■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
【怪奇】山の怖い話【超常現象】その弐 [無断転載禁止]©2ch.net
- 990 :底名無し沼さん:2017/09/16(土) 09:55:35.88 ID:kvxawJtU.net
- 秋も深まるころ
こころに傷ある妻を伴い湯治に向かった
ところは 信州飛騨境の とある温泉
星もない深夜 秋風に吹かれ露天に浸かっていた
とつぜん じたじた と足音がする だれかが入ってきた
カラーンと 木曽ヒノキ湯桶の高い音がこだます
やはりだれかが来たらしい
岩陰の湯船に浸かるらしく
チャプン チャプン どぼん と三度音がする
はて 最後のどぼんは なんの音? 子連れか?
岩陰から見てみると 男ひとりが肩まで浸かっている
子はいない オレは どぼんの正体を見極めたく
目を凝らして男の行方を追った
男は湯船から立ち上がった そこには大変なモノが・・・
ここの温泉にはよく来るが こんな巨大なのは初めて
部屋に帰りその巨大さの一部始終を妻に話した
黙って聞いいた こころを病む妻は
大きく切ない吐息をひとつつき
むっくり起き上がり浴衣の帯を結びなおし部屋を出た
(つづくんだけど いいかな)
総レス数 1007
287 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★