半分は"Dawn"からの曲を収録したものだった。当時の邦題は"ベスト・ポップ・ヒット" 残念ながら"Save It For Me","Danger","Marcie", "Funny Face", "Huggin' My Pillow"などの 隠れた名曲は収録されなかった。"Rag Doll"のオリジナルの日本盤が出たのはそれから 50年くらい後のこと。2015年にCD化された時だった。
The Four Seasonsのデビューは"Sherry"ではなく、61年にGoneというマイナーレーベルから リリースされた"Bermuda"/"Spanish Lace"が実際のデビューシングルであった。だが全く売れなかった。 "Bermuda"はラテンタッチのスローナンバーで、Valliのファルセットは無く、曲も地味な印象。実はこの曲もカヴァーだった。 "Spanish Lace"はB. Crewe作でこれもラテン調のナンバーで、A面より少し明るめで、1stに収録されても おかしくはなかっただろう。彼等のデビュー曲はファン以外には知られていないのも現実。
これらの2曲は長い間入手困難だったが、90年代にオムニバス盤CD"A Whiter Shade Of Doowop", 日本のインディーズCD"In The Beginning"で聴けるようになった。
66 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
>>64 俺もあのアルバムの過大評価な風潮は好ましくはないな。それはさておき、基本的に 60年代中期まではアーティストのヒットはシングル目線だった。The BeatlesやB.B.等が レベルの高い作品を作り出したのが影響で他のアーティスト達や聴衆もアルバムにも注目 するようになったと思う。 The Beatlesが64年に世界進出した頃のアメリカの対抗馬はB.B. The Four Seasons, モータウンの連中くらいで、それまで順調だったアイドル歌手達は落ちぶれていくことになる。
67 :ベストヒット名無しさん:[ここ壊れてます] .net
>>47 この映画の主題歌をOlivia Newton Johnが歌ってたら、どうなってただろう。歴史は変わってたかもしれない。 この主題歌を必然性をあまり感じないのも当然の如く。Valliの歌はBob Gaudio, Bob Crewe, Charles Calello等 でないと成り立たないということがよくわかる。それだけValliの音楽レベルが高いということだろう。
Jersey Boysが生まれなかったら、Tommy DeVitoとNick Massi はThe Four Seasonsの ファン以外は知られなかったはず。 Joe Longなんて日本ではファンでも名前は知ってても、興味はなさそう。 The Bee Geesに例えたら、初期の頃のGibb3兄弟以外の2人のメンバーだろうな。
Neil Sedaka, Paul Anka, The Righteous Brothers, Bobby Vinton, Rick Nelson 60年代に活躍した彼等は70年代に見事にヒットチャートにカムバックしている。 カムバックで忘れてならないのがB.B.であり、スレタイのThe Four Seasons(Frankie Valli)である。
60年代中期のThe Four Seasonsは、作品を聴くと、スペクターのWall of Soundや、 モータウンを意識しているのがよくわかる。セッションドラマーのBuddy Saltzmanの ドラムの音が目立っているのがこの頃のサウンドの醍醐味。東のHal Blaineとも言われているが、 これに関しては納得するな。だが彼は2012年に亡くなっている。
The Four SeasonsのMotown時代の音源は2008年に出た2枚組のCDで全部聴けると思ってたが、 Valliのソロ"Listen To Yesterday"の女声コーラス入りのヴァージョンだけは収録されなかった。 CDにはThe Four Seasons版の別ヴァージョンが収録されている。女声コーラス入りのほうは 90年代に出ていた"The Night-Inside You 1972-1975"で聴くことができたが、既に廃盤で入手困難状態。
The Four Seasonsのクリスマスアルバムも聴き甲斐があるよ。ジャケットはオリジナルの "Greetings"が彼等に相応しい。Phillipsからの再発の"Christmas Album Album"のジャケットは 暗い感じがして違和感を感じる。初CD化の時に"Greetings"のジャケットが使われなかったのが残念だったな。
The Four Lovers(前身) Frankie Vall, Tommy DeVito', Nicolas(Nick) DeVito, Henry(Hank) Majewski ヒット曲はたった1曲しか出せず、その後解散。 この時期にThe Royal Teensに居たBob Gaudioと出会う。
第1期(1960〜1965) Frankie Valli, Bob Gaudio, Tommy DeVito, Nick Massi 全盛期のメンバーはこの面子。ここで全米1位を4曲持つ。 Nick脱退後はCharles Calello がツアーに一時参加
第2期(1965〜1970) Frankie Valli, Bob Gaudio, Tommy DeVito, Joe Long ここでTommy DeVitoが脱退。在籍していたPhilipsからも離れる。
第3期(1971〜1972) Frankie Valli, Bob Gaudio, Joe Long, Demetri Callas 72年にGaudioは正式な脱退ではなく、ツアーに参加するのを辞める。
第4期(1972〜1973) Frankie Valli, Joe Long, Demetri Callas, Gerry Polci, Lee Shapiro 70年代初期はメンバーチェンジが激しく、Bob Grimm, Bill DeLoach, Clay Jordanは参加するもすぐに脱退。 その為、新メンバーはDemetri Callasしか定着感がしない。
第5期(1974〜1975) Frankie Valli, Joe Long, Gerry Polci, Lee Shapiro, Don Ciccone ここでJoe Longが脱退。
第6期(1975〜1977) Frankie Valli, Gerry Polci, Lee Shapiro, Don Ciccone, John Paiva ここでヒットチャートにカムバックする。70年代のメンバーはこの面子に定着感がある。 The Four Seasonsは77年に活動を中止し、79年に再開する。 簡潔にまとめるとこんなものかな?