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【怪奇】山の怖い話【超常現象】その参
- 966 :底名無し沼さん:2020/09/04(金) 22:08:20 ID:IwtrAjgB.net
- 愛別岳につくと雲海はすっかり晴れてしまって、期待した写真は撮れなかった。
20分ほど待ってから、諦めて元来た道を戻り始めたんだが、
戻り始めるとまたガスが出て来て視界が遮られた、
そこで俺はさっきすれ違った人物を思い出した。確か俺と同じ柄のTNFのシェルを着て、
LEKIのストックとCANONのカメラを持っていた。俺と同じだ。メガネも帽子も全く同じだ。
そうして、俺が固まっているすぐ横を、俺と同じ格好をした奴が元気よく挨拶して通りすぎていきやがった。
俺はしばらく固まって動けなかった。
それから分岐点に戻ってデポしたザックを回収したが、他にデポされたザックはなかった。
奴はどこから来たんだ?あんな身軽な格好でこんなところまで来る奴がいるか?
何故か俺は腹が立ってきて腹が減ったので、そのまま愛山景温泉に降りて温泉につかることにした。
確かに流行のシェルだから他人の空似かもしれない、ストックもカメラも見間違いで、
そいつに2回すれ違っただけかもしれない・・・・・・・・・(いやそんな馬鹿な!)
ドッペルゲンガーというより時間の流れが錯綜したと言ったほうが良いのかもしれん。
以上おわり。
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