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ショパン国際ピアノコンクールを熱く語りましょう PART73
- 909 :ギコ踏んじゃった:2021/10/27(水) 15:12:45.34 ID:fJLgmHVY.net
- ルービンシュタインのワルツ、ノクターン、ボレロなどを聴くと、技術を超えた芸術性を備えた演奏というものが存在すること、
そうした演奏は一度聴いたら忘れられないような印象を心によく残すこと、といったことがよくわかる。
悪いけどコンクールピアニストは、まだ若くて未熟なせいもあるんだろうけど、技巧やらスピードやらパワーやら、表現面でもせいぜい
衒った作為的なニュアンスづくりの試みのようものしか感じられない。豊かな音楽性が察せられる演奏もあるにはあったけど、
やはりインパクト不足で、巨匠の演奏には遠く及ばない。コンクール基準が幅を利かすようになればなるほど、真の芸術、と言えるような
演奏は駆逐されていき、また、生まれ辛くもなってくんだろうなあ。芸術的な感性に乏しい大多数の聴衆の好みが、パワーや、フローレス(傷なし)
や、小手先のニュアンスを芸術だと思っていっぱい金を落とすからしょうがないんだろうな。
コンピュータで打ち込んで作るような音楽が効率よく金を生むから、人間の感情や思考や苦悩がよく反映された真に人間性にあふれた芸術味のある
演奏なんてものは、金の前には吹き飛ぶんだろうなあ。
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