ガーポテト

私事ですが名無しです

警戒しながら「これ何？」って聞いたら嫁は「隠し味！おいしいよ！」って自信満々で食ってた。

まあ嫁も食ってるし（リポと鉄分お粥は俺だけ食わされた）と思って食べてみたらふつうにうまい。
いつものお粥より舌触りがいいっていうか、コメの一粒一粒が小さくなってるっぽかった。
さっそく料理漫画の成果が出たんだって嬉しくなって何杯も素のお粥のままお代わりした。
いつもだったら途中で味に飽きて鰹節使うなりシャケフレーク入れるなりするんだけどね。
で、夕食も終わって嫁に美味しかったって言うと、嫁が超上機嫌で美味しんぼの一冊を持ってきた。
その話はそこらへんしか見てないんだけど、なんかお粥は生米の時点でちょっと細かくなってると美味しいってことだった。
ビニール袋に入れた生米をバンバン麺棒で殴ってたのは奇行じゃなかったのかってホっとした。
問題はその話でお粥に入ってたものだったんだけど、なんか川の虫？が入ってたんだよね。イモ虫の黒いやつみたいな。
その種明かしをされた時にすっげえ嫌な予感がした。悪寒もした。

俺「え？川から取ってきたの？」
嫁「まさかー。ちゃんとお店で買ってきたよ」
俺「マジで？最近のスーパーってそんなもんまで売ってんの？」
嫁「ううん。探したんだけど売ってなかったから、近所の釣具屋さんで買ってきた」
釣具屋さんで買ってきた。
釣具屋さんで買ってきた。
俺は釣りしないから店にはいかないけど、同じ町内だからゴミ拾いの時とかに会ってるオジサンがやってる店。
ああ、そう。でもあれ黒くもないしこの本に載ってる虫じゃないよね？
嫁「このナントカ虫（名前忘れた）はなかったけど、代わりに紅サシっていうのがあったんだよね」
俺「なにそれほんとに食えんの？」
嫁「ちゃんと聞いたけど、○○さん（おっちゃんの苗字）は食べれるって言ってたよ。ビックリするだろうって言ってた」
この時の嫁ほんとに嬉しそうだった。

そもそもそのナントカ虫を買うためになんで釣具屋に行ったんだとかそういうことを訊ねる前に
どうしてもそのサシってのがなんなのか気になった俺、ここで離脱。
寝室のＰＣでサシについて検索してしまう。