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MARiA麻莉亜 筋肉パワー登山★16

423 :底名無し沼さん (テテンテンテン MM7f-DwcK):2023/05/27(土) 23:17:34.02 ID:3udEp0BqM.net
メスナーが言ってたんだけど、ドイツ山岳会の方向は間違っていると。
難易度の高い岸壁にもボルトを打ち、誰でも登れるような安全クライミング(岩登り)に
しようとしていると。しかし、一番よいのはボルトなど打たないこと。さすれば、
臆病な普通の人は来なくなって、滑落死する人も減ると。
山はカオスなんだから、カオスなキチガイみたいな人に任せておけばいいと。
誰でも安全クライミングは方向として間違っていると。
彼は伝統的アルパインスタイルにこだわっており、つまりそれが行える強さを
前提としており、誰でもやる必要はないと。

一方で、地図ソフト・ジオグラフィカの作者は、youtubeのあるビデオをぼろくそに
けなしていた。彼によると、そのクライミング・ビデオは消防や自衛隊の登攀技術に
基づいていて、山の技術ではない。確保も一種類しか取ってない、ぜんぜん安全じゃないと
ボロクソ。
しかし、消防や自衛隊では、弾の嵐が降ってくるところだったり、建物が焼け落ちる寸前の状況だから、
二重確保なんてやってられない。ま、それを山クライミングとして紹介するのは問題があるかも
しれないが、 絶対安全を金科玉条にするのは、傲慢なんじゃないかと思った。目的がちがう。
ちなみに、この作者は涸沢カールに10回以上行っているが、それ以上の高所には行ったことが
ないと以前言っていた。だから彼がクランミングをやっていると聞いて驚いた。
つまり、彼は誰が付けたかわからない鎖だけに頼って危険箇所を行くのは
嫌らしいのだ。あまり言われないが、クライマーが修験道式の鎖場とか梯子とか行くのは恐いらしいのだ。外国人のクライマーだと拒否する人が多いらしい。

つまり、山と一口に言っても、いろいろな登り方、立場があるのだ。
・メスナーのような強者をよしとして、それだけの世界とするもの。
・絶対安全のクランミング法をよしとする人。
・修験道のように、落ちるかもしれないが、という経験を通して、生まれ直し、再生をはかるもの。

どれが正しいというもんでもないと思うんだよね。それぞれ。でも、それぞれは自分だけが正しいと確信している。

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