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ショパン国際ピアノコンクールを熱く語りましょう  PART70

327 :ギコ踏んじゃった:2021/10/23(土) 15:41:36.37 ID:Ug5IWdkD.net
反田恭平氏は期待通りの結果を残してくれた。
デビュー当時から素敵な人が飛び出た"(ノ*>∀<)ノ日本人ショパンコンクールの期待の星と歓喜していた。彼のことを書くと駄文3万字とかになるので、自分の感じたポイントだけ残しておこう。

ファイナル前までの彼の演奏は瞬発力が素晴らしく、積み重ねられた数々の技巧とテクニック、経験値が美事に昇華され、客観的に演出されている。勝つために戦略が練られ細密にコントロールされている。彼を追っていれば分かることだが、勝つ為の音を出す体型コントロールまで合わせてきた。勝負師。(デブ、ぽっちゃり、ラーメン屋店長とか言われていて笑ったが)

若手の荒削りなテクニックと感情の動きや、壊れて破綻しそうな危うさを孕んだショパンも好きだが、勝ちを取りにきた反田氏の演奏はアスリートぽくて良い。

ただ、ファイナルの協奏曲では自分が弾きたいであろうショパンを圧倒的な構成で聴かせてくれた。そこには封印が解かれ、夢を語り、恋をし、【ストレス発散】する男が現れた。直球でいうと欲求不満な男が凄いSEXを披露した(`L_` )。彼の最後の協奏曲は勿論オケ含めた全体コントロールもされ、見事なテクニックが散りばめられていたが、それよりも、彼の心と想いが体現され、これまた涙する演奏だった。

彼の追求したであろう物語が、聴衆それぞれの記憶に寄り添い、忘れていた感情や、恋や、想いの扉を開けた。会場で見ていたら、彼の発光現象を確認できたのではないかと思う。w

ショパンは協奏曲に向けて下記の手紙を残している。
↓↓↓
新作のコンチェルトのアダージョはホ長調だ。これはことさら効果を狙ってのものではなく、むしろロマンツェ風の、静かで、憂いがちな、それでいて懐かしいさまざまな思い出を呼び起こすようなある場所を、心を込めて、じっと見つめているようなイメージを与えようとしたものなのだ。美しい春の夜の、月光を浴びながら瞑想する、そのようなものでもある。
&#8212; 1830年5月15日付のショパンの手紙より。

ショパンの探求、体現、表現、テクニックという部分で実質彼が1位であることは、審査員も十分認識しているだろう。ただ1位になれば、1年間、またはそれ以上ショパン漬けの日々となり、印象、イメージの円に彼を閉じ込めてしまう。既に成功し、今後の目的がある反田氏の1位は足枷でしかない。2位は今後のマネージメントも考慮された最大の賞賛なのである。
SNSが注目される最中、彼はあまり良い写真がないのよね、良い写真がもっと公開されているとプロデュース的にいいと思うのだが。。彼はメッセージ送ると全部読んでくれるので提案しておこう。

反田氏のピアノはまだまだ聴きたいが、彼の目標は偉大な指揮者になること。10年後、彼の指揮するコンサートにお洒落して出かける自分が想像できるよ。
一番好きな日本人ショパン弾きは小林愛実さんになったけど、クラシック音楽家アスリートとして一番好きです。コンクール終わったので筋トレして絞って登場する彼に期待。(o・ω・o)&#9825;

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