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ショパン国際ピアノコンクールを熱く語りましょう PART70
- 664 :ギコ踏んじゃった:2021/10/23(土) 22:25:49.32 ID:IhOHNCLN.net
- >>648
ベテラン審査員パレチニが語るショパンコンクール
「コンクールで上位入賞するには、やはり各ラウンドで浮き沈みがあってはいけません。すべて安定したパフォーマンスをしないと。」
https://note.com/ptna_chopin/n/n7a6410a6655b
「まず、ショパンを演奏するうえでもっとも重要な根幹は、歌うということ。これは間違いありません。この歌の表現……レガート・カンタービレには、ピアニストの芸術的な個性、想像力、音楽的な語りの意味での時間の理解が、大きく影響します。
一部の若いピアニストは、豊かな表情の源はテンポとダイナミクスだと信じているようです。しかし、私は、音楽の真に豊かな表情は、深い芸術的イマジネーションと創造性の結果であり、また、その産物であるべきだと思います。
これらの重要な芸術的要素なしには、たとえ技術的に大変優れた演奏でも、表現の深みをまったく欠いたものになってしまいます。」
「楽譜に書かれたことを正確に読めていても、自然な語り口や表現が欠けていれば、それは単なるよくコピーされた音符の集合でしかありません。語ることもなく、自然な想像力の結晶でもない場合、その演奏が意味することは、ごくわずかです。
「ショパンの音楽は、喜び、悲しみ、怒り、静穏という、人間のあらゆる自然な感情にあふれた芸術です。音楽家の任務は、すべての聴き手が想像力を開き、アーティストの提示するものを追うことができるよう、こうした感情をしっかり届けることです。」
「聴き手のイマジネーションに触れ、彼らが最大限に集中した状態でメッセージの展開をしっかり追えるようにすること、それを最後の一音……つまり、ショパンの物語の最後の“言葉”まで、集中を保ってもらえるようにすること。」
https://ontomo-mag.com/article/interview/chopin-piano-competition02/
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